2006年4月1日更新(2006年4月10日ページ移動。2011年5月3日一部写真削除)
新潟へ戻ってくると、新聞2紙を1週間分まとめて読みます。
学生の皆さんには「必ず新聞を読みなさい」とか言いながら、西村センセイ、実は金沢では新聞を購読していないのです。(だって、後始末が大変なんだもん。)
たまたま折り込みチラシを見たら、右の写真のものが入っていました。
新潟ローカルの話題なのでお分かりになりにくいかもしれませんが、県内1位のシェアを持つスーパー「原信(はらしん)」が、5位のナルスを本日4月1日をもって吸収合併したことを知らせています。
新潟県は広いので商圏はいくつかに分かれています。
原信は中越〜下越の一部、ナルスは上越を地盤とし、それぞれそれなりに安定していたのですが、やはり他県からの参入など、競争の激化に対応するために合併したようです。商売の世界はもともとそうですが、このごろはそれ以外の分野でも競争が激しくなっています。
どうも西村センセイ、歳のせいか、だんだんと競争原理について行けなくなっているような気がします。
競争そのものを否定するわけではないのですが、一つの物差しだけですべてをわかったように考え、そしてそのように振る舞う人たちについていけなくなっています。
西村センセイ、「負け組」なんでしょうか......。
自転車に乗って空き地を通り過ぎようとしていたら、異様な気配を感じてブレーキをかけました。
いや、「気配」以前に、ものすごい音がしていたのです。
騒音の正体は、カラスが何かを威圧する声。
で、うるさいあの声だけなら、それだけだったのかもしれないのですが、明らかに様子が変。
よく見ると、カラスと猫がケンカしているようなのです。関係するカラスは2羽、猫は1匹。何か特定の、餌のようなものをめぐっての争いではないようです。
最初は「猫に食べられちゃうぞぉー」などと、呑気に見ていたのですが、どうもそうじゃないらしい。
猫、明らかにビビッてる......。
たぶんおとなしい飼い猫なんでしょう。
怪我をさせられたような様子はみられないのですが、どう見ても負けています。
最初の勤務校(国際基督教大学:ICU)の付近には、たくさんのハシブトカラスが我が物顔に住んでいて、生きている子猫を食べてしまったことがあります(理学館裏での実話)。
ICUのカラスは、さすがに大人の猫にはかなわなかったようですが、もしかすると金沢のカラスは猫よりも強いのかもしれない。
う〜ん、そう言えば、猫は、犬族やカラス族より(とりあえずは)弱いもんなぁー。[関係者にしか通じない楽屋オチですみません]
金沢は昨日あたりから急に寒くなって、雪か冷たい雨が降っています。今週は電車で金沢へ来ているのですが、今朝は自転車を諦めて徒歩で出勤しました。
徒歩だと、車や自転車とは違った風景に出会うことがあります。
通勤経路ではこのところ、建物の建て替えや取り壊しがあちこちで進んでいます。
で、日が暮れてゆっくりと工場跡を歩いていたら、今まで工場の陰になっていた「××ゴルフ」の看板に気づきました。
ゴルフ用品の店でもないし、もちろん練習場でもないし...とあまり深く考えずに通り過ぎようとした時、変なことに気づきました。会社のロゴが“×G”ではなく、“×C”なのです。ゴルフなら“×G”になるはず。
描き間違いかなぁーと思ってお店の前でしばらく考えてようやく気づきました。
この会社の本当の社名は「××コーポレーション」で、ゴルフの会員権の売買などを手がけているため、看板にだけ「ゴルフ」を使っているようなのです。
分からないではないのですが、僕だったら社名もロゴも、看板も一致させるけどなぁー。
■3月29日(水) 西村センセイ、サッポロビールを飲み納めか?!
1ヶ月前くらいの出荷分から、サッポロ・ドラフト・ビール(通称「黒ラベル」)のラベルデザインが変わっています。
TV-CFで繰り返し伝えているように、麦芽とホップを完全契約栽培に切り替えたことをアピールするためのようです。西村センセイの実家は何故か黒ラベル派で、93歳で天寿を全うした祖母が、亡くなる少し前、普段は絶対飲まなかったビールを少し口にして、「サッポロが一番だのぉー」と言って以来の伝統だとか......。
ところで西村センセイ、実はこのところちょっと調子が悪かったのです。
で、春休みを利用してお医者さんで受診したところ、「重くもないが軽くもない」病気だとのこと。でお医者さんはあまり説明せずに内服薬を下さったのですが、いろいろ調べてみるとその薬、アルコールとの同時摂取はマズいらしい......。
今日は「見なかったこと」にしたけど、もうサッポロ・ビールを飲めなくなる日が近いのかもしれない。
■3月28日(火) 金沢でも桜の蕾が膨らんできました ──西村センセイ、植物に慰められる──
今日の金沢は風があるものの比較的暖かく穏やかな天気でした。
昼食のために外へ出て、木々の色がずいぶん濃くなっていることに気づきました。
葉の緑ではなく、蕾の色です。センセイのデジカメは小型のものなので、マニュアルでピントを合わせることができません。そのため、どうしても背景にピントが合いがちです。
それでも騙しながら(?)撮ったのが右の写真。桜の蕾がずいぶん膨らんでいるのがお分かりになるでしょうか。
実物はプリプリしていて、「もうすぐにでも咲きたい!!」と言っているかのようです。植物の生命力に慰められる気がします。
実際には開花までもうちょっと時間がかかると思います。金沢での桜の見頃は来週末くらいでしょうか。
ちょうど入学式から始まる一連の行事が行われている頃だと思います。このところ大学構内は人も少なく、ずいぶん静かなだったのですが、明日あたりからいよいよ新学期に向けて動き始めます。
お気づきの方も多いと思いますが、本日、このサイトへの訪問者が88,888名を越えました。
自分の誕生日と似ていて、自分から言い出すのはどうかと思っていたのですが、どうせバレてしまうので。このサイトを開設して間もなく6年目に入ります。
たいした内容なんかないのに、毎日70〜90名程度(授業がある時期は増加する)の方がお越しになっています。
この間、ご存じのように勤務先が前任校から現在の金沢工業大学へ変わりました。
移籍しても、受講生のとコミュニケーション・ツールという大きな役目に変化はありません。けれどそれ以外に目を向けると、当方の加齢や周囲の環境の変化など、ずいぶんいろんなことが変わってしまいました。
体裁──だいぶ古くさくなってしまったけど──の問題ではなく、このサイトのあり方そのものを考え直す時期に来ているのかなぁーと思っています。
西村センセイ、この週末は東京都内へ出張していました。
東京では桜の開花宣言があったばかり。
実際はどうなのかなぁーと新幹線の車窓から見ていたのですが、桜の名所、王子(北区)の飛鳥山公園など、ほとんどの場所はまだ咲き始めという感じでした。
都心は開花が少し早いので、木によっては6分咲きくらいのものもあったのですが、郊外になるとまだまだで、写真の木などは全くの例外でした。
場所にもよりますが、花見をするなら来週後半から週末がちょうどだと思います。しかし実際の開花と、花見客の動向は別なようで、帰りの新幹線に乗った上野駅付近には、たくさんの花見客が集まっていました。
何よりも印象的だったのは人々の表情で、いかにも「待ち望んでいた春が来たぞぉ」という感じでした。
いろいろなものの節目の時期なのですね。