2002年7月4日更新(2002年7月21日ページ移動。2003年3月16日および2004年4月16日一部写真削除)

最近のニュース(バックナンバー)

−−2002年6月第4週〜7月第1週−−

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7月4日(水) やぁ〜っと採点を終えました!!

 今日の当地は「梅雨の中休み」。ずっ続いていた雨雲はどこへやら。
 気温もどんどん上昇しました。金沢から富山を経て新潟へ移動したので正確なところは分からないのですが、外気でも30℃を越えていたようです。

 やっと採点を終えました。

 大学の先生の採点というと、種々の逸話−−答案を飛ばして表面だったら合格とか−−がまことしやかに伝えられていますが、少なくとも西村センセイが現在勤務する金沢工大ではまったく違います。

 金沢工大の学生がある科目を履修して単位を取得しようとすると、学期中に少なくとも10点以上もの小テストや簡単なレポート、そして数回の本格的な提出物を提出しなければなりません。簡単なものは学生のアシスタント(SA)に手伝ってもらいますが、他は教師が読まなければなりません。
 しかもちゃんと提出してくれるのならいいのですが、特別な事情があったり、提出も遅れたり......。で、今学期のセンセイの受講生は約350名ですから、提出物件は約40,000点(!!)。おぉ。

 そしてトドメは報告の形式......。

 実は「59点、不合格っ!!」といったように単純に点数を報告して済むことではないのです。

 実施前に学生に対して公告した通りに、「出席状況」、「小テスト」、「レポート」、「臨時試験」、「定期試験」、「学習態度」というそれぞれの項目の点数で報告するのです。トータルの点数、すなわち合格/不合格は......実は報告しないのです!!

 自分の学生時代を振り返りながらこのニュースをお読みになって、その差をお感じになられたでしょうか。そしてもし大学関係者がお読みになっているのなら......彼我の差に愕然としていらっしゃるはずです。

 世界−−今回は大学教育ですが−−は確実に動いているのですね。大きな動きを確実に感じます。



7月1日(月) 謎だった花の名前がわかりました!! −−受講生に教えていただきました−−

 今日から7月。当地金沢では曇り空。ちょっと雨が降ったりしますが、晴れ間の日差しに夏の痛さを感じたりします。

 さて先日、金沢工大の受講生(1年生の「修学基礎演習」受講生)から一通のメールを頂戴しました。このホームページを初めて見たそうで、その感想が綴られていました。
 この「最近のニュース」のコーナーを面白く読んでいただいたそうなのですが「最近は更新をされていないようで...」との鋭い指摘も。す、すみません。

 で、その際、昔々のニュースのページ(こちら)で取り上げられ、一部方面で話題になったものの謎のまま残されたシロツメクサ似の花の名前が「ムラサキカタバミ」であることを教えていただきました。
 何と「南米産の帰化雑草で畑のギャング」なのだそうです。

 ギャング......確かに生命力はすさまじく、3年目も今年も写真のようにしっかり生きています。

 でも、もともとシロツメクサだって帰化植物なんだし、お互い雑草同士(!?)、シブトク生き抜きましょう!!

 2年越しの謎を解いてくれたFさん、ホントにありがとうございました。



6月30日(日) 何年ぶりかで虫捕りをしました −−採点ももうすぐ完了!!−−

 みなさん、す〜っかりご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。前回の更新が21日でしたから、一週間以上も更新をサボってしまいました。申し訳ありません。

 試験やレポートの採点は来週には終える見込みです。それにしても、これまでとちがって何百人も教えているとやはり大変です。

 で、今日はつかの間の夏休み。昨日から実家へ移動しました。

 センセイの両親はそれなりの年齢なので、センセイがいる時はセンセイの車で食料品などを買い出しに出ます。

 昨日の買い出しの際、小三の娘がおばあちゃんにねだって捕虫網を買ってもらいました。今朝はさっそく虫捕りです。
 センセイの実家は田舎にあるので環境には恵まれています。うるさいくらいの鳥の鳴き声、人間の背丈を追い越しそうな雑草、池の中の魚たち、たくさんの昆虫......。
 娘は虫捕りは初めてなのでなかなかうまく捕まえることができません。それでも紋白蝶や枝の先にとまっている糸トンボくらいは捕まえることができるようになりました。捕まえた虫は逃がしてあげます......センセイが子供の時は、羽をむしって逃げられないようにしていた(!!)のですが。

 ここのところ気温の低い日が続いていたので、昆虫の体はまだ小さめです。オニヤンマなどの大型の昆虫も見えません。

 そんな中、大型のアゲハ蝶が花にとまって蜜を吸っているのを見つけました。娘は別な場所にいたのでセンセイが捕まえました。
 羽を広げたら大きさはおそらく15cmくらい。まだ若いアゲハ蝶です。羽化して程ないのでしょう。もちろん逃がしてあげました。

 久しぶりの虫捕り。娘以上にその気になっていたのは、実はセンセイの方だったりして......。



6月21日(金) クワガタの変態が始まりました!!

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。センセイは昨晩(20日)、3週間ぶりに柏崎の自宅で休みました。

 さて、今日敬和学園大学での講義を終えてその自宅へ戻ると、娘が息急ききって駆け寄ってきました。見せたいものがあるというのです。

 連れて行かれたのは自宅の車庫の片隅。先日もらった(こちら)クワガタの幼虫のいる場所です。

 到着してみると、先日とは違って、使っていない植木鉢の中に居を移していました。

 覗いてみると、写真のように色も様子もすっかり変わっています。変態が始まったようです。

 センセイは田舎で育ったので昆虫の幼虫は珍しくないのですが、このような変態は記憶にありません。
 興味津々なのですが、このような、当の昆虫にとっては劣悪な環境の中で無事に育つのか、本当に心配です。娘もイザとなったら実家の元の場所に返すと言っているのですが......さて、この続きは?!



6月18日(火) 今年も「ニュートンのりんご」が実を結びました

 やや旧聞に属する話題で申し訳ありません。

 先週末に敬和学園大学で講義をした際に、ニュートンのりんごの木の様子を確かめてみました。

 ご覧のようにまだ梅の実より一回り大きい位なのですが、今年もたくさんの実がなっていました。約40個くらいでしょうか。

 りんごの木をもたらした西村センセイはその場所を去っても、しっかりと根づいているんですね。

 がんばれ、ニュートンのりんごの木。



6月16日(日) 金沢からとんぼ返りして「えんま市」へ行きました

 木曜日まで東京にいた西村センセイは、金曜日は新発田の敬和学園で講義。いつもならそのまま柏崎市の自宅へ戻るのですが、土曜日に金沢工大で仕事があるので自宅脇−−センセイの自宅は信越線の近くで電車がよく見える−−を通過して(!!)金沢へ戻りました。

 仕事は午前中で終えたので今度こそ自宅へ。のんびりと各駅停車を乗り継いだのですが、柏崎へ近づくと、いつもと少し様子が違います。

 普段ならガラガラの車内なのですが、近くの駅から子供たちや家族連れが続々と乗り込んでくるのです。それもとてもワクワクした様子です。

 そうなのです。初夏を告げる地域の最大のお祭り「えんま市」が開かれるのです。

 6月14日から16日の間、どこにこれだけの人がいたのかと思うほどたくさんの人が柏崎の旧市街へ繰り出します。中心部は交通止めになり、何百もの屋台が出ます。
 もともとは馬の市で、江戸時代に屋台が出るようになり、田植えを終えた人々の娯楽となっていたようです。

 20年くらい前までは反物や陶磁器といった種々の生活用品のお店も多かったのですが、この頃は子供向けのオモチャや食品の屋台ばかりで少々残念な気がします。
 それでもやはりこういう行事は大切にしたいものですね。




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