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−−2001年2月第5週〜3月第1週−−

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3月3日(土) センセイご贔屓の理髪店

 皆さん、春休みをいかがお過ごしでしょうか。センセイは今日も自宅で仕事です。
 夕方、所用で外出したのですが、日脚がすっかり伸びていることに驚かされました......でも相変わらず寒いですし、明日は大荒れとなりそうなのですが......。

 今日はセンセイの行き付けのお店のお話。
 センセイは柏崎市に住んでいますが、理髪店は新潟市のお店(写真)を利用しています。新潟市内に住んでいた家の近くで、その頃からずっと通っています。
 柏崎市に引っ越していろいろお店を探したのですが、なかなか気楽に行けるお店に出逢えずにこうなってしまったのです。

 お店は30代後半のご主人−−好人物。もちろん腕も確か−−が切り盛りしており、忙しい時はお母さんが手伝います。親子だけあって二人の息はぴったりで、センセイを通わせる理由の一つです。自営のお店を引き継ぐのは実際には難しいことが多いのですが、こういう例もあるんですね。ちなみに家の前で遊んでいる子は娘さんの一人です。もしかすると、三代目?

 センセイはこれからもできるだけこのお店を利用して応援しようと思っています。



3月2日(金) さようなら、特急「白鳥」(続編)

 今日は昨日(こちら)に引き続き、廃止される特急「白鳥」のお話。

 何回か書きましたが、センセイの家は柏崎駅の近く、つまり線路の近くです。家の中から列車を見ることができますし、貨物列車が通過すると家が揺れてしまうくらいです(客車電車だと揺れない)。

 で、今日は自宅でずっと仕事をしていたのですが、白鳥のことが気になって仕方ありません。ニュースで「今朝、6時11分に最後の白鳥が青森駅を出発しました」とか放送すると、もう落ちつきがなくなってしまいます。「今頃は新潟駅だから、凄いことになっているんだろうなぁー」といった具合です。

 というわけで、仕事の合間を見て、ちょっとお散歩。最後の白鳥をこの目で見送りました。

 上の写真は13:50に国道8号線の跨線橋下を通過する上り大阪行の白鳥です。定刻通りの運行です。この直後に大粒の霰が降ってきました。

 下の写真は定刻の15:12を、少し遅れて柏崎駅を出発した直後の下り青森行の白鳥です。よく見るとヘッドマーク(先頭の看板)が、「さよなら白鳥」となっています。昨日は普通のヘッドマークだった(こちら)のですが......。

 この間、この2両の白鳥は14:30ころに直江津−糸魚川間ですれ違ったはずです。
 上り、下りとも11両という豪華な編成で、よくは見えませんでしたが車内は満席のようでした。

 「白鳥の歌」という言葉があります。白鳥は死ぬ直前に美しい歌を歌うという意味です。"Swan Song"というレコード会社(Led Zeppelinの会社)の名前はそこから由来しています。今日の「白鳥」は、年老いて、しかし健気に最後の歌を歌っているかのようでした。

 さようなら、特急「白鳥」。さようなら、特急「雷鳥」。



3月1日(木) さようなら、特急「白鳥」

 昨晩(2月28日)は夜遅くまで新潟市内で知人と飲んでいました。とても有意義だったのですが、そのためにページを更新することができませんでした。皆様、相すみませぬ。

 今日は所用を済ませて、お昼過ぎに帰宅しました。こういう時、普通なら経費節約のために高速バスで帰るところなのですが、今日はJRを利用することにしました。明日で廃止されてしまう特急「白鳥」に乗ろうと思ったからです。
 特急白鳥は、40年前から大阪−青森間を13時間(も!!)で結んでいます。青函トンネル開通以前には青函連絡船とも接続していました。つまり、関西が北海道と結ばれていたわけで、その昔の北前船あるいは北国街道の繁栄を再現しているかのようです。

 かつては日本国中を長距離の特急列車や急行列車が走っていました。けれども飛行機の普及や高速道路の整備によって人や物の流れが瞬く間に変化して、長距離列車は廃止され、また編成が短くなってしまいました。
 しかしその流れの中で、白鳥は健気に特急らしく威風堂々と−−でも車両は疲れながら−−走っていました。昔よりは編成も短くなり、食堂車も廃止されはしましたが、それでも他の特急とは比較になりません。何てったって、格が違います。個人的には富山の鱒寿司の美味しさを教えてくれたのが白鳥でした。センセイにとっては思い入れの深い特急です。
 けれど最近の乗車率は惨憺たるもので、いつ廃止になってもおかしくない状況でした。また大阪−青森間を通して乗る人はほとんどいませんから、実際には大阪−新潟、新潟−青森間の二本の特急というのが実態でした。センセイも大阪から青森まで乗り通したことはありません。大阪へは良く利用しましたが、それ以外は県内の利用だけで、白鳥での北限は村上までです。
 で、JR西日本−−白鳥はJR西日本の所属−−は、今回のダイヤ改正(改正????)で白鳥を廃止するのみならず、新潟−大阪間の昼間の直通列車を全廃することにしたのでした。「雷鳥」も廃止となります。(ただし夜行は残る。しかも本来は夜行である大阪−札幌間の「トワイライト」はセンセイの家の前を真っ昼間に通過する。)
 というわけで、センセイは今朝になってから、廃止前にせめて柏崎まででも乗っておこうと思い立ったのでした。

 「変だな」と感じたのは昨日のことでした。出勤のために白新線の佐々木駅で電車から降りようとした時、一人の独特な雰囲気の少年が降りたのです。あれっ、と思ってよく見ると、ホームに鉄道マニアらしい少年が二人。白鳥が廃止されることは鉄道マニアの間で評判になっているのですね。佐々木駅は列車の交換もあり撮影ポイントの一つですから。

 新潟駅のホームへ入ると、まだ時間があるのにマニアらしい人々がホームのあちこちで待機しています。(最初の2枚の写真)

 そのうち「業務放送ぉーっ。5012Mぅー、新発田3分」とか「5012M、豊栄2分」とかアナウンスするようになりました。5012Mというのは白鳥の列車番号で、白鳥が新発田を3分遅れで出発し、豊栄を2分遅れで通過したという意味です。いつもはここまで言わないので、マニアへのサービスという面もあるようです。そのうち、「5012M、30秒」。つまり、間もなく入線(ホームへ入ること)するということです。遅れが短くなっていますから、新発田より新潟側−−複線区間が多くなる−−でずいぶん飛ばして、遅れを回復したわけです。気合いが感じられます。

 ホーム上のアマチュアカメラマンへの警告のアナウンスが流れる中を、青森からの白鳥は疲れを悟られまいという感じで静静と入線してきました。(3枚目の写真)
 「静静」と感じたのは、たぶん周囲の雰囲気が高じていたからでしょうね。ロングノーズの独特の形態−−昔のバスによく似ています−−を、かつてはよく目にしたのですが、現在、県内で見ることができるのは白鳥だけです。
 新潟までの自由席は満席で、たくさんの人が降りました。たぶん、多くは新幹線に乗り換えるのでしょう。
 で、いよいよセンセイも乗車。新潟からの乗車率は意外にも50%くらい。もっと混雑するかと思ったのですが。で、よく見ると普通のお客はその中の30%くらいで、残りの70%くらいはマニア−−業界用語で「鉄っちゃん」という−−の方々。

 進行方向を変えることもあり、新潟駅ではかなりの時間停車しています。この間を利用してホームへ降りると......あちこちでカメラのフラッシュが焚かれたり、いつもは閑散としているお弁当屋(新発田三新軒)が黒山の人だかりで、しかもテレビカメラまで入っていたり.....。(4・5枚目の写真)
 アナウンスによると、いつもは9両のところを、今日は2両を増結して11両で運行しているとのこと。かつての栄光がよみがえったかのようです。TVニュースでは明日の最終便の指定席は完売とのこと。

  ヨーロッパには良くあって、でも日本ではめずらしい頭端式の新潟駅を出発すると、やっといつもの白鳥......のはず......が、ビデオを回す者もいれば大判の時刻表−−マニアの必携品−−と地図帳を広げる者もいるという具合で、何だか奇妙な雰囲気でした。オマケに、各駅や沿線には白鳥を一目見ようとかなりの人が出ていました。

 長岡で大勢普通のお客さんが乗ってきたので、乗車率は80%くらいになりました。そして、なぜか雨も降ってきました。新潟は降っていなかったのに......。

 雨の柏崎駅で降りる時に各車両をざっと見たのですが、指定席はかなり埋まっていました。
 特に、いつもはガラガラのグリーン車が今日に限ってほぼ満席でした。しかもマニアだらけの他の車両とは違って、多くは3〜4人くらいのグループで昔を懐かしむ50〜60歳くらいの旅のようでした。

 実は白鳥は、かつて集団就職先と出身地とを結ぶ列車だったのです。「白鳥」と自分の最後の機会に、ということなのでしょうか。

 ただの特急列車の廃止。けれどもその背後には、とても多くの声にならないドラマがあるようです。見かけに振り回されるのではなく、その小さな小さな声を聴きわけられること、そしてそれを続けることが大切なのではないでしょうか。



2月27日(火) 使い出のある電話会社・ISPの料金プラン

 今日の新潟は昨日までの悪天候が嘘のように、綺麗に晴れ上がっています。先生も陽気に誘われてちょっと外出してきましたが、車の窓を開けて新鮮な春の空気を味わいました。

 さて、センセイはこの1月から電話会社(NTT)とインターネット・サービス・プロバイダーの契約を見直しました。インターネットの検索機能をもっと活用しようと思ったからです。1月中は機器の入れ替えなどで良く分からなかったのですが、2月は完全に新システムで動いているのでその効果ががハッキリとでています。

 センセイのルーターには写真のような料金・通信記録が残されます。(写真にはないが、通信相手もすべて記録されている。)



 それによるとこの1ヶ月、日中を中心に約11時間半インターネットを利用したことになっています。通常の料金だと約\2,500になるのですが、センセイはNTTの「i・プラン1200」に入ったので、\3,000分まで\1,200で利用できます。まだずいぶん余裕があるわけです。
 ISPの方は従来の契約だと約\3,500になるのですが、日中は無制限というコースに切り換えたので、\1,200となります。NTT・ISPともまだまだ利用できたわけですね。

 インターネットの利用の仕方は人によって大きく異なると思います。センセイのように日中ずっとMacの前に座っている人は少なく、日中は職場や大学にいて、接続するとしてもLANを利用し、帰宅後の夜11時以降にダイヤルアップで利用している方が圧倒的だと思います。もちろんセンセイよりもずっと利用していらっしゃる方も多いでしょう。
 ですからセンセイのケースがそのまま当てはまるとは思えず、みなさんそれぞれに似合ったコースを探していただくしかないのですが、今回分かったことは、コースの選択によってはずいぶんお得になるということです。見方を変えると料金的にもインターネットがもう本当に身近なサービスになってきて、もっともっと活用できる時代になったということだと思います。

 ......これでCATVやADSLで通信速度が速くなったら、もう何も言うことはないのですが......。テレビは要らなくなりますからね。(現在でもラジオは必要ありません。)


 なお、明日は知人と楽しいお酒を飲んでいると思いますのでページを更新できない見込みです。悪しからず。それとも新潟駅前の料理の美味しいお店にいらっしゃいますか? もちろん大歓迎ですよ。



2月26日(月) 自分探しの旅......あなたはヒットするか!?

 皆さん、週の始まりをいかがお過ごしでしょうか。今日の柏崎市はとても寒く、雪が舞っています。

 さて、今日のお題は「自分探しの旅」。最近の若い人にとっては切実な問題です......というわけで、堅い精神論をイメージすると......今回はハズレ!!

 皆さんはインターネットでの検索にどのポータルサイトをご利用でしょうか。多くの方はYAHOO!などを利用されていると思います。
 センセイももちろんその一人なのですが、探し方が悪いのか、なかなか適切な情報に行き着かないのです。探し当てられないか、多すぎて絞り込めないかのどちらかになりがちです。特に、同じようなサイトがいくつも出てきて困ることがあります。

 で、そういう時にセンセイは写真のISIZE<http://www.yahoo.co.jp/>こちらを使ってみます。YAHOO!よりは当たる感じがします。皆さんはどう思われるでしょうか。

 最近、"Google"という写真のサイト<http://www.google.com/>こちらを耳にすることが多くなりました。


 試しに自分の名前を入れてみてください。さて、どうなるでしょう。センセイの場合、同業者である大学の先生やクリエイティブ系の人が多いようでかなり項目があがります。
 Googleだと、他のサイトと違って重複分は除外されますし、何よりも「的確にヒットする」という感じがします。

 先生オススメのポータルサイト、ぜひ一度お試しを。



2月25日(日) 怒涛の週末:25年ぶり(!!)のスキーと同級会

 皆さん、週末をいかがお過ごしでしょうか。昨日(24日)はページの更新をサボってしまいました......というか、更新できませんでした。以下は、その言い訳です。

 先週末にスキーの面白さを見せつけられた西村センセイ(こちら)、とうとうシーズンの終わりで価格が下がったスキーセットを買い揃えてスキー場へ出かけてしまいました。

 面子は西村センセイと娘、両親、運動神経抜群の弟ファミリー(風邪で一部欠席あり)の、総勢7名でした。スキー場は、古志郡山古志村村営スキー場(写真)。
 少雪の年でも確実に滑られるスキー場として知られているために、いつもは混雑するそうなのですが、今年は大雪なのでどこも滑られる(!!)そうで、ゆったりとスキーを楽しむことができました。

 センセイが最後にスキーをしたのはたぶん高校生の時。25年ぶりということになります。
 ブランクが大きく、友人の暖かいアドヴァイスもあったので、今回は安全運転に徹しました。子供達とリフトの下で滑り始めたのですが......意外にも、あーら、滑れる。ターンも格好良く決まって甥っ子が「本当に25年ぶりなのぉー」というくらいです。で、油断して転ぶと......起きられない!! 体が固くなっているのと、スキー用具が25年前−−ということは四半世紀前(!!)−−とずいぶん変わっているので勝手が違うのです。それでもリフトに乗り、滑ってきましたが、けっこう大変でした。でもしばらくは娘を口実に通おうかなぁー。

 で、実家に戻って荷物を整理し、自宅へトンボ帰り。今日はもう一つ予定があるのです。小学校から中学校の同級会−−「ドウキュウカイ」って響き、ドキッとさせられませんか?−−がこの時期にあるのです(写真)。
 センセイが小学校を卒業した時、クラスは一つ、同級生は全員で26人でした。で、隣接する二つの小学校の卒業生が一つの中学校へ進みました(現在は統合合併)。今回はその中学校の同級会です。同期の卒業生は60名以上。所在が確認されているのは40名だそうです。今回の参加者は27名でした。
 センセイはずっと出身地を離れていたので、「所在不明」組だったのですが、一昨年から同級会に参加させてもらっています。

 一昨年の会にはショックを受けました。
 指定された場所に所定の時刻に着いて、部屋に案内されたのですが......「あっ、この部屋じゃない。だって知らない人ばかりだもん。だって、総髪で白髪の初老のぉー......えっ、あれって○○ぅーっ!?」......アハハ、こちらもたいへんでした。

 幼なじみというのは良いもので、本当に、みんなバレバレ。仕事や子育てに一区切り着いて自分の人生を味わう時期にきた時で、それぞれの個性がよく出ます。みんな「いかにも」という職業や立場についています。そして、ちらっとした動作にやっぱりこいつだよなぁーと感じます。写真からおわかりいただけますでしょうか。

 高校の同級会も存在するのですが、共通して一つだけ言えることがあります。気の持ちようや普段の心がけで、人生が確実に変わるということです。
 妙な精神論を説く気はありません。でも、普段から問題意識を持ち、ちゃんと対応してきた人にはちゃんと結果がついてくるように思われます。この点、申し訳ないのですが公務員は評価が1ランク落ちるようです(キャリア組は除く)。破産したり、夜逃げしたり、○○を思いとどまったりしたり、冷えた夫婦関係を意識している人たちに、センセイは心から共感してしまうのでした。民間で、重要ではない一市民として、でもがんばりましょう。

 で、二次会のカラオケへ行ってヘベレケになり、日付が変わってから帰宅したのですが、翌日(25日)は娘に起こされました。昨日、カッコいいところを見せつけられた甥っ子−−娘にとっては従兄弟−−に対抗してスケートに行こうというのです。10時過ぎに市内の県営スケート場に昨日と同じ面子が集合し、2時間ほどスケートを楽しみました。
 センセイはみんなが滑る様子を撮影するために、初めて滑りながらビデオを撮影したのですが、案外良く撮れていました。

 もうすぐ2月も終わり。それでは、また。










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