2002年8月29日更新(2002年9月16日ページ移動。2003年3月16日写真削除)

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−−2002年8月第5週−−

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8月29日(木) 金沢のとても美味し...そうな、総菜屋さん

 金沢では残暑というより「盛夏」と言いたくなるほどの暑い日が続いています。受講生の皆さんもちょっと疲れ気味気味のようですが、大丈夫ですかぁー?

 この時期は夏の疲れがどっと出て体調を崩しがちですが、そういう時はぜひ美味しいものを食べましょう。

 というわけで、今日は食べ物のお話。

 西村センセイは家族を自宅に残して単身赴任です。
 センセイ自身はコックで生計を立てていたくらいですから料理は得意なのですが、金沢の生活は忙しくて、とてもそんな暇はありません。

 で、どうするかというと、大学での仕事に目星をつけたら、閉店間際のスーパーへ行って、半額になったおかずを買って帰ります。(ちなみに、スーパーはムロイですが、大学の近くのお店より有松店の方がおかずは良いですよ。)

 そんな西村センセイ、つい先日、大学のすぐそばで「お弁当・お惣菜専門店」を見つけました。もちろんご存じの方も多いと思います。
 スーパーのおかずにちょっと辟易
(へきえき)としかけていたのと、珍しく早めに仕事を終えたので、そのお店(写真:背景は別なお店)に寄ってみました。

 京都だと中心部の小路に「おばんざい」というおかずのお店がありますし、そこまで由緒正しくなくても最近はこのテのお店をあちこちで見ることができます。

 初めて立ち寄るお店は何もかもが新しくてやはり新築のようです。
 内部は流行りの和風ダイニング風で、和食を中心にきれいにおかずが並べられています。スーパーでは絶対に見ることのできない「オフクロの味」もあります。

 でも西村センセイ、結局何も買わずにお店を出てしまったのです。
 最大の理由はもちろんセンセイの小心さにあるのですが、でも、どこか違うのです。「オフクロの味」ではなくそれを飾った味なのですねえぇー。試食もしていないので、本当に申し訳ないのですが。キレイすぎるのです。お昼だったらそこでお弁当を買ったのでしょうが......。

 で、どうしたかというと、いつものようにムロイ有松店で売れ残りの惣菜を買って帰ったのでした、トホホ。

 でもね−−完全な言い訳なのですが−−、並んでいた商品の中で「見るからにオフクロの味」というのはとっくに売り切れていましたよ。
 やっぱりみんな、どこかで同じようなことを感じているんじゃないかなぁー......。



8月25日(日) 西村センセイ、筋肉痛に襲われる!! −−高僧との禅(?)問答−−

 昨日の朝、目が覚めて起きようとして......起きられない。何故か筋肉痛なのです。それも下肢のみの!?

 何か悪いことをしたかなぁー、と考えても、思い当たるようなことはない。前日(23日)身体を使ったことと言えば......そうなのです、母校での講義しかないのです。
 つまり、夏休みを挟んで久しぶりに立ちづめで3時間講義した結果、下肢のみ筋肉痛になってしまったというわけです。本当ぉーっに、情けない!!

 でも、車の運転には支障ないので、その日のうちに県内の妻の実家へ移動しました。今日はお客さんを迎えないといけないのです。

 お客さんというのは京都にある有名な大徳寺の管長、つまり大徳寺の最高責任者(知ってる人は腰を抜かすほどの高僧)。
 で、センセイとその管長、福富雪底
(ふくとみせってい)和尚がどう関係するかというと、和尚は義理の伯父さんなのです。
 義理の関係ですから、普通ならご挨拶程度で済むのですが、実は妻の実家は先代の当主(和尚の弟)もその息子も亡くなってしまったので、センセイもいろいろ働かないといけないのです。

 というわけでこの2日間、ずっと和尚のお世話をしたり、運転手を務めたりしていたのですが、本当に貴重な経験でした。
 お坊さんというのは、宗教家であると同時に学者でもあるのです。今回もいろいろとお話をさせていただいたのですが、お経の話からサンスクリット語、チベット語に話が及んだ時などは、その経験に裏打ちされた博識に圧倒される思いでした。
 しかもいろいろと難しい管長職に4期(20年)選出されるくらいですから、人間的な魅力にあふれていることはいうまでもありません。

 あまり細かいことは書きませんが、やはり一流の人を見ていると、自分が何流であるのか、そしてそれにもかかわらず何をしなければならないのかを考えさせられます。みなさんも紛(まが)い物ばかり見ていてはいけませんよ。


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