2001年10月24日更新(2001年11月5日ページ移動。2003年2月1日および12月21日写真削除)
10月24日(水) 通勤途中の小さな市(いち)でエネルギーを分けてもらいましたセンセイは今日、自家用車で柏崎から新発田まで通勤しました。
この経路には出雲崎、和島、分水があります。実はこの場所は良寛和尚が生まれ(出雲崎)、修行し(分水)、亡くなった(和島)場所なのです。
今日はいつもより遅く出勤したのです。
で、分水町で小さな市(いち)を見つけました。分水駅(旧地蔵堂駅)のすぐ近くの小さな路地でした。市の長さは約150m、道路を挟み、路地を二つ使っています。
本当に沢山の種類のものを売っています。海産物、農産物から衣類まで、もうなんでもあり、です。
お客は中年〜老人が主体。観光客なんていません。で、雰囲気がとてもアットホームなのです。地域のおばちゃんが買い物車−−ご存じ?−−を押しながら集まる。会話も凄くって、「70[歳]すぎるとだめだのぉー」などと言ってます。ここでは40歳代のセンセイはまだまだ青二才です。
小さな分水町の、でもしっかりとみんなが地に足をおろして生きている。そんな感じです。
小さな市だったのですが、大切なものを分けてもらったような気がしました。
今日は所用があったので車で出勤しました。
午前中の仕事に区切りをつけたところで、気分転換に外で食事することにしました。
こういう時は新発田の田圃道をゆっくりと車で走ります。今日は雨が降りそうで空気中の水分も多く、遠くの山が霞んでいました。(上の写真)農作業の終わった田圃では、気の早い農夫が田起こし(耕起)をしていました。トラクターに小学生とおぼしき子供を乗せていたのですが、きっと昨日の日曜日に文化祭か何かがあってその代休なのでしょう。
しばらく走ってから、田圃の中の白い群に気づきました。白鳥です。
この近くには餌づけで有名な瓢湖などがあって、白鳥や雁(がん)などがたくさん飛来します。
まだずっと先のことだと思っていたのですが、もうすぐ冬なんですね。白鳥たちは工事の進む日本海沿岸道をバックに落ち穂を啄(ついば)んでいました。で、白鳥の様子を見て、ちょっと得をした気分になった西村センセイでした。
皆さん、週末はどのように過ごされたのでしょうか。
さて、学園祭シーズンもたけなわ。というわけで、柏崎市内の新潟工科大学の工科大祭へ行ってきました。
新潟工科大学は郊外の高台にあります。関係者は裏道から校舎まで行けるのですが、一般人や学生は階段を昇ります。これがけっこう辛いのです。
さすがに大学だけあって、先生や学生の研究成果がポスターで発表されています。
右の写真中、右側のパネルは先生方のものなのですが、さすがです。
左手奥のものは学生のもので、にんにくの効果、などというものもあります。ちょっと詰めが甘いかなぁー、とも思いますが、まぁ、学生の中間発表ですから、これで良しとしましょう。でも、こういった展示室には学生がだ〜れもいないのです。
で、どこへ行ったのかな、と思って構内を探してみると、ちゃんといました。......でも、彼らが熱中しているのは対戦型カードゲーム......。
他にもTVゲームやパソコンゲームの部屋にはそこそこ学生がいましたが、う〜ん、だいじょうぶかなぁーという感じです。
展示室が終わった所で、面白い(?)ものを見つけました。就職関係の掲示板です。内定先なども参考になったのですが、そもそも「情報電子[学科]」就職関係掲示板なのです。
以前から耳にはしていたのですが、工科大の場合、就職活動に至るまでいろんなことを学科単位で行っているのだそうです。学生の様子や、掲示板を見て、再びう〜〜んと考えてしまった西村センセイでした。
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