2001年3月17日更新(2001年3月26日ページ移動。2002年11月17日、2003年12月21日および2004年5月3日一部写真削除)
3月17日(土) 西村センセイのMacintoshシステムを公開します週末をいかがお過ごしでしょうか。
年度末で比較的まとまった時間が取れたことと、いくつかの新しい機器、特にFireWire/SCSIコンバータ2機種が手に入ったので、自宅のMacintoshシステムを再構成しつつあります。自宅での三通りの使用方法をまとめましたので関心を持たれた方は「Macintoshの部屋」(こちら)をご覧ください。
技術的な話題が中心ですが、貴方/貴女のパソコンの使い方に幾ばくかのご参考となればと思います。
3月16日(金) 西村センセイ、無銭飲食をする!! ......もちろんわざとじゃないですよ今日の新潟は快晴です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はセンセイの失敗談です。
先日、お昼になったので、銀行へ行くついでに柏崎市内のラーメン屋さんへ行きました。少し気になるお店があるのでそこにしました。
気になる......というのは、3週間ほど前から急に休業しているからなのです。最初はお知らせすらなく、後で臨時休業の張り紙が出るようになりました。
お店がはやらなければ、「やっぱり閉店かぁー」ということになりますが、繁盛していましたし、そしてそのお店は長岡市の有名なお店−−センセイは行ったことはない−−の分店なのです。その後も時々店の前を通ったのですが相変わらず休業のまま。「病気か何かかなぁー」と思って店の前まで来ると......ちゃんと営業しています。しかもまだ早い時間だというのに駐車場の目立つ場所に車が1台駐車しています。ラッキー!!と思ってお店に入ると、痩身で、いかにも切れ者という感じのマスターの姿が目に入りました。休業の理由はわかりませんが、とにかく無事に復活されたわけです。めでたい。めでたい。
でもよく見ると他にお客さんはいません。あれぇー、じゃあの車は誰のもの?......と考えてハタと気づきました。マスターがわざと置いたのです。
しばらく休業していたので客足がすっかり遠ざかってしまい、なかなか車が入ろうとしません。運転していると、暖簾や照明がよくわからないことがありますからね。
そこで、最初のお客さんを装って自分の車を駐車した、というわけです。マスター、いつもは自分の車を店の裏に駐車するのです。ある意味でセンセイはだまされた(?)わけですが、これならたくさんだまされましょう。で、ここまでは良かったのですが、ふと気づくと財布も小銭入れも全部自宅に忘れてきていました。それでいて銀行の書類だけ持っているのが情けない。
仕方がないのでマスターに事情を説明したところ「お客さん、何度も来てくれてるから(自宅に取りに戻っても)いいですよ」との暖かいお言葉。こちらを覚えてくださっていたわけです。やはり客商売ですね。というわけで、自宅に戻って無事に代金を支払ったのですが、財布とともに運転免許証も残されていたので、この間は免許不携帯だった、というわけです。
お店の名前は「横綱」−−すごい名前ですね−−で、新潟工科大学のすぐそばです。新しいガイドブックには必ず載っています。知り合いのBSN新潟放送の記者に会ったこともあります。
このお店は「白ラーメン」という淡泊で細麺のラーメンで有名です。スープが特においしい。センセイもイチオシです。他にも醤油味で太麺、油が少し乗った黒ラーメンとそれぞれのチャーシュー麺も好評です。でもセンセイはこのお店ではみそラーメン(細麺)を注文することが多いのでした。柏崎には、イタメシ屋さんなどが少ない......というか存在しないのですが、おいしいラーメン屋さんはたくさんあります。少しずつ機会を見て皆さんにご紹介したいと思います。......お詫びの意味も込めて。ペコリ。
ワイヤレスLANカードを買いました。(写真)とぉーっても便利です。
最近のMacだと「AirMacカード」を使用することができます。ベースステーション(アナログモデムとルータを兼ねている)と併せて利用すると無線でLANシステムを組むことができます。
しかしセンセイのMacはG4 Cube以外はAirMacカードを使えません。
そこでFarallon社のSkyLINEカード(上の写真)を購入しました。漢字Talk 7.5.5以降に対応する唯一のカードです。
メーカーが違っても大丈夫? と思われるかもしれません。
実はAirMacカードや今回購入したカードはIEEE802.11bという共通規格に基づいているので、まったく問題はないのです。
この規格は無線でありながらEthernet(10BASE-T)と同程度の速度で情報をやりとりできます。Windowsでは最近、"BlueTooth"という規格が話題になっていますが、こちらはLANが目的ではなく、速度も数分の1です。さて、必要なソフトをインストールしてカードをスロットに差し込む(真ん中の写真)と準備完了。
TCP/IPをワイヤレスに切り替えるーーMacの場合、再起動は不要ーーと先日購入した(こちら)ワイヤレスルータ(下の写真)と無線で繋がります。これで家中のどこからでもインターネットを利用したり、LAN上の他のMacに接続して情報を共有したりできます。
センセイは4年前に自宅を新築したのですが、その際、4箇所の電話機の配線に沿って、あらかじめEthernetケーブルも這わせました。将来の情報化を睨んでです。でも、ワイヤレスならそれすら不要になるわけですから、建ててから何年にもなり、簡単には工事できない家ほど利用価値があります。電波は数十mも飛ぶので、実は家の外からでもセンセイの家のワイヤレスルータを利用することができます。......ということは、どこかの誰かが勝手にセンセイの家を経由してインターネットを利用することもできるわけです。そこで、各種の設定をして不正な利用ができないようにしています。無線だとこういう心配も出てくるんですね。
「う〜ん」とPowerBookでアイディアを練る時など、気分を変えて娘の部屋を借りることがあります。しかもこれからはインターネットも利用できるわけです。
それに、近いうちに大学のLANもワイヤレス化するかもしれません。そうなればキャンパス内のどこからでもLANに接続できるわけです。ワイヤレスLAN、便利ですよぉー。
3月14日(水) 道草......西村センセイは道草が大好きいかがお過ごしでしょうか。今朝の新潟は快晴。気持ちがよかったです。今日は大学へ出勤したのですが、あちこちに寄るためもあり、遅くに車で出発しました。
「お昼までに新潟へ着けばよい。」こういう日は、気の向くままあちこち寄り道をしてゆっくり走ります。西村センセイは子供の頃から道草が大好きなのです。好きが高じて大学(学部)に8年(!!)もいたくらいですから......。
今朝は、佐渡金山から産出された金の陸揚げ地として有名で、そして良寛和尚の出身地でもある三島郡出雲崎町で道草......。今まで何度も通っている道なのに、今朝、茅葺きの民家に初めて気づきました。当地でも珍しくなっています。紙とプラスチックの「イエ」ではなく、人の住む「家」という感じがします。
ふと背景の木々や竹林が、乾いた土色から緑色に変わっていることに気づきましたく。雪の下で春が確実に育っているんですね。
出雲崎からは海沿いに北上しました。左手に青空に溶けそうな日本海と、その彼方の佐渡を眺めながら、海産物の販売で有名な寺泊へ。中越よりも雪が減っています。
寺泊からは弥彦山を一望できます。普段は平野側から見ることが多く、いつもと違った勇姿に驚かされます......写真が下手で申し訳ありません。
新潟市に近づくと風景は一変します。「町」から「街」に変わります。雪はありませんし、みんなアスファルトの上をカツカツ歩いています。センセイも心がお仕事モードに変わっていくのを感じます。人間は自然と離れて暮らせるのか。センセイはいつも疑問に思っています。もちろん「自然」とは何か? (その他にもあり)というのが大問題なのですが......。
ムツカシイ話はこれくらいに。センセイは自然に囲まれて生を味わっています。贅沢な暮らしでしょ?
大学で使っていたPowerMac G4 Cube が自宅へ引っ越して(こちら)ちょうど2カ月。このところ、Cubeを以前よりもずっと使うようになっています。
先日新潟市内のSofmapで「流体軸受」のハードディスク(単体部品)を見つけました。噂には聞いていたのですが、実物を見るのは初めてです。
ハードディスクは高速で回転する磁気媒体の上を、読み書きのためのヘッドが移動しています。磁気媒体−−何枚かの円盤−−ができるだけスムースに回転できるように、普通は回転部分にベアリングを使います。しかし流体軸受は文字通り流体を使っているため磨耗も少なく、そしてとても静かです。つい先日までは秋葉原でも入荷すると同時に売り切れるくらいの人気でした。で、新潟で見られるとは思わなかったのです。
容量は40Gで価格も\14,000位だったので、迷わずに購入しました。......G4 Cube の内蔵HDは20GなのでiMovieでのDV編集だと60分くらいが限度ですが、40Gだと編集に必要な余裕を見ても2時間以上も作業できます。HDを交換するついでに、Cubeの防音・防震対策も考えることにしました。
G4 Cubeはファンがないので、オフィスなどで普通に使う時には動作音がほとんど聞こえません。でもセンセイの部屋のように静かな場所だとHDの回転音とアクセス音がやや耳につきます。特にCubeは下半分が空の箱のようになっていて、そこで動作音が共鳴し、「ゴロゴロッ」というこもった音がしてちょっと気になります。方法は簡単。Cubeの下に防震ゴムを敷くだけです。
ホームセンターで20cm×20cm(ちょうどCubeの底面サイズ)の厚手のものを売っていたのでそれを利用しています。ただしゴムは真っ黒で、白いCubeに申し訳なかった(?)ので、その上に白色透明、同サイズのシリコンゴムを敷いています。シリコンゴムの実物は写真よりもずっと白く、あまり違和感はありません。まるでCubeが座布団の上にお座りしているかのようですね。その成果はというと、流体軸受HDと相俟って、本当に静かです。これまで集中して作業する時はPowerBook 2400c を使っていたのですが、それよりも格段に静かで、今までが騒音の中のように感じられます。
流体軸受HDはアクセスがない時はほぼ無音に近いのですが、アクセスする時は小さく「キュロキュロォーッ」という独特の音がします。しかし困ったことに、センセイの場合、すべてのオリジナルデータはPowerBook 2400c上で管理されています。Cubeのこの静寂な環境を生かしつつ、PowerBook 2400c上のデータを使うにはどうするか......現在、面白いことを試みています。後日ご案内しますね。
3月12日(月) 西村センセイ、またまた車をぶつけられる!!いかがお過ごしでしょうか。今朝の新潟は快晴。センセイの部屋から地域のシンボル米山がよく見えました。このところ夜のうちに15cmくらいの雪が積もり、お昼頃までには融けてしまうという日が続いています。今晩は大雪だそうです。
陽気に誘われて、お昼に少し外出しました。用を済ませて駐車場から車を出そうとしたところ、何台かで渋滞のような格好になってしまいました。と、突然、前のワゴン車がバックしてきました。急いでいて近道をしたかったのでしょうか。センセイの車との車間は50cmくらいで、クラクションを鳴らした−−センセイは好きではない−−のですが、「あぁ〜あ」と思った瞬間に「ドン」という鈍い音がしてぶつかってしまいました。さすがに前の車も気づいたようで、白髪の初老の男性が降りてきました。
「また、面倒なことになるのかなぁー」と、以前車を当て逃げされた(こちら)センセイは考えながら車を降り、「すいません」という男性とともに具合を確認しました。すると......ない。傷がないのです。ナシテ??
まず双方でぶつかったことを確認したのですが、大きな傷は見えません。よく見ると、相手の車のバンパーが少しひび割れ、そして跡が残っていました。何の跡だと思いますか? センセイの車のタイヤ痕なのです。
つまり、駐車場から出るために大きくハンドルを切っていたため、先方のバンパーとセンセイの車の前輪がぶつかり、タイヤがクッションのような役目を果たしたというわけです。
二人で被害がほとんどなかったことを喜びました。というわけで、今回は実害はありませんでしたが、皆さん、やはり車には気をつけましょう。
3月11日(日) ハンカチの使い方 −−実物は意外に落ちついた感じの新iMac−−皆様、休日をいかがお過ごしでしょうか。
先日、新潟市のSofmapへ行き−−何故か知人と出くわした−−初めてPowerBook G4とiMacの新デザイン2機種の実機を見ました。
1月に発表されたPowerBook G4は雑誌やインターネットの写真で見ていたものに近く、「ワクワク、ドキドキ」という感じではありませんでした。デザインその他はやはり洗練されていると思いますし、造りもそれほど華奢という感じは受けませんでした。
ただし、2.4kgという質量はやはり重く、また框体がかなり熱を持っていました。
センセイが、モバイルの主力であるPowerBook 2400c を長時間使用する時は、写真のようにハンカチを折って、左側のパームレストの上に置くのです(写真はやや誇張しています)。こうするとキーボード入力の際の支点が確保されますし、そして左手が熱くならずにすむからなのです。PowerBook G4、ずっと使っている分にはちょっと熱いなぁーという感じを受けました。で、PowerBook G4を買うか、と尋ねられたら、センセイとしてはちょっと待ちかな、という感覚です。センセイにとっては2400cデビュー時の「あの」感じがないのです。
もちろんこれは、PowerBook G4が大量のバックオーダーを抱えていることからもわかるように、ユーザの利用形態によって大きく異なりますから人によって判断は異なるでしょう。センセイもPowerBook G4 は良くできていると思いますよ。一方、2月のEXPO(Tokyo)で発表された衝撃の新iMac、ブルーダルメシアンとフラワーパワーですが、最初に写真を見た時は本当にギョッとしました。残念ながら、良い意味ではありません。
しかし、実機を見た人の多くが写真と実物の印象の差を伝えるようになり、センセイもぜひ実機を見てみたいと思うようになりました。実物は意外にも落ちついた感じで、特にフラワーパワーの方でそう感じました。良い例えではないかもしれませんが、花柄の陶器の花瓶(????)のような感じです。これまでの「コンピュータ」という概念を、まず初代ボンダイブルーのiMacが根本から覆し、5色(+新色)のiMacが新しい意味を拡張し、その上でこの2機種が新しい「絵柄」を提唱した、といったところでしょうか。ただし、日本人の平均的な感覚からすると、ブルーダルメシアンの方はちょっとどうかなぁーと思いました。安っぽくはないのですが......。
新iMacを買うかと尋ねられたら、どうでしょう。
実機を見た現在、"No"という声は意外に少ないのではないかと思います。でも改めて、「じゃ、買うか?」と訊かれたら、購買まで引きつけるだけの力が不足しているように思われます。iMac DV SEを初めて見た時の「欲しいぃーっ!!」という感じがないのです。で、センセイとしては、答えは残念ながら"No"です。センセイとしてはG4 Cubeの存在意義にむしろ魅力を感じます。何だか物欲の話ばかりで申し訳ありませんでした。週の始まりを元気に迎えられますように。
「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る