2003年10月25日更新(2003年11月3日ページ移動。2004年2月2日および5月3日一部写真削除)

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−−2003年10月第4週−−

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10月25日(土) 説明責任 −−久しぶりに秋葉原へ行きました−−

 週末をいかがお過ごしでしょう。

 昨日から上京した西村センセイ、昨日の夜は友達二人と新宿で日付が変わるころまで飲んでいました。
 考えてみたら、新宿で飲むのは15年ぶり!! 金曜の夜ということで飲み客がたくさん繰り出していました。

 で、今日は早起きして、1時間でプレゼンテーションのファイルを作成し、発表会場へ出発しました。

 今日の発表は学会ではありません。

 西村センセイらのチームはある財団から研究の意義を認めていただき、それを進めるための資金をいただいています。
 今日は、その財団が支援する事業の報告会なのです。

 どのような活動をし、どのように成果を上げたのか。

 貴重なお金を頂戴しているのですから、ちゃんと説明しなければなりません。
 最近耳にすることが多くなった「説明責任」ですね。

 今日は学術的な研究だけでなく、いろいろな社会活動も含まれていて、ふだんなかなか考える機会のない事柄を考えさせられる会合でした。

 報告会が当初の予定より早く終わったので、終了後はすぐ近くの秋葉原に寄ってみました。実は秋葉原も久しぶりで、お店がずいぶん変わっています。

 角の旧三菱銀行は店舗が小さくなっているし、Macユーザーには有名な秋葉館は店舗を半分くらいに縮小していました。

 秋葉館の空いた階にはフィギュアのお店が入っています。今の秋葉原を象徴するようです。

 秋葉館の店頭ではMac OS 10.3、通称Pantherが山積みされていました。標準価格より\1,000引いて販売していましたが、人だかりが......という感じではありません。

 センセイ自身も欲しいとは思わなかったので、そのまま通り過ぎてしまいました。売れるのかなぁー?

 秋葉原駅前でセンセイの足が止まってしまいました。駅前のSofmap Mac館がなくなっているのです!!
 特に買いたいものがあったわけではないのですが、いろいろお世話になったお店なので残念です。

 このビルにはどうやらアダルトビデオのお店が入るようで、内装工事が進んでいました。

 電気、電子の街からからフィギュアとアダルトの街へ。秋葉原の変化をよく表しているようです。(そういえば、贔屓(ひいき)にしていたうどん屋んも急においしくなくなっていた。)

 これで「説明責任」を果たせるのかなぁー。



10月24日(金) ただ今東京都内よりお送りしています

 西村センセイ、今日はお昼の講義を終えると待たせていたタクシーに乗って金沢駅へ。明日、都内で開かれる会議で発表しなければならないのです。

 電車の中でお弁当を食べ終えた途端に眠くなってしまいました。

 目が覚めると富山県内。

 富山駅近くのトンネルを抜けると、車窓一面にに北アルプスが広がりました。絶景です。
 富山を通っても、晴れていなかったり、午後は何となく曇ったりして立山などの北アルプスを見ることはなかなかできません。

 今日も立山は雲の中で見られなかったのですが、それでも紅葉の向こう、高い山は雪で白くなっていました。

 昨日はとても寒く、安普請のセンセイのアパートはとても冷えたので、いよいよガスストーブを出しました。
 つい先日までは「あづいよぉー」と言っていたのに。

 さて、今回のツアーにMac(PowerBook G4)は同行しておりません。
 あらかじめ作成したファイル以外はすべてWindowsノートで作成され、このようにアップロードされています。

 実際やってみると、画像処理などを除けば、こういう用途で短期間の出張ならWindowsでも何とかなるかなぁーというのが実感です。
 ただ、Macで作るのよりずっと手間がかかります。Mac使いは飽きっぽく、Windowsユーザーは忍耐強いのかも。

 それでは、また明日。



10月23日(木) 西村センセイの成分

 今週の西村センセイは、100%コンビニでできている。
......いや、もう、忙しくて。

[追伸]明日は出張ですので、ページが更新できないかもしれません。悪しからず。



10月21日(火) 3mの山 −−たまっていた書類をリサイクルに出しました−−

 センセイは1週間に延べ人数で800人くらいの学生を教えます。春学期は1,000人になることもあります。

 ご存じのように、金沢工大は学生に多くの課題を課すので、研究室は提出物の山になります。

 学生諸君が一生懸命書いたレポートだから......などと甘いことを考えて、最初は全然捨てずにいた−−捨て方もわからなかった−−ら、ご覧のありさま。
 積み上げられた書類の高さは計3mにもなります。

 春に一大決心をして、書類を捨てようと思ったのですが、リサイクルに出すにはホッチキスを外さなければなりません。
 最初は簡単に考えていたのですが、すぐにネを上げてしまいました。

 その様子を見て、アシスタントの4年生が鋏を使うことを提案しました。

 普通の鋏では持たないので、厚いものでも切れる鋏を捜していたら、100円ショップにたくさん並んでいました。
 本当は金属用のものが良かったのですがなかったので、園芸で使う剪定用のものにしました。

 「ものの値段って何なんだろう」とか思いながら2日かけて書類の山を整理しました。

 これで学生さんも余裕を持って座ることができます。

 仕方なくこのようにさせていただきましたが、レポートを書いた皆さん、悪しからずご了承ください。



10月19日(日) ドキドキ、ワクワク −−ちょっと忘れていたもの−−

 久しぶりの自宅での週末は小学校での行事に参加しました。

 学校行事といっても保護者参観などではなく、地域の人が講師として登場し、親子で新しいことにチャレンジする「親子チャレンジ」という行事です。
 覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、センセイも2回ほど講師として登場しています(こちらこちら)。

 今回は小4の娘の希望で、ペットボトルの素材で小さな羽根を作り、ストローで吹いて推進力を得て飛ばす遊びに挑戦しました。

 講師は昨年までのPTA会長のN君。センセイの高校時代の同級生でもあります。

 日頃は教壇の、それも少し高い位置−−これがくせ者−−から見る教室を、教わる側から見ると、とても新鮮です。
 N君に見つかり「理科の先生が何してるのぉー」と言われても、今日はこの席、譲りません!!

 N君は大学を卒業して大手商社に勤め、その後実家に戻って稼業を継ぎました。この間、彼に教師の経験はないはず。

 で、客席(?)から見ていると、正直なところ「ここはこうした方が...」という場面がないわけではないのですが、でもやはり人心のつかみ方、話の進め方など「あぁ、こういう方法もあるんだぁー」という感じでとても参考になります。
 教壇に立っているだけではなかなかわからないポイントです。

 さて、親が何を考えていようと、学校の主役は子供たち。

 幼稚園入園の時から知っている子供たちが、ご覧のように夢中になってはしゃいでいます。

 教壇に立っていると、ついつい学生の私語などで怒りたくなるのですが、何か夢中になるものを見つける(/見つけさせる)ことができれば、きっとそんな場面はなくなるのでしょうね。

 大学と小学校。まるで違う学校のように思えて、でも共通するものがあって、ふだんの自分の姿を考えさせられる体験でした。

 「学び」って、きっとそもそも、とてもワクワクするもの。そうじゃありません? あるいはそうだったはずじゃありません?

 新たな気持ちで明日の講義のことを考える西村センセイなのでした。リサーチペーパーも230人分(!!)、やっと読み終えたし。



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