2002年3月23日更新(2002年4月1日ページ移動。2003年3月16日および2004年4月16日一部写真削除)

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−−2002年3月第4週−−

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3月23日(土) 西村センセイ、初めて京都大学に入る!!

 西村センセイはただ今京都に来ています。京都大学で開かれた研究会に参加するためです。

 今朝は午前5時に早起き。西村センセイ、旅に出る時に寝坊したことは一度もありません。始発の各駅停車で近くのターミナル駅へ移動し、特急列車で京都に着きました。
 金沢を出る時は雨で、センセイも駅までタクシーを利用したのですが、福井県を境に天気は良くなり、京都は快晴です。東京の桜は満開だそうですが、センセイが通った限りでは、京都の桜はこれからです。ちょうど学校の入学式と同じ頃でしょうか。

 センセイ、京都大学に入るのは初めてです。やはり歴史を感じさせるキャンパスですが、それぞれの建物はどんどん立て直されているので、各施設に関しては普通の大学といった感じです。

 今回の研究会はセンセイにとっては初めての参加だったのですが、基調講演をされた先生を含めて、何人かの知り合いにお目にかかることができました。やはり持つべきものはお友達ネットワーク!!

 発表の内容はとても刺激的。やはり日頃モヤモヤしてなかなか見えなかったものがスッキリする感じです。
 やはり他の方の意見を聞くのは参考になりますね。

 今日は会の終了後大阪へ移動して、高校の同級生と26年ぶりに飲むことになっています。さてどうなることやら。

 明日はまたへんてこりんなルートの旅に出ます。それでは、また。



3月22日(金) 市民課窓口は社会の縮図? −−西村センセイ、金沢市民になる−−

 昨日の高温から一転して、金沢は寒いくらいです。細い雨が続いています。

 昼までに今日の所用を終えたので、午後から金沢市役所へ行きました。もちろん転入手続きのためです。
 年度末のせいでしょうが、窓口はとても混んでいました。5つも開いている市民課窓口。いずれも順番にならんで待っています。『入学生の皆さんへ』と題された小冊子を手にしたお嬢さんが不安そうに窓口を見つめています。

 しばらく待っていて、混雑の理由が人数の多さだけではないことに気づきました。一人一人の処理にやたら時間がかかっているのです。

ケース1:
 センセイのすぐ前の女性の場合。たぶん大学か短大を卒業して転出していくのだと思いますが、詳しそうな男性係員とかなりやり合っています。彼女は戸籍の筆頭者を自分に変えたいというのです。戸籍制度の本質的な問題点はさておいて、現状では勝手に変更することはできません。係員は必死に説明するのですが、なかなか納得せず、プリプリしながら帰っていきました。

ケース2:
 隣の窓口の女性。やはり20歳くらいなのですが、窓口に書類を広げて携帯で誰かとだらだらと連絡を取っています。この間、窓口のコンピュータは彼女に関する情報を表示したままなので、他の人の作業を進めるわけにも行きません。窓口の年輩の女性はじっと耐えています。後ろに続く人たちは、今にも
プツッ!! と切れてしまいそうな気配です。

ケース3:
 老人がやってきました。何を話しているか係員は理解できないので応答に困っています。
 それでも時間をかけて聞くと、自分の住所に他人が勝手に住民票を移してきたので、何とかしてくれとのこと。それは確かにお困りでしょう。しかもその人とは連絡が取れないとのこと......。その人にも何らかの事情があるのでしょうが......。

 というわけで、センセイの順番になったのですが、係員は明らかにケース1の女性の件でストレスがたまっています。それでもそれをできるだけ顔に出さないようにしてセンセイの処理を終えたのでした。いくつかの記入ミスを直しながら。

 センセイとしてはスッキリと転入したかったのですが、そううまくは行きませんでした。今日の金沢の天気のようです。でも、実社会ってこんなもんだよね、などと考え直しながら自宅へ戻るのでした。

 明日は関西へ移動します。いくつか初めての場所を訪問します。ご期待ください。



3月21日(木:春分の日) やっぱり富山のうどんはおいしい!!

 今日も旅ネタですみません。異常な高温と大嵐の中を金沢へやってきました。

 一昨日におなかをすかせたまま通過してしまった富山駅(こちら)。
 今日は乗り換えの時間が十分にあったので、1番ホームの「立山そば」へ寄りました。

 お店の前にはちょっとコワそうな高校生が数人......でも実際は気のいい高校生で、お店の人と親しく話をしていました。顔なじみのようです。
 センセイが見ている限りですが、富山県の高校生は一般的に、新潟県の高校生と比較して質素ですし、また好印象を受けます。

 せっかくの「立山そば」なのですが、センセイはうどん派なので素うどんにします。蕎麦のおいしさもわかるのですが、なぜかうどんになってしまうのです。

 隣接する新潟と富山ですが、やはり文化圏がちがいます。そして味がちがいます。
 ただのうどんですが、ご覧のようにだしがベース。新潟や東京のようにしょっぱくはありません。それでも関西の人間に言わせると富山や金沢は「ちょっとしょっぱい」のだそうです。
 麺は普通の茹で麺、だしもビニール袋に入った大量生産品らしいのですが、やはり、おいしい。

 よく見るとかまぼこに「立山」と入っているところがニクイ。

 センセイ、このごろ関東の醤油味のうどんより関西系のうどんが気に入っているのです。満足、満足。



3月20日(水) ポスターにつられて旅に出る...

 駅で電車を待っている時、ふとポスターに目が止まり、その場所へ行ってみたいなぁーと思うことはありませんか?(センセイだけだったりして。)
 JRだと「青春18キップ」という各駅停車・快速に乗り放題のキップのポスターは、「日本に本当にこんな場所あるんだろうか。確かめてみたい!!」と思うほど良くできています。

 昨日金沢から戻る車内に、ジパング倶楽部という高齢者向けの優待割引のポスターが張ってありました(上の写真)。
 左半分には長年連れ添ったらしい夫婦が、海沿いのきれいな風景に囲まれた駅で列車に(?)手を振っている写真があります。ジパング倶楽部でここ数年ずっと使っているポスターですから、全国に張り出されている写真です。
 好き嫌いはおありでしょうが、個人的にはその場所へ行ってみたいなぁーと思わせる写真です。

 実はこの写真、何とセンセイが住む柏崎市内で撮影されたのです。
 このポスターには書いてありませんが、大きな駅張りのものにはちゃんと「信越本線米山駅」と書かれていますし、それを読むまでもなく、センセイは一目でどこだかわかりました。

 一応、証拠写真(下)を掲載します。

 列車は駅舎の前に停車するので、ちょっとポスターと構図が変わってしまいますが、左前方の岬(聖ヶ鼻)の形を比べていただくと同一の場所であることが一目瞭然です。
 ポスターはホームのずっと手前、ホームがなくなってしまうところで撮影していて、駅舎や跨線橋は夫婦の陰に隠されていることがお分かりいただけるかと思います。

 センセイは高校生の時から地質調査−−センセイの高校では必修だった−−などでこの聖ヶ鼻近辺にはよく出かけていました。
 この辺の海沿いには廃止された信越本線の旧線が走っていて、昔はさぞ眺めが良かったんだろうなぁーと思わせる場所です。地質学的は珍しい「層間褶曲
(しゅうきょく)」−−上下に挟まれた真ん中の地層だけが褶曲している−−すら車窓から望むことができたんですよ。

 それにしても、実際の現場とポスターを比べてみると、本当によく考えられて撮影されていることに気づきます。日本海側の鄙(ひな)びた駅に老夫婦が降り立つことなど、よく考えるとまずあり得ないのですが、そんなことは微塵(みじん)も感じさせません。

 すっかり旅づいた西村センセイは、明日から再び出かけます。寄り道をして日本海を楽しもうか、目的地に直行して仕事に励むか......さて、どうしましょう。



3月19日(火) 各駅停車の旅で困ること...

 金沢での仕事が早めに片づいたので、各駅停車に乗って新潟に戻りました......といっても、新潟に滞在するのは明日だけなのですが。

 朝、アパートの近くを歩いていると、1台の乗用車とすれ違いました。お父さんが中学生(?)のお嬢さんを載せていました。
 最初は「きちんとした身なりをしていたな」くらいしか考えなかったのですが、ふと、いつもの登校時刻より遅いことに気づきました。そう、今日はたぶん卒業式なのです。式に出席する娘を送って行くところだったのでしょう。
 北陸本線の電車に乗っても、たくさんの中・高生やら、就職説明会に向かうらしいリクルートスーツのお嬢さんやらにやはりいつもと違う感じを受けます。季節の変わり目なのですね。

 各駅停車の旅は、いろんな人と会えたり、いろんな風景−−例えば今日は線路際の狭い土地を、腰を曲げて耕す老女とか−−に出会えるので、センセイはとても好きなのですが、時々困ったことも起きます。

 今日は途中から中・高生が次々と乗ってきました。狭い出入口にたむろするので乗り降りに時間がかかって、列車がどんどん遅れてしまいます。「中程にお詰めください」という車掌のアナウンスが響きます。
 今回利用した列車は乗り換えの接続が良すぎて、とうとう乗り換えの駅でお弁当を買うことができませんでした。で、お腹をすかせたまま西村センセイは自宅に戻ったのでした。
 朝早く出発する時も同様で、小さな街だとキヨスクはもちろんのことコンビニすら開いていないこともあります。山陰線に乗った時はお昼近くまで何も食べられませんでした。

 それでも西村センセイ、やっぱり各駅停車の旅をやめられない......。


3月18日(月) 金沢で見つけたちょっと不思議ななもの!? −−金沢からお送りしています−−

 西村センセイは、彼岸入りした金沢に来ています。当地は午前中よく晴れ、またとても暖かかったのですが、上空に寒気が入った午後からは気温が低下して雨も降り、雷も鳴りました。

 今日は金沢市内で見つけたちょっと不思議なものをご紹介します。

 上の写真はセンセイが借りたアパートの近くにある本屋さんです。最も近いので、たぶんこれからよく利用することになるでしょう。

 で、この写真の中に不思議なものがあるのですが......この大きさではちょっと無理かな?

 下の写真は看板の一部を拡大したものです。

 もうお分かりかと思いますが、閉店時刻が12:07というとても半端な時刻なのです......なぜなのでしょう????



3月17日(日) 今季最後のファミリースキーに出かけました

 まず最初にご報告。サイボーグ007状態のPowerBook 2400c、その後は何事もなかったかのように順調に動いています。やっと平常業務に戻れます。

 さて、皆さんはこの週末をどのように過ごされたのでしょうか。

 センセイは父親と娘とともに今季最後のスキーに出かけました。「この忙しいのに...」とか「連絡も寄こさずに...」とお怒りの皆様、少しだけ言い訳をさせていただくと、明日からはまたツアーに出かけるので娘と遊べなくなりますし、時々は親孝行もしなければなりません。それが家族円満のコツ.......これじゃ理由にならない?

 訪れたのは毎度おなじみの「とちおファミリースキー場」(栃尾市)。長岡市よりは残雪が多く残っていましたが、それでもすっかり本格的な春です。

 スキーを今日にした理由の一つは、今日17日が今季最後の営業日だからです。 実はここのような小規模スキー場は今、曲がり角に立たされています。

 スキー人口が縮小し、しかも少雪のせいで、ただでさえ少ないスキー・スノボ客は積雪がある大規模なスキー場に流れています。そのため低地の小規模スキー場の中には廃業に追い込まれているところも出ています。

 ここは市営なのですが、他にも山古志スキー場などのように第三セクターが運営するところもあります。
 このような施設の場合、営利目的だけでなく、市民の健康増進という側面も持っています。
 そのため山古志スキー場は赤字幅を圧縮するため、積雪があるにもかかわらず3月3日に営業を終えてしまいました。

 というわけで、ちょっとでも営業成績に寄与しようと思ったのですが、今日は子供は無料。おまけに最後の営業日なのに、予想に反してガラガラでした。

 ここも来年から営業日短縮になるのかなぁー、と黄砂で灰色になったスキー場で考える西村センセイでした。



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