2003年4月25日更新(2003年5月5日ページ移動。2003年9月8日写真削除)

最近のニュース(バックナンバー)

−−2003年4月第4週−−

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4月25日(金) 選挙と蛙の共通点

 センセイはたいてい7時過ぎには大学の研究室にいます。

 8時になると拡声器が大きな音を立て始めます。もちろん選挙です。
 中には2分前くらいから候補名を叫び始める人もいます。金沢工大は金沢市と野々市町の境界にあるので、両方の選挙の声が入り乱れてすごい騒ぎ。

 田舎で暮らしていると、夕方から夜にかけて「ギーコ、ギーコ」という蛙の鳴き声に悩まされます。
 鳴き始める時はそれほどでもないのですが、お互いを刺激しあうように、すぐにとんでもない音量になってしまいます。

 夏など、戸を開けて寝ている時は「もう勘弁してくれぇー」という感じなのですが、不思議なことに、ある時刻になると鳴き声がピタッと止むのです。後は静寂。黄色く暑苦しい月だけが残されます。

 というわけで、いつの間にか選挙カーが静かになった今晩なのでした。



4月23日(水) 西村センセイ、背広で考える

 西村センセイ、このごろ背広を着る機会が増えました。

 今回は昔から着ている背広にしたのですが......うぅーむー、ちょっとキツイ。

 亡くなった義父がオーダーメードで作ってくれたものなのですが、義父が「ひとまわり大きなものにするんだ」と諭(さと)していた姿が昨日のように思い出されます。

 あの頃はブカブカだったのですが、今や、西村センセイのお腹はひとまわり以上大きくなってしまったということですね。

 じゃ、昔に戻りたいかって?

 それは、ない。



4月22日(火) 銀貨、銅貨に変身する −−「チャンカレ」食券販売機の謎−−

 今日の金沢は本当に久しぶりに良い天気です。

 陽気に誘われて、お昼は「チャンカレ」ことカレーのチャンピオン(こちら)に行きました。3週間ぶりというわけです。

 チャンピオンでは先に自動販売機で食券を買います。ほとんどの人と同じく、このお店の定番商品「Lカツ」(カツカレー、\550)を頼もうとして、\600を入れたところ、お釣りの50円銀貨が掌(たなごころ)からコロコロ......。どうやら自動販売機の下に入ってしまったようです。

 手を汚したくはなかったのですが、左手をちょっと伸ばして探ってみると......ありました!! で、取り出してみると50円玉は10円玉に変身していた!! う〜ん。

 混んでいたのであんまりゴソゴソやるのもいかがかと思い、それ以上は何もしなかったのですが、あの自動販売機の下はいったいどうなっているんだろう。



4月21日(月) バス停の近くの石庭 −−金沢の懐の深さ(2)−−

 センセイが金沢市中心部や金沢駅へ出る時は、アパートの近くの「伏見橋」バス停を利用します。このバス停は郊外からのバスが多いのでとても便利なのです。

 で、そのバス停の近く、道路に面してご覧のような立派な石庭があります。


 センセイは日本の石庭に詳しいわけではありませんが、じっと庭を眺めていると、動きを感じます。

 どうやら特別な家というよりは、古くからこの地に居を構えていらっしゃる農家のようです。庭は奥の家の一部のようです。背後の洗濯物やバスケットボールのゴール、あるいは自転車に人間味があって、それで救われているような感じがしますが......。

 それにしても、やはり小京都、金沢ならではの光景ですね。(こちらもご参照)



4月20日(日) 黄色と赤の花の絨毯(じゅうたん)

 先週末のこと。

 電車で金沢から戻ってくる時、ぼぉーっと窓の外を眺めていたら富山県魚津市付近で車窓の風景が一変!! 本当にびっくりしました。
 窓の外が一面の黄色になったのです。半分ウトウトしていたこともあって、何が起きたのか、最初のうちは理解できませんでした。

 あわててデジカメを取り出して撮影したので、遠くのものしか撮れていないのですが、あちこちに大きなチューリップ畑が見えます。
 鮮やかなレモン色〜黄色が主なのですが、目に痛いほどの赤色のものもあります。
 菜の花の黄色や桜のピンクには慣れていたのですが、チューリップの色の元気の良さには驚かされます。(写真中、左端は魚津市のミラージュランドの観覧車。)

 富山県は新潟県と並んでチューリップの産地です。
 特に県西部、砺波地方では栽培が盛んで、ゴールデンウィークの前後にはチューリップ祭りが開かれてたくさんの人が繰り出します。砺波地方はあまり道路事情が良くないので、日によってはかなり渋滞するくらいです。

 で、「チューリップの季節は連休の5月」と決めてかかっていたのですが、そうなんですねー、本来の季節は今頃だったんですねぇ。新潟県の栽培地、豊栄市でも、今ごろ鮮やかなお花畑が出現していることでしょう。

※砺波のチューリップ祭りの会場では、畑にわざと雪を残して土の温度を下げ、開花時期を調整しているのだそうです。

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