2025年11月5日更新
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■11月5日(火) この、家のような形をしたものは... ──長岡駅を何十年ぶりに車で訪れました──
写真はいずれも昨日撮影したもの。
本当は閉店した「そばよし」──何と「新潟テレビ21」は、今日も夕方のニュースで特集を組んだ──の様子を見てみたいところですが、それは無理。昨日と今日、実家他で親戚を含めたイベントが開かれたのです。
昨日は関係者の一組を長岡駅までお出迎え。当初は長岡駅からタクシーで親戚宅まで移動予定だったのです。でも今回は実家で親戚と相談事が。誤解されると困るのですが決して争いごとではありません。住人がいなくなったまま放置されている親戚宅やその土地を、今後どうするのかという実務的な相談。
全国の郡部で困っている問題です。
本来ならば父親が仕切るべきところですが、頭を使う場面になると「俺ぁ、もうすぐ人間止めるんだから...」とスタコラ逃げ出す。その一方で、おだてられるとすぐ調子に乗るのですが。
仕方がないのでセンセイがお出迎えするとともに、帰りの車中で事前に実務的な...となった次第。長岡市は新潟県のほぼ中央に位置します。前任校時代は仕事やプライベート──長岡駅前の飲み屋で業界関係者と有意義に飲んだりしていた──で割と訪れています。
当時は自家用車で訪れることが多かったと思う。電車の乗り換えで長岡駅には割と立ち寄っているのです。でも改札口や駅構内のスーパーなどを除くと、ちゃんと来たのは一昨年以来。(1回は路線バスを利用)
自動車で訪れたのはたぶん二十数年ぶり。長岡駅付近は再開発が進んでおり、以前とずいぶん様子が変わっています(2枚目の写真)。だから上手く駅前駐車場に車を止めることができるかどうか不安だったのですが、案ずるより生むは易し。
ぴったりの時刻に新幹線改札口へ...あれっ?!
本来の改札口(右)の隣に、「家」のような格好をした物体が出現しています。センセイは鉄道ファンなので即座に、それが何であるかを理解しました。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
これは顔認証改札機。(JR東日本のプレスリリース/報道例)新潟─長岡間の新幹線定期券(希望者)を対象として、全国初の実証実験を上越新幹線で来春まで実施するのです。このマシンはパナソニック コネクト(株)製。
現在は本体の周囲にカバーが掛けられています。対になる新潟駅には日本電気(株)製の改札機を配置。今日夕方のTVニュースは全局、明日から実験が始まることを伝えていました。
なお写真の色合いが他と異なるのはiPhone SE(2nd)で撮影したため。(カメラを車内に残してきた)客人は予定通りにご到着。助手席に乗せて、あれやこれやとご相談します。おかげで状況の概要を理解するとともに今後どうすべきか、イメージを描くことができました。
今朝は柏崎市内のホテルに泊まったべつな客人姉妹をお迎えに。こちらも車中でいろいろ話し、午前中は別な親戚宅(いずれも従姉)をハシゴ。お昼に皆が実家に集合して、大宴会に突入(ただし運転手のセンセイは飲んでいない)。田舎のノリだなぁ...。最後の最後で、やっとビジネスのお話。
概ね予定通りに軟着陸させることができました。3時間後、客人はタクシー2台に分乗してそれぞれ次の目的地へ。後片づけをして次期ご当主様の今日のお仕事はお終い。やれやれ。
今日は運動不足なので、帰宅後にスーパーまで往復。その後血圧を測定したのですが、初回はとんでもなく高い値。体力は使わなかったものの、ずいぶん気を遣ったらしい。もちろんその後低下しましたが、最後まで正常値をクリアできず。
でも、ま、しかたない。次期ご当主様(10代目予定)なので。
■11月4日(火) これで良かったのでは? ──当地のラーメン店「そばよし」が、惜しまれつつ閉店──
ほぼ「お約束」の話題。予想してい方も多いはず。
でも実は、営業最終日の「そばよし」を見に行くかどうか、まったく決めていなかったのです(ホントに)。しかも昨日はけっこう慌ただしかった。朝、実家から電話があり、それを受けてそっちへ行ったりあっちで調整したり。
自宅に戻ったのはお昼過ぎ。途中でお昼をいただきましたが、晩酌のツマミがありません。その時点ではある程度天気が持ちそうだったこともあり徒歩で外出。その後は天気がコロコロ変わり、大荒れになったり、少し静かになったり。
結果的に、時々雨宿りしながら当初イメージしていたものに近いルートを、やや短縮して歩くことにしました。後半は旧市街地へ。全区間ではありませんがアーケードがあるため、雨風を凌(しの)ぎやすいのです。拙宅位置との関係で旧市街地の最後は「そばよし」(本当に)。最終日はどうなるのかなぁーと思っていたのです。
一つの可能性は、最近のような屋や殺気だった猛烈な混雑。他方、この悪天候の影響で意外に、それほどじゃないかも。で、結果は後者。
「そばよし」前に到着したのは13:30ころ。駐車場や路面に雨の跡が明瞭に残っています。お客さんの列ができていますが予想外に短く、約30人。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。一部加工)
閉店が知られ始めた頃と比べても短い。(ただし撮影した時刻が異なる)報道された「最多160名」──ただし自分の目では見ていない──ほどではありません。う〜ん、これなら待ち時間は1時間から1時間半というところ。
個人的には、これで良かったんじゃないかなぁ...と考えています。誤解されたくないのですが、嫌味か何かで入店待ちの方の多寡(たか)に言及しているのではありません。先日まで顕著だった殺気だった感じがないのです。
もちろん一見(いちげん)の客もいらっしゃいます。でも並んでいる方々の表情は先日までのお祭りの殺気だった感じではなく、皆、シブい。地縁やたまたまの入店など、それぞれのご縁があって、「そばよし」を最後に訪れているという感じ。
「そばよし」には、この静かな終わり方の方が相応しいと思う。これに、足繁(しげ)く通った地元高齢者の姿があれば、より「そばよしらしい」感じになるんだけどなぁ...。
「そばよし」閉店の様子は、昨夕の地元民放「新潟テレビ21」ローカルニュース内で店主のインタビューを含めて、また『新潟日報』紙のWeb版(全文を読むためには登録が必要)で伝えられています。
後者によると、開店時は70名前後並んでいたらしい。『新潟日報』によると、閉店は18:00ころ。新潟テレビ21のニュースは18:15開始なので当然、映像撮影と電送、編集が間に合いません。そこで閉店のビデオを流した後で、キャスターが「先ほど、無事に閉店したとのことです」と説明。
いずれにせよ52年間の営業を、恙(つつが)なく終えることができたようです。長い間、本当にご苦労様でした。
同時に、今日から──今日は駅前を通っていない──の駅前商店街は、寂しくなるんだろうなぁ...。
■11月3日(月:祝日) 犯人は、誰?! ──乗車した北越急行の列車が、線路上の置き石を踏みつけました──
本題に入る前に、今日の当地の様子を。
11月3日(文化の日)は、晴れの特異日として知られています。ただし少なくとも当地は昨晩から大荒れ。夜になってやっと収まってきたところです。ちなみに最高気温は明け方に記録しており、その後は低下の一途。
上空に真冬並みの寒気が入り込んでいるのです。ただし雨も絶えず降っているわけではありません。時々、雲の切れ間に青空が見えることも。そこで雨雲レーダーと睨めっこしながら、お昼に2時間半ほど徒歩で外出。大きな傘を持っていますが、横殴りの雨にはかないません。
そんな時は大きなお店か、道路脇のカーポートをお借りして雨宿り。
途中2回ほど、積乱雲が急激に発達して割と近くで音とともに稲妻が数回光る場面が。風と雨が急に強くなったかと思ったら...何だか白っぽい。
霰(あられ)が降っているのです。目撃は今シーズン初めて。去年より3週間以上早い。でも地面がまだ暖かいので急速に融けてしまいます。慌ててカメラを取り出し、撮影したのが写真。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。原寸切り出し)
何度もお伝えしているように今年──というより最近──は、夏の次は(秋を飛ばして)冬という感じ。センセイは長距離走行するので、冬用タイヤへの交換を2週間後に予約。それまでに凍結したり雪が降ったり...ということはないことを願っています。
雪や氷の前にノーマルタイヤは無力──ほぼ自殺行為──なので。で、本題つまり昨日の続き。先々週末の塩沢訪問に際して、直江津で乗り換えて北越急行線の電車を利用しました。滞在時間に制限があるものの、接続が良いのです。
往路、電車はJR犀潟駅から自社線に入ります。北越急行は、越後湯沢と金沢を結んでいた特急「はくたか」用に、最高速度160km/h(国内最高)で設計された高規格路線。各駅停車とはいえ、どんどん加速します。もう少しで次の「くびき」駅というところで突然、「バシッ!!」という異音と軽い衝撃。
初めて聞く音です。
運転士は直ちに非常ブレーキを作動させるとともに、周囲を走行するすべての列車を停止させる「列車防護無線」という特殊な無線信号を発報。
車内に「ピッピッピッピッ....」という同無線の警報音が鳴り響きます。緊急事態...なのですが、お客さんの方はのんびりとしたもの(これはやや予想外)。あれこれ様子を確認しているのはセンセイだけでした。原因についてセンセイが最初に思いついたのは、架線のトラブル。
でもその後も通電していた──架線切断ならブレーカーが落ちるはず──ので、ハズレ。運転士(ワンマン運転)はテキパキと運転指令その他と無線で連絡を取っています。続いて車内アナウンス後、現場を確認すべく列車の外へ。
安全確認を含めて、本当に見事。柔道でもやっていたかのような体格の運転士の姿を一瞬見失ったのですが、気がつくと彼は雨──雨具は着ていない──の中、列車の後方を現場に向けて走っていきます。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
後ろ姿に、魅入るものがあります。現場までの距離はたぶん500m〜600m。しかも雨中での往復ですよ。
運転再開までに相当時間が...と覚悟したのですが何と、10分弱で彼の姿を再確認。ずぶ濡れで列車に乗り込むと運転指令に状況を報告。やり取りがあった後、「運行に支障がないことを確認したので、運転を再開します」とのアナウンス。
異音と衝撃の原因は何と、「(線路への)置き石」とのこと。これは完全に想定外。
調べて頂くとわかりますが、線路への置き石は非常に危険な行為。たとえ障害物が大きくなくても列車脱線や転覆に繋がる可能性があります。しかもここはかなり高い盛り土の上の線路なので、(センセイ自身を含めて)死傷者が出る可能性も。
当然、「犯人は誰か」ということに。でも良く考えてみると、運転士の説明はあっさりとしたもの。たとえば「怪しい少年/少女の姿を見かけた」などという話はありませんでした。それに線路は高い場所にあって接近は難しく、最寄り人家から600m以上離れています。
犯人は、誰?ご存じ、あるいはお察しかと思いますが「犯人」はおそらく、人間ではない。
カラスだろうと推測されます。鉄道については経験していませんが、センセイも運転中、カラスが路上に殻のままのクルミを置いて、通過する自動車がそれを粉砕してくれるまで待っている場面を複数回目撃しています。
カラスはとても賢いのです。列車は14分遅れで運転再開。当事者だったためか、感じた遅延時間よりずっと短い。センセイは単純に往復しているだけで越後湯沢駅での新幹線乗り継ぎはありません。でも該当する人は大変...と思っていたら、電車はどんどん加速。
遅れを取り戻すための「回復運転」です。高規格の北越急行線だからという面があるのですが、最終的な遅れは僅か4分(!!)。さすがにこれはびっくり。運転士さん、ずいぶん飛ばしたなぁー。
塩沢駅下車時──運転中に運転士に話しかけることは禁じられている──に、労(ねぎら)いの言葉をかけようかと思ったのですが何と、運転士は一つ前の六日町駅で交替。同駅は北越急行の拠点で本社があるのです。
それにしても安全最優先の、完璧な対応ぶりでした。心よりお礼申し上げるとともに、いろいろ学ばせて頂きました。
■11月2日(日) もはや、これだけで一幅の絵画... ──鈴木牧之の生誕地、旧塩沢町を訪れました──
お伝えし損なっていたお話。時間は、先々週の土曜日まで遡ります。
お伝えしたようにこの日、センセイは前任校の学園祭と新潟市で開かれた初の同窓会懇親会に参加。帰りは真っ暗です。加齢に伴い視力が低下しているので、現在は原則として夜間の運転はしていません。(葬儀等の緊急時を除く)
そのため、電車で移動。その際に利用したのは、何度かお伝えしたJR東日本の「えちごツーデーパス」という企画乗車券。土日限定ですが、ほぼ新潟県内のJR線および第三セクター線が乗り放題に。ちなみに磐越西線については、福島県の一部まで乗車可能。
一部繰り返しになりますが、学園祭他が開かれたのは土曜日。センセイはその日のうちに帰宅しているので、翌日曜日も県内の鉄道に乗車できます。鉄道ファンのセンセイがこれを見逃すわけがない。「最初からそれが狙いだった」という噂もありますが...。
問題は、雨。実は、前夜も予報に相違して全県的な雨に。帰路、電車を下車した方が濡れたまま駆ける姿をたくさん見かけました。日曜日はさらに悪化との予報。しかも重い「梅」望遠レンズを装着したカメラを携帯。
自ずと、目的地が絞られてきます。
この企画乗車券を利用する際、センセイは「テーマ」を考えます。実際には「言い訳」あるいは「口実」という表現の方が適切かも。
金沢工大退職後にこの企画乗車券を使い始めた頃のテーマは「しばらく乗っていない路線」。そもそもセンセイは関東の一部を除き、JR線のほとんどに乗車済。もちろん新潟県内は完全乗車しているため、理由付けは徐々に変化。
最近は列車乗車ではなく、食欲や鉄道移動を手段とした初めて現地訪問が主に。今回は後者。雨で戸外での歩行だけでなく、晩酌のツマミの購入にも制約があると予想されるので、自宅から直江津に移動し、そこから折り返す形で「ほくほく線」を利用してリベンジを果たすべく塩沢駅へ。
帰路はその逆。つまり鉄道ファン的に見たら「面白くない」選択。でも実際には、初めて遭遇する鉄道の事象も。(こちらは後日)
塩沢駅を選んだ理由はまず、何百回と通過しているにもかかわらず、駅に降りたことがない。その塩沢駅前で撮影したのが1枚目の写真。個人的には、これだけで、一幅(いっぷく)の絵画。
訪れた甲斐がありました。
左側の山が「巻機(まきはた)山」(1,967m)で、右は「朝日岳」(1,945m)らしい(後者は間違っているかも)。いずれも南魚沼市と群馬県みなかみ町にまたがっています。
つまりこの付近が群馬との県境。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))二つの目の理由は、ここ(旧塩沢町。現南魚沼市)が『北越雪譜』を表した鈴木牧之(ぼくし)の地であること。牧之は江戸時代後期の実業家であり文筆家。
江戸の人々は雪国の生活を知らないので、『北越雪譜』は空前のヒットに。「鈴木牧之記念館」があるだけでなく、生家前の通りは「牧之通り」(右の写真)として街並みが整備されています。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
さらに駅の近くには、牧之も取り扱っていた「塩沢つむぎ」の記念館も。センセイは「鈴木牧之記念館」、「牧之通り」の順に歩いたのですが、残念ながらここで時間切れ。越後湯沢駅で折り返す「ほくほく線」の電車に乗車する必要があるのです。
申し訳ありませんが、どちらの記念館も入館していません。不義理と短時間での滞在をお詫びして、ですが、この地が持っている本来のポテンシャルは相当高いという印象を受けました。ただし現状がその潜在的魅力を十分に発揮しているかというと、残念ながらそうとは言えない。
関東や長野県を中心として、それなりの観光客が自動車でお越しになっています。(鉄道ではない)本当に有り難いのですが、彼ら彼女らがリピートしてくださるかというと、かなり厳しいと思う。これはセンセイだけの意見ではなく、ネット上での評価と概ね一致します。関係者のご努力は良く分かるのですが...。
「もう一押し」が欲しい。個人的には、1枚目の写真の生活感に溢れる「軽トラ市」に興味があるのです。
一見(いちげん)の客の、無責任な発言ですが。
■11月1日(土) こちらは、「そばよし」の対極 ──住宅街の小料理店が静かに閉店していました──
少し間が空きましたが、ローカルな話題。
「田辺工房」のように新たに生まれてくる──正確には商売替えなので「再生」──お店もあれば、静かに退場していくものもあるので。ま、「そばよし」もその一つですが、(店主が望んでかどうかは別にして)注目を集めているので、別枠。
なお今日は「そばよし」の前を通っていないので、その様子はわかりません。
写真は先日気づいて撮影したもの。いつものように「田辺工房」の前を通って幹線道路を横断し、拙宅のある町内に入った時、あ"っ。
看板が、ない...。写真からお感じいただけると思いますが、当町内は住宅地。道路沿いに飲食店や保険会社、マッサージ店などがありますが、それ以外は個別住宅かアパート。
ちなみに東京電力の立派な社宅(マンション形式)も。幹線道路から1本入った場所にある写真の建物も実は、棟続きのアパート。だから油断していたのです。ところが数年前、建物中央に看板があることに気づきました。
小料理屋「風太」。市街地中心部から離れているし、人通りが多いわけでもありません。当然内部は改装されているはずですが、建物の制約から造りも大人数には対応していないはず。
だから本当にびっくり実際、常連客あるいは地域の方が1人あるいは少数で...というお店だったようです。同じ町内とはいえ、位置的にはほぼ隅から隅の対角線上に位置するので、お店の前を通るのは月に1回程度。
そもそも自宅でのセンセイはほとんど外で飲まないのですが、それでも割と近くに仕事上の知り合いが。だから...と考えていたのですが、機会を逃してしまった...。
看板跡を良く見るとかろうじて、「風太」と読み取ることができます。お店の評判は決して悪くなく、しかもお客さんをそれなりに迎えていたようなので、油断していました。今回の閉店は完全な想定外。
まぁ、出逢いも不意打ちでしたが。加齢に伴ってでしょうか、目立つものや派手なものよりも静かに滅びゆくものの方に親しみを覚えてしまいます。う〜ん、センセイもそう遠くない将来、「店仕舞い」かぁ?
閉店に到った事情については承知しておりませんし、詮索(せんさく)するつもりもありません。
長い間、ご苦労様でした。
■10月31日(金) 「そばよし」閉店まであと3日。ファンから贈られた花がお店の前に飾られています
予定を変更して、閉店が3日後に迫った地元のラーメン店「そばよし」の様子を。
というのは、現在全国的に天気が下り坂。当地を含む新潟県は明日から3日間つまり「そばよし」閉店まで雨の日がが続く見込みなのです。閉店が公表されると、予想通り県内外から多数のお客さんが。
行列が一気に長くなったのですが、報道によると多い日は160名もの方がが並んだそうな。(ただしお客の総数か、ある時点で並んだ最多人数かは不明)この間、いくつかの変化が。当初並んでいたお客さんは「あの懐かしい味に...」という方と、「話題のお店に並んでみました!!」という感じの方がメインで、全体としては割とのんびりしていたのです。
でも最近は、ちょっとギスギスした感じに変わっています。もちろん、いよいよ閉店が迫ったからでしょう、正直なところ、地元民はちょっと近寄りがたい雰囲気。実際、センセイがお店の前の歩道を歩いたのは丸椅子を撮影した時だけ。何度かお伝えしましたが、「そばよし」は地元高齢者の利用も多い。
でもさすがにこの状況では、無理だろうなぁ...。
写真は今日、開店前に撮影したもの。わざわざ訪れたのではなく、ここは晴れた日のお散歩コースなのです。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。一部加工)
ご覧のように、お店の前に花が。1週間くらい前から飾られているのですが、これはお客さんから贈られたものとのこと。性格にはお店を訪れて贈られたのか、遠方から送られてきたのかはわかりませんが。
11月3日の閉店に向けて、お花ももっと増えるんだろうなぁ...。問題は、最初に触れたこれからの天気。特に明日と明後日は大荒れが予想されています。三連休を利用して遠方から久しぶりに...とお考えの方もいらっしゃるのでしょうが、雨の中で4時間並ぶのはキツイ。
最終日つまり閉店の日は、天気こそ少し回復する──ただし曇り時々雨との予報──ものの、上空に真冬並みの寒気が。並ぶとしても、別な意味で辛そう。天気の影響はセンセイにも。
この駅前通りルートは晴れた日の経路。雨の日、特に風雨が強い日は、自宅から少し距離があるこの場所を通らないことが多い。したがって「そばよし」閉店の件、続報があるかどうかは不明です。
悪しからず。
■10月30日(木) ポイントは、リアリティ ──好天に恵まれたので、ハクチョウを撮影しました──
今日は木曜日なので、2週間ぶりに前任校で講義が。
ご存じのように、センセイは学園祭に参加するため先週土曜日も訪れています。でもその時は電車だったので長距離運転は久しぶり。他方、「サービス出勤」で配布教材を印刷済なので、気分は楽。
比較的ゆっくりと自宅を発つことができます。いつも通りの時間だと柏崎市内および新新バイパス(新潟市)のそれぞれ一部区間がかなり混雑するため、かなりエネルギーを消耗するのです。念のため、今日も往路は混雑区間を迂回しました。
それもあってか、途中までは順調に走行。ただし大河津分水付近では予報通り、濃霧が発生。フォグランプを点灯させて走行しました。昨晩から今朝にかけて全国的に晴れたため、放射冷却が起きたのです。当地も例外ではなく今朝の最低気温は3.8℃と、今シーズン最低。
新潟市に入るとストップ・アンド・ゴーを繰り返すように。特に渋滞していたというわけではないのですがトラックが多く、流れが悪い。また新新バイパス上には落下物が。流れがおかしかったので、変だなぁと思ったのです。でも連なって走行しているので、その存在に気づいた時には回避不能。
倖い、ネジや釘の類は付いていなかったようで、その後も無事に走行を続けることができました。往路の燃費は20.3km/L。ドア・ツー・ドアですから、相当な好記録です。
間が空いたのでどうなるかなぁ...と、ちょっとだけ心配しながら講義に臨みます。当然、反省点はあるものの概ね順調に終了。受講生もこちらも、割と簡単にリズムを取り戻すことができました。
講義終了後、次の「目的」のために移動開始。寒い国からやってきたハクチョウの撮影です。新潟県の場合、瓢湖には今月7日に第一陣が飛来。15日には当地でも初めて鳴き声を確認。
その翌16日、に前任校まで往復した時は長岡市内の国道116号線で200羽くらいの集団を目撃しています。瓢湖の関係者も仰っていましたが、いつもなら徐々に飛来するのですが今年は一斉にドカンと「来日」。ただしその日はセンセイの行動予定や天気が非常に厳しく、撮影どころではありませんでした。
でも今日は日本海側の当地では珍しく、雲一つない青空。写真は帰路、西蒲区升形(ますがた)地内で撮影したもの。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
国道116号線沿いに50羽くらいのハクチョウの集団をいくつか確認できます。でもハクチョウは警戒心が強い──ただし人間に慣れているハクチョウも存在する──ので、道路から200mくらい離れた安全な場所に陣取っています。
撮影は難しいし、交通量の多い道路に車を止めるわけにもいきません。そこで脇道に逸れ、約100m先にいる8羽の集団を車内から撮影しています。手前の2羽の成鳥はセンセイが車を止める前からずっと周囲を警戒していたのです。(顔は横向きだが、鳥類にとってはこれが対象を凝視している状態)
引き続き警戒状態ですが、特に危険を感じているというわけでもなさそう。撮影し始めると、成鳥の後ろから2羽の幼鳥が顔を出して歩き始めました。おそらくそれもあって成鳥は周囲を警戒していたのでしょう。後ろの成鳥4羽はというと、お食事に夢中。警戒心なんて微塵も感じられません。
なお、その後の予定もあり、今日は気合いを入れての撮影ではありません。いわばスナップショット代わり。でも今日は「松」望遠レンズ(“EF70-300mm F4-5.6 IS II USM”)の望遠端(35mm換算480mm)での撮影。カメラに詳しくないセンセイですが、良いレンズだと考えています。ただしその分、ピント合わせが難しい。
いわゆる「後ピン」になりやすいのです。その難点を認めつつも、ですが、カメラのキタムラで見かけた望遠レンズ(“EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM”。2枚目の写真)あるいは、あるいは「竹」望遠レンズ(“EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM”)との違いをお感じいただけるでしょうか...。
センセイが拘っているのはリアリティ。マンガやアニメと異なり、現実の世界は綺麗事ばかりではありません。でもそれ故の「美しさ」も。小綺麗に撮ったり、加工する──義理の甥によると、最近は割と良く使われているらしい──のではなく、重い現実を可能な限りそのまま映像に残す。
その点、この「松」だけでなく中古で購入した「梅」望遠レンズもかなり優れていると思うのですが...。こればかりは皆様のご判断を仰ぐしかありません。
脇道に1分ほど停車しただけで、センセイは再び帰路に。帰りは至って順調な走行。センセイは急加速しないので、青信号になってから隣の軽自動車にあっさりと抜かれてしまいましたが、これはよくあること。
おかげで帰路の燃費は、自己ベストの21.3km/L(!!)。ストレスが少なかったのだから血圧も...と願ったのですが、こちらは甘かった。「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は130mmHg。しかもデータの変動が大きい上に、いわゆる「下」(「弛緩期血圧」)の「平均」(同)は76mmHgと、センセイとしては非常に高い。
やはり運転に相当気を使ったということなのでしょう。でもやはり、ここは安全と無事故が最優先。
だから、ま、仕方ありません。
■10月29日(水) 普通のお宅なのに、木工用品店? ──ここはアニメに登場する武器製造所かも... ──
今日はほぼ、リンク先のご紹介のようなもの。地元をちゃんと観ていないと深く反省して、です。
2枚の写真は撮影日が異なります。1枚目は今日の午後、市内某所──後述のサイト等では公表済──において、「神」広角レンズで撮影したもの。花崗(かこう)岩(御影(みかげ)石)の立派な門柱のあるお宅です。
ここは、町内こそ異なるものの拙宅の近く。
白状するとセンセイのお散歩コースの一つ。JR越後線柏崎─東柏崎駅間にアンダーパスがある関係で、この付近の経路がほぼ2ヶ所に限られるのです。
道路を横断するために、2日に1回くらいの割合で通っています。だから自分では「観ている」つもりだったのです。でも1ヶ月くらい前、たまたまGoogleマップを開くと、ここに「田辺工房 木工用品店」という商店のアイコンが。
そんなお店、見たことがありません。ご覧のように、ごく普通のお宅。最初は「マップの間違いだろう...」と思ったのですが、どうやらそうではないらしい。決定打は、県内で最大の発行部数を誇る「新潟日報」紙の紹介記事。(全文を読むためには登録が必要)
他から得ていた情報を完全に一致します。先々週は、日テレ系地元テレビ局TENYが夕方のニュースで特集を組んだほど。この他にも『日刊にいがたwebタウン情報』その他で紹介されています。
センセイの下手な文章を読むよりも、リンク先の方が分かりやすい。(スミマセン)
「マップ」の「木工用品店」という表示は正しかったのです。何しろここで製造販売されているのは木工品なので。ただしその商品が極めてユニーク。
とても大きなピザカッターや木の特製を生かしたお皿、そして「木の子」。ご主人はもともと別な仕事に従事していらっしゃったようですが事情があって、1枚目の写真右奥にあると推測される工房で木工製品を製造、販売することに。
ゲーム好きという感性を生かして、他に例を見ない商品を創り出していらっしゃいます。今風の情報発信と販売(インスタグラム/ベースショップ/X/YouTube/TikTok)にも取り組んでいらっしゃいます。そちらをご覧いただくと、彼の世界観を感じていただけるのでは。
最近では柏崎市のふるさと納税返礼品(ふるさとチョイス)に選定。しかもこれがクリエーターを含めて、さらに多くの方に影響を与えるという好循環を呼び、各地で開催されるイベントにも参加していらっしゃるとのこと。
右の写真は先週撮影したもの。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。原寸切り出し)1枚目の写真でワンボックスカーが止まっている場所に置かれていたものです。何だろうと思ったのですがどうやら、ゲームの中のダイアログボックスを模したものらしい。これならイベントで...と思ったのですが、どうやら木製。
重すぎて運ぶのは難しいと思います。正直なところ、個人的にはご縁がなさそう。でも、(上から目線で申し訳ないのですが)ご主人の意気込みは高く評価したいし実際、それが現在に繋がっていると思います。こんな方が当地にいらしたんだ...。
何のことはなく、やっぱりセンセイは観ていない、というオチ。トホホ。
■10月28日(火) 3週間前は半袖だったのに... ──実家TVの受信不具合を直して頂きました──
今日の午前中は実家へ。
今月上旬の台所工事に続き、地元が実家の電気工事にお越しになるのです。今回は、前回時間が足りずに残ってしまったテレビの修理。本体の問題ではなく、受信設備の不具合と推測されます。
父親によると、チャンネルによって時々映りが悪くなるだけでなく、画面が消える時があるというのです。テレビ本体の不具合の可能性は残るのですが信号レベルを確認すると、確かに低め。1回だけですが確かにデジタル特有のブロックノイズが発生し、さらには受信不能になる場面を目撃しています。
その時の信号レベルは異常に低く、受信関係の不具合と判断した次第。ところが、思い当たる原因がありません。
話が飛ぶようですが、実家のある地域を北陸自動車道が横断しています(実家の場合、裏山の向こう)。現在とは異なり、アナログテレビ放送の時代です。山陰で電波が届きにくかったことに加えて、高速で走行する自動車の受信障害が懸念されました。
そこで道路公団が資金を提供(のはず)して、共同受信システム(CATV)を設置。丘の上で受信した電波をそのままケーブルで配信するだけの簡易なものです。当地の北陸自動車道は1980年に開通していますが、その前年から共同受信が開始されたと記憶しています。
その後は受信者(受信組合)が維持費用を負担してきました。されど設置後40年以上を経過して設備が老朽化したため、そのままでの維持が困難に。他方、この間にテレビ放送はデジタル化されています。そこで割と最近、実家を含めて各受信者の負担で再び個別受信に切り替えたのです。
工事を担当したのは今回の電器店。その際、室内配線等を除く受信設備をすべて更新したはず...なのに、信号レベルの低下が。ナシテ?
室内配線の一部はセンセイが高性能のものに交換しましたが、大幅な改善には到らず。そこで改めて設備を確認すると、どうも受信アンテナの下に設置されたブースターが怪しい。設置されてからかなり経過しているのです。
そこでの打合せの際に確認すると、個別受信工事の際に交換していないというのです。他のお宅も同様とのこと。なるほど。これで不具合の原因はほぼ確定。個別受信工事で電器店が直接触ったのは、地上波アンテナ設置──もともとBS放送は個別受信──からこのブースター兼混合器まで。そのブースターに不具合が発生しているのです。
推定される原因は、経年劣化。設置されてから40年以上経過しています。設計寿命は10年程度(ただし実際には20〜25年程度機能することが多い)。抵抗や半導体などの部品は劣化が少ないのですがコンデンサ、特に電力供給部の電解コンデンサは別。
乾電池同様、実は寿命がかなり短い。もちろん設計側もそれを承知の上で、です。でもさすがに40年持つとは考えられません。ブースターの型番を調べたのですが正確な製造年はわからなかったものの、おそらく2000年前後と推測されます。
つまり共同受信設備設置後20〜25年くらいのタイミングで、組合が各戸のブースターを更新したらしい。
打合せの際に電器店の若旦那にその旨を話すと、彼も同意。しかも「今のブースターは性能(「利得」(ゲイン:gain)がいいので..」とのこと。
というわけで予想より時間がかかったものの、やっとブースターを交換することに。問題は今日の雨。先週電器店から連絡があり工事日を決めたのですが、その際、天気の懸念もお伝えしました。ただしアンテナなど高所に上るわけではないので、先方の希望通り今日に。
でも実際は想定以上の降りになる場面も。倖い、屋外工事の間は小降りに。
実は今回の工事は割と基本的なもの。内緒ですが、実はセンセイでも可能(こちらおよびこちら)。でもここは依頼主である両親の満足度が重要。
工事終了後に皆でお茶を飲んでいると、両親ともに満足そう。父親は「オラ、何(なん)にも分からね」。母親は自慢話ばかり。ま、いいんですけど。
で、肝心の工事の結果はというと、う〜ん、ちょっと微妙。若旦那の言葉とは違って、入力信号のレベルはブースター交換前とほぼ同じ。つまり入力信号系のどこかに問題が残っていることは確実。
他方、短期的なトラブルはこれで解決したと考えられます。若旦那はというと、どうやら「見なかったこと」にしたいらしい。
(再び)ま、いいんです。良くも悪くも、お互い、オトナ。
ちなみに3週間前の若旦那らは半袖姿。でも今日は雨が降っているということもあってでしょう、ご覧のようにフル装備。前回の気温は約27℃でしたが、今日は約10℃。何回もお伝えしているように、季節は一気に初冬に突入。
秋を置いてけぼりにして、です。
■10月27日(月) 車両基地に、見慣れぬ新幹線?! ──センセイは、いつでもどこでも鉄分補給──
もう1日だけ土曜日の学園祭のお話を。
お伝えしたように、前任校へは電車で往復しました。白新線のこの区間にちゃんと乗車するのは6月以来(一部区間はその後も乗車している)。ただし慣れ親しんだ路線なので、特別な感情が湧いてくるわけではありません。
気を緩めていたその時、あ"っ...。電車は、東新潟駅を発車して加速中。JR貨物新潟貨物ターミナル駅(こちらやこちら)を挟んで、その北にはJR東日本新潟新幹線車両センター。新潟駅からだと、東新潟駅手前で目に入ってくるのが「着発収容線」。
要するに新幹線の車庫。東新潟駅を過ぎると、今度は「仕業・交番検査線」という保守点検のための施設が。太平洋側と違って日本海側の収容線および検査線は屋根で覆われています。だから新幹線は見えないのが普通。
でも土曜日は、検査線の建物の手前に見慣れない新幹線の姿が。もちろん一目で山形新幹線用のE3系だと理解しました。そういえば...。
残念ながら不意打ちだったので撮影がまったく間に合いませんでした。しかもこの日はかなり歩くつもりだったので、重い「梅」望遠レンズを持参していません。
そこで同窓会懇親会への移動途中で撮影したのが右の写真。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。原寸切り出し)“PowerShot G9 X Mark II”の望遠端(35mm換算84mm)で撮影しています。f/2.0と明るいレンズなのですが、この時は望遠端なのでf/4.9と暗く、1/200sで撮影してもブレが。
もちろん、電車が高速で走行していることも関係しています。見間違いがなければ、朝は3両だったのです。しかも低速移動中のような...(この点は見間違いの可能性が高い)。帰路の撮影時は、ご覧のようにグリーン車の11号車(左)と12号車のみ。
新潟には一時期、E3系「現美新幹線」が所属。センセイも1回乗車したことが。ただしそれ以外の配属はありません。それなのに、なぜE3系新幹線(L71編成)がここに存在するかというと廃車解体のため。お察しの方も多かったはず。
廃車回送情報(こちらおよびこちら)については接していたのですが、残念ながら往路では失念していました。トホホ。実はE3系、もう1編成(L70編成)が当所で解体中(こちらおよびこちら)のはず。センセイ自身は目撃していませんが。
新潟から長野へ移動する際、新幹線および在来線ともに長野駅手前で、JR「長野総合車両センター」脇を通ります。同施設の機能の一つが車両の解体。特に大宮での解体が終了して以降、首都圏での車両のはここで解体されるように。
解体中あるいは待機中の車両は、本当に悲しそう。もちろん、世代交替のためには必要なこと。
でも最近は何だか、皮膚感覚で我が事と思える時があります。
■10月26日(日) う〜んこれって、サービス出勤? ──学園祭と、初の同窓会懇親会に参加しました──
サブタイトル通りのお話。
昨日と今日、前任校で学園祭(「第35回敬和祭」)が開催されました。退職後はできるだけ参加するようにしているのですが、後述する理由もあって今年も訪れることに。そして最近の講義の時と違って、電車。
ただし昨年とは異なり、お昼頃までに着けば良い。そこでいつも通りに起床して快速列車を2本乗り継ぎ、まず新潟駅へ。そこで白新線に乗り換えます。接続は良く、乗り換え時間を含めても2時間半弱で最寄りの佐々木駅到着。混雑もなく、楽だなぁー。
混雑し、しばしば事故で激しい渋滞が発生する新新バイパスを走らなくても済むし。ただし講義でこの移動パターンを採用すると帰宅が非常に遅くなる──帰路の列車接続が絶望的なまでに悪い──ため、我が家の「門限」に間に合わなくなるのです。だから仕方ない。予想に反して、佐々木駅では15人ほどの若者が下車。
駅前には学バスが待機しており、少なくとも数名が乗車しようとしています。もちろん全員が敬和祭の参加者。センセイはというと、一つ先の西新発田駅で下車。決して他意はなく、今日の日中は天気が持ちそうなので、健康維持のために歩こう──所要時間約30分──と考えたのです。また学園祭の屋台で提供されるものは塩分が多い。
そこで昨年同様、途中でできるだけ低塩分のお昼を頂くことに。
さらに、ちょっと遠回りして大学正門(右の写真)到着。中庭の奥にテント群が見えます。そこまで移動して撮影したのが、2枚目の写真。
いずれも、いかにも大学祭という感じ。受付でプログラムをもらったのですが、何と各プログラムは撮影録画録音禁止とのこと。有料のものや著作権に関係するものについてはわかりますが、ナシテ?
ただし指示に反するつもりはないので、これ以降の写真はなし。軽音楽部の演奏だったり、サークルやゼミの発表だったり。でも今年は、割とアカデミックなプログラムも。まるで去年の要望が一気に実現したかのよう。
会場をざっと一巡してから、センセイは事務室へ。講義配布資料の原版を出力していただいたので、それを使って配布分を印刷しようというのです(これが一つの目的)。出勤後の印刷はどうしてもバタバタするし、機器や紙のトラブルも発生しがち。
う〜ん、でもこれって、「サービス出勤」かも。ま、いいんですけど。
特筆すべきは敬和祭初の「同窓会企画」。日中は大学でシンポジウムが、そして夜は新潟市内で同窓会懇親会──何と、初めての開催!! ──が開かれます。
センセイにとって、これが参加の主目的。実は、こちらは企画そのものが最近で、センセイも1ヶ月くらい前に教えていただいたという状態。OB・OGそして旧教職員に情報が行き届いているとは言い難い。
どうなるかなぁ...と思ったのですが、昼のシンポジウムには多くの方が参加。古い卒業生もいらっしゃり、他のOGの方を含めて近況を教えていただきました。皆様お元気そうで何より。で、センセイはというと、途中で退席。
移動の電車の関係です。大学が手配してくださった学バスを利用してもいいのですが、婚姻会会場入りが直前になります。そこで早めに大学を離れ、お世話になった「ほしの」前などを経由して佐々木駅へ。
センセイは問題なく新潟市へ移動。新潟駅前で「ここでしかできない」調べものをしてから懇親会会場へ早めに移動。でも受付開始時刻になっても...来ない。お客さんは数人待機しているのですが、大学および同窓会の関係者の姿が見えません。
約30分遅れで到着。
センセイが懸念した通り、新新バイパス上での交通事故で激しい渋滞が発生したとのこと。少し助けながら開始時刻を迎えました。やれやれと思っていると、今度はお客さんの方の集まりが悪い。
みんな、「新潟時間」──開始時刻になってから家を出る──なのね。もちろん実際にはそこまで酷くないのですが、渋滞その他で到着が遅れたようです...が、個人的には非常に困ったことに。
前述したようにセンセイが今回の企画を知ったのは割と最近。直ちに新潟市内の安ホテルを調べたのですが、すでに満室。つまりその日のうちに帰るしかない。しかも以前とは違って遅い時間の優等列車は存在しません。
年齢と翌日の予定を考えると、どんなに遅くとも18:33の各駅停車に乗車する必要が。
最後の写真はいよいよ同窓会懇親会が始まり、会長(1期生)が挨拶しているところ。彼は優秀な方。受付が到着する前後の20分ほどお話をさせていただくことができました。
今後の活躍が期待される方です。続いて旧職員による乾杯があり、センセイは小さなコップに入ったビールを頂きます(この時点で、自動車運転不可)。これから...という場面ですが、すでにタイムアップ。
センセイは会場を後にして信越線の電車に乗り込み、東三条駅で弥彦線に乗り換えます。この列車は吉田駅を経由して柏崎へ向かう越後線の最終列車。お客さんはどんどん下車して、最終的な乗客はセンセイを含めて6名。
少しは何か口にできるかと思って晩酌のツマミを用意していなかったのですが、完全なハズレ。そこで途中にあるスーパーに立ち寄ったのですが、おぉ、見事なまでに総菜類が売り切れています。かろうじて並んでいたイカの唐揚げ(半額値引)を購入。
入浴後に頂いたのですが、予想外に塩分が多い。そこで衣の部分などは廃棄することに。帰宅直後に血圧を測定したのですが、「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は136mmHgと、正常値をクリアできず。個人的にはさほどストレスを感じていないのですが、身体の方はふだんと違う行動パターンに戸惑っているかのよう。
就寝は1時半と遅かった。でも今朝の「平均」は108mmHgと、最近ではかなり低い方。ま、昨晩の飲み始めは遅かったけれどサッポロビール「黒ラベル」に助けられて、それなりに休むことができたということなのでしょうか...。
ちなみに加齢に伴い、深い睡眠がなかなか難しくなります。センセイのように睡眠(特に入眠)とアルコール接種を関係づけることは、いろいろな意味で決して賢明な行為ではありません。
念のため。
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