2001年12月15日更新(2001年12月24日ページ移動。2003年2月1日および12月21日一部写真削除)

最近のニュース(バックナンバー)

−−2001年12月第2・3週−−

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12月15日(土) 娘と、父と、「スーホの白い馬」 −−金沢から一時帰宅しました−−

 金沢から一時帰宅しました。

 出張先の金沢工業大学は理科系の大学だけあって学内にはLANが張り巡らされています。とても便利なのですが、通信がLANに依存しているため、困った(?)ことも起きます。

 センセイがホームページをアップしたりメールを確認するためにはグレーのISDN公衆電話が必要......でも、大学構内に全然ないのです(実話)。
 というわけで、現在ホームページの更新がとても難しい状況にあります(それに、そもそも滅茶苦茶忙しい)。また、メールやFAXを頂戴しても、お返事が遅れております。関係者の皆様、悪しからずご了承ください。

 で、帰宅しても、またまた新しい問題(?)が......。

 このところ外泊が続いているので、小二の娘が寂しがって−−かつ、ずぅ〜っと一緒にいる母親と煮詰まってしまって−−本来の就寝の時間になっても、父親から離れようとしないのです。

 で、結局、センセイがMacを打つ机の反対側を借りて、今や娘のものになったMac(PowerBook 520c)でメールを打ち始めました。

 彼女は教科書(写真右手)を持ち出します。教科書の内容を打ってみようというわけです。

 題材は『スーホの白い馬』。モンゴルの純粋な青年と白馬の悲しい物語です。
 ご存じの方も多いでしょう。だってセンセイも約35年くらい前に習ったくらい、ずっと教科書に登場しているのですから。

 不思議なもので、この歳になると例えばウルトラマンなどのように親子で同じテーマを楽しむ機会があります。

 若い人にとっては初めてで、先輩にとっては新たな発見です。親としては蘊蓄(うんちく)を語りたくなるのですが、ここはぐっと我慢することにします。

 新しい人が、自分の力で発見するしかないのですから。

 明朝は金沢へ戻ります。



12月13日(木) [お知らせ]国際会議出席のため、しばらく更新ペースが落ちる見込みです

 お知らせです。

 西村先生は、金沢工業大学において2001年12月17日(月)〜22日(土)にかけて開かれるワークショップ、および12月20日(木)・21日(金)に開かれる国際シンポジウムに参加するため、この前後、金沢市内に滞在したり、自宅と金沢の間を行き来したりします。
 今回、西村先生は主催者側の一員として出席し、会議の運営に当たります。

 そのため、この前後の期間、授業に関するものも含めて、当ホームページの更新頻度が下がることが予想されますので、悪しからずご了承ください。

 なお、国際会議の様子は機会を見つけてこのページでもご紹介したいと思います。ご期待ください。



12月11日(火) 1年ぶりの雪道で、新潟県内の交通は大混乱!!

 今朝の新潟は、昨日よりもさらに気温が下がりました。

 今日は都合で車で出勤したのですが、場所によって1cm位の積雪がありました。新発田に近づいてからは、路面がつるつるになっていて、ハンドルが効かず(実話)、本当に恐い思いをしました。
 この間に、道路の縁石に消えた車のタイヤ跡、田圃に落ちている車、縁石に乗り上げた車を見ました。センセイを含めて1年ぶりの本格的な雪道なので、ついついスピードを出してしまったようです。
 学生の皆さんもずいぶん困ったとのこと(こちら)。電車も雪で混乱したそうです。これから本格化する雪道、お互い、気をつけましょう。



12月10日(月) 第2問。どの説明が正しいのでしょうか −−長距離乗車券の問題−−

 週の始まりをいかがお過ごしでしょうか。

 新潟に戻ったら気温が下がっていて−−真冬並みの寒さとのこと−−雪も舞っているのでびっくりしました。まぁ、平野部では積雪はありませんが......。

 さて、北海道ツアーのおまけを一つだけ。

 右の写真は北海道から柏崎へ戻るためのJRの乗車券です。これだけ長いものは珍しい方に属します。

 下部をご覧になるとわかりますが、旅行のちょうど1ヶ月前にJR新潟駅で購入しました。
 購入時に、都内での学会参加のために「都内は?」と訊ねたところ、窓口のお嬢さんは「(都内の)窓口で精算して」とのこと。

 JR秋葉原でちょっと買い物をするために窓口で「途中下車できます?」と訊くと問題ないとのこと。
 おまけに会場へのターミナルである新宿まで行けるとのこと。写真右上の小さな印はその時の途中下車印です。

 秋葉原から再びJRに乗り、荷物を置くために経路を変更して会場近くのJR登戸駅で下車。「精算の必要がありますよね」と訊いたら、窓口の駅員さん、しばらくじっと見てから奥へ引っ込んで誰かと相談し、時刻表の巻末についている運賃計算の特例のページをめくった末に、何と、「大宮からの運賃を払って欲しい」とのこと。

 さて、新潟駅、秋葉原駅、登戸駅の説明のうち、どれが正しく、どれが間違っているのでしょうか?

 正解は、○新潟、×秋葉原、○登戸です。

 JRの運賃には「長距離逓減(ていげん)制」という制度があって、要するに、長く乗れば乗るほど割引になるのです。今回のツアーのような場合、函館−都内、都内−柏崎と2枚の切符を買うよりも、このような長距離切符にまとめて、細部は精算する方が得なのです(例外あり)。
 今回はあまり考えずにこの原則で買って乗車していたのですが、確かに経路は函館−大宮−柏崎であって、大宮以南は経路外なのです。(新潟駅の説明は間違えていたわけではありません。秋葉原駅で見落としたのは、柏崎をご存じなく東京以西に行くもの−−この場合は「あまり」問題ない−−と考えたためのようです。)

 でもこの乗車券を使用している間に何回かの出札・検札と、自動改札を経ましたが、ほとんどがこの問題を見落としていました。珍しそうにじっくりと眺めていた車掌さんもいたのですけどね。

 見ているようで、案外見ていないものなのですね。集中しないと。



12月9日(日) 持つべきものは、ご縁。 −−北海道ツアーから戻りました−−

 学会も二日目。朝から玉川大学に来ています。

 午後からのシンポジウムで、昨年(こちら)お世話になった慶応大学の先生が発表してくださいました。

 ずいぶんお世話になったので、休憩時間にご挨拶して近況をお話ししたのですが、続く補足・質疑応答の時間に、何と、センセイに言及してくださいました。

 実は昨年の発表の反響は大きく、これをご縁にお付き合いいただいている方が数人いらっしゃいます。
 皆さんと一緒の取り組みは、あちこちに影響を与えているんですね。

 学会は夕方無事に終わりました。小田急線、中央線と乗り継いで、新幹線の中でこれを打っています。席は満席、窓の外は味気ない暗闇が続きます。同じ闇夜なのに、一昨日の漆黒(しっこく)の津軽海峡とはずいぶん違います。

 明日からは平常営業に戻ります。今回は本当に実り多い青森、北海道、学会ツアーでした。......帰ると宿題がたまっているのですが......トホホ。



12月8日(土) 個室寝台特急での旅の後は、しっかりお仕事です

 西村センセイの旅はまだまだ続きます。

 昨晩は無事に北斗星2号に乗ることができました。もう少し明るく、そして時間があれば函館駅に接続していた港を見たかったのですが......。
 函館はとにかく寒く、ホームにも数センチの雪が積もっていました。普通の革靴だったので滑らないように気を使いました。

 北斗星はB寝台ですが個室が取れました。こじんまりとしていますが、とても合理的にできていて使いやすい部屋です。8月に乗ったトワイライトエキスプレス(こちら)がちょっと成金趣味的だったのと対照的です。

 ビールを飲んだので、青函トンネルに入ったところで眠ってしまいました。目が覚めるともう福島近く。初めての東北本線(仙台以北)だったのですが、残念ながら見過ごしてしまいました。数時間前に存在した青森駅も、もちろん見損ねてしまいました。
 東京に近づくと通勤時間帯になります。やはり寝台列車はめずらしいらしく、通勤客がホームからこちらを見ています。

 さて、午後からはお仕事です。都内で学会があるのです。

 会場は玉川大学。小田急線で通ることはあってもお邪魔するのは初めてです。
 木々も多くとてもきれいなキャンパスで、センセイの母校、国際基督教大学を少し思い出しました。

 というわけで、明日の夜には自宅へ戻ります。新幹線と特急という、便利で速いけれど、なんだかなぁー......という方法でです。



12月7日(金) 無事、函館に着きました。100万ドルの夜景を...

 西村センセイはJRの列車に乗って旅行に出かけるのが大好きです。高校生の頃からです。でもその頃はお金がないし、やがて小金を持てるようになると、今度は時間がない。それでも、機会を見つけてあちこちに出かけています。

 でも、今となってはどうしても実現できないものがあります。廃止された路線を走ることです。新潟県内ですと旧国鉄赤谷線、弥彦線の一部、魚沼線は廃止されることを知っていたのに乗る機会を逸してしまいました。

 他に廃止されたものに、連絡船があります。青函連絡船と四国への旧国鉄の連絡船です。当時は北海道も四国も遠すぎて、乗ることができなかったのです。
 で、今回、青函連絡船とほぼ同じルートをたどる大型フェリーに乗ってみることにしたのです。

 ちゃんとしたフェリーに乗るのは初めて−−そしてたぶん最後−−です。
 どうしようかな、と思ったのですが、1等船室にしました。費用は\3,710。これでホテル並みの四人用個室を独占しています(上の写真)。写真では狭く感じますが、実際は12畳位もの広さです。

 定刻通りに青森を出発。今日は悪天候なのでどの程度揺れるのか心配でした。
 湾内と海峡では揺れ方が全然違います。特に、津軽海峡を過ぎた頃が一番ひどくて、波の高さは3m以上、そして船の高さよりも高い10m以上もの物凄い飛沫
(しぶき)が飛んでいます。

 それにあわせて、船体は左右に、そして波に乗るように前後(というか上下)に揺れます。おまけに、きしむような「ギャー」という音もたてます。
 意外にも、北海道に近づくにつれて、波は穏やかになりました。風向きや地形の関係なのかもしれません。

 ベッドがもったいないなぁーとも思ったのですが、部屋の明かりを消して、ずっと窓の外を見ていました。
 暗さに慣れてくると陸地がわかるようになります。どこまでも下北半島が続く−−当たり前か−−のでびっくりしてしまいました。

 船内をいろいろ探検してみました。乗客はほぼ皆無(!!)で、主役は完全に長距離トラックです。
 トラックの運転手用の部屋は別なので、1等も2等も船室はガラガラです。どうやら、まともな乗客はセンセイだけらしい......。

 せっかくの函館。ぜひ100万ドルの夜景を......と思ったのですが、今回は函館山まで往復する時間がありません。
 100万ドルの一部になれたのに、それを見ることはできなかった、というわけです。

 これから寝台特急北斗星に乗って、明朝9:40には上野駅に到着します。

 皆さんの予想、当たっていましたか?


12月7日(金) 西村センセイは、現在、青森にいます

 西村センセイは、本日夕方現在、青森市内にいます。これから函館行きのフェリーに乗るところです。

 今朝新潟駅を出発した時は曇りだったのですが、羽越線で山形県内に入ると吹雪になりました。秋田県内ではかなりの積雪があり、青森との県境では20cm(!!)くらいも積もっていました。
 先ほど青森に着いたのですが、とにかく寒い。フェリーの乗り場が離れているのでタクシーに乗ったのですが、路面が凍結しています!!

 あっ、もう時間が......置いていかれるぅー。

 この続きは、また。



12月6日(木) ここで問題です。西村センセイの旅の行方は?

 西村センセイは明日から旅に出ます。ずっと前から計画していた旅です。

 目的地は東京です。明日(7日)の朝、9時頃にJR新潟駅を出発するのですが、東京への到着は、何と、翌8日の9時過ぎです。約24時間もかけて東京へ行くわけです。当然、まともなルートではありません。

 さて、西村センセイはどのような経路で東京へ行くのでしょうか?

 いくつかヒントを。今回はJR線を主に利用します。JRは幹線のみの利用で、(本当は大好きな)ローカル線は利用しません。

 これだけのヒントじゃわからないって? それではもう一曲。「♪北へ帰る人はみんなだれも無口で〜(でしたっけ?)♪」......今日の授業(こちら)の中でバラしたような気もしますが......。

 旅の様子はできるだけその日の晩にご紹介したいと思います。ご期待ください。

 それでは、行ってきまぁーす!!



12月4日(火) 西村センセイ、またまた失敗する。 −−いよいよ老化現象の始まりか!?−−

 このところ片づけなければならない用が山積みなのですが、こういう時に限って、どこかへ寄り道したくなります。皆さんもそんなことありません?

 先日、ちょっとだけ時間の余裕ができたので、新潟駅前の石丸電気へ行きました。CDやDVDソフトを買うためです。

 お目当ては30年近くも前に活躍したピンク・フロイドというグループのベスト版(写真)。彼らのディスクはCDかアナログレコードで全て持っているのですが、新たにリマスタリングされたものが最近発売されたのです。
 もうちょっと時間があった−−これが悲劇を招くことになる−−ので、DVDコーナーへ寄って見ると、新しいDVDが。マイナーなDVDはまだまだ高いのですが、それでもお気に入りのアーティストだとついつい手がのびてしまいます。

 家に帰ってDVDをひとまず収納しようとして、アレッ!! 同じものがすでにあるのです。少し前にすでに買っていたのです。急いでいたこともあって、すでに買っていたことをまるで忘れていたのです!!

 おまけに肝心のピンク・フロイドは何と、曲が短縮されていいます。こちらはセンセイのせいではないのですが、がっかりです。

 というわけで、今日、二枚のディスクをブック・オフで買い取ってもらったのでした。買い取り価格はもとの1/4程度.......。何だかとっても悲しい西村センセイでした。(朝の占いは当たってしまった!?)



12月3日(月) 卒業アルバムのために、ゼミの様子が撮影されました

 気がついたら、あっと言う間に12月。今年も、そして卒業生にとっては今年度ももうすぐおしまいです。

 今日はそんな卒業生のために、ゼミの様子を撮影してもらいました。卒業アルバムに使うのです。
 センセイのゼミは年によって人数が大幅に異なります。で、4年生は僅かに2名。考えようによってはとても贅沢なゼミです。人数が少ないので、ゼミは教室でなくセンセイの研究室で行います。

 もう2年もゼミを続けてきて、内容はいよいよ大詰めです。今日の発表もこれまで学んだことを再確認するような内容でした。ゆっくりとであっても、やはり確実に前に進んでいるんですね。



12月2日(日) センセイの投書が『新潟日報』に掲載されました

 ゼミの忘年会でしこたま飲んだ翌朝、海岸道路(R402)を使って車で自宅に戻りました。

 家で朝刊を開いて、「あ"っ......」。センセイの投書が『新潟日報』「窓」欄に掲載されていたのです。

 先日もご紹介したように(こちら)、12月のJRダイヤ改正で、センセイが住む柏崎市や上越地方は新潟市との便がとても悪くなってしまいました。その後、便利な割引回数券も廃止されることを知ったので、新潟県内で影響力のある『新潟日報』紙に投書したのです。
 数日前に発送したのですが、忙しかったのですっかり忘れていました。ダイヤ改正(12月1日)にあわせて掲載となったわけです。

 バレないだろうと思っていたのですが、柏崎市内を中心にあちこちから「見たよ」とか「載ってたね」とのご連絡。実家は朝日新聞なので知らないだろうと思っていたら、やはり叔母さんから「お前ん所の倅(せがれ)が......」との知らせがあったとのこと。

 というわけで、投書をご覧になりたい方はこちらか、右上の写真をクリックしてください。pdfファイルで200kBですので、モデムだとちょっと重いかも。

※ Macintoshの場合、アイコンが白紙になってファイルを開けない場合があります。その場合はAcrobat Readerを起動し、そこからファイルを開いてください。

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