2001年9月29日更新(2001年10月8日ページ移動。2003年2月1日および2004年4月16日一部写真削除)

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−−2001年9月第5週−−

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9月29日(土) 保護者懇談会に参加して、エネルギーを分けていただきました

 皆さん、週末をどのようにお過ごしでしょうか。

 センセイは今日の午後、新潟市内のホテルで開かれた保護者懇談会に参加してきました。この会は、3年次生の保護者を対象に、これから始まる就職活動について理解していただこうというものです。
 センセイはこれまでも該当する学生がいる時はこの会に参加してきたのですが、今回は3年のゼミ生の保護者数人が出席されるとのことでしたので出席させてもらうことにしました。

 前半は写真のように大学からの説明だったのですが、後半は隣の部屋へ移動して、保護者の方と2時間に渡って懇親しました。

 都合があって車で行ったのでアルコールは抜きでしたが、何だかセンセイのいたブロックは異常なまでの(?)盛り上がりを見せていました。特にお母様方からは熱心な質問(?)が寄せられました。後からある先生に「女性陣に弄(もてあそ)ばれてたんじゃない?」などとからかわれる始末!!
 実際のところは、保護者の方々と多方面に渡るお話をさせていただき、いろんなエネルギーを分けていただきました。夜道を運転しながら、「参加してよかったな」としみじみ感じた西村センセイでした。



9月28日(金) いよいよセンセイの授業が始まりました

 昨夜から今朝にかけて新潟県内では時折強い雨が降りました。センセイが住む柏崎市では何事もなく済んだのですが、新潟市など一部では被害も出たようです。皆さんのところはどうだったのでしょうか。

 さて、今週の水曜日から後期の授業が始まりました。
 センセイも昨27日(木)から「科学史」の授業開始。朝日をあびたコスモスからエネルギーを分けてもらいながら出勤しました。

 久しぶりの授業だったので、センセイも受講生もちょっと緊張してしまったようです。でも何とかいい調子で終えることができました。
 不思議なもので、最初の授業がうまく行くとその後の授業も順調に進みます。ですから後期の授業も期待できますね。なお、実際の授業の様子についてはこちらからご覧ください。

 夕方授業を終えて、皆さんと一緒に電車で帰ったのですが、信越線の特急に乗るとすぐに真っ暗になってしまいました。本当に「秋の夜は釣瓶(つるべ)落とし」ですね。

 来週は二つのゼミと「科学思想史」が始まります。こちらもご期待ください。



9月25日(火) 後期が始まりました −−みんな、ずいぶん逞(たくま)しくなりました−−

 今日から後期が始まりました。と言っても今日は1・2年生の科目登録だけですが。

 学生の皆さんと面接していて、一つ気づいたことがあります。ほとんどの人が夏休み前より逞(たくま)しくなっているのです。何があったのか(なかったのか)、プライベートなことには関知しませんが、ずいぶん大人になったなぁーと感じていました。

 いよいよ明日から講義が始まります。センセイの科目は木曜日からです。逞しくなった皆さんとの再会が楽しみです。



9月24日(月:振替休日) 田舎の、秋の彼岸(2) −−サツマイモ掘りとお寺参り−−

 秋分の日、つまり彼岸の中日のお話の続きです。

 昨日は午前中、子供たちと畑でサツマイモ掘りをしました。母がこの日のために育てていたものです。

 今回は小さい子供が多かったため、まだうまく抜くことができず、周囲を掘らないうちに引き抜いて折れてしまったり、シャベルで無闇に掘り返してサツマイモを真っ二つにしたりして、もぅ〜う大変でした。それでも彼女たちはサツマイモ掘りを十分に満喫したようです。
 今年は蔓(つる)の出来は良かったのですが、肝心のサツマイモはイマイチの育ちで、母も残念がっていました。

 お昼には彼岸の中日のメインイベント、お寺参りをしてきました。

 センセイの家のお寺は隣村(刈羽郡刈羽村)にある東福院という禅宗のお寺です。1461年の創建ですからもう540年もの歴史があることになります。

 久しぶりにお邪魔したのですが、やはり歴史と格式のあるお寺で、本堂も広く、そして天井も高く、センセイは「やっぱり宗教的な建造物はこれ位の大きさが必要だよなぁー」などと考えていました。

 お経の後は講話。センセイより一歳年上の住職のお話は、何と、ニューヨークのテロと宗教のお話でした。講話の中でその住職が「いろいろな宗教のことはもとより、仏教についてもあまり知りませんが......」と言っていたのと、その言葉の一つ一つに頷(うなず)く前の席の老婆の後ろ姿が印象的でした。

 さて、講話が終わればお楽しみの御斎(おとき)。要するに参加者全員で昼食です。お寺での食事ですから簡素な精進料理なのですが、家庭料理の味がしてセンセイは美味しく頂きました。

 今回は子供たちを4人連れていったので、かなり目立ちました。参加者は老人がほとんどで、数組の若い人たちも見られましたが、どうも比較的最近に新仏(にいぼとけ)を出した(=家族が亡くなった)家の人のようで、御斎になるとサッと帰っていきました。やはり仏教も人心を集める力を失いつつあるのかもしれません。



9月23日(日) 田舎の、秋の彼岸(1) −−臼引きをしました−−

 皆さん、連休をいかがお過ごしでしょうか? この2日間ほどページを更新できませんでした。すみません。

 昨日からセンセイは実家へ移動していろいろ手伝ったり行事に参加したりしました。

 まずは先日少しご触れた(こちら)臼引き。籾(もみ)をお米(玄米)と籾殻に分ける作業です。

 作業は昨日の朝から、上の写真の中央の機械を使って行われました。この作業には近所の人(写真中央)に手伝っていただきます。
 この作業所の2階には種類別に籾が蓄えられています。それを配管を通じてこの機械に導き、籾を少し擦ることによって玄米と籾殻に分けて、やせ細った緑色のクズ米などを線状のふるいで取り除きます。そして30kg−−昔は60kgもあり、しかも俵(「籾俵」)を使っていた−−ごとに袋詰めします。写真の奥にあるものが今年のコシヒカリです。籾殻は風力で戸外に排出されます。

 考えてみたら、若い方の中には玄米をご覧になったことがない方もいらっしゃるかもしれません。

 玄米は普通に食べるお米(白米)の一段階前のもので、薄茶色です。このままでも十分食べられます−−栄養価は高い−−が、慣れないと食べにくいので、外側をもう少し削る(「精米」)と白米になります。精米の程度は調節できますが、あまり削りすぎると栄養が偏ってしまいます。
 右の写真がその玄米です。写真のお米は餅米(コガネモチ)なので、コシヒカリなどのウルチ米(ご飯にして食べる普通のお米)より丸みを帯びています......違いがわかるなかぁー?

 今日、その新米のコシヒカリを60kgほどコイン精米機で精米してきました。今回は贈答用です。意外にも、農家は去年のお米を食べ終えない限り、新米は食べないのです......。

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