2004年5月8日更新(2004年5月17日ページ移動。7月4日一部写真削除)
昨日、電車で柏崎駅に降りたのですが、そのついでに月末の東京出張のJR切符を購入しました。
今回は、あらかじめ新幹線などの指定券類をJR東日本の「えきねっと」(こちら<http://www.tabi.eki-net.com/>)で予約しておきました。希望の席がほぼ確実に手に入るからです。
現在ではJR各社とも同じようなサービスを提供していますが、JR東日本は早くからシステムの開発に取り組んでいました。
センセイの活動の拠点も新潟県でJR東日本管内。で、JR東日本の「えきねっと」もICカード「スイカ」もサービス開始早々から利用しています。意気揚々と切符を発券してもらって、さて帰ろう、と窓口に置かれたチラシに何げなく目をやると......え"っ?!
何と、土日に限ってではありますが、JR東日本管内(東北北部を除く)乗り放題の切符を売り出しているではないですか!!
しかも指定券発行可能......。これまでにも、同様な企画切符は、お客の少ない時期などに発売されていました。
けれどこの切符、年末年始等を除いて、通年の販売です。関東在住の方はご存じだと思いますが、東京発着の格安割引券は各種発売されています。
でも地方在住の人間にとって、こういう切符は滅多にない、とてもありがたい企画なのです。今回はちょうど、土日の出張だったので、その場でサバッと計算してみただけでも、相当割安になります。
たった今、この場で買った切符をすべて払い戻してもはるかにお得......。というわけで、通ぶって切符を発券してもらったその駅員に、改めて事情を説明して切符を払い戻してもらい、この「土・日きっぷ」を購入したのでした。トホホ。
西村センセイ、JR切符の購入で失敗した、というわけです。
ちなみにこの切符、2カ所以上を移動する場合にはとても便利です。しかも中・高生や子供は格安ですから、ファミリーで動くにはオススメですよぉー。
西村センセイは毎週土曜日、大学から特別な許可をもらって、新潟県内の大学で教えています。で、そのため金曜日のうちに新潟へ移動します。
今日は電車でのご帰宅。
倶利伽藍(くりから)峠を越えると富山県。石動(いするぎ)駅に近づくと、突然目の前に砺波(となみ)平野が広がります。
この富山県には美味しいものがたくさんあります。
この時季のオススメは、滑川のホタルイカ。
実は先日、「今が旬!!」というラベルにつられて、いつものスーパーで売れ残ったボイルのものを買いました。
売れ残りだという偏見があって、大して期待していなかったのですが、これが、ホントに美味しかったぁ!!
醤油だけで頂いたのですが、脂がのっていて、とても甘い!!
生まれて初めて、こんなに美味しいホタルイカを頂きました。スーパーのパックでこれだけの美味しさなんだから、本格的なお店で食べるものは凄いんだろうなぁー。
富山県の皆さん、どこか良いお店を教えて下さいな。
お昼ころ、ココイチがつぶれた、というニュースが入ってきました。
以前お伝えした(こちら)工大近くのカレー店、COCO壱番屋が閉店したとのこと。で、ココイチのすぐ近くの郵便局で原稿を発送したついでに寄ってみたのですが、ご覧の通り、もうすでに解体工事中です!!
お昼の情報では営業を停止した、という内容だったのですが、もう次のお店が決まっているのでしょうか。
夕方、学生が所用で立ち寄った際、「だってお客が入っているの、見たことないもん。オレ、一度も入ったことないもん」と語っていたのが印象的でした。
大手チェーン対地元ローカル「チャンカレ」の戦いは、チャンカレの圧勝というわけです。
チャンカレ、強し!!ココイチの向かい、ビルの一角に入っていたモスバーガーも2月に閉店。
やはり学生さん相手の商売は難しいんですよね。
連休も今日で終わり。
今朝まで新潟の実家にいたのですが、一緒に滞在していた弟一家も豊栄市内の自宅へ戻るというので、帰りに土産を持たせるために、裏山で筍(たけのこ)を掘りました。
まだ寒い日もありますが、それでもずいぶん暖かくなってきたのと、昨日雨が降ったので、今日は筍がたくさん出ているはず。
竹の生命力は凄まじいので、ちゃんと掘らないと大変なことになってしまうのです。
「雨後の筍」という言葉がありますが、それはホントに、本当の話。
筍は1日に30cm(!!)くらいも伸びる──にわかには信じてもらえないかも──ので、毎朝、特に雨が降った翌朝は、念入りにチェックする必要があるのです。(『星の王子様』の「バオバブの木」)をイメージしてください。
で、ゴム長靴を履き、雨上がりで滑る急斜面を登ると、すぐに西村家の地所。
一緒に連れていった子供たちが、あちこちに筍を見つけます。でも、子供でも見つけられるような筍はかなり育っているので、身が固いのです。
本当は、枯れ草の下から少しだけ緑色の先端を出しているくらい(掘り出すと約20cmほどになる)の方がずっと美味しいのですが、こちらは探すのが難しい。母親も高齢のためか、前日のチェックが甘かったようで、大きく成長しきったものが目立ちます。
結局、20本ほども掘りました。小さく柔らかいものは贈答品に、成長したものは自家消費用に使います。
筍は現在、中国産の水煮を安価で買うことができます。
その意味では採算性は度外視するしかないのですが、中国産のものは本来は柔らかいはずの先端部分でも「木」をかじっているような感触。
でも自宅のものは大きく育った筍でもバクバクと食べられます。不思議なものです。今日は午後に金沢へ戻りました。駅や長距離列車はどれも大混雑。(センセイは各駅停車でのんびり帰ったので、混雑は関係はなかったのですけどね。)
明日はお互い、元気に再会しましょう。
■5月4日(火) 新ページ開設!! ──自家用車購入までの過程を公開します──
すでにお気づきのように、トップページを一部変更しました。
自分ですべてを作るとなると、上品なものを作るのはなかなか難しいのですが、徐々に改善してきたいと思っています。さてこの機会に、新しいページを開設するつもりです(工事中で、まだリンクは張られていません)。
実はこれまで8年間乗ってきた自家用車を買い換える予定なのです。
すでに19万Km(!!)も走っているので、来年夏の車検切れまでに更新することにしたのです。というわけで、近日中に、車選びの過程をできるだけ公開しようと思った次第です。
さてさて、どうなることやら。
■5月3日(月:憲法記念日) 西村家最後(?)の稲作が始まりました
ゴールデンウィーク本番。
小5の娘は学校でいろいろと話題になるらしく、連休なのだからどこかへ連れて行けとねだります。
でもダメなのです。(そしてそう言い聞かせます。)
なぜかというと、農家にとってこの時期は農作業のシーズンだからです。
西村家でも、昨日は全員で田圃の整備。
先月のうちにすでに耕起を終えているので、昨日はすぐ下の弟が「代かき」──もう一度耕し、さらに表面を平らにする──をしました。
兄弟3人で仕事を分担しているのです。最後は、母親が野球場の「トンボ」のような機具を使って整地します。
両親も高齢になったので、そろそろ田圃を止めようかという話になっています。
実は去年もこの話が出て、いったんは耕作を止めることになったのですが、春が近づくとやはり農家の血が騒いで(?)、今年も作ることになりました。
耕作面積をどんどん減らしているので、今や、写真の田圃だけになってしまいました。西村家の稲作は、いよいよ今年が最後か?!