2001年9月1日更新(2001年9月10日ページ移動。2003年2月1日および12月21日一部写真削除)

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−−2001年8月第5週−−

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9月1日(土) 健康管理も仕事のうち −−西村センセイ、今はプールが大好き−−

 今日から9月。集団で登校する小学生の姿が何だか新鮮(?)です。

 この夏は暑かったのと〆切のある仕事が続いたこともあり、センセイは体調を崩し気味でした。理由は何であれ、ちゃんと仕事ができなくては一人前の社会人とは言えません。でも学者という仕事はどうしても運動不足になりがち。ですから健康管理もいわば仕事の一つとなります。毎週テニスをしながら「う〜ん、これも仕事」と仰る先生を知っています。

 で、センセイも反省して適度な運動をするようにしています。新潟に住んでいた学生時代はジョギングに励んでいた−−第1回の新潟マラソンにも出ました。実は速いんですよ!!−−のですが、柏崎に引っ越してからは運動不足気味。で、最近は仕事の合間を見て冬はスキー(たとえばこちら)、夏は市内の県立アクアパーク(写真)のプールに通うようにしています。公営なので料金は格安−−よく考えると民業圧迫なのですけど−−です。
 こういう時、子供がいると本当に便利。子供にせがまれちゃって仕方なくぅ〜(それ自体は事実なのですが)という口実ができますから。

 お盆を過ぎると、以前の混雑が嘘のようにプールはガラガラ。特に朝なんかはひどくて、センセイは一番乗りをしたこともあります。
 朝のプールには独特の雰囲気があります。子連れは少なくて、意外にも一番多いのは老人たちなのです。70歳を過ぎているであろう老人−−女性が多い−−が一人ないしは数人(家族が多い)でゆっくりと泳いだり、大きな動きでプールの中を歩いたりしています。学者と同様、老人、リハビリにもいいのですね。バタ足でやっと5m泳げるようになった娘をおばあちゃんが励ましてくれたりします。

 センセイは田舎で育ったので学校にプールはなく、高校までずっと金槌でした。ですからプールは大っ嫌いでした。でも教育学部に入ってしまったために無理矢理−−本当にしごかれた−−泳げるようになりました。そのおかげで今でも、ゆっくりとならいくらでも泳ぐことができます。やっぱり気持ちのいいものですね。

 さて、西村センセイ、今日の午後からモチの稲刈りのため実家へ移動します。様子は明日お知らせできると思います。



8月31日(金) 西村センセイ、豪華寝台特急に乗る(3) −−子連れの旅は大変だぁー!!−−

 今日で8月も終わり。ということは小中高生の多くは今日で夏休みもおしまいです。センセイの小学校2年生の娘は夕方までに宿題を全部片づけてしまいました......この辺は母親似だ......。

 で、今回の北海道旅行はこの娘との二人旅でした。
 センセイは基本的に一人旅派です。鉄道旅行がほとんどなので全体の予定はきっちり組むのですが、各駅停車の利用も多く、家族向きではありません。もちろん家族で出かけることもあるのですが、そんな時はほとんど「お仕事」です。

 いろいろ考えたのですが、今回は娘も同伴することにしました。本人に尋ねたところ、きっぱりと「行く」と言ったからでもあります。もう8歳なのでいろんな分別はつきますから本人の意向を尊重することにしたのです。

 でも実際の旅は大変です。女の子なので急に尿意を申し出たりします(男の子だと何とかなる)......もうだいぶ慣れましたが。またせっかくの機会なので、本当はあれも見たい!!というのがたくさんあっても、みんな諦めなければなりませんでした。

 で、娘の夏休みの日記には「楽しかった」と書いていました。また機会があったら連れ出そうと思っています。

 だって、いつまで一緒にいられるかわかりませんからね。



8月30日(木) 西村センセイ、豪華寝台特急に乗る(2) −−これがトワイライトエクスプレス号の内部です!!−−

 今年の夏は何だかやたらと忙しくて、今日も一つの仕事に区切りをつけました。

 さて、北海道旅行の続き。今日はメインの「トワイライトエクスプレス」号のお話です。

 20年くらい前まで、長距離の旅行は夜行の寝台特急・急行が主流でした。 新幹線網が発達し、手軽に飛行機旅行できるようになると、夜行寝台列車は急速に減っていきました。だって、鰻の寝床のような列車は乗りにくいですからね。

 一部を除き、寝台列車はすべてなくなってしまうのではと思えた頃−−旧国鉄最後の頃−−に、東北本線上野−札幌間に豪華寝台特急「北斗星」が走り始めました。どれくらい需要があるのか訝(いぶか)る人も多かったのですが、蓋を開けてみるとこれが大人気。特に個室タイプに人気が集中しました。
 それに対抗してJR西日本が走らせたのが大阪−札幌間のトワイライトエクスプレス号なのです。この列車は乗客が自由に利用できるサロンカー(上の写真)とレストランカー(下の写真)が評判です。

 客室のほとんどは個室(乗合式のコンパートメント型も2両連結)ですのでプライバシーがかなり守られます。狭く、トイレを共用するB個室がほとんどなのですが、2両だけA個室(1人用と2人用あり)を連結しており、このA個室は予約できないほどの人気です。
 で、今回乗ったのはこの1人用A個室寝台なのです。こう書くととんでもない贅沢に思われるかもしれませんが、実際は飛行機より若干高い程度ですし、小学生以下の子供連れの場合はごく僅かの料金で乗車できますからこの場合はずいぶん割安となります。B寝台なら個室でも飛行機より安いんですよ。これで北海道の自然を味わえるのなら、もう絶対安い!!

 で、これで終わるなら単なる自慢話。ここからが本題です。

 実は、この列車の性格がよくわからないのです。
 一見するとオリエント急行のような豪華列車に見えますが、実際は30年くらい前に製造されてその後利用されなくなった列車をJRの工場で無理矢理改造したものです。関係した職員の努力はよくわかるのですが、何から何までちょっと紛(まが)い物っぽく、札幌−大阪間を22時間以上もかけて走ると飽きてしまうのは確実です。また個室をやたら大きく取っているので、1車両当たりの乗車人員も少なく、手間の割に収入は少ないと思われます。移動のための単なる夜行寝台−−こちらは効率優先−−でもないので、性格があやふやなのです。

 その点、同じJR西日本でも東京と山陰・四国を結ぶ「サンライズ」は位置づけがはっきりしています。東京を基準にするとサンライズは夜の10時に出発して目的地に翌朝到着します。サンライズは飛行機に流れたビジネスマンを奪い返すべく、会社での残業を終えてから乗車し、翌朝には目的地に着くように運行されているのです。また2階建ての新造車両なので1両当たりの乗車人員も多く、効率の良さは抜群です。
 それと、サンライズの場合、新設計なので禁煙車(室)と喫煙車がはっきり別れているのです。これはセンセイのように煙草を吸わない人にとっては大事な問題で、今回はずっとたばこの匂いに悩まされました。ぜひ改善していただきたいポイントです......でも、日本海側は需要が少ないので車両を新造する見込みも少ないのですが......。



8月29日(水) 西村センセイ、豪華寝台特急に乗る(1) −−北海道はやっぱり広い!!−−


 二晩続けてページを更新できず申し訳ありませんでした。

 実はこの間、小学校2年生の娘と二人きりで北海道旅行へ出かけていました。子連れだったので自由がきかずに、ページを更新できなかったのです。すみません。

 きっかけは先日ご紹介したこの写真。


 西村センセイ、この夏はずっと自宅で気を使う仕事をしていました。夕方、気分転換に市内の海岸へ出かけたところ、夕日が沈むところだったのでちょっと写真を撮ってみました。

 その時、同じ場所で2台のカメラを構えている青年に会いました。実は彼、夕日をメインに撮影したいのではなく、まもなく写真中央部の信越線を走ってくる豪華夜行寝台特急「トワイライトエクスプレス」を撮影しようとしているのです。
 トワイライトエクスプレスは札幌と大阪を結ぶ寝台特急で、豪華な客室や食堂車、サロンカーを連結していることで知られています。センセイの住む柏崎市を夕方と早朝走っているので、これまでもこちらのように時々近くで見る機会がありました。

 で、カメラを準備する青年を見ながら、「北海道かぁー、いいなぁー。このところ行ってないなぁー......。仕事に区切りがついたら乗ってみたい!! 」と思いついてしまったのです。この夏はどこへも行けなかった娘と相談したところ、娘もぜひ乗りたいとのこと。個室はほとんど満席だったのですが、キャンセルが出たらしく8月28日の午後に札幌を出発する便の予約が取れたのです。

 27日は新潟市内で宿泊し、翌朝の飛行機で新千歳空港へ。雲がちで苫小牧以外はほとんど見えませんでした。トワイライトエキスプレスに乗るのが目的なので観光はほとんどなく、僅かにテレビ塔と時計台だけを見て札幌駅へ。そしていよいよ2時前にトワイライトエキスプレスがディーゼル機関車2両に引かれて入線してきました。

 これまで北海道へは飛行機で出入りするだけでした。青函連絡船とか夜行の寝台列車の話などはセンセイくらいの年代だとずいぶん縁遠いお話でした。
 風景の大部分は原野ばかり。といっても「つまらない」といっているのではありませんよ。時々牧場や集落−−本州のものとは構造が違う−−が現れる。人口密度が低いので道路に街灯が無い場所がたくさんあります。車窓から見た夜の大沼のきれいなこと!!
 今回、片道だけとはいえ、鉄道を利用してみて、つくづく北海道は広い......というか、
大きいなぁーと感じました。札幌を出発して何時間もたつのに、まだまだ函館(正確には函館の一つ前の五稜郭駅)に着かないのです。北海道出身の人は列車での旅を経験して、その広さを身に染みていらっしゃるのでしょうが、本州その他の地域の人間にとって、飛行機で出入りする限りその広さや大地の力はわからないんだろうなぁーと思いました。

 そうそう、昭和新山や有珠山の噴火場所(下の写真)も見ました。水蒸気が立ち昇っている場所が火口の一つで、今では近くまで遊歩道ができているのだそうです。写真をご覧になって当時を思い出す方も多いのではないのでしょうか。

 

 半日間でしたが北海道の大きさとお付き合いして、「この大地で育った人は違うだろうなぁー」などと考えていた西村センセイでした。......そういえばあの人は札幌近郊のご出身だ。

 この続きは、また明日。



8月26日(日) やっと、西村センセイの(短い)夏休み!!

 西村センセイ、やっと夏休みです!! ......え"っ!! 世の中はもう夏休みも終わりだって!?

 今日までに何とかセンセイの宿題の大半を終えました.....ということはまだ完全には終わっていないということなのですが。

 午後、宿題を発送するために出かけました。帰路、海辺を通ると海浜公園で水上オートバイのテクニックを競う「ジェットスポーツ全日本選手権シリーズ」が開かれていたので、ちょっとだけのぞいてみました。昨日が予選で、今日は準決勝と決勝なのだそうです。


 水上オートバイ細かいルールは全然知りませんが、たいへん大きな大会のようで全国から沢山のチームや人が集まっていました。
 そして何よりも、水上オートバイのスピードたるやものすごいもの−−語彙が不足していて申し訳ありません−−で、海水浴場で見かけるものなどとは比較になりません。強いて例えるなら、海水浴場の乱暴狼藉者が原付自転車(「原チャリ」)で、今回のものはベンツかナナハンといった感じでした(例えになっていますか?)。センセイはスピードスポーツにはご縁が無いのですが、F1なんかもきっとこんな感じなんでしょうね。若い人が惹きつけられるのがわかるような気がします。

 で、唐突ですが、西村センセイ、明日から子守を兼ねてごく短い旅行に出かけます。何が目的なのか!?......続きは、また明日!! (移動の関係で27日および28日はページを更新できない可能性があります。その際は悪しからず。)

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