2001年9月15日更新(2001年9月24日ページ移動。2003年2月1日一部写真削除)
センセイが住む柏崎市は静かな田舎街(?)です。東京に電力を送っている原子力発電所以外はこれといった産業もありません。
で、その静かな柏崎市の、その中でも静かな方のセンセイの家のすぐ目の前で、夜になってから道路工事が始まりました。とてもうるさくてたまりません。
普通なら昼間に工事をするのですが、センセイの家の斜(はす)向かいにはこの地域のバスを運行する越後交通の営業所があって、昼間は工事ができないのです。せっかくの機会なので少し見学させてもらいました。写真のように重機を使うので効率よく作業は進みますが、それでも細かい部分は人手に頼っています。
鉄道の保線工事もそうですけど、やっぱりたいへんだなぁーと改めて感じました。これなら「うるさい」なんてとても言えませんね。
9月14日(金) 迷惑メールの謎 −−何でi・modeに????−−お昼頃、センセイの携帯に着信がありました。
i・modeのメールが届いていました。「誰からだろう?」と取り上げると、知らない名前で怪しげなメールが届いていました。迷惑メールでした。
センセイは長いことi・modeを使っていますが、購入直後に一部関係者しか知らないアドレスに変更しており−−というか、そのためにi・modeにした−−090XXXXXXXXX@docomo.ne.jpで始まるアドレスは使っていません。ですから問題になっている迷惑メールはこれまで届いていませんでした。
で、今回はデタラメに長いアドレスを片っ端から打ち込んできたんだと思うのですが......あまり効率の良い方法ではないですねぇ......。(該当しないアドレスのメールが発信者宛に戻ってくるのです。)でも、ま、いずれにせよ滅多にない偶然に違いないんだから、まっ、いっかぁー!! さぁーて、お風呂にでも......「ピピピピッ!!」......え"っ!?(実話)
9月13日(木) 動脈を陰で支える人々 −−たいへんな保線の仕事−−午後の仕事に区切りをつけて、夕方自転車で散歩(?)しました。
センセイの家の近くをJR信越線が通っているのですが、保線工事の準備をしていました。レールを交換するようです。
旧国鉄〜JRの乗り心地の良さは保線のレベルの高さに支えられるところが多いと言われています。
技術者に言わせると「レールは剃刀(かみそり)」なのだそうです。寸分の狂いもなくメンテナンスすることによって初めて安全な運行が確保されるのですね。
昔はレールも短かったので交換も比較的簡単だったでしょうが、信越線を含めて現在の幹線はほとんどロングレール化されていますから、その交換はたいへんな仕事です。列車をあまり止めるわけにも行かない−−止めることもある−−ので、列車の少ない夜間に工事を行うこともしばしばです。今日は投光器も投入されていましたから、きっと夜行が走り終えた明日の未明に工事をするのだと思います。バラスト(線路の下の石)のメンテナンスなどは機械化されたので昔よりは楽でしょうが、それでもたいへんな仕事であることには違いなく、本当に頭が下がります。
昨晩の衝撃的な映像から一夜。皆さんは今日、自分の仕事をちゃんとできましたでしょうか。
悲しいお話ばかりでは何なので、今日は明るい(?)お話を。
農家にとって、小学校の中学年以上になると子供は貴重な労働力です。センセイもずいぶん駆り出されました......中学に入ると何のかんのと理由をつけてサボってばかりいたのですが。
じゃ、嫌なことばかりかというと、案外そうでもありません。子供は遊びを発見することにかけては才能を発揮します。
今回の稲刈りでは、小二の娘はそれなりに仕事を手伝ってくれましたし、そして写真のように運搬用の手押し車「一輪車」に乗せてもらったり、稲藁で「ゲージツサクヒン」を作ったりしていました。
振り返ってみるとセンセイも子供の頃に同じような遊びをしていたように思います。遊びを通じて、こうやっていろいろ実体験を重ねていくんですね。
9月11日(火) 旧新潟中央銀行柏崎寮の取り壊しが進んでいます颱風15号は、夕方現在北関東〜東北南部を弱まりながら進んでいます。当地は雨が降っただけで強風もそれほどではなくてすみましたが、皆さんの所はどうだったのでしょうか。
その雨の中、近くのビルの取り壊しが進んでいました。以前お話しした(こちら)、破綻整理された新潟中央銀行の柏崎寮です。建物としての利用価値がないので更地にするようです。どうやって利用するのでしょうか。
市内の銀行の建物は利用方法が決まらないのかそのままになっています。中心部にあるのでそれなりの資産価値はあるのですが、中心部は衰退が進んでいるのであまり利用方法がないのかもしれません。
壊されていく建物を見ていると、複雑な気持ちになりました。
稲刈りの話の続きを少しだけ。
稲刈りをしていて改めて気づいたことがあります。
稲刈りの前日はかなり雨が降りました。で、稲刈り当日、娘が「川で遊びたい」と言ったので様子を見に行ったのですが、案外大した水量ではありませんでした(写真)。
つまり山林や棚田だと、一定の量までなら、雨は土中に吸収されて地下水となり、時間をかけて川に流れ出てくるので、川の水量はほぼ一定になるのです。ですから半月くらい雨が降らなくても水量は変わりません。これは稲作にとっては大変重要なことなのです。逆にアスファルトやコンクリートに覆われていると、降った雨は一気に中小の河川に、そして大河川に流れ込んでしまいます。
これが最近の水害の原因の一つだと言われますが、稲刈りをしながら田圃でそんなことを考えていました。
9月9日(日) 西村センセイ、稲刈りの終わりに車を脱輪させる!!今日の新潟はとても暑く、フェーン現象で34℃を越えました。高田は35℃まで行ったそうです。それでも真夏と違って、夕方にはずいぶん過ごしやすくなりました。
さて皆さんは週末をどのように過ごされたのでしょうか。センセイは実家でコシヒカリを刈っていました。手で植えたもの(こちら)を再び手刈りで収穫したのです。
で、そのお話をするはずだったのですが、昨日の作業の最後に車を脱輪させてしまいました。本当に情けない。まずは証拠写真から。
で、以下はその顛末(てんまつ)。
母と二人で刈り、父が刈り取られた稲を「ハサ」と呼ばれる乾燥場所まで運び、オマケに小二の娘も手伝ったので、作業は順調に進みました。当初は今日の日曜日までかかるかと思ったのですが、土曜日のうちに、それも予定よりも早く作業を終えることができました。
センセイの実家の田圃は実家から1kmほど離れています。昔は歩いて通ったのですが、現在は自転車や時には父の自動車を使います。で、昨日は人間を運ぶだけだったので、車を使っていたのです。ひとまず全員で実家に戻った時、忘れ物をしたことに気づきました。そこでセンセイだけ田圃に戻って車をバックさせようとして......ガタン!! 見事に側溝に前輪を落としてしまいました。いつもと位置が違うなぁーとは思っていたのですが......やっぱり疲れていたんでしょうねぇ。さて、どうしましょう。脱輪自体は割とある−−センセイは初めて落とした−−ことなので、それほど慌てませんでした。ブロックなど適当なものを集めて落ちたタイヤの前ないしは後ろに置き、ごくゆっくり(大事)とそれに乗ります。実際、そうすると無事に乗ることができました......が再びガタン!! 少し走りすぎて敷いたものが足りなくなってしまったのです。ここでのポイントはとにかく乗ること、それ以上走らないことですね。
作業を繰り返したのですが、今度はどうしてもタイヤが空まわりしてしまいます。こうなるともう独力では無理。歩いて実家に戻り応援を求めました。で、センセイの車(写真後方)で現場に到着して、まず少し人力で引っ張ってみたのですがやはりタイヤが空回りして脱出は無理でした。
次の方法として、センセイの車を回して対面させ、お互いの車の前にあるフック−−牽引のために必ずついている−−にロープをかけ、車でゆっくりと引っ張りました。するとあっけなく脱出に成功。でもロープがギシギシと大きな音を立てていましたから、やはり相当な力で引っ張ったんでしょうねぇ。で、反省。今までの交通事故(大きなものはない)とか作業事故を反省してみると、作業の最後に、それも疲れて注意が一瞬緩慢になった時に起きています。皆さんも気をつけましょう。
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