2002年3月9日更新(2002年3月18日ページ移動。2003年3月16日一部写真削除)
3月9日(土) 陶器のお風呂で温泉気分!! −−ただ今、都内から無事に送信中−−
ただ今、都内からお送りしています。ということは、昨日開腹手術を受けた病身のPowerBook 2400c(こちら)は、いつ再発するかわからないというバクダンを抱えながらも健気に働いているということです。
さて今日は家族で都内へ移動し、まず東京大学名誉教授の師匠宅にお邪魔しました。師匠夫妻はセンセイの娘を実の孫のように可愛がってくださいます。
師匠宅を後にして、近くのホテルで投宿。センセイが上京する際はたいていJR東日本のホテルを利用します。駅からとても近いので移動に便利で、しかも料金が手ごろだからです。今回も師匠宅近くの中央線沿いのホテルにしました。
今回は家族での移動だったので、ちょっと奮発してスイートルームにしました。娘も大きくなり、ツインの部屋では、もう少々狭くなっているのです。スイートの良さは、部屋が広くて補助ベッドが利用できること以外にもいろいろあります。その一つに、設備の充実があげられます。
センセイとしては豪華さは求めていないのではないのですが、実用的な部分でもずいぶん違います。例えばお風呂が違います。今回のホテルの場合には浴槽が陶器なのです。昔のお風呂はタイル張り−−ひび割れによる水漏れで本当に困りました−−でしたし、さらに昔は木製でした。このような昔のお風呂は、確かに効率は悪かったかもしれませんが、すぐに冷えるようなことはありませんでした。背中が浴槽にあたった時の感触が今のお風呂とは全然違っていました。ちょうど温泉のような感覚です。
というわけで、都内に宿泊しながら、陶器のお風呂でちょっとした温泉気分を味わい、このところの激務の疲れを癒している(?)西村センセイでした......といっても家族旅行はそれ自体が仕事なのですが。
なお、親子で移動する時もいつもスイートというわけではなく、最近も一つのダブルベッドに親子3人で(!!)寝ました。念のため。
さらにつけ加えるなら、西村センセイが新潟市で宿泊する時は通常、一泊\2,500(!!)のホテルに泊まっています......一度だけ泊まった娘が「もう、いい...」と言ったホテルです。
3月8日(金) 30時間(実働!!)もの格闘の末、やっとPowerBookが(仮に)復活しました皆さん、ちゃんと復活しました!! ......やっと何とか、というのが実状なのですが。
このむちゃくちゃに忙しい時期に、愛しいPowerBook 2400cが突如重体に陥ってしまい、生命すら本当に危うかったのです(こちら)。それでも努力の甲斐あってか、何とか今夕までに仮に復旧させることができました。昨晩はとてもページの更新どころではなかったのです。申し訳ない。
あまり細かいことを言ってもしょうがないので、この間の事情を夫婦(アベック)の関係に例えると、こんな感じです。
夫は仕事が面白く、熱中したまま......。
長年連れ添い、相思相愛の妻は、時々不定愁訴を訴えるものの健気(けなげ)に夫に献身。しかしある時、妻は急に不調を訴えたかと思うと、あっと言う間に意識を失ってしまう......。
慌てた夫は、救急車を呼び病院に駆けつけるものの、残念ながら出先であったため、運ばれた病院では十分な治療ができず意識は回復しないまま......。一刻の猶予も許されないため、夫は再び救急車で総合病院へ転送。状況をできるだけ正確に診断し、かつデータを保存し、本格的な治療を開始した結果、妻は何とか意識を回復し、周りが驚くほどの気丈な回復を見せる。
妻に依存した夫はここで気を緩めたのだが、その途端に病気の治っていない妻は再び病状が悪化し、危篤寸前の状態に......。おまけに他人(Mac)にまで次々と病気を感染させてしまい、医師(他のMac)すら起動不能に陥らせる始末(実話です)。
この事態に意を決した夫は、自ら白衣−−医療用のものというより実験用(?)−−を着用し、自ら手術台の傍らに立って、開腹手術を実施。
久しぶりのオペ[手術のこと]に多少手許が狂い、ネジを忘れそうになった−−2400cはやたらとネジが多く、しかも種類が多い!!−−ものの、(何故か)仮に確保していた押さえていた別な心臓を移植し、愛しい妻の意識を回復させる......。
......おぉ、美談。
しかし実際はこんな生やさしいものではなく、約30時間(実話)をかけて何とか回復させたというのが実状です。しかもいつ再発するかもしれません。原因はIBM製のハードディスクが寿命を迎えたためのようです。かなりの頻度で点検していたのですが、もう4年くらい働いているので、これ以上は無理な感じです。
で、美談の夫は、何故か仮交換用のハードディスクを自宅に用意していましたし、新発田の某大学の研究室には移植専用のハードディスクを用意していて、近日中に再度心臓移植の予定とか。
これだけ代わりの心臓を用意している西村センセイって悪夫(?)なのでしょうか......。違いますよね、愛妻に惚れ込んでいるだけですよねっ? ねっ?
なお、明朝から再び上京します。PowerBookでその様子をお伝えするつもりですが、いつ病気が再発するかもしれません。HPの更新がなかった場合はPowerBookがやきもちを焼いているのだとお考えください。......仕事が山のようにたまっていく......。
3月6日(水) 大変だぁ、PowerBookが壊れてしまった!! −−あのMacな噂はやはり真実か!?−−西村センセイは昨日まで札幌にいたのですが、今日は再び金沢にいます。柏崎の自宅には一晩しかいなかったわけです。
で、その金沢で大変なことになりました。PowerBook 2400cが壊れてしまったのです。
出先での仕事を終えてPowerBookを使っていたのですが、対応を保証されていないOSのソフトをムリヤリ突っ込んだところ、フリーズしてしまったのです。
フリーズ自体は時々あることですし、今回は無理な使い方だったので、仕方ないやと思って再起動したのですが......上の写真のように起動しません。Macユーザーはご存じかもしれません−−あまり見たくはありません−−が、フロッピー型のアイコンが点滅したままで、ハッピーMacも出ません。非常にヤバイ状態です。
PRAMをクリアーしてもダメ。アイコンは起動ディスクを見つけられないことを示しているので、無理矢理外部から起動してドライバを更新してもダメ。本当にどうしようもないので、最後の手段、初期化してもダメ......非常にマズい状態です。
金沢での修復手段は限られるので、明日、自宅に戻ってから再度修理を試みますが、今回は非常に厳しい状況です。ロジックボードが故障した可能性があるのです。
このPowerBook 2400c(解説はこちら)、西村センセイが行くところ、北は北海道から南は福岡まで全国(たの九州と沖縄、和歌山だけは行ったことがない)をいつも一緒に旅した愛機です。
でも購入からはや5年。このごろはすっかりおばあちゃんになってしまい、画面には縦に青い線が出てしまうようになっていました。またハードディスクも小さく、OSも古いので対応しないソフトも増えてしまいました。というわけで、新しいノ−トパソコンを考えていたのですが......「新機種購入を考えるとMacがヤキモチを焼いて故障する」という有名な話はやはり真実だったのでしょうか......。
それにしても、本当にヤバイ。
3月5日(火) ♪店の名はライフ♪ −−札幌で偶然、伝説のお店を発見しました!!−−寒〜い北海道から新潟に戻りました。飛行機から降りるとホントに暖かく感じます。新潟駅行きのバスを待っていた乗客が「季節が1ヶ月違うね」と言ってましたが、まったくその通りです。
すでにお伝えしたように(こちら)、デジカメは持参したのに、アダプターを忘れてしまったので、札幌から画像をアップロードすることができませんでした。情けない。
札幌と言えば北大。北大と言えばクラークと言うわけで、まずは初期の北大に多大な貢献をしたクラーク像から。正門のすぐ近くにあります。
会議を終えてホテルに戻ろうとしてちょっと地下街−−札幌は地下街が発達している−−にもぐったところ、食堂街に出ました。
その中にうどん屋さん(写真)がありました。ごく普通の店構えで特別には何も感じなかったのですが、張ってあった新聞記事を読んで、びっくり!!
今はうどん屋さんですが、実は先代は北大前の喫茶店だったのだそうです。そしてその店の名は「ライフ」!!若い方の中にはご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、歌手の中島みゆきが通いつめ、名曲「店の名はライフ」という曲まで作ってしまった、あの「ライフ」だったのです。本当にびっくりしました。
で、その頃から評判で、現在は正式メニューになっている「伝説の豚丼」を、「中島みゆきも食べたのかなぁー」などと思いながら味わった西村センセイでした。ちなみに店内の小型のラジカセからは、中島みゆきの曲が流れているのでした。
3月3日(日) 西村センセイ、またまた忘れ物をする −−札幌はとにかく寒い!!−−皆さん驚くなかれ、西村センセイは現在、札幌にいます。一昨日までは都内にいたのに......。
実は明日から北海道大学で研究会があるために、自宅には一日だけいて、すぐに札幌入りしたのです。西村センセイお得意の夜行列車という選択肢もあったのですが、トワイライトエクスプレス(こちら)は隔日で運行されているため、やむを得ずあまり好きではないジェット機での北海道入りとなっています。
札幌は良い天気なのですが、とにかく寒い!! 機内でのアナウンスによると-4℃だそうです。路面はガチガチに凍っていて本当にツルツルです。
でも札幌の人は普通の靴で(?)普通に歩いているようです。どうなっているのでしょうか?さて、今回の北海道ツアーには写真がありません。
何のことはなく、自宅を出る時に焦っていたのでデジカメのメモリーを読みとるアダプターを忘れてきたのです。
それだけではありません。そもそも研究会のプログラムそのものを忘れてきてしまいました(実害はないのですが)。
どうもこのところ、何か肝心なものに注意を向けていると、その他のものへの注意が緩慢になってしまいます。これって、要するに老化しているということなのでしょうか......。
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