2003年9月6日更新(2003年9月15日ページ移動。2003年11月12日および2004年5月3日一部写真削除)
皆さん、週末をどのようにお過ごしでしょうか。
センセイの実家でも昨日から稲刈りが始まりました。現在は早稲(わせ)品種の「こしいぶき」です。
冷夏の影響で、例年に比べると1週間〜10日ほど刈り入れが遅れています。
で、土曜日の今日はセンセイも刈り取りに出かけたのですが、やはり成熟がイマイチで、週明けに改めて刈り取ることにしました。もちろんセンセイは金沢ですから手伝うことはできません。
今日はその代わり、右の写真のように、刈り取った稲を乾燥させる「ハザ」−−「ハサ」ともいいます。地域によって大きく形態がことなります−−を補修しました。
現在は石油で籾を急速に乾燥させる手法が主流なのですが、 センセイの家は今でもご覧のような天日乾燥。
こちらの方が水分の抜け方が緩やかで、お米にヒビが入りにくいのです。
右下の写真は自宅のハザなのですが、先に刈り取った稲を干し始めています。
やはり実りの秋、何とも言えず、ワクワクするものがあります。
関係者の皆様も、あと1ヶ月ほどお待ちください。
前から、それがあることは知っていたのです。
今日は早めに大学から引き上げたのですが、スーパーへの途中に、ボクシング・ジムがあるのです。
たぶん小さなスーパーだったところを改造したのでしょう。いつもは閉まっていて中を見ることはできないのですが、今日は暑かったからでしょうか、扉はおろか、網戸まで開いています。
リングもあります。名前はわかりませんが、トレーニングの機械もあります。奥には「闘魂」と書かれています。
何だかとってもワクワクした夕方なのでした。
昨晩のこと。
閉店間際のスーパーでお弁当を買ってアパートのドアを開けると、どこか変。
一瞬「アレッ?」と思ったですが、特段の変化もなかったので、いつものように夕食−−というより夜食−−の準備を始めようとして......え"っ?
一瞬ですけど、確かに何かが動きました。
よーく確かめようとかごを動かすと、おぉ、ゴ○○リが!! それも2匹!!
ホントにびっくりしました。
「男やもめに△△が湧く」というくらいですから、そんなにセンセイもアパートを隅々まできれいにしているわけではありません。
でも食べ物は1回で食べられる分しか買わない(作らない)ので、センセイの部屋に残飯というものは存在しないのです(冷蔵庫の中にはあるけど)。
ゴミはそのたびにきっちりとビニール袋できつくしばっているので、少なくともセンセイの鼻では臭いはわかりません。
なのにナシテ? 何を食べようとしたの?心を取り直して、目の前のゴ○○○を片付けることにしました。
ヘタに動くと逃げられるので、シンクに追い込み、食器用洗剤を用意しました。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴ○○○の表面は油で覆われているため、洗剤をかけられると呼吸ができなくなり、油成分も取り除かれてしまうため死んでしまうのです。で、ねらいをつけて発射!! 一匹は命中しましたが、残念、もう一匹には逃げられてしまいました。
命中した方は小さくもがいていますが、大きく動くことはできません。この間にもう一方を......と、しばらくして戻ってくると、先ほどの洗剤が命中したゴ○○○がいないーっ!!
西村センセイ、ダマされてしまったのです。ゴ○○○に。死んだフリだったのです......情けない。人間に優しい台所洗剤(こちら)は、ゴ○○○にも優しかったのでしょうか。
敵(?)を取るべく、食器棚の下に逃げ込んだもう一匹のゴ○○○を追いかけました。何度も逃げられそうになったのですが、棒きれで叩いて−−おぉ、リアル!!−−やっと息の根を止めました。
やれやれと思ってちり取りで片付けようとすると、おぉ、叩かれて変形した(!!)ゴ○○○が逃げようと動き出すではありませんか!! まるで映画「ターミネーター」のようです。
さすがに今度は完全に片付けたのですが、それにしてもホントに強い生命力。
「人類が滅びてもゴ○○○は生き延びる」と言われますが、きっとそうなんでしょうねぇ。昇天したゴ○○○をよーく見る−−やはり気持ち悪かった−−と、羽の色もまだ薄く、子供だったようです。
それでも巣を作ったりされては困るので、今日、ホウ酸団子を買ってきました。
それにしても、ホントに何を食べに来たんだろう????
[お詫び]きれいなネタでなくて、申し訳ありません。
9月1日(月) 金沢への帰りの電車の中で(1) −−比角(ひすみ)駅の話−−センセイはふだん、JR信越線柏崎駅を利用しますが、実は、最寄りの駅は一つ隣のJR越後線東柏崎駅なのです。
で、昨日は乗り継ぎの便がいいので、この東柏崎駅から電車に乗って、柏崎、直江津駅で乗り換えて金沢に戻りました。
現在では「東柏崎」という、良く言えば分かりやく、悪く言えば取り柄のない名前の駅ですが、かつては比角(ひすみ)駅と呼ばれていました。
この地域が比角と呼ばれていたからなのですが、この比角という名前は、古く、鎌倉時代の『東鏡』にも登場する由緒正しい地名です。それが「読みにくい」との理由で現在の名前に変更されてしまいました。
この比角駅は越後軽便鉄道として始まった現在の越後線の始発駅でもあり、かつては駅構内も広く、たくさんの貨車が止まっていました。
その後越後線が延伸されて、柏崎駅で信越線と繋がると通過駅となり、やがて鉄道の衰退にともなって乗客も少なくなり、貨物の取り扱いも廃止されてしまいました。駅前には大きなスーパーもあったのですが......。
実はセンセイ、高校生の時は自宅近くの駅からこの比角駅まで列車−−ディーゼルカーだった−−で通学していたのです。
電車の到着前後は高校生だけでなくたくさんの乗客であふれかえっていました。昨日、駅から乗り込んだ乗客はセンセイともう一名のみ。現在の東柏崎駅は無人駅。もちろんかつて売店のあった場所には何もありません。
それでも駅舎の大きさは堂々たるもので、かつてを思い起こさせるものがあります。電車に乗り込むためにホームに出たのですが、駅舎のプレートが目に入りました。昭和28年の建築とあります。今年50歳、センセイと同じくらいの年齢なんですね。
雨が降っていたせいか、金沢へ帰る片道4時間の電車の中で、西村センセイ、いろいろと考えたのでした。
週末、西村センセイは自宅のある柏崎で過ごします。いつもは小4の娘と離ればなれなので、週末はプールに行ったり、実家に行ったりして、割と濃密な時間を過ごします。
で、そんなこの週末も、買い物がてら、娘と二人で近くを少しドライブしました。
柏崎の海水浴場を見てみたのですが、オフロード車の大会が開かれていた中央海水浴場を除けば、どこも閑散としています。
中にはまだ営業している浜茶屋もありましたが、たいていはすでに今年の営業を諦めて閉店しており、中には茶屋を解体しているお店もありました。そんな鯨波海水浴場を過ぎて自宅に戻ろうとして、国道8号線との交差点で、写真の鯨に出くわしました。
ご覧のように、交通量の多い国道を渡るための地下通路です。で、信号待ちをしていたところ、何と、鯨が潮を噴いている(!!)ではありませんか。
一瞬我が目を疑ったのですが、確かに天辺(てっぺん)から水が吹き出ています。
ただ、よぉーく見ていると、いつも潮を噴いているのではなく、1分間に1回くらい、それもわずか10秒くらいの長さではありますが。
「鯨波」(くじらなみ)の名前が示すように、かつてはこの辺でも鯨を見ることができたのでしょう。
センセイが柏崎に住むようになってから7年になりますが、この鯨の潮噴きの話は知りませんでした。地元では有名なのかもしれませんが。
それにしても、たぶん夏の間だけなのでしょうが、水道代が結構かかるんだろうなぁー......。