2004年6月19日更新(2004年6月28日ページ移動。9月6日一部写真削除)

──2004年6月第3週──

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6月19日(土) あんまりこんなことで有名には...。 ――報道陣、柏崎署に集結――

 週末ですので、西村センセイは自宅のある新潟県柏崎市にいます。

 自宅近くの柏崎警察署前を過ぎようとして、え"っ? 何、これ????

 しばらくして気づきました。

 そうなのです。

 今年3月の早朝、柏崎港に古い冷蔵庫が浮いていました。
 その中から、県内在住女性の他殺死体が発見されたのですが、最近その容疑者(死体遺棄容疑)二人が逮捕され、主犯格がこの柏崎署に留置されているのです。

 真相の解明は司直の手に委(ゆだ)ねるしかありません。
 でも蓮池君の件にせよ、少女監禁事件にせよ、そして世界最大の出力を誇る柏崎刈羽原子力発電所の不祥事隠しにせよ、あまりありがたくないニュースで当地、柏崎が有名になって欲しくないのですが......。

 そういえば今年は柏崎唯一の明るい話題、有名な「えんま市」も平日のうちに終わってしまったなぁー......。


6月18日(金) 今どきの高校生 ――新潟県内の高校を訪問させていただきました――

 今日はちょっと早起きをして、新潟県内の高校を訪問させていただきました。金沢工業大学の学生が教育実習をさせていただいている高校を訪問するためです。

 到着したのは新潟県上越地方の小さな高校。生徒がセンセイのことをめずらしそうに見ています。

 実習生はというと、緊張が頂点に達しています。訊くと昨晩は一睡もしておらず「期末試験や工学設計よりずっと緊張する」とのこと。

 いろいろ訊くと、どうも生徒の扱いに苦労していたようです。

 この高校は彼の出身校ではありません。実家はこの近くなのですが、少し離れた進学校へ通学していたので、自分が高校生の時の感覚が通じず、とても困ったようです。

 いよいよ研究授業開始。緊張しているらしく、実習生は相当早口になっています。

 おやおや、チャイムが鳴って5分してから教室に入る生徒もいます。実習生はついついきつくあたってしまいます。

 でもよぉーく観察していると、生徒たちは授業や実習生にひそかな関心と期待を持っているようです。実習生の方はそれを理解できるだけの余裕はないのですが......。

 何だか否定的に受け取られたかもしれませんが、もしそうだとすると、センセイの表現力のなさによるものです。ごめんなさい。

 今日の研究授業に参加させていただいて、西村センセイ、実は生徒たちの可能性を強く感じたのです。

 生徒たちは周囲にピピピッとシグナルを送っています。面白そうだ、と思ったことにはすぐに反応を示します。そのシグナルを感じられるかどうかが分かれ目だと思うのです。

 え"っ? じゃぁ実習生を批判しているのかって?

 いえ、そうではありません。

 確かに今日の彼は、そのシグナルを感じるような余裕はまったくなく、改善すべき点も多々ありました。

 でもね、最初からうまく授業できる人なんていないんだし、何よりも、彼は今日、とにかく授業を一人でこなして、何かを確かに掴んでいましたよ。

 長い目で見守りましょうよ。

 何てったって、センセイの教育実習最初の授業よりずっとうまかったんだし......。


6月17日(木) 西村センセイ、高速道路で覆面パトカーを追い抜く!?

 西村センセイ、今現在(17日夜)は新潟県内にいます。皆さんの先輩の教育実習協力校をご挨拶に伺うためです。

 で、金沢での仕事に区切りをつけて、今日は高速道路で移動。車の運転はあまり好きではないのですが、まぁ順調に富山県東部を走っていました。

 ふと気づくと、道路左側の走行車線を、二人乗りの「変な」スカイラインが走っています。

 「変な」というのは車体が改造されているとかそういうことではなく、何だか飛ばし屋風の、危ない車っぽいのです。助手席の上にはネズミ捕り防止器のようなものもついているし......。

 で、その車、制限速度との関係が問題になるかならないかのビミョーな速度で走っています。もしかすると、こちらの追い抜きざまに煽ってくるかもしれません。
 こういう車とはあまり係わりたくなかったので、ゆーっくりと追い抜きました。

 チラと車内の男性二人に目線を投げたのですが、わざとこちらを無視しています。それにそんなに若くないし、髪の毛も短い......。やーっぱり、変。

 センセイはもともと車は飛ばさないので、徐々にそのスカイラインから離れました。やれやれ。

 ところがしばらくして、そのスカイラインがセンセイの後ろからものすごいスピードで迫ってきます。何で?!

 ここでやっと――情けない――状況を理解しました。屋根の上には赤色回転灯!! そう、覆面パトカー!!

 西村センセイ、これで捕まるのか?! と思って、ややスピードを落としたまま進んでいると、パトカーは別な車の前に割り込んで、パーキングエリアへ誘導していきます。

 覆面パトカーに気を取られて気づかなかったのですが、シルバーのスバル・レガシィが、制限速度をかなり越えてセンセイの車を追い越したようなのです。

 センセイが知る限り、新潟の覆面パトカーは白か黒のクラウンに決まっていて、バックミラーも二段重ね――一目でわかる――なので判別しやすいのです。
 でも富山県警の覆面パトカーは初めてだったので、気がつきませんでした(白状します)。「助手席の上にはネズミ捕り防止器のようなもの」というのは助手席用のバックミラーだったのですね。

 やれやれと思っているうちに新潟県内へ。センセイのホームグラウンドです。

 能生(のう)付近のトンネル内で黒いクラウンを追い抜こうとして......え"っ?! 黒いクラウン!! 追い抜こうとする、まさにその瞬間に気づきました。そう、今度は新潟県警の覆面パトカー。

 すぐに減速して事なきを得たのですが、県境付近はトンネルが続き、制限速度が低く抑えられているので、杓子定規に考えるなら、他の車と同じ速度で走っただけでも交通違反になってしまいます。危ないところでした。

 程なくすごいスピードの車がパトカーを追い抜きました。車が平行に並んだその瞬間、フラッシュ(?)が光り、そして赤色回転等が......。

 皆さん、くれぐれも安全運転に気をつけましょう。

 あ、そうそう、西村センセイ、もちろん問題にならないスピードで走っていたんですよ。念のため。



6月16日(水) 夜と朝の間...

 西村センセイ、よほど北海道が気に入ったらしく、旅行記が続いてしまいました。今日もその続きですが、北海道の話ではありません。

 センセイは夜行列車の旅が好きなのですが、その理由の一つは電灯を消した客室から見る風景の美しさです。
 特に夜明けの美しさは、乏しいセンセイの表現力で表せるようなものではありません。

 今回のツアー、最後は日本海沿いに金沢へ戻りました。函館から青森を経て、秋田の手前(北側)から記憶がありません。

 ふと目が覚めると、新潟県柏崎市の手前。JR信越線からはセンセイの自宅が見えるので、窓の外に目を凝らします。
 午前3:30に自宅がなくなっていないことをこの目で確かめる(?)と、夜行寝台特急は何もなかったかのように日本海沿いに南下。

 少しずつ夜が明けてきます。

 東の地平線が澄んだ赤色。かなり濃い赤色なのですが、表現が難しい。

 その上が少し白くなって、さらに上方は夜の青い(?)闇です。

 写真は柏崎市鯨波(くじらなみ)付近を通過中に撮影したもの。

 できるだけ目で見た感じに近づけていますが、実際はもっと暗く、色の変化はずっと微妙です。(写真中央部の灯りは、東京電力柏崎刈羽原子力発電所のものです。)

 で、風景の美しさに心を奪われた西村センセイ、すっかり睡眠不足になってしまったのでした。



6月15日(火) タダの電話を使ってみました

 西村センセイ、旅先でホームページを更新する時はグレーかICカード式の公衆電話を使います。契約しているプロバイダーの都合です。

 で、札幌でも駅ビル内で写真のような感じで使っていたのですが、ふと気づくと、隣にテレビ電話のようなものがあります。

 センセイは受話器を使うわけではないので、ぼぉーっと更新の状況を見ているのですが、隣の電話を見てみると、タダ(普通)の電話のはずが、どうもこれはタダ(無料)の電話らしい。

 で、センセイも試しに使ってみました!!

 まず番号を入れると、1分くらいのCM――センセイの時は人材派遣業務のCMだった――が流れて、それが終わってから実際にダイヤル。

 あっけなく、普通に繋がります。

 画面には話せる時間が出ます。新潟の自宅まで長距離電話をかけたのですが、この場合は9分間使えました(他の場合は確認していません)。

 IP電話を使っているのかもしれませんが、通信料がこれだけ安くなると、その料金を負担しても、それ以上の広告の効果を考えることもできますよね。

 入れ替わり立ち代り使う人がいるところを見ると、大都市では結構有効な広告手段かも。

 ちなみに西村センセイの通話時間は30秒でした。ハイ。



6月14日(月) 西村センセイ、北海道で「成長」する

 西村センセイ、予定通りに今朝、金沢へ戻ってきました。

 実は昨日の最後が、かなり大慌てだったのです。

 まず函館で乗換が70分もあると油断したのが甘かった。

 駅前の有名な朝市場をのぞいてみたら、すっかり観光地化されていて、いらないものを押し売りされそうになってメゲてしまうし、駅前に適当な大型店舗はない──ホントに何もない──し、コンビニもない!!
 ひとまず駅に戻るとホームページを更新するためのグレーの公衆電話も見つからない(気づきにくい場所にあった)。

 でも一番がっかり(?)したのは、風情のある駅舎(こちら)がご覧のようにモダンな建物に建て替えられていたこと。
 新築されたのは知ってはいたのですが、再開発中の駅前の、ちょっと荒れた感じとの落差が大きくてどうにもこうにも落ち着かない......。

 で、どうもリズムを崩した西村センセイ、やっとのことでコンビニを探してお弁当類を仕入れ、サイトを更新できないままに夜行寝台に乗り込んだのでした。
 しかも函館のごちそうを味わうはずが、冷たいコンビニ弁当......。

 幸い、青森駅で機関車の付け替えがあるため少し停車するので、その時間にサイトを更新することができました(こちらもギリギリのタイミングでした)。

 さて金沢のアパートに戻り、晴天で暑くなりそうだったので服を着替えると......ズ、ズボンがキツイ?!

 何だかんだと不平を並べても、西村センセイ、北海道で美味しいものを食べたので、ちょっと横方向に「成長」してしまったようです。



6月13日(日) 西村センセイ、働く

 というわけで、ただ今乗換の函館からお送りしています。

 西村センセイ、明日の朝には金沢にいる必要があります。

 飛行機を使わないとすると、札幌から夜行寝台特急「トワイライト・エクスプレス」に乗るのが一番便利なのですが、札幌では9日から今日まで「yosakoiソーラン祭」が開かれていて観光客が多いため、個室寝台を取れなかったのです。

 で、次善策として12時過ぎの特急でひとまず函館へ移動し、1時間ほど待って大阪行きの「日本海4号」に乗ることにしたのです。
 車両の端──車両は、真ん中が一番揺れが少なく、両端はかなり揺れる──ではありましたが、個室も確保できたし。

 これで、明朝6時過ぎには金沢に到着できます。

 今回のツアーの最大の目的は、札幌大学で開かれている大学教育学会での発表。

 11時半ころ発表──けっこうウケた──を終えて、司会のセンセイに断って会場を抜け出しました。

 北海道大学はキャンパスがとにかく広いので、30分ほど歩いてやっと駅に到着。かろうじて間に合ったという次第です。

 さ〜て、乗換の時間を利用して、函館市内で今晩のごちそうを揃えるぞぉー!!

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