2001年1月27日更新(2001年2月5日ページ移動。2002年8月30日、2002年11月17日、2003年9月8日、2003年12月21日、2004年4月16日および5月3日一部写真削除)

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−−2001年1月第4週−−

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1月27日(土) 長岡造形大学の卒業・修了研究展に行ってきました

 柏崎はまた雪模様になってきましたが、皆さんの所はいかがでしょうか。

 今日、雪の降る中、長岡市の長岡造形大学(最初の写真)を訪れて、卒業・修了研究展を見学してきました。

 長岡造形大学をちゃんと訪問するのは今回が初めてです。内部は2枚目の写真のように、建物、あるいはキャンパスそれ自身が生きた教材となっており、その中に作品が展示されています。2枚目の写真−−下手で申し訳ありません−−は工芸デザインの会場です。
 この他にもテキスタイルデザイン、視覚デザイン、空間デザイン、環境保存などがありますし、さらに実際の表現形式は多様なので、本当に「何でもアリ」という感じです。それでいて、全体として一つのまとまり、強いて表現すれば「何か創るぞ」という意気込みがオーラのように会場に溢れています。

 見学者は卒業生、在学生が多かったようですが、保護者とおぼしき人物や、一般の市民などもかなりいらっしゃいました。地域に溶け込んでいる、という感じを受けます。

 最も広い会場の入口には10枚以上の環境への配慮を訴えた子供向けのポスターが貼られています(3枚目の写真)。30代の社会人学生(主婦)が休学をはさみながらも無事に卒業する作品です。先日の『新潟日報』(夕刊)でも紹介されていました。

 4枚目の写真は出身地や興味を持った地域の再開発プランです。出雲崎町、新潟市、長岡市......といった具合に、その中のある地域を新しい視点で再開発しようというものです。
 再開発といっても、これまでのようなブルドーザーで何でも破壊し尽くしてしまうようなものではなく、伝統や環境、人間性との調和を考えています。
 それぞれに良く考えられていますし、プレゼンテーションもとても立派で、説得力があります。

 センセイがもう一つ確かめたかったのは造形大の学生さんの「顔」です。何回か拝見したことはあるのですが、とても好印象を持っています。
 今日も、作品の脇に立っていたり、他人の作品を見ている姿はとても素敵でした。やはり、ちょっと違うよね、という感じです。でも学生控室でたむろしている姿、そしてその表情はまったく別人で、どこにでもいる専門学校生という感じです。この落差はこちらの思い込みのためなのか、いろんな学生がいるからなのか、学生の緊張感が解けたからなのか......ちょっとよくわかりません。

 いずれにせよ、創造力がピクピク刺激を受けるイベントでした。訪問してよかったです。造形大さん、学生の皆さん、ありがとうございました。




1月26日(金) 街中で見つけた、ちょっと懐かしいもの

 街中でちょっと懐かしいものを見つけました。丸形の郵便ポストです。

 ご存じのように現在のポストは箱形が主流で、なかなか丸形のポストにはお目にかかれなくなりました。
 所用で実家のある西山郵便局に立ち寄ると、あれ、まぁ、入口に
でぇ〜んと構えていました。何回も来ていたのですが、今までは全然気づかなかったのですね。情けない。

 西山郵便局は比較的最近に新築、移転されたのですが、どういう理由からか、それまで使っていたものをそのまま使用しているようです。やっぱりこっちの方が存在感がありますよね。

 何よりも、ちょっとやそっとじゃ揺らがない、って感じがいいですよね。






1月24日(水) あちこちの倒産話 −−カミーノ古町、インタウェア、NEWER Technology−−

 今日は大学で所用があったのですが、午後からだったので経費節約のために高速バスで新潟まで移動しました。
 市内に入ってから、ふと思いついて古町で下車し、「カミーノ古町」(写真上、中)を訪れてみました。昨日、管理会社の倒産が報道されたのです。

 カミーノ古町が建てられたのはたぶん25年くらい前だと思います。
 ほどなくセンセイは新潟市内で学生生活を送るようになり、しばしばカミーノを訪れました。
 この中に書店が開店する時にはアルバイトで深夜に本を運びましたし、中の映画館で何故か"007"を観たこともあります。そして何よりも「ロンドン亭」(クォリス《安兵衛》チェーン)という安い飲み屋に通いました。

 昨年末に映画館が閉店したので、どうかなぁーと思っていたのですが、予想よりも早く倒産してしまいました。正面(写真中)に回ると倒産の掲示も見あたらず、何事もなかったかのように営業しています。......たぶん最後のバーゲンになるのでしょう。

 カミーノのある古町界隈の落ち込み方は激しく、夜も灯が消えてしまったかのような寂しさです。特に社用族が使う高目の料亭がひどいようで、普通のサラリーマンは新潟駅前の安酒屋にたむろしています。......昔はこんなではなかったのですが。

 さて、実はやや旧聞に属するのですが、Macユーザーには残念な情報です。

 昨年末にインタウェアと NEWER Technology が倒産してしまいました。まだ雑誌等では報道されていないようです。

 両者ともMac用のCPUカードで知られた会社です。センセイもPower Mac 8500用、Power Book 2400c 用、そしてPower Book 520c用のカード(写真下)を愛用しています(こちら)。
 特にインタウェアは、もともとはビデオカードなどを精算していたのですが、良質のCPUカードを作るようになり、純国産のカードメーカーとして品質の高さで知られていました。サポートもしっかりしていました。
 大手メーカーが参入し、価格破壊をもたらしたためのようですが、正直なところ、とても残念です。

 新潟市では駅南のプラーカ1、2が倒産しました。いよいよあちこちで息切するところが出てきたようです。

 着実に足元を固めながら、攻める時は攻め、守る時は時は守る。......やっぱりなかなか難しいですね。日々の生活を振り返り、反省しました。




1月23日(火) Windows 2000、Windows me を使ってみました

Macへのインストールに成功しました。顛末についてはこちらをご覧ください。

 先日購入したWindows 2000 と Windows me(こちら)ですが、無事にMacにインストールすることができました。

 ......といっても実は案外大変だったんです。一昨日夜遅くに帰宅して、まず me(写真上:起動画面)をインストールしようとしたのですが、どうしてもできずに、当日のインストールは諦めました。
 それでは、と思い、2000(写真中:起動画面)をインストールしたところ、こちらは何の問題もなくあっさりとインストールが終了しました。

 翌日、いろいろな方法−−顛末はこちらをご覧ください−−で me のインストールを試みたところ、無事にインストールに成功しました。

 それぞれのOSはずいぶん使い勝手が違います。me は”遊べるOS”という感じで、Microsoft自慢のMedia Playerを筆頭に、OSだけでもマルチメディアを楽しめるようになっています。ただし、98(SE)と同様、システムが不安定な印象を受けます。
 一方、2000 の方はもともとの設計がまったく異なる(UNIXの傍系のNT)ということもあり、質実剛健、絶対にフリーズさせない、という感じです。それでいて見かけは他のWindowsと同様で、初めての(乗り換え)ユーザーの違和感も抑えられているわけですから、やはり大したものだと思います。デザインはこれまでのWindowsファミリーの中では最も気品があると思います。

 標準搭載のゲームも少し試してみました。写真(下)はピンボールゲームですが、意外にもまったくストレスなく遊ぶことができます。動画をお見せできないのが残念です。
 特に me は画像の描き換えが速く、測定してみると他のWindowsの倍くらいのスピードが出ています。これは凄いことなんですよ。といってもエミュレータでマルチメディアを楽しむのはさすがに無理ですが。

 ......やっぱりMacは面白い。




1月22日(月) 富山の鱒寿司の「正しい」食べ方......誰か知りませんか?

 週の始まりをいかがお過ごしでしょうか。

 センセイは昨日は出勤でした。新潟駅を午後7時半頃出発する特急電車で帰ったのですが、夕食時だったので車中でお弁当を食べることにしました。
 駅構内ではいろいろなお弁当を売っています。でもここ数日、お弁当しか食べていなかったので、普通のお弁当ではなく気分を変えて、富山の鱒寿司(写真上)にしました......ちょっと高めですけど。

 センセイは大阪に親戚がいるので、子供の頃からよく北陸線に乗っていました。で、その時に初めて食べた鱒寿司のおいしかったこと!! すっかり大好きになってしまいました。今でこそあちこちで売っていますが、数年前までは実質的には北陸線の車中でしか手に入らなかったのです。
 鱒寿司はいくつかのメーカーが作っているのですが、センセイは写真の(株)源(みなもと)の「富山 ますのすし」がお気に入りです。というか、昔はこれしか売っていなかったので、どうしてもこのメーカーの味を基準にしてしまうのですね。他のメーカーさん、ごめんなさい。


 で、問題はその食べ方なのです。

 一度でも召し上がられた方はご存じだと思いますが、上の写真のように、鱒寿司は寿司飯の上に鱒を敷き詰め、それを笹でくるんだ上に木製の、取っ手のついた蓋(?)がしてあります。
 普通は写真のように笹をひらいてから付属のナイフで切れ目を入れて食べます。実際、説明書(右の写真)もそのように記載されています。

 どこが問題かって?

 実は中学生の時、一人で大阪へ行ったことがあります。もちろん車内で鱒寿司を買って、普通の食べ方をしたのです。
 ところがセンセイが食べ終わった後、隣の席のサラリーマンが、まず蓋を取り(これは当たり前)、次に笹にくるまったままのお寿司全体を取り出し、蓋をひっくり返して寿司桶に入れ、その上に慣れた手つきで鱒寿司を置いて笹を全部取り去り、ナイフで切ってからペロリと食べてしまったのです。センセイはその間、呆気に取られて見ているだけでした。
 どうもこの方法が「通」の食べ方のようなのですが、何しろ30年も前のこと、それもあっと言う間の(?)できごとだったので、正確なことは覚えていません。

 その後、鱒寿司が比較的容易に手に入るようになって、時々この方法を試みてみるのですが、なかなかうまく行きません。

 どなたか鱒寿司の「正しい」食べ方をご存じでしたら、教えてください。......でもやっぱりおいしかった!!




1月21日(日) Windows 2000とWindows Me を買いました

 日曜日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。センセイは、何故か今日も出勤しています......アハハ。

 昨日、新潟市内のヨドバシカメラでWindows 2000 とWindows Me を買いました。
 エッ、センセイはマックユーザーじゃないかって? その通り(こちら)なのですが、Mac上のVirtual PCというソフトにこれらのOSをインストールしようと思っているのです。現在はWindows 95 と 98SE がインストールされているのですが、NT系列の2000もぜひ使いたいのです。そのついでにMeも買ってみたというわけです。
 本当のDOS/Vマシンは通常一つだけのOSを持ちます(知識があれば切替も可能)が、Virtual PC の場合は、起動構成を変えることによっていくつものバージョンを起動することができ、普段は軽い95、でも時々は最新のバージョン、といった使い方が可能になるのです。さらに間もなく発売されるVer. 4ではメモリーが許す限り異なるOSを同時に起動する(!!)ことが可能になるとアナウンスされています。しかもスピードは最大で2倍になるそうです。ほぼ同じクロックのPentiumのスピードになるわけです。

 で、買う時に思ったのですが、これらのディスク、よくわからないことが多いのです。

 最初にMeを手にしたのですが、アップグレードであってもいくつも製品があるのです。結局、Windows 98 ユーザ対象、期間限定、というのを買ったのですが、何と¥5,500位で買うことができました。アカデミックパックよりも安いのです。

 もっと良くわからないのがWindows 2000で、アカデミックパックを¥13,000位で買いました。で、ホテルに戻り、張られたシール(下の写真)をよくよく読むと......????

 センセイは正規のWindows 95、98SE ユーザです。で、お店で表示を最初に読んだ時、これらのOSから2000へのアップグレードだと思ったのです。実際、シールの左側にはご覧の通り「アップグレード版」と書いてあります。
 でもシールの右側を読み進めると、Windows 95とか98、NTというのはわかるのですが、何と、「UNIX、OS/2、Macintosh(!!)」と書いてあるのです。アップグレードではなく、これらのOSにとっては乗り換え版なのですね。実際マニュアルを読んでみると、他のOSを必要としない「新規インストール」が紹介されています。事実上、誰でもWindows 2000を安価に購入できるわけです。

 


 インストールがうまく行くかどうか、実はやってみないとわからない部分もあるのです(Meはだいじょうぶらしい)。近日中にインストールの様子と、(うまく行ったら)使用感をお伝えします。

 ......おっとイケナイ。仕事に戻らなければ。 それでは、また。







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