2003年9月11日更新(2003年9月22日ページ移動。2003年11月12日および2004年4月16日一部写真削除)
9月11日(木) 知ってはいたのだけれど... −−西村センセイ、寄り道をする−−
放送大学のやっかいな仕事をこなし、課題の中間報告230枚を読み終えて返却して、さすがに今日は疲れたので早めに帰ることにしました。
ちょうどお総菜が半額になる時間帯なので、アパート近くのスーパーに寄ることに。以前からちょっと気になっていた細い道があったので、寄り道をすることにしました。
途中にこの地域の神社がありました。
神社があることは、以前から知ってはいました。町内の地図に載っていますし、何よりも神社の杜(もり)がはっきりと認められましたから。
新興住宅街で家も多いのですが、宵の口なので人通りはありません。暗闇の中にぼぉーっと浮かび上がるような、そんな感じです。
寄り道で、ちょっとアバンチュールを楽しんだ西村センセイでした。
先生が担当する「人間と科学技術の歴史」、今学期の受講生は約230名です。当然、その分の印刷教材を作らなければなりません。
いつもはSA(Student Assistant)にお願いするのですが、彼女も忙しいので、けっこう西村センセイ、自分でも印刷するのです。
今日も小さな部屋に閉じこもっての作業。
印刷すべき枚数が「230」からどんどん減っていきます。
枚数が40枚台に入って、「あぁ、自分の歳と同じなんだぁー」
と気づきました。
どんどん減るカウンターをボーッと見ながら、遡(さかのぼ)る自分の歳を追いかけて、あの頃はこんなことをしていたなぁー、とか、この頃は......などと考えていると、カウンターが16を示して止まってしまいました。紙切れです。
16歳。何を見て、何をしてたんだろう......。
う〜ん、でもやっぱりこれって、老人特有の発想なんだろうなぁー。
9月8日(月) 金沢への帰りの電車の中で(3) −−雨の山々の美しさ−−先日、柏崎駅から金沢に戻ろうとして、ハッとしました。跨線橋の上でです。
地域のシンボル、米山(よねやま)が雲の間に顔をのぞかせています。思わずデジカメで撮ったのがこの写真。皆様のパソコンでどのように映っているのか、イマイチ自信がないのですが......。
それほど外国の山を知っているわけではないのですが、日本の山々の特徴は、雨の日の美しさだと思います。
群馬・新潟県境の孤高の山々、日本アルプスの山々と激しい川の流れ、鳥海山や立山、白山、雲仙といった精神性を感じさせる山々。
もちろん晴れている日も美しいのですけど、雨の日は、それはもう一幅の山水画のようです。だからやっぱりローカル線でゆっくり、というのが西村センセイの論理なのですが......やっぱり学生さんには無理かなぁー。
9月7日(日) 金沢への帰りの電車の中で(2) −−「中高年」18きっぷ−−週末を柏崎の自宅で過ごしたセンセイは、通常、日曜の夜に金沢に戻ります。
今回も電車で金沢へ移動したのですが、センセイ、こんな時は夏休みと冬休み−−春休みにもあったかも−−に売り出される「青春18きっぷ」を使います。
5回分、ないしは5人分の普通車乗り放題で11,500円。1回当たり2,300円以上乗れば元はとれます。
特急はダメですが、快速にも乗れるので、センセイはこの夏、このきっぷ1枚で2〜3万円分くらい乗っていると思います。「青春」と名が付いてはいるものの、利用に年齢制限はありませんし、先日の新聞報道によると、実際には中高年の利用者がずっと多いのだそうです。
あまりあわてずにゆっくり進む西村センセイにはちょうどよい切符なのですが、今どきの大学生や忙しいサラリーマンにはなかなか使う機会はないのかもしれませんね。
次回はこの話の続きを予定しています。ご期待を。