2003年12月6日更新(2003年12月15日ページ移動。2004年2月2日写真削除)
12月6日(土) Mac危うし!!(2) −−そしてどうなった? 編−−
先日お伝えした(こちら)、大学とアパートのMacシステムの再編成を終えました。
問題の要点を確認しておきますと、
(1)センセイはかなり「濃い」Macユーザーである。いつでも、どこへでもMacを持ち出したい。これまでは小型のものを使っていたのでとても便利だった。
(2)ところがMacも世代が変わり、性能にはまったく不満はないものの、大きくて重いMacを使わなければならなくなった。毎日持ち運ぶにはかなりの苦痛である。
(3)大学はWindowsが主流なので、センセイも小型のノート機を買ってもらったが、これがすこぶる具合が良い。書類作成などの定型業務ならば、かなりの部分、Windowsでも何とかなる。
(4)ならば、Macでしかできない仕事を除き、ふだんはWindowsを持ち運ぶこととし、大学とアパートでは両方を同じように使えるようにしたい
というわけです。
で、この数日間、重い機器の配置を変え、机の下にもぐりこんで配線を繋ぎ直した結果がこれからご覧いただく2枚の写真。
まずは金沢のアパートから。
Apple Studio Display(写真中央)の購入(こちら)で一時脇役に退いていたナナオの名機T560i-Jモニタ(写真中、左側)が主役に復活し、Windows(右側)やPowerBook(写真には写っていない)と繋がりました。
ふだんは写真の小型Windowsを持ち運んで、Macにしかできない仕事−−特に画像、映像やDTP関係−−は、Studio Displayと繋がったPowerMac G4 Cube(写真右端)に任せます。
右の写真では左のモニタとWindows本体に同じ画面が写っていますが、ふだんはWindowsの画面は切ってしまいまず。
キーボードやマウスは机上のデスクトップ用のものを使うので、ノート機であることをまったく意識せず、デスクトップとまったく同じ感覚でWindowsを使うことができます。WindowsとG4 Cubeはネットワークで繋がっているので、フロッピーなどを使わなくても、データを簡単にやり取りできます。
なお、G4 CubeはPowerBookのデータバックアップの役目も果たしています。
続いて大学の研究室。これまで客員教授として滞在していらっしゃった米国人の先生が帰国され、彼が使っていた液晶ディスプレイを使えることになりました。
で、液晶ディスプレイ(写真中央)をPowerBook G4(写真中央部、左奥)に、WindowsとPowerMac G4をソニーの大型カラーモニタ(中央やや右)に繋ぎ、机の下においていた"ポリタンク"PowerMac G4を上に移動するなど再配置したものが右の写真です。
現在はまだ、PowerBook G4と液晶モニタはアナログで繋がっています。
そのため画質はイマイチなのですが、いろいろ調べたところ、変換コネクタを購入することでApple Studio Displayと同じように、デジタルのまま接続することができそうです。もちろんさっそく発注をかけました。え"っ、Windowsノートはどこだって?
写真には写っていません。存在していないのではなくて、2台のカラーモニタの奥に、画面を閉じたような状態で置かれているのです。
つまりアパートと同じように、Windowsノート機の画面を使うことなく、デスクトップと同じ感覚でWindowsを使い、目の前のモニタに専念できるのです。
もちろんWindowsとMac2台はネットワークで繋がっていますので、データのやり取りは自在です。
ちなみに、右の写真には左の方からiPod、2400dpiのスキャナ、2400dpiのレーザープリンタ(机の下)、ソニーの業務用カラーモニタ(右端)などが写っています。
写真では分かりませんが右端のカラーモニタの下には、DVレコーダとDVDレコーダ、音声ミキサー、映像のA/D変換機、セレクタなどが納められており、左端のPowerMac G4と繋がっています。
つまり、西村センセイの研究室は映像スタジオでもあるのです!! (実はアパートにもほぼ同じ機器類をそろえてあります......もちろん全部私物ですよ。)いろいろ考えただけのことはあって、現在のところ、大学もアパートも非常に使いやすくなりました。
ハコモノはこれで準備ができたので、これらの機器類をぜひ活用して、効率よく、しかも西村センセイならではの仕事を......と思っていたら、こんなことばかりしていたので、仕事が山のように溜まってしまいました。年末に向けて、ホントにヤバイっ!!
今日の金沢は1年のうちに何回もないような晴天に恵まれました。このところずっとぐずついた天気だったのですが。
陽気に誘われて、というわけではないのですが、所用で少しだけ大学の外に出ました。
たまたま年末宝くじ売り場に出くわしたのですが、ずいぶんお客さんが並んでいます。
申し訳ありません。西村センセイ、宝くじは中高年男性、しかもサラリーマン、という思い込みを持っていたのですが、ご覧のように女性も多い。
よく「夢を買う」と言いますが、身を持ち崩さないのであれば宝くじもいいものかもしれませんね(センセイには無理ですけど)。
もう年末に近づいているんだぁー。
今日はとても忙しかったので、お昼ご飯を食べ損ねてしまいました。
午後の講義を終えて、近くにコンビニに買い出しに出かけたのですが、おいしそうなものがありません(角にある、あのお店はいつもそんな気がする)。
で、めったに食べない牛丼の吉野屋へ行くことにしたのですが、その途中、学生が集まっているお店があることに気づきました。
西村センセイ、ふだんはこの道路を使わないのです。お店の前を通り過ぎただけなのですが、その僅かな間にも何人かの学生が入っていきます。
よく見たわけではありませんが、中にはマンガ本があり、その他にゲームソフトの売買もしている(?)ようです。
よく考えてみると、工大の周りには何軒かこういう種類のお店があります。
う〜ん、今どきの大学生、特に工学部の学生はこういうお店が好みなのでしょうか。
12月3日(水) Mac危うし!!(1) −−思いつき編−−今日は晴れて良い天気だった−−特に午前中−−ので、このところ迷っていた行動を実施することにしました。
他の用もあったので、お昼休みに近くのジョーシンに行きました。本来の所用を果たした後はパソコンコーナーへ。今回はパーツや周辺機器のコーナーです。
あります、あります。
Macと違って、Windows−−と言うよりPC互換機と言うべきか−−は、たくさんの周辺機器を扱っています。
今日の目的はフルキーボード。ジョーシンの場合、数種類置いてあり、価格も\1,200(!!)から。ざっとMacの1/10の価格です。
で、安いもの−−確かに品質も価格相応だった−−を買って、大学のWindowsノートやモニタと組み合わせたのが右の写真。
それなりにちゃんと絵になります。Mac(PowerBook G4)は写真の左後方で、これから何が起こるのかと息を潜めています。状況をご理解いただいていないようです。
センセイはかなり濃いMacユーザー−−今日の講義でもお分かりいただけたと思います−−ですが、現在のMacには小型で持ち運びが容易なノート機はありません。
仕方がないので、松下のWindowsB5ノート機を使い始めたのですが、これがすこぶる調子よい。かつてのMacの名機PowerBook 2400cを彷彿(ほうふつ)とさせます。
で、いろいろ考えたのですが、少なくとも事務的な仕事はMacで行うのではなく、ほぼ全面的にWindowsに切り替えようかと思うのです。
工学部の学生さんにとっては「いまさら何を」と思われるかもしれませんが。Windowsはクリエイティブ系の仕事にからきし弱いので、Macをやめるのではなく、併用する予定ではあるのですが......。
手始めに安いキーボードから手をつけてみたのですが......続きはどうなる?! Mac危うし!! 大学は? アパートは??
12月1日(月) 初めて新米を頂きました −−今日から師走−−古米がなくなったので、初めてちゃんと新米を炊いていただきました。
えっ、今ごろ? と思うかもしれません。
だって新米はかなり前に収穫して精米まですませて(こちら)、贈答用にあちこちへ発送したのですから。センセイの実家は農家です。
実は農家は基本的に、古米がなくならない限り新米を食べないのです。センセイの炊飯器は、金沢で一人暮らしを始めた時に買った新しい機種で、かなり美味しくお米を炊くことができます。
炊きたてはいつもそれなりに良い香りがするのですが、さすがに新米は違います。
まだおかずの準備ができていなかったのですが、ついついご飯だけ少し頂いてしまいました。お米だけなのに、美味しい!! 本当に幸せな気分になります。本来ならば毎回炊けばいいのでしょうが、やはり手間を考えて残りは冷凍することにします。電子レンジを使うとちょっと味が落ちますが、それでも保温よりはずっと美味しく頂けますからね。
で、気がつけばアッという間の師走。
お友達のサイトを覗いても、皆さん年末進行(年末年始に社会が動かなくなる分を前倒しで働く)に突入しています。
皆さん頑張って、良い年末年始を迎えましょう!!
愛知県大府(おおぶ)市で開かれていた学会が終了しました。
この大学教育学会はもう15年くらい入っている学会で、歴代の学会長がセンセイの師匠筋だったので、とても慣れ親しんだ学会です。
しかしその学会長も次々と引退され、気がつくといろいろ教えていただいた先生方−−例えば、有名な数学の森毅先生−−も定年退職されて学会にはお見えになっていません。
そして、センセイより若く、才能のある方々が活躍しています。やはり世代交代なんですね。さて、会場の大府市は名古屋市のすぐ近く、快速電車で10分ちょっとの所です。
学会を終えて、名古屋から金沢へ直行する電車に乗ったのですが、乗換えまでにちょっと時間がありました。で、名古屋といえば、きしめん、味噌煮込みうどん、味噌カツ。(食べ物ばかりですみません。)
実は西村センセイ、名古屋でちゃんと下車したことがないので、これらの一つとして頂いたことがないのです。与えられた機会と時間の中ですべてを食べるわけには行かないので、駅ビル内で思案の末、ひとまずきしめんをいただき、遅い夕食に味噌カツのお弁当を持って帰り、お土産に味噌煮込みうどんを買うことにしました。なんと食い意地の張っていることでしょう。
で、まずはきしめん。
そうめんとうどんの中間、という事前のイメージに反して、鰹節お醤油スープの中をパスタが泳いでいる、そんな感じでした(表現が拙く、申し訳ありません)。
とにかく、「麺類」という感じではないのです。麺の歯ざわりの問題というより、スープのせいかもしれません。お店は結構込んでいたのですが、待っている間、帰るお客を見ていると、「次回お使いください」と言って割引券を渡しています。
センセイがもらってもなぁー、と思ったのですが、いざ勘定をする段になると券を渡そうともしません。荷物を抱えていて、いかにも旅行客なので当たり前といえば当たり前なのですが......「あんたはカウント外だよ」と言われているような感じで、それもちょっと......いかかがなものでしょう。
さて、明日から12月。センセイも走る季節です。気合を入れて講義に臨むことにしましょう。