2002年4月6日更新(2002年4月17日ページ移動。2003年13月16日および2004年4月16日写真削除)

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−−2002年4月第1週−−

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4月6日(土) こちらも晴れがましい、家の建て前 −−新潟に戻りました−−

 新潟に戻ってきました。金沢工大へ正式着任後は初めての帰宅。緊張していたらしく、やっぱり疲れました。

 帰途の電車から外の風景を見ていたのですが、新潟に入ると桜がちょうど盛りとなりました。金沢は盛りを過ぎてしまったのですが。
 北陸本線の小さな駅ではホームで中年の女性陣がお弁当を広げながら花見をしていました。桜のトンネルの中、電車は進みます。

 今日は自宅近くで家の建て前がありました。知人夫婦がすぐ近くに家を建てたのです。

 センセイが住む地域は新興住宅街なのです。近くに原子力発電所がある関係で、東京電力の社員が多数住んでいます。今回家を建てた方も東京電力の社員です。
 その関係で予定時刻には子供を中心にたくさんの人が集まってきました。

 家の中で式を行っていたらしく、予定より15分ほど遅れて主人−−写真中央、玄関上の方−−が屋根に登り、お菓子や5円玉をまき始めました。もちろん子供たちは一生懸命に拾います。

 やはり家を建てるというのは大事業のようで、家を建てたご主人は本当に晴れがましそうでした。



4月5日(金) 街のあちこちで感じる金沢

 今日は二十四節気の「清明」。それにふさわしく金沢市もきれいに晴れ上がりました。

 金沢市内は今日が小学校の入学式だったようで、朝、親子4人で小学校へ向かう姿が見られました。真新しいブレザーに身を包んだ晴れがましそうなおにいちゃん。幼稚園の弟が羨ましそうにぴったりとくっついていました。

 この街を歩いていると、あちこちで金沢らしさを感じます。

 今日、アパートのすぐ近くを歩いていて、ふととても立派な石庭があることに気づきました。
 特別な場所ではなく、ごくありふれた新興住宅街の中に、突然日本庭園が出現するのです。立派な石庭の様子がうまく伝わりますでしょうか。

 新潟だったら違和感を感じるのでしょうが、「やっぱり金沢だよね」と思わせてしまうところが凄いですね。



4月4日(木) とても頼りになりそうな、SA(スチューデント・アシスタント)

 今日は研究室にとても頼もしい助っ人が二名やってきました。といっても学生さんなのですが。

 金沢工大にはSA(スチューデント・アシスタント)という制度があります。授業を手伝ってくれる学生のアシスタントです。授業そのものは教師が行いますが、丁寧な授業をしようと思うと、その前後にもとても沢山の時間を取られます。教材を印刷したり、提出物をチェックしたり、出席を確認したり......。SAはこういう時のための制度なのです。

 学生の側からしてみると、確かに時給の良いバイトという面もありますが、それだけではありません。
 ふだん、一人の学生として授業に参加している時と違って、先生の傍で授業を準備することによって、違った角度からいろいろなことを学ぶことができます。実際、西村センセイの職歴は、SAに似たクラリカル・アシスタント(副手)という職から始まっているのです(こちら)。

 金沢工大でSAになるためには成績その他の厳しい条件があるそうです。そのせいか、今日いらした男女の学生さんは反応も良く、好印象を受けました。

 金沢工大の一員としては先輩になるY君、Yさん、よろしくお願いしますょ。



4月3日(水) G4 Cubeの電源が突然...

 とにかく無茶苦茶忙しい!!

 新学期が始まったばかりで、金沢工大のキャンパス内には1年生しかおらず(と断言すると言い過ぎですが)、ずいぶん余裕があるはずなのですがキャンパスは混雑。西村センセイも無茶苦茶な忙しさです。

 主に週明けから始まる授業の準備なのですが、初めての科目で勝手が異なり、またコンピュータなどのインフラが整備されていない−−忙しくて発注できない−−のと、学内のいろいろなシステムが違うので効率が上がらないのです。
 何てったって、学生に「○○号館はどこですか?」と訊かれても答えられない!!

 そんな中、アパートのG4 Cubeの電源が突然落ちてしまいました。全く予兆なしでした。
 プリンタの関係で教材作成が自宅でしかできないので、G4 Cubeの故障は致命的です。
 今のところは何とかなっていますが、おっかなびっくりという感じです。

 そしてこういう時に限ってPowerBook 2400cのHDに異常が見つかるし......。

 来週からの初めての授業、無事に乗り切れるでしょうか!?



4月2日(火) 初めての入学式に出席しました

 今日は金沢工業大学の入学式です。もちろん西村センセイにとっても初めてですから、何だか自分が入学するような気分です。

 昨日もお伝えしましたように、センセイの研究室から本館正面の様子がよく見えます(右の写真)。

 入学式の会場は正面の建物の奥なのですが、朝早くから続々と新入生や保護者が集まってきます。やはり敬和とは比較にならない数です。

 入学式は10時から厳かに挙行されました。幹部教職員はもちろんのこと、全教員が登壇するのですが、成りゆきでセンセイは最前列になってしまいました。
 そのため、式の間、ずっと新入生の皆さんの様子を見ることができました。

 約30分で式典は終了。新入生にはその後も各種の説明が続きました。
 それが終わると、新入生は先輩と保護者が待つ場所を歩きます。サークルの勧誘も兼ねているようです。女子学生の姿も案外目立ちます。

 何事も初めてなのでしばらく様子を見ていたのですが、たいてい保護者、特に母親が付き添っているようですが、両親揃って参加する人もかなりいます。
 やはり皆さん緊張していたようで、自動販売機のコーナーでお父さんが、「お腹が空いただろ」などと息子に声をかけています。

 新入生の今日の行事は入学式だけのようで、定期券の申込など各種の手続きを済ませると、三々五々帰宅していきました。

 午後のキャンパスはすっかり静かになって、今朝の緊張感が嘘のようです。
 キャンパスでは女子学生らがのんびりとひなたぼっこをしていました。

 というわけで、センセイの行事も一区切り。
 これからは来週からの授業に向けての準備が中心となります。

 それでは、また。



4月1日(月) 新しい西村センセイの日

 今日から新年度。すでにご存じの方もいらっしゃいますが、私こと、本日をもって金沢工業大学(工学部修学基礎教育課程)助教授に着任しました。(ごあいさつについてはこちらから)

 今日の金沢は雲一つない快晴。キャンパス内外の桜もちょうどきれいに咲いてセンセイの門出をお祝いしてくれるかのようです。(写真の中にセンセイの研究室が見えます。特等席です......おかげで窓の外ばかり見ていて仕事にならない!?)


 今朝はまず辞令交付式が厳かに執り行われました。相変わらずのんびりした西村センセイ、もうちょっとで遅刻しそうになってしまいました。いや、決して遅刻したわけではなかったのですが、他の方がそれよりも先に準備されていたのです。

 今日はいろいろな事務作業に追われたのですが、合間を見て、早めに校内の食堂へ昼食に出かけました。

 金沢工大の入学式は明日4月2日なのですが、新入生の皆さんはみんな登校して、入学の準備。
 保護者−−主に母親−−連れも目立ちます。今晩は泊まって明日の入学式にも参加されるのでしょうか。

 校内には新入生向けの物品販売のコーナーが設置されて、いかにも「新学期」という感じです。

 臨時の売店では電化製品を中心とした生活用品、携帯電話や自転車などすぐ必要なものを扱っています。
 で、「いかにも工学部だなぁー」と感じたのが右の作業服売場。理学部の白衣みたいなものです。

 新入生の表情をずっと見ていたのですが、ちょっと不安げな感じを見せる学生は混じっているものの、総じて「入ってよかった」という表情をしています。

 やっぱりそれが一番ですよね。おかげで(?)西村センセイも幸先の良いスタートを切れそうです。

 新しい西村センセイにご期待下さい。



3月31日(日) 最後の日...

 今日は写真はありません。

 今日は3月31日。年度末。ニュースは桜の便りとともに「明日の入社式では......」などと報じています。大きな節目です。

 記憶の残っている小学校入学、以来何度も経験したはずの変わり目ですが、やはり今年は感慨深いものがあります。もちろん本日の、それもあと僅かに残された時間をもって11年間勤務した敬和学園大学を辞し、明日から新しい大学へ赴任するからです。
 できるかぎり昔を正確に思い出そうとするのですが、中学や高校といった上級学校へ進学する時も、最初の勤務先である国際基督教大学、そして敬和へ就職する時も、どうもこのような状況にはならなかったように思います。やはり11年間敬和学園大学という舞台で突っ走ったからなのでしょうか。(それとも西村センセイが単に歳をとっただけだったりして!?)

 でも誤解なきように。何だか今日はちょっとおセンチ−−死語か??−−ですが、やりたいことがあって選択した進路ですからまったく後悔していません。

 今日で敬和学園大学助教授としての西村センセイは終わりです。明日からの新しい西村センセイにご期待ください!!


[お断り]
 新年度もこのホームページを続けますが、移籍に伴う事務的な作業に忙殺されております。またハード・ソフト環境もまだ十分に整備されておりません。
 そのためしばらくページの更新が遅れたりすることがあるかもしれませんが、悪しからずご了承ください。




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