2003年6月20日更新(2003年6月30日ページ移動2003年11月12日一部写真削除)
× 「役不足」
× 「流れに棹さす」
はい。西村センセイ、間違えてました。新聞でお読みになった通りです。
先日お伝えしたように、金沢工大では期末試験が始まっています。1年生はもうすべての試験を終えたようです。「試験期間中は普通の授業はないんですかぁー」といった問い合わせのメールが何通か入ってきます。やっぱり1年生ですね。
学生が試験を受けるということは、先生は問題を作って採点するというわけです。
センセイは今学期、約400人の学生を教えているので、テストや各種の課題を採点して処理しなければなりません。
特に課題は大小含めて1人あたり15点ほど出すのでざっと6,000点(!!)ほど読まなければならないというわけです。で、今朝、一生懸命パソコンに入力していたら、突然フリーズしてしまいました。キーボードからの再起動もできません。
しかたないので物理的に再起動した(写真)のですが、前回セーブ後のデータが消えてしまっていました......トホホ。
それにしてもWindows 98は、「何で?」という時にフリーズしてしまいます。2000だとそんなことはないのですが......。
気を取り直して採点に励むことにしましょう。
颱風が近づいているせいか、このところ金沢の天気は雨がちです。といっても、いかにも「雨」という感じではなく、降ったり、止んだりという繰り返し。
雨を心配した西村センセイはこの二日間、重たいPowerBook G4を抱えながら徒歩で出勤しているのですが、そういう時に限って降らない。自転車で来ればよかったなぁー。
で、そんな昨日の帰り道。暗がりの中に不審な人が二人。
近づいてみると、老夫婦が自転車をひいています。どこか変だなと思ったら、荷台には扇風機が2台......。ずっと見ていたら、逆に見返されてしまいました。
どうやら廃品を拾って持ち帰るところのようです。
それでやっと思い出したのですが、明朝、つまり今朝が粗大ゴミの日なのです。しかも今回は特別。
金沢市では、来月から粗大ゴミの回収システムが全面的に変更となり、大きなゴミは有料で回収してもらうことになるのです。というわけで、今朝はご覧のようなゴミの山。
「この際だから」とソファーやらストーブやら布団やら、家中のものが放り出されていたのでした。
でもいったい、これだけのものをどうやって詰め込んでいたんだろう。
金沢工大の学生さんは良くご存じのように、明日から春学期の期末試験です。
この時期になると、学内の雰囲気がやはりどこか変化します。
学生の遊び心みたいなものが、ふっ、となくなります。帰宅しようとしてLC(ライブラリーセンター)のビルに気づきました。
いつもは自転車か車なので目に入らないのですが、今朝は雨で、徒歩で出勤したのでLCの下を通って帰宅するのです。もうずいぶん遅い時間なのに、LCには煌々(こうこう)と明かりが灯されています。不夜城のようです。
LCの脇を通り過ぎると、自習室が見えます。やはり一生懸命に勉強しています。
いつもより人数が少ないようですが、たぶんアパートで勉強しているのでしょうね。
がんばった皆さんに良い結果が訪れますように。
6月15日(日) 地域最大のイベント、「えんま市」が開かれました皆さんは週末をどのように過ごされたのでしょうか。
センセイの自宅がある柏崎市では、地域最大のイベント「えんま市」が盛大に開かれました。たくさんの屋台が出ています。
そして何よりも、ふだんは人影を見ることのない(!!)市街地中心部に地域中の人々が押しかけています。江戸時代に馬の市として始まったのだそうですが、現在は農繁期の後の癒しの場となっています。
えんま市の主役は、やはり子供。6月に入ると学校ではえんま市の予定と約束でもりあがります。
センセイの娘も肺炎寸前の風邪をひいたのですが、点滴を打って、少しだけ参加したほどです。センセイが子供の頃は反物(たんもの)などの実用品的も売っていたのですが、現在は子供相手のオモチャや、「くじ」−−2回引けば必ず当たる−−、たこ焼きなどの食べ物のお店がほとんどです。
それでも、屋台の一角には瀬戸物のコーナーもありますし、植木は別な場所も使って、かなりのスペースがあります。
この植木を目当てに来る大人も多いのです。今年気づいたことを一つ。
参加者は幼児・小学生とその親(30歳代)がほとんどなのですが、よぉーく見ていると、老人だけのグループや、施設に入っているらしい車椅子の老人などもいます。
子供と親だけでなく、やはり地域の人みんなに愛されているえんま市なんですね。