2001年2月10日更新(2001年2月19日ページ移動。2002年11月17日、2003年9月8日一部写真削除)

最近のニュース(バックナンバー)

−−2001年2月第2週−−

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2月10日(土) 西村センセイ、パトカーに追いかけられる!!

 今日、市内の女性グループのお手伝いのために車を走らせていたところ、信号機のない交差点でパトカーと出会いました。優先順位はパトカーにあったのですが、まだまだ距離があったので先に走ったところ、パトカーに追いかけられる格好になりました。
 すぐ先は踏切。もちろん完全に停止して左右を確認して発進。パトカーがついてきます。左折、右折、そして大きな道路を横断しても......何故かセンセイの車についてきます。もう一つ大きな道路の交差点でこちらの信号が青から黄色に変わり、センセイは信号が赤になる前に交差点を越え、パトカーを振り切る(?)ことができました。

 もちろん、そんなにスピードが出ていたわけではないので、その意味では怖くはなかったのですが、パトカーに追いかけられるのはあまりいい気分ではありません。一時不停止などのアラを探すかのようなパトカー。あまり気分のいいものではありません。......やっぱり、あの柏崎警察署だからかなぁー......。

 学生時代、センセイはお金がなかったのでアルバイトで生活していた期間があります。コックやボーイをしていたのですが、そのおかげで、先生と警察官はすぐに分かるようになりました。島崎藤村の甥で、有名な西丸家から島崎家に養子に出された島崎敏樹という人が岩波新書の中で「医者と教師と警察官は人間ができにくい」という意味のことを書いていました。先生であるセンセイの自戒の念をこめて、「やっぱりそうだよね」って思います。お互い、相手の立場で考えるようにしましょう。ね。




2月9日(金) 試験監督をしていて、皆さんの成長を感じました

 西村センセイは今日も電車でご出勤。期末試験の試験監督......といっても自分の試験はもう終わりましたから、他の先生の分です。

 ちょっと早起き。天気が良く、東の空にきれいな太陽が昇ったばかりでした。放射冷却で、たぶんこの冬一番くらいの冷え込みだったと思います。あちこちがツルツルに凍っていました。

 お昼まで試験に立ち会っていました。自分の試験ではないので、ぼぉ〜ぉっと皆さんの顔を拝見していました。1年生の試験だったので、基礎ゼミ(こちらから)で一緒だった学生さんも何人かいました。

 で、基礎ゼミのことを思い出しつつ、皆さんの顔を見ていた時、ふと気づいたことがありました。この1年間で皆さんずいぶん成長しているのです。
 もう立派な−−その分、遊んだり、サボったりすることも覚えた−−大学生の顔なのです。「親はなくとも......」とまでは言いませんが、やっぱり成長しているんですね。自分のことを振り返って反省していました。

 というわけで、今回も試験の写真はないので、今日は出勤途中の先生の影(今朝撮影)をご覧ください。何をイメージしますか? 存在の不条理? 足長おじさん?

 そうそう、学生の成長に関して、1994年春に地元紙『新潟日報』に記事を数回書きました。
 ご関心をお持ちの方は
こちら(PDFファイル。308k)をクリックしてください。自動的にダウンロードが始まるはずです。なお閲覧にはAdobeのAcrobat Readerが必要です。お持ちでない方はそれぞれのOSのものをAdobeのサイトからダウンロードしてください。万一、ダウンロードしたファイルが開かない場合−−Windowsでは問題ないはず−−は、まずAcrobat Readerを起動し、そこからファイルを開いてください。



2月8日(木) 今年度最後の講義(期末試験)を終えました

 朝起きると新潟市内は雪。昨日までの暖かさはどこへやら。

 学内の期末試験もいよいよ大詰め。今日、センセイが担当する「科学史2」の期末試験がありました。問題数はわずか1問。ビックリした人も多かったと思います。帰宅時の電車の中で(解答ではなく)感想を読んでいたのですが、自由題なのでかえって難しい、という人が多かったです。つまり、自分で考える習慣がまだあまりついていないということですね。でも、与えられた時間、一生懸命解答している姿が印象的でした。

 ホントのことをバラすと、せっかくだから試験風景を撮影しようかと思ってデジカメを持参していたのですが、撮影はやめました。一生懸命やっている皆さんに申し訳ない気がしたからです。

 というわけで、テスト風景の代わりに登場するのはベンチの上のPowerBook。帰宅時、雪が舞う(!!)新潟駅のホームで皆さんの感想(アンケート中の「今日の一言」)を打ち込んでいるところでした。

 今日の講義の感想はこちらです。ぜひご一読を。
 その他の調査結果は春休みに集計します。



2月7日(水) 春が、一歩一歩近づいています

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は新潟も寒さが緩んでいます。

 道を歩いていて、柳の枝が伸びていることに気づきました。写真は自宅庭の小さな潅木なのですが、芽がもうずいぶん膨らんでいます。雪の下でもしっかりと春に備えていたんですね。

 じっと雪や冬や困難に(背を向けるのではなく)立ち向かった人やものに、春は着実に近づいています。

 なお、本日(2月7日)、このホームページへのアクセス数が2,000を達成しました。これもひとえに皆さんのおかげです。

 アクセス数2,000達成を記念して新企画を計画しています。ご期待ください......アクセスが1,000を越えた時にも同じことを書いていたような気がしますが......アハハ。



2月6日(火) 川上澄生の木版画展へ行ってきました

 柏崎市内中心部のショッピングモール「フォンジェ」(こちら)で開かれた川上澄生の木版画展「木版画の詩人 川上澄生の世界」へ行ってきました。

 川上澄生は有名な棟方志功と交流があった版画家です。

 作品は単色および多色刷りの版画が多かったのですが、中には立体的な像や右図のような作品「ペリー提督」などというのもありました。実物は相当なインパクトを持っています。

 人物や場所は実在、架空が混在しています。そしてどの作品の人物−−−−も内面を強調された形で表されています。また第二次世界大戦という時代を反映した作品もあります。かといって目の前に現実に潰されてしまうのではなく、作者はとても遠くを見つめています。

 中には、「日本越後國柏崎黒船館(右図!!)」−−もちろん当時は架空の館−−などという物もあります。ナシテ?

 実は、会場となったフォンジェを運営するリーダー的な存在の呉服店「花田屋」の昔の店主の弟と、川上澄生の間に交流が続いたのです。
 その弟はやがて市内に、今回の展覧会を主催する黒船館という財団法人を実際に創設することになります。

 よく見ると会場はテナントが撤退したあと。フォンジェからはもう何店もお店が撤退してしまっています。
 このように考えると、今回の版画展を見ても複雑な思いにかられます。

※ 川上澄生の木版画展「木版画の詩人 川上澄生の世界」は柏崎市東本町のショッピングモール「フォンジェ」1階特設会場で2月12日(月)まで。開催時間は10:00〜18:00。入場無料。




2月5日(月) 今日は上天気。当地では雪解けが一気に進みました

 柏崎出身の皆さん、右の写真はセンセイの部屋から撮った今朝の米山です。いかがお過ごしでしょうか。

 今日の当地は上天気。朝は放射冷却で、今年一番の冷え込みとなりました。あちこちで凍結していて、車を運転する人はたいへんだったと思います。
 昼間もずっと晴れたので雪解けも一気に進みました。それでもまだ田圃には10cmくらいの雪があります。

 このところセンセイは自宅でずっとある原稿を書いていたのですが、ようやく明日には脱稿できそうです。締切は先月末(!!)だったので、1週間の遅刻となってしまったわけです。関係者の皆さん、申し訳ありません。その分、内容を充実させました。

 当地は明日から天気が崩れるそうです。次の晴天は1週間後だとか......。こういう時ほど晴れ間の貴重さを実感しますね。




2月4日(日) 柏崎市内の温泉「かんぽの湯」で一泊してきました

 節分の昨日(3日)から立春の今日にかけて、市内の温泉に一泊してきました。

 昨晩は子守をする必要があり、近くの実家に泊まろうかとも思ったのですが、年老いた両親へのサービスも兼ねて温泉へ出かけることにしたのです。昨春、当時幼稚園児だった娘も連れて、瀬波温泉で卒論発表会を開き、「今年は温泉ないの?」と娘に尋ねられたせいもあります。
 そんなに遠くなく、そして手頃な値段ならどこでもよかったので、いろいろ候補を考えました。

 柏崎市の市街地には「柏崎温泉」というのがあり、いくつかの旅館が営業しています。最近は「ソルトスパ潮風」という第三セクター(?)の入浴施設もあり、一度行ってみたいと思っているのですが、こちらは日帰り専用で宿泊はできません。
 で、結局、市内中心部から車で10分くらいのところにある「かんぽの湯」(写真上)にしました。

 施設は、紅葉で有名−−時期になるとライトアップされる−−「赤坂山」という高台の公園地域の一角にあり、柏崎地域のシンボル米山から柏崎刈羽原発まで柏崎市街を一望できます。区域内には市立博物館(プラネタリウムあり)や国立新潟療養所、木村茶道美術館もあります。

 「かんぽの湯」−−正式には「簡易保険加入者福祉施設」−−にした理由の一つは、旧郵政省関連のこの組織がどの程度民間企業として機能しているのかを見たかったのです。民間の宿泊施設からしばしば、この種の施設が低料金でお客を奪い、経営を圧迫しているとされることはご存じかと思います。

 建物は築30年以上で、だいぶ疲れていましたが、内装に手を入れてあるので、それほど変な感じはしません。
 温泉(写真中)はアルカリ性の鉱泉で、体が芯から暖まります(上がってから汗が引かなかった)。ただしあまり大きな浴槽ではありません。
 食事は食堂(写真下)ないしは大広間で取るのですが、美味しく、また量も多くてとても4人で食べきれなかったほどです。お客は主に老人の団体のようでしたが、数組はセンセイのように家族数人で保養、という感じでした。朝になると宿泊客用に地場ものの土産物コーナーも開かれていました。

 で、この辺までは普通の温泉だったのですが、やはりサービスがどこか親方日の丸的で、イマイチでした。
 ウェイトレスは、食事中は愛想も良く、普通の感じなのですが、廊下ですれ違ってもまったく挨拶しません(翌朝は挨拶していた)。食事の手配−−お客が集中するので、仕切る必要がある−−などにも民間の厳しさは感じられません。朝食の時間を尋ねられたので、その時間中に寝具を片づけるのだと思ったら......あらあら期待外れ。センセイの父は公務員だったのですが、この辺に関してはまったく同意見でした。
 確かに料金は割安で、週末、民間の施設なら\13,000〜\15,000/1人くらいの宿泊料金(食事、サービス料その他込)が\10,000でした。これなら流行る−−週末はいつも満室−−わけだよなぁー。

 でもお父さん、夜はお父さんのいびきが一番うるさかったんだぞぉー......後で娘に聞いたら、センセイもいびきをかいていたそうです。う〜ん、ふと感じる血の繋がり。

 というわけで、西村家はファミリーで温泉を楽しみました。チャンチャン。









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