2003年2月15日更新(2003年2月22日ページ移動。2003年9月8日および2004年5月3日一部写真削除)

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−−2003年2月第3週−−

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2月15日(土) PowerBook G4専用のインナーケースを買いました!!

 以前お伝えしたように、アメリカ行きが迫っています。もちろんお仕事です。

 来週中にいろんな仕事を片付けないといけないのですが、そちらは何だか力が入らずに、今日はちょっとお買い物をしてしまいました。といっても1週間ほど前に発注したものが今日届いたということなのですが。

 上の写真のように、届いたものはアルミニウム製のケース。それを開くと中からPowerBook G4がぁーっ!! もちろんPowerBookが届いたわけではありませんよ。

 Mac OS 9から起動できるPowerBookとしては本当に最後になってしまったG4ですが、次回のモデルチェンジでラインから外れてしまうでしょう。
 センセイとしてはこのPowerBookを大切に使いたいと思っているのですが、弱点の一つはその框体の脆弱さです。
 実際にはかなり強靱に作られているのですが、センセイのように「いつでもどこでもPowerBookといっしょ」という生活を生き抜くには、ちょっと心細い。

 というわけで今回、舘林製作所という大阪のメーカーが作っている専用ケースを購入したのです。
 センセイが購入したのは最もシンプルで安価なものですが、取っ手付きなどいろいろなバリエーションがあります。 舘林製作所は測定機器などのケースの専門メーカーです。1台からでも作ります。

 ......でもPowerBook G4の重さは約2.5Kg、今回購入したケースは約1Kgですから、総計3.5Kg弱の重さになります。センセイが愛用していたPowerBook 2400cの倍近くになります。う〜ん、大型のノート型パソコンと同じ重さですねぇ。

 しかも単に重さの問題だけでが問題なのではなくて、いつでもどこでもお友達感覚で開けた2400cと違って、G4は何でもできる小型デスクトップ様をお運びしている、そんな感じです。基本的な使い方が違います。

 このところ電車での通勤がメインなのですが、なかなか電車の中では開く気分にはなれません。残念ながら今回のインナーケース購入でこの傾向はさらに進むものと考えられます。2400cみたいに使いやすくて、Mac OS 9から起動できるMacがあればなぁー......今となっては無理な話なのですけどね。



2月14日(金) 新しいデジカメの使い心地は...

 デジカメをフジの4700zから写真のF-401に換えて(こちら)から3ヶ月以上経ちました。

 基本的には満足しています。でも直後から気づいていることや、時間が経ってから分かったことがいくつかあります。

 まず肝心の画質ですが、取り立てて不満はありません。
 ただし、ワイド端が足りないのでぐっと見渡すことができず、構図的にもペタッとした感じになります。
 また画質そのものも以前のものより平板な感じです。一つには「高画質モード」がなくなっているからだと思います。CCDが小型化し、それに伴って光学系が小さくなっていることも関係しているかもしれません。

 400万画素相当まで使えるのですが、センセイの場合は通常、200万画素で使っています。印画紙に焼いても通常のLサイズなら問題はありません(ただしやはり平板的な印象を受けます)。残念ながら、それ以上の大きさに焼いたことはありません。

 電池の持ちは比較にならないほど改善されています。普通に使っている限りまったく問題は生じません。今月末にアメリカへ行くのですが、銀塩写真は持たずにこのデジカメだけ、それも充電器を持たずに行こうと思っています。それくらいタフです。

 重さは半分くらいになったような、とても軽い印象を受けます(実際は2/3くらいだと思う)。

 大きさは以前のものより一回り以上小さくなっているのでとても扱いは楽です。小さくなるとハンドリングが悪くなりがちなのですが、電源スイッチをかねた本体右側(上の写真の左側)の部分を持つとそれなりに安定します。
 これまではもうちょっと大きかったのでPowerBookを収めた鞄に入りきらず、外側にストラップでぶら下げていました。今度のはスッと鞄に入ります。

 でもその分、鞄から出すのがちょっと億劫(おっくう)で、明らかに撮影のペースが落ちています!! 見落としがちなちょっとしたものを、でも大切なものを撮ろうと思ってデジカメを始めたのですが、本来の目的から少し外れてきているようです......でもこれってつまるところ、撮影する側の問題ですよねぇ。深く反省。

P.S. 何人かの方からデジカメの使い心地についてのお問い合わせをいただいております。以上、ご参考になりましたでしょうか。



2月13日(木) Macファイルの「パッケージ化」 −−すでに変わっていたファイル管理−−

 今日はずっとテストを採点していたのですが、書類が相手なのでMacの出番はあまりありません。そこで今日は採点しながら、Macの、単純ながら時間のかかるファイルを整理していました。
 具体的に言うと、Virtual PC 6.0で動かすWindows 2000+Office 2000の具合がとても良いので、それ以外のファイルを、必要に応じて時間をかけて圧縮し、CD-Rに焼いて保存してから外したのです。必要になったらまた戻せばいいののですからね。こういう便利さはMacならです。

 右の写真は右側のフォルダから必要なファイル(ここでは不要になったWindows 98 SEディスク:非圧縮)をライティングソフト"Toast"で保存しようとしているところです。

 よく見ると、右側のフォルダ内ではファイル(書類)に見えますが、Toast内では一つのフォルダになっていることが分かります。その内部に二つのファイルが見えます。

 どうしてこういうことが起きたのでしょうか。
 Mac OS 9ころからだったと思いますが、実はそれまでの「フォルダとファイル」という単純な形式に加えて、新たに「書類パッケージ」という形式が登場したのです。

 それまでのMacはフォルダやファイルに直接アクセスすることが可能だったのですが、この便利さは、反面、必要なファイルが故意や不注意で改変されたり削除される危険性も伴います。
 それを避けるためこれまでは、「不可視ファイル」という普通には見えないファイルを用いたりしていました。

 新たに登場した書類パッケージでは、外部からはあたかも一つのファイルに見えるフォルダの中に必要なファイルをパックしたものなのです。
 アプリケーションによってはこの中にヘルプファイルを含める場合などもあります。二枚目の、情報を示した写真はパッケージの一例です。

 わかりやすさと自由さ、柔軟性がMacの特徴だったのですが、実はWindowsと同じように「素人には絶対に触らせない」、「本当の中身は見せない」という改変が進んでいたんですね。

 この方針は最新のMac OS Xではさらに顕著です。ユーザーが見ることができるのはほんの表面だけ。それも"Finder"というごく小さな覗き窓から見ることができるだけです。"Finder"の概念もまるで変わってしまっています。

 MacにせよWindowsにせよ、最近のOSが巨大化し、しかもキャラクターベースのUNIXとその傍系を基盤としているために仕方ないことなのですが、Mac OS 7以前のシンプルさを好ましく思う西村センセイは、やはり古い人間なのでしょうか。



2月12日(水) 夜の魚津(うおづ)は蜃気楼の中? −−「蜃気楼予報」のお話−−

 西村センセイ、昨日は自宅にいたのですが、今日はもちろん大学へ出勤です。新潟から金沢へ電車で移動する場合は、前の日に柏崎の自宅でお風呂に入って家族と一緒に夕ご飯を食べ、それから電車に乗ります。
 電車は特急を利用することもありますが、経費節減と、そもそも鈍行が好きなので、多くの場合は各駅停車で移動します。北陸線は昭和30年代に新規にトンネルを掘るなどずいぶん整備されたので、各駅停車もずいぶん速いのです。しかも直江津から乗り換えなしに、センセイが下車する西金沢を経て小松まで行くという、西村センセイのためのような列車もあります。便数の少ないのが難点ですが......。

 各駅停車だけだと金沢到着が遅くなりすぎる場合など、途中から特急に乗ることもできます。昨日は魚津(うおづ)駅で各駅停車を降り、後続の特急に乗りました。各駅停車を追い越すのです。

 魚津は蜃気楼で有名です。
 立山から富山湾に冷たい空気が降りてきて、大気の屈折率が部分的に変化し、湾の向こうに存在しないはずの町並みが見えるのです。残念ながら西村センセイ、まだ実物を見たことはないのですが......。

 と、まぁ、ここまでは知っていたのですが、特急を待ちながらホームをフラフラしていたら、この蜃気楼は4月〜6月の期間しか見えないらしいことがわかりました。雪解けの冷たい空気がある時だけなんですね。
 そういえば、地元の民放ラジオ局は「蜃気楼予報」を流しています。予報が70%以上だと蜃気楼を見られることが多いのだそうです。でも考えてみたら、確かにこの予報は限られた時期しか放送していませんでした。
 
 待合室に入ってみると蜃気楼の写真がありました。
 説明を読んで初めて、蜃気楼が実は新潟との県境方向で見えることを知りました。センセイはてっきり対岸の能登半島方向で起きると思いこんでいたのです。冷たい空気が海に降りたばかりの海岸部で発生するのですね。知らないことばかりでした。

 それにしても広い駅構内には誰もおらず、駅近辺にもあまり人の気配を感じません。目に入ってくるのは地元の金太郎温泉の古びた看板ばかり。

 何だかこのまま夜の闇の向こうの蜃気楼に引き込まれそうになった西村センセイでした。......イラストのように竜宮城だったら、案外その気になってしまうかも。



2月11日(火:休日) 自宅近くの、初めてのスキー場でスキーを楽しみました

 外国からのお客さんの相手も終えて、今日は久しぶりのゆっくりとした休日です。

 今日は娘を連れて、自宅近くの、しかし初めてのスキー場へ行って来ました。あることは分かっていたのですが、詳しい様子が分からなかったので、行くチャンスがなかったのです。

 センセイが住む柏崎市に隣接した高柳町のスキー場、センセイの家からだと車で20分くらいです。関東の人には信じられない近さですね。

 それほどの高度があるわけではないので、ファミリー向けのスキー場ですが、それでもいつも行く場所よりは大きく、10年ほど前にリフトを整備したようです。
 運営の様子を見ていると、過疎化が進む高柳町の活性化の一環として、町や農協などが組織的に運営にかかわっているようです。

 せっかくの施設なのですが、今日は祝日で仕事を休めない人も多いのか、ゲレンデはガラガラ、最初は貸し切り状態でした。この辺も都会の人には考えられないでしょうね。

 娘にこれからこのスキー場にするかと訊いたところ、慣れ親しんだこれまでのスキー場が良いとのこと。斜面がちょっと狭く、少し急なためで、こちらは時々来る場所になりそうです。



2月10日(月) 汚染(うつ)るんです... −−メールソフト、次々とダウンする−−

 西村センセイは連絡手段として主にメールを使っています。主力は古くから使っているEudolaですが、HTMLメールを使えないなどの不都合があるので、ここ数年はMicrosoftのOutlookexpressも使っています。ご存じのように、ごく親しい人にはPostPetも使っています。

 何かおかしいなぁー、と思ったのは数日前のことでした。それでもあまり気にせずに使っていたのですが、昨日、Eudolaで送ったメールの送り先から「文字化けしている」との連絡をいただきました。
 すると次から次へと文字化けの連絡が届いたり、あるいは本来届くはずの返事が(相手がメールの内容を読めずに)連絡をよこさないという事態が発生しました。
 ちょっと変だとは思っていたのですが、整理用に自分宛に送っているBccメールには問題がなかったので気づかなかったのです。

 さっそくOutlookexpressで改めてご連絡しようとすると......送信できない。設定を確かめたのですが、うまくいきません。
 しかたないのでPostPetでお仕事のメールを送りました。何とか送信はできたのですが、親しい人に送ったペットが戻ってこない!!(戻っているのは他のメーラーで確認できるのです。) 要するにちゃんと働いているソフトは一つもなくなってしまったのでした。

 メーラーも汚染(うつ)るんでしょうか......トホホ。



2月9日(日) 西村センセイ、ヘッドホンを買い間違える −−その意外な原因!?−−

 皆さんは週末をどのように過ごされたのでしょうか。

 センセイは先週まるまる一週間、アメリカとフランスからのお客様のお相手をしていました。もちろんセンセイ一人でではありませんが。
 やはりたいへんではあったのですが、いろいろ文化・社会・歴史的背景の違う人間が集まって、膝詰め談判のような感じで議論するのですから、本当にたくさんのものを得ることができました。やはり持つべきものはお友達関係ですねぇー。

 閑話休題。

 西村センセイは音楽を聴くのが大好きです。ふだんはとても音質の良い機器で聴きます。ネックになるのがスピーカーで、高品質のものは大型で置き場所にも困りますし、なかなか大きな音量を出すわけにはいきません。そこで西村センセイ、多くの場合は高音質のコンデンサー型のヘッドホンで聴いています。

 でもコンデンサー型はとても大きい−−しかも奇妙な形をしている−−ので、移動の電車の中などでは使うことができません。そのため外出時は皆さんと同じように小さなインナー型のヘッドホンを使っているのです。

 実は人間の耳の形は千差万別です。見える部分の耳を思い出しても、福耳、とかいろいろありますよね。見えない、あるいは見えにくいところでは耳の内部の形も人によってずいぶん違うのです。実は。

 西村センセイの場合、耳の入口が小さめなのです。そのため、通常のインナー型のヘッドホンでは大きすぎるので、ちょっと小さめのソニーの特定の機種を、10年くらい買い換えながら使っています。

 で、先日電車の中で音楽を聴いていたら、右の耳だけすぐに外れてしまうことに気づきました。よく見ると外側の部品が欠落しています。買い換えるしかありません。
 いつも行く電器屋でカタログ(右の写真)を見て、ちょうど商品の在庫があったので、ちょっと変だなぁーと思いながらもよく確かめずに買ってアパートに戻ったとたん、買い間違えたことに気づきました。コードの長さが全然足りないのです。
 センセイの場合、いろいろな機器に繋ぐのである程度の長さが必要なのですが、全然足りません。カタログで確かめたはずのなのに......。

 で、カタログをよくよく読み返してみると、誤植があるのです。長いものの記号と短いもののそれとが入れ替わっていたのです。大手の商品のカタログでもこんなことがあるんですねぇー。

 仕方がないので、正しい商品を再発注したのですが、何となく心の整理がつきません。誤りを知らせる意味もあり、それでもと思ってソニーの担当に電話したところ、商品を交換してもらえることになりました。購入時に十分に確かめない方も悪いし、たいした金額でもないのでこのままでも仕方ないかなぁーと思ったのですが。

 ちょっと注意が足りなかったな、と反省した西村センセイでした。



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