2001年2月2日更新(2001年2月12日ページ移動。2002年8月30日写真削除)

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−−2001年1月第5週・2月第1週−−

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2月2日(金) 柏崎市の素敵なパジャマ屋さん

 柏崎市のセンセイの家の近くに小さなパジャマ屋さんがあります。広さはたぶん6坪くらいだと思います。「パジャマ屋」というのはあまり適当ではないかもしれません。写真のように洋装や小物なんかも取り扱っているからです。

 初めて気づいた時には、こんな地方都市で専門店としてやっていくのは難しいだろうなぁーというのが実感でした。

 でも何年も経っているのにちゃんとやっています。
 だんだん分かってきたのですが、新潟県内で、このお店しかない商品を扱っていて、全県からそこそこのお客さんがちゃんと来てくれるのだそうです......センセイの認識が甘かった。

 求めている人がいて、そして与えることのできる何かがあれば、きっとうまくやっていけると思います。人の出逢いがそうですし、そして教育についても言えると思うのですが、皆さんはどうお考えになりますか?

 今日の新潟は雪が降っています。特に午後から激しくなりました。大雪かなぁー。



2月1日(木) 新潟駅PATIO万代を訪れました

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 昨日は出勤したのですが、バタバタした上に、夜は友人と飲んでいたのでページが更新できませんでした。申し訳ない。

 さて待ち合わせの場所が新潟駅近くで、ちょっとだけ時間があったので先日開店した新潟駅「PATIO万代」を訪問してみました。これまで地下を通ったり、ちらっとのぞいたことはあったのですが、ちゃんと入るのは初めてなのです。皆さんはもうきっと利用されているのでしょうね。

 ご存じの方も多いと思いますが、PATIO万代はこれまでの駅地下街「新潟駅名店デパート」を大きく改装したもので、地上部分も新設されました。やっぱり名店デパートはずいぶん古くなっていましたからね。

 地下には文信堂書店が入っていますが、これまでよりずっと広く、ゆったりとした配置でした(上の写真)。先日別な場所で1冊しかなかった『チーズはどこへ消えた?』もここでは平積みされていました。地下には他に飲食店がいくつか入っています。

 細い−−本当に細い−−エレベーターに乗って地上に出ると、駅には珍しく、生鮮食料品店があります(2枚目の写真)。
 駅近くにはこういうお店がなかったので、女性の通勤客にはとても便利だと思います。昨晩利用した飲み屋の女将も出勤途中にここをよく利用しているのだそうです。これまではダイエーにまで行っていたのだそうです。

 一角には新たにたこ焼き屋さんが入りました(下の写真)。その隣にはクレープ屋さんがあります。たぶん以前駅構内で営業して行列を作っていたお店だと思います。両店とも今日は偶然お客は少ないようですが、先日ちょっとのぞいた時は長蛇の列でした。

 新潟駅万代側にはこういったお店がなかったので、確かに便利だなぁーと思いました。

 新潟はこれから雪になりそうです。皆さん、風邪を召されないように。



1月30日(火) 話題の『チーズはどこへ消えた?』を読みました

 友人に勧められて、話題の『チーズはどこへ消えた?』を読みました。面白かったです。

 舞台は架空の場所と時間。二匹のネズミと二人の小人が登場します。
 彼らは毎日自宅近くの迷路に出かけて、なぜかそこに置いてあるチーズを食べています。チーズは単なる食べ物にとどまらず地位や満足感の対象のようです。
 二匹のネズミは、オツムこそそれほど優秀ではありませんが、動物的なカンは優れており、環境の変化にも敏感で、チーズの品質が低下して、量も減ってきていることに気づきます。そしてついにチーズがなくなる日が訪れるのですが、持ち前の適応力で前向きに生き抜きます。
 問題は二人の小人。「誰が『オレの』チーズを持っていったんだぁ?」と右往左往するだけで厳しい現状を認めず、もちろん適切な対策も取れません。
 それでも小人の一人は気を取り直して、新しいチーズを探しに......おっといけない、この続きは本を買ってから。薄い本なので、立ち読みでも30分で読み終えます。

 どうやら「チーズ」は私たちのまわりにある地位や、お金や、その他もろもろの「現状」のようです。私たちは現状がとても心地よいため、ついついそれに甘えてしまい、その結果「井の中の蛙」になって世の中の変化についていけなくなり、手遅れの事態を招きがちです。「......そうだよね。」と反省することのできる人−−もちろんこのページの読者の皆さんはそうですよ−−には薬になる本だと思います。(ちょっと素人受けをねらい過ぎな感じがしますが......。)



1月29日(月) 鎌倉時代から続く地名:比角(ひすみ)

 今日は所用でセンセイの校区の小学校、比角(ひすみ)小学校へ行ってきました(写真)。

 児童玄関には大きな「よろんご」の切り株(?)があります。「よろんご」というのは方言で、榎(えのき)のことです。
 比角小学校は約15年前に新築、移転したのですが、旧小学校には校庭にとても大きなよろんごがあり、小学校のシンボルとなっていたのです。ただしあまりに大きすぎて、新小学校へ移植することができなかったので、幹の下部のみを持ってきたというわけです。今でもその精神はしっかりと根づいています。

 比角小学校の「比角」という言葉は、鎌倉時代の『東鏡』に見られますから、とても古く由緒正しい地名なのです。

 JR越後線柏崎駅の隣の駅は、かつて比角駅といいました。越後軽便鉄道として始まった越後線の終点であったことを示しています。......もっとも今では越後線は柏崎まで延長され、比角の駅名も「読みにくい」という理由で東柏崎という何の変哲もない名前になってしまいましたが......。

 名前や言語は文化そのもの、大切にしたいものですね。



1月28日(日) 巻町の噂のラーメン屋「古潭」(こたん)を初めて訪れました

 昨日(27日)は長岡造形大学を訪問(こちら)した後、そのまま長岡市内で友人と飲んでいました。とても楽しかったですし、学ぶことも多かったです。やはり外部の人と交流すると体が活性化されますね。

 で、今日は、自宅へ戻るのではなく、西蒲原方面へ移動しました。そのついでに、「古潭」(こたん)を初めて訪れました。巻町の、有名なラーメン屋さんです。急に行こうと思いついたので、今回は事前の勉強なしでした。
 巻町のラーメン屋さんと言えば、まずは「こまどり」。極太麺とお味噌の絶妙なブレンドで有名ですね。「こまどり」はその昔、県立巻高校の中にあったお店(本店は巻駅前)で、その後岩室村へ移動し、そして現在の場所にお店を開いています。いつ行っても混雑している人気店です。

 最近、その「こまどり」を凌ぐほどの人気を得ているのが「古潭」なのです。だいたいの場所は知っていたのですが、お店が奥まっていてこれまでたどり着くことができませんでした。今日は巻町内に車を止めて歩いて行ったので、やっとお店を見つけることができました。(すみません。昨日でデジカメの電池を使い切ったので、写真はありません。)
 のれんをくぐると、とてもこじんまりとしたお店で、4人掛けのテーブルが一つ。8人掛け位のカウンター、それからお部屋が一つありました。まだ早い11時過ぎに訪れたのですが、日曜日ということもあってか、席はもうほとんどふさがっていました。
 このお店は味噌ラーメンが有名なので、普通の味噌ラーメン(\500)をお願いしました。店内を見渡すとお品書きが書いてあるのですが、とてもお手頃価格で、逆に「利益あるのかなぁー」という感じでした。「特製ラーメン」というのもあります。帰宅後に調べたら、赤味噌をブレンドした野菜味噌ラーメンだそうです。
 仕事の速いマスターと、やはり手つきのいい奥さん(?)の二人だけでしたが、てきぱきと作業が進みます。センセイのオーダーもすぐに届きました。

 カウンター越しに出された味噌ラーメンは、意外にもスープがとても白いのです。まずレンゲで何杯かスープを飲んだのですが、どうやらベースは豚骨味。豚骨と味噌は難しい関係だと思いますが、二つが「妥協」という感じではなく、何か新しい魅力を作り出しています。ただし、やはりコッテリ感は強いと思います。後に尾を引くような感じではないのですが。
 麺は普通の細麺ですが、とてもコシがあります。スープよりも自己主張が強いのですが、喧嘩もせずにドキドキ、ワクワクしながら何かを創る感じです。やはりマスターは相当研究していますよ。おいしかったぁ〜!!

 昨日の造形大といい、昨晩の飲み会といい、そして今回の古潭といい、何だか体が前向きに走り出したくなるような経験でした。......しばらく古潭に通おうーっと。「こまどり」さん、ごめんなさい。









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