2002年3月16日更新(2002年3月25日ページ移動。2003年3月16日一部写真削除)

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−−2002年3月第3週−−

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3月16日(土) PowerBooc 2400c 完全解体!! −−心肺同時移植の経過は順調(らしい)−−

 二晩ページが更新できず、申し訳ありませんでした。この間、センセイのPowerBook 2400c(解説はこちら)の修理に追われていたのです。ご連絡をお待ちだった皆様、こちらもお許しを......。

 先週、急に調子悪くなった(こちら)PowerBook、ハードディスク交換後もかなりの頻度で重体に陥ります。

 上の写真は特別なソフトで修理しているところなのですが、「修復不能」とレポートしています。このソフトで直らないというのは相当な重症です。

 昨日は大学に出勤したので、研究室に保管しておいたハードディスクを持ち帰り、3個のHDを交換−−それだけでも時間がかかる−−しながら様子を見ていたのですが、程度の差こそあれ、トラブルは解消せず、実使用には耐えません。
 どうやらトラブルの原因は当初予測されたハードディスクではなく最も心配されたロジックボードの損傷のようです。

 修理のためには、先週末に入手した同一機種(こちら)から必要な部品を取り出し、交換する必要があります。
 で、まずは右の写真のように完全に解体します。HDの交換だけ(たとえばこちら)ならここまでする必要はありません。

 写真中、手前(下)がメインの基盤、その上が電源およびI/O基盤、その左のL字型のものがCPU基盤です。これらが三層をなしているので、複雑怪奇な造りになっています。

 ネジの多いPowerBook 2400cですが、数えてみたら主要なものだけで6種類、全部で10種類ものネジが使われていました。慣れないと再度の組立は困難だと思います。

 1時間以上の作業の末、2台のPowerBookを解体し、メインの基盤を移植して再度組み立てました。使われなかった部品は次回の出番のために、段ボール箱2箱に収められて収納されます。

 さて、組立後数時間を経過していますが、今のところ問題は出ていません。やはりメイン基盤の問題だったようです。

 無実の罪を晴らした形のHDですが、もとのものを含めて4台のHDを使った結果、東芝のものが一番静かだったのでしばらくはこれを使おうと思います。もう1個予備もありますし。
 次に静かだったのはIBMで、日立のものはうるさくてとても毎日は使えません。ケースに入れて非常用の外部HDとして使用することにしました。

 先週から続いたMacネタですが、もちろん興味のない人も多いでしょうし、センセイ自身ももう話題にしたくはありません(つまり順調に稼働して欲しいということ)。これで終わりにできるといいのですが......。



3月13日(水) 自分の送別会は不思議な気分...

 このところめちゃくちゃ忙しいのですが、今日は絶対に出勤しなくてはなりません。なぜなら西村センセイらの送別会が開かれるからなのです。

 

 最後の教授会に出席してから、新潟市内で開かれた送別会に出席するため、豪華なバスで移動。

 到着してびっくりしたのですが、会場にはとても多くの参加者がいらっしゃいました......残念ながら(?)、同時に退職されるご高齢の先生方のお客が大半だったのですが(センセイはOB・OGに全然案内を出していないので)。

 自分の送別式に参加するのはとても不思議な気分です。
 このページの読者の中に経験者はまだ少ないかもしれませんが、自分の結婚式にとても似ています。会場の状況を的確に把握し、与えられた役割をこなす......。壇上で参加者の顔を一人一人確認しながら、人生で一度だけ体験するはずの儀式もこんな感じなのかなぁーと思っていました。もちろん体験したことはありませんけれど。

 それにしても関係者がこのような会を開いて下さることは、それ自体とてもありがたいことです。ですから、センセイは与えられた役目をきっちりと果たしていたのでした......。

 明日からは平常のペースに戻ります。センセイにはやらなければならないことがたくさんあります。ご期待ください!!



3月12日(火) 祝!! アクセス数6,000突破!! というわけで(?)、Macをもう一台購入しましたっ!!

 今日の当地はとても良い天気でした。皆さんの所はいかがでしょうか。天気が良すぎて花粉もたくさん放出され、センセイは終日涙目でくしゃみに悩まされました。街へ出てもマスク姿の人が多かったですね。

 さて昨晩(3月11日)、このホームページへのアクセスが6,000回を越えました。これもひとえに皆さんのおかげ。感謝いたしております。

 先日上京した際(こちら)、仕事の合間−−今回は本当に忙しかった−−を見つけて秋葉原を探索し、中古のPowerBook 2400cを1台だけ見つけることができました。もちろん即決で購入しました。

 上の写真が新旧並んだPowerBookです。どちらがどちらかお分かりでしょうか。正解は今日の最後に(こちら)。

 詳細はこちらに譲りますが、現在主力のPowerBook 2400cは購入後6年近くも経過し、さすがにいろいろなところが疲れています。今後は経年故障が増えると予想されますが、いつまで部品を確保できるか分かりません。
 で、必要な部品を確保するためにもう一台購入したというわけです。

 今回の購入価格は\39,800、センセイが購入した時は\440,000位だったと思いますから、1/10以下に下がったわけです。
 RAMは16M、HDは1.3Gですから製造時のままです。他の情報から企業の支社−−福岡支社−−内で使用されていたようです。

 写真(上)を見る限りではどちらがどちらかなかなか区別がつきません。
 けれども1ヶ所はっきりと相違するのは液晶画面下の型番のプレートです(下の写真)。
 センセイの古い方(写真中、上)は単にPowerBook 2400cと記されていますが、これは最初の生産ロットのものであることを示しています。実際、今回購入したもの(同、下)には「/180」(CPUの動作周波数を表す)という文字がつけ加わっています。
 その他ACアダプターの形状などから、PowerBook 2400cの後期生産型であると推測されます。

 センセイのPowerBookは酷使されているので、パームレストの、掌(たなごころ)の当たる部分がツルツルになって光っています。けれども今回購入したものは比較的短時間使用後に放出されたようで、そのようなことはまったくありません。キーボードのタッチもしっかりしていて、「確かに昔はこうだったよなぁー」という感じです。
 最も違うのは液晶です。二つ並べてみると、センセイが使ってきたPowerBookは画面がずいぶん暗くなって、しかもしぼしぼ(?)しています
。液晶画面の寿命について聞いてはいましたが、やはりそうなんだなぁーと思い知らされました。

 でも西村センセイ、相思相愛のこれまでのPowerBook 2400cを−−たとえ心肺同時移植をしてでも−−できる限り使っていこうと思いを新たにするのでした......。

※ 上の写真中、右のPowerBookがこれまでセンセイが使ってきたものです。左右のMacで画面の明るさが明らかに違いますが、右にのみ「ガンマ補正」という調整をかけていますので、単純に明るさやコントラストを比較することはできません。



3月11日(月) [大学関係者必読]都内で大学教育に関するシンポジウムを開催しました

 皆さん、週の始まりをいかがお過ごしでしょうか。
 西村センセイはつい先ほど都内から自宅に戻りました。

 今回は土曜日から今日まで都内におりましたが、師匠宅の訪問(こちら)はあくまでも私的なお話。家族は昨日曜日に先に帰宅しました。

 で、公的な目的は本日のシンポジウムの開催です。
 やや専門的なことなので詳細は省略させていただきますが、今後の大学教育に関する問題を都内で協議していたのです。
 会議は朝から夕方まで少数のメンバーで集中的に行われました。写真は最後のパネルディスカッションの様子ですが、著名人も何人か含まれています。貴方・貴女は何人お分かりでしょうか。

 不景気で世の中全体が自信を失っていますし、大学に関しても良い話を聞きません。けれどもこの会場では10年後、20年後を見据えた議論が実現しています。

 私たちは目の前の出来事にとらわれてしまって本来の自分たちの姿を見失うのではなく、もっと自信−−決して過信、盲信ではありません−−を持っていいのではないか、と西村センセイは感じました。

 でもその西村センセイ、主催者側なのでやっぱりちょっと疲れた......。



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