2021年12月14日更新
3FM1クラス
第11回:2021年12月14日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※高度技術社会における技術者の新しい役割
・PCを用いた講義・演習
・関連する視聴覚教材の聴講など
・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書の精読(60分)
・次回に向けた予習:課題7(科学技術の専門家として求められる価値観)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)
1.飛行機 34名(57.6%)
2.自動車 25名(42.4%)
1.飛行機
・あまり乗らないから
・エンジン等が壊れたときに生き残れる可能性が相対的に低いため。
・スピードが速く高くスピードもあるから
・めったに乗らないから
・完全に自分の命の主導権を他人に握らせるから
・空の上だから自由がなく怖い
・経験が少ない
・経験が少ないから
・高所が怖いから
・高所であり、生存率面で考えると低いと考えたから。
・高所恐怖症だから。
・事故が起きる確率は低いが、万が一飛行機が落ちたらほぼ助からないと考えるため。
・事故の規模が大きそうだから。
・事故の時に死に至る確率が高そう。
・自己[「事故」の変換ミス]を起こしたら確実に死ぬから
・自動車に比べ乗ることに慣れていないため
・自動車はエアバッグなどの最低限のものが備えられているが、飛行機には備わっていないため。
・自分でできることが少なく、最終的に祈ることしかできないから
・自分では危険の回避ができないから。天災と同じ感覚。
・自分で操縦しないから。落ちるのが怖い
・重力に逆らって飛んでいる理由が和帰らない[「分からない」のタイプおよび変換ミス]
・助かる可能性が飛行機の方が低そうだから
・上空にあるから
・船体[機体のこと?]について未知のことが多いため
・地に足がついているかどうか
・墜落したらほぼ確実に死ぬから
・墜落したら確実な死が待っているから
・墜落した時に助かる可能性が低いから
・飛行機に対する理解が車より低い為
・飛行機の方が死亡リスクが高いと思うから
・物理的にたかい[(高度が)高い]から
・万が一事故が起きた場合、地面が遠い状況が怖いから。
・落ちたら怖いから
・落ちることを想像してしまうから2.自動車
・運転している側とすれば、運転技術の問題で交通事故が怖いため。
・運転のプロでもないし、ミスすることがあると思うから。
・事故が起きる確率が高いから
・事故数が飛行機よりおおい[多い]ため
・事故発生率が高いから
・自動車の方が、事故に遭う確率が高くて怪我をするから。
・自動車への乗車経験が豊富であり、危険は予測しやすい。対して飛行機は危険を予測しづらいため、不安を感じにくい。 [この方は「1.」ですね]
・自分が運転している時でもしていない時でも、他の車が原因で事故につながることが多くあるから。
・自分が運転して事故起こしたときに人を殺してしまう可能性があるから。
・手軽だから。
・乗る頻度が格段に多い
・身近にあるもので、危険性もよく把握しているから。
・身近にある存在で、便利なモノであり恐怖心が薄れている。身近であるからこそ怖い。
・数が多く、いつ事故に遭うか分からないから
・接触事故の可能性が高い
・操作が簡単だから。
・他の人との事故が起きる場合があるから
・飛行機に比べて自動車は事故が起きる確率があまりに高いから。
・飛行機の方が身近なものではない未知のものなので、怖い。
・飛行機は機械で制御されているが自動車は運転者の高齢化が進んでいるし、現在の免許による運転技術の安全性が保証されていない
・飛行機よりも事故が起こりやすいから
・飛行機よりも自動車による事故の確率が高いから。
・頻繁に運転するため、問題などが発見されると被害に遭う可能性が高いためである。
・歩行者が近くに多いから。
・利用する頻度が高いため、事故に遭うことも多くなると思うから。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・おつかれ[疲れ]さまです [いえいえ、どういたしまして。それより今日はお疲れの方が多いなぁという感じでした]
・この前の映像の構造?が知れて面白かった
・しっかりと振り返りができたので良かった。
・ジャクソンの利益、不利益のところまでは考えてなかったのでいい勉強になった。[無理な設定が多々見られるのですが、それでもやはり全体は優れていますよね]
・どこを重点に置くかによって考え方が変わっていくと感じた [こちらはリスクについてでしょうか、ギルベイン・ゴールドについてでしょうか]
・とても楽しかったです。 [ありがとうございます]
・やはりアメ車はダメだなと思いました [一般的にはとにかく大きいので、センセイも無理です。ただしテスラは違いますよ]
・リスクに対して感情的な判断が大きく関わっていることが分かった。
・リスクの大きさが難しいと感じた [以上、必ずしも客観的ではなく、心理学的な要因が大きいんですね]
・リスクの低減のためにいろんな方法があるということを知れた。 [そうなんです]
・リスク低減を理解し事故が起きないように注意しようと思った [まったくその通り]
・ルールを作っても、守らない人がいるので、その点は大変だと思った [こちらも実際その通り。運転していると時々、本当に変な人に出くわします]
・安心は人によって変わってくると思った。
・安全だけを確保しても、安心が得られない場合があるとわかった。リスクとどう向き合うかが重要であると思った。
・安全への考え方などは人それぞれに違いもあり難しいと思った。 [以上、心理学的な要素が意外に多いんですね]
・課題が続きますが頑張りたいと思います [どうしても重なってしまいますが、頑張ってください]
・課題の延期をしてくださるのは学生のことを考えてくれていると感じた。 [ありがとうございます。意地悪をしているわけではないので...]
・会社のリスクを考えたとき目先の利益にとらわれていると多額の損害が後々起こることがわかった。 [その通りなんですね]
・楽しい授業をありがとうございます [こちらこそ]
・技術者には様々なステークホルダーの立場を考えて判断することが求められると感じた。 [まったくその通り]
・今回の講義で、安全の感じ方の違いなどについて学ぶことができた。
・今日は、安心、安全についてしることができたため良かった。 [以上、「安全」を直訳しようと思っても、言葉が出なかったんじゃないでしょうか]
・志望している企業をより深く知る機会となった。 [それは良かった]
・時間が足りないので仕方がないと思うが、質問回答時間が少し短いと感じた。 [すみません。次回からは長くします]
・自動車の方が事故率が高いのはわかっていたが、飛行機のほうが怖いイメージがある理由がわかった [でしょ?]
・社会的責任について少し理解できた。 [ジャクソンが言っていたように、広く社会的責任があるんですね。ただし彼はその前提となる事実関係を明確にしていませんし、報告もしていませんが]
・身近な問題を上げるが、前回などからあった具体的案が少なく、想像する面白さが少なく感じた。大変申し訳ない!! [その点はこちらも難しさを感じています。ネタなど提案があったらお寄せください]
・生徒とのやり取りが多く、よかったと思う。 [ありがとうございます。なお、皆さんは「学生」で、「生徒」ではありません。学校教育法をお読みください]
・絶対安全は無いけど、安心する製品を選びたいと思った。 [もちろん]
・特にありません
・特になし
・特に無し。 [以上、はい]
・内部告発をするとしても多くのリスクがあり、慎重な判断が必要であると感じた [目的論(=功利主義)的説明ですが、できるだけ多くの人が傷つかずに済む方法を考えなくてはならないんですね]
・難しかった [複数。後半は初めて聞く話が続き、難しかったかもしれません。細かいことは結構ですので、話の流れや、安心安全については心理的要因が大きいことは考えてみてください]
・発生確率×事象の大きさで危険を定量的に表せると思ったが、人の倫理問題も関わってくるので、非常に難しいものだと感じた。 [実は、そうなんです]
・販売する商品のコストと安全性だけではなく、消費者の信頼にも着目する必要があることを理解した。 [特に近年は、ユーザーの視点が重要ですからね。それで商品の売れ足が違ってくる面があります]
・飛行機がピストルで穴が開くくらい柔らかいということに驚いた。 [アルミ合金ですからねぇ]
・飛行機事故を取り上げた番組を何回も見たことがあるため、飛行機の安全性が思っているよりも高く安心した。 [シカゴから帰ってくる時、乱気流で主翼が大きくたわんでいました。しかも長時間だったので、なかなかしんどかったです]
・理解できた [それは良かった]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。