2005年1月22日更新(2005年2月1日ページ移動。2011年5月4日写真削除)

──2005年1月第4週──

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1月22日(土) 1975年にタイムスリップ!! ──センセイお勧めの航空写真集──

 今日の新潟は昨日以上に冷えています。出張で新潟県北部まで車で往復したのですが、路面は凍結していてとても危険な状況でした。

 でも新潟市付近は雪が少なく、路面は乾いています。新潟市は佐渡が北風を盾のように遮る──ホントはもっと丁寧な説明が必要──ので、雪がとても少ない地域なのです。

 で、どうなるかというと、雪のない新潟市から来た車は、路面が凍結しているのに気づかず、田圃の中、2mくらい先に落ちたり、正面衝突事故を起こしたりすることになります。
 今日も新潟市方面から来た軽自動車がコントロールを失って電柱に激突した処理現場に出くわしました。車の前部はメチャクチャで、警察が交通整理をしていました。

 やはり冬道は、後ろから煽られて──BMWになってから、やはり本田やスバル、そして何故か大型ダンプに煽られる──も無視して、路面状況を確かめながらスピードを落としましょう。

 というわけで、今日は新潟市のお話。と言っても30年前(!!)の新潟市のご紹介です。

 他の人のサイトを読んでいたらたまたま、国土交通省が試行版として、ちょっと前の全国の航空写真を集積したサイト(こちら)に出くわしました。
 これが、実にすごい!!

 まだ少ししか見ていないのですが、一種の写真データベースを構築するのが目的のようで、全国、津々浦々の航空写真を網羅しています!!

 試しに新潟市を検索してみると、1975年10月、つまりちょうど30年前の新潟市の写真を提供していました。

 もう少し大きいもの(88KB)はこちらにありますが、興味のある方は、ぜひオリジナルをご覧ください。家一軒一軒の様子まではっきりとわかります。[削除]
 ただし、それぞれ約2.2MBのサイズですのでご注意ください。

 写真は新潟市中央西部、通称「新潟島」の西部を写したもので、左上に見えるのは日本海で、左下から右方向に、川幅の広い信濃川が流れています。

 細かいことは省略しますが、旧県庁や市営グラウンド、いくつもの学校(新潟大学の一部を含む)がすぐにわかります。

 写真下部、信濃川を横切っている黒い線は現在のJR越後線で、ほぼ中央部の駅は白山駅です。
 そしてよぉーく見ると、その後廃止された引き込み線(信濃川右岸)もわかります。

 それだけではありません。

 この写真を何回も見ていると、左から来た越後線は本来、S字形(写真左側)にはカーブせず、そのまままっすぐに白山駅の右上の部分(現在は鏡淵小学校)で終わっていたことまでわかります。
 このままでは不便なので、線路を付け替えて旧白山駅を移転させ、線路を延長して信濃川を越え、現在のJR新潟駅に繋げたのですね。

 やや余談ですが、JR「白新線」はこの白山駅と新発田駅を繋いだ新設の路線なので「白新」線なのです。新潟市民ですら、知らない方がほとんどだと思いますが。

 さて、西村センセイはこの写真が撮影された時高校3年生。進学校にいたのに、受験勉強が大嫌いで、髪の毛を肩まで伸ばして、当時流行していたギターを弾いていました(現実逃避傾向は今も変わらず?)。
 当然の結果として浪人し、翌年この写真に映っている予備校に通い、翌年の大学入学後はこの写真の中央部に住むことになります。写真のあちこちに「その時」の場所があります。

 ちなみに実家やその近辺もちょっと覗いてみたのですが、50ccのバイク──スクーターはほとんどなかった──を走らせる西村センセイが今にも出てきそうな、そんな感じでした。

 若い方はあまり興味ないかもしれませんが、お父さんやお母さんなど、ちょっと年輩の方に紹介したり、写真に焼いてみたりしてみてください。喜ばれますよぉー、きっと。
 センセイも明日実家に行く必要があるので、年老いた両親にプリントアウトの一部をあげようと思っています。



1月21日(金) 日本海側は、やはり、大雪でした

 今週は新潟−金沢間を変則的に往復したのですが、荷物もあったし、「雪はあまり降らない」という事前の情報だったので、車で移動しました。

 ところが報道されているように、日本海側、特に新潟県は大雪とのこと。

 今日は本当に帰れるのかしら......というわけで、明日からの出張に備えて明るいうちに金沢を出発しました。金沢はほとんど雪がないのです。

 いざとなったら高速道路に乗ろうと思ったのですが、富山との県境に近づいても、確かに雪は深いものの、きれいに除雪されていて、路面は無雪。そのまま一般道を進みました。
 雲は残っていますが、晴れていて標高のある県境から津幡付近を一望できます。いつも感じることですが、本当に見事な光景です。

 富山県内の雪の状況は場所によって大きく異なり、気温も数度違います。富山市を過ぎて魚津(うおづ)市に入ったあたりで、外気温が-1.0℃まで下がり、路面が圧雪状態。

 信号でブレーキをかけようとして、ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)が働きました。路面は黒いのですが、とても滑りやすい状況になっているようです。
 前の方では渋滞も起きているので、急遽魚津インターから高速道路に乗りました。命あっての物種ですから。

 しかしすでに高速道路も危険な状況。気温が下がっている場所では路面が鏡のようになっています。

 新潟県に入った途端、雪が少なくなり、その代わり(?)、強風で車が流されます。速度を落とさないと、とても危険な状況です。

 上越を過ぎ、自宅のある中越地方に入った途端、今度は雪で前が見えなくなるくらいです。それでも何とか自宅に戻ったのですが、やはり危険な状況でした。

 結局、自宅までの道中、雪による事故現場を一つと、警察の事故処理車を見ました。

 帰宅後わかったのですが、自宅近くのJR信越本線が雪で不通になっていたそうです。

 明日は110Km運転して兼任校(前任校)で最後の講義をしなければならないし、家庭の事情で明後日は娘を中越のスキー場に連れて行く必要があります。

 今回の「大雪」、どうやら中越地方、それも山間部では本格的な大雪のようなので、今週末が思いやられます。

 あ、そうそう。今日も写真はありません。「途中どこかで」と思ったのですが、いざとなってみると、それどころじゃなかったのです。ハイ。



1月20日(木) おいしぃ〜!! ──西村センセイ、新米に到達する──

 西村センセイの実家は農家です。地方公務員もやってましたけど。

 当然、お米は実家で作ったものを食べているのですが、実は、農家は基本的に古米がなくならない限り新米は食べないのです(試食することはある)。

 もともと西村センセイは小食なのですが、この頃はそれがさらに細くなって──危ない病気じゃないだろうなぁー──お米の消費量が減ってしまいました。

 というわけで西村センセイ、今年に入ってから、やっとアパートで新米(?)を炊いたのです。

 これがホントに美味しい!!

 過去のページをご覧いただければと思いますが、手をかけて育て、天日乾燥したお米です。

 新米は水分が多く、炊飯時にはその分、水を少な目にするのですが、収穫してから半年も経ったので、試しに標準の水量で炊きました。

 当たり前というか、かなり柔らかく炊きあがったので、次回はちゃんと普通にしたいと思います。(センセイは一度にあまり食べないので、炊飯器いっぱいに炊いて、食べきれない分は冷凍保存するのです。)

 でも実家でお米を育てている両親ももう高齢だし、センセイもふだんは金沢にいて農作業ができないので、速ければ今年、遅くともどうやら来年はお米を作られなくなると思います。

 その分、さらにしみじみとお米を味わうのでした。



1月19日(水) これが富山県の「スーパー農道」

 金沢工大に赴任することになり、新潟─金沢間を頻繁に移動するようになってすぐに気づいたこと(こちら)なのですが、富山県内の道路はとても整備されています。

 高速道路に加えて国道8号線などの幹線国道、一般国道も整備されているのですが、もっとも富山県らしい(?)のは農道で、これが網の目のように張り巡らされています。

 国道は国土交通省の管轄ですが、農道は農林通産省が造り、そして管理しています。
 つまり、省庁のなわばり争いというか、予算のぶんどり合戦の結果というわけです。

 で、センセイが一番びっくりしたのが農道の名前。

 農道を走っていると、ご覧のように新川(にいかわ)「スーパー農道」と名付けられた看板が立っています。

 それにしても、すごいなぁー。



1月18日(火) あ〜ら、とっても速くなりました!! ──Windowsのデフラグメント──

 仕事をしていると、毎日たくさんのメールが届きます。重要なものもあれば、そうでないものもたくさんあります。

 というわけで、メールの数は増える一方。そのせいか、Windowsのメーラー(Outlook Express)は動作がとても鈍くなってきました。

 メールが増えすぎたせいだと思って、不必要なものはどんどん削除するのですが、速くならない......。

 ふと気づいて、ハードディスクの「プロパティ」から「ツール」を選択して、「最適化」を実行したら、あらあらとっても速くなりました。

 ずっと使っているうちに、いつの間にかファイルが断片化して、ハードディスクのアクセスが遅くなってしまっていたようです。
 このところずっと、大きなファイルで「重い」作業をさせていて、ディスク容量の限界に近づいていた──残り数%になっていた──せいもあるようです。

 今回の「最適化」というのは、要するにバラバラになったファイルをできるだけ連続させる(「デフラグメンテーション」)ものです。

 旧Mac OSならば断片化を完全に解消できるのですが、WindowsやMac OS Xの場合は、必要なメモリをハードディスク上に展開したままで行うので、完全にはできません。
 それでもずいぶん速くなりました。

 Windowsユーザーの方、ぜひ一度ダマされたと思って、お試しを。



1月17日(月) 金沢の側溝には蓋がしてないので...

 雨の晴れ間――金沢市内の雪は融けてしまいました――に自転車で出勤しようとしていたら、ご覧のような脱輪場面に出くわしました。

 土日の、周囲が暗い時にバックさせすぎて脱輪させてしまったのでしょう。旧型マーチはタイヤが小さいので、自力では脱出できなかったようです。
 勢いをつければ可能なような気もしますが......無理だなぁー。

 実はセンセイ自身もアパートの駐車場で、片方だけ脱輪させたことがあります。蓋がずれていたのです。
 そう言えば、一昨日の夜は大学の職員駐車場で、学生が脱輪させていました。

 それもこれも、以前お伝えした(こちら)ように、なぜか金沢の側溝には蓋がついていないからなのです。
 夜はよく見えないので、歩いていてすら落ちそうになります。

 本当に何故なんでしょう?



1月16日(日) DV-Mpegエンコーダは不良品だったらしい

 ずっと以前にお伝えした、膨大なビデオテープ類のMpeg(DVD)化の件(たとえばこちら)、時間を作っては作業しているのですが、その過程で、いろんなことがわかってきました。

 センセイが所有するMpegエンコーダ(DVD-Rの上)は、左から小さなDV-Mpegエンコーダ(こちら)、白いMac用ハードウェア・エンコーダ、黒いWindows用です。

 これら、そしてここに登場しないソフトウェア・エンコーダ(iDVDなど)は、それぞれ一長一短があり、素材と出力の環境に応じて切り替えています。

 今日は使ってみてわかったことを一つだけ。

 写真のコンピュータ用のエンコーダは、微妙な調整を必要とする、古いビデオテープのMpeg化にはイマイチだということです。

 調節機能はいろいろついているのですが、やはりコンピュータの周辺機器にとどまっていて画質が悪く、本格的な映像機器メーカーのものにはかなわないのです。

 センセイの環境では、このような場合、、映像機器メーカー(パイオニア)のDVDレコーダとMacとを利用すると、一番きれいにMpeg(DVD)化することができます。
 この方法は後でご紹介しようと思います。

 ところで、マシンの中の一台、ピクセラ製のDV-Mpegエンコーダは、変換が速くて──リアルタイムで変換できる!!──便利だったのですが、この頃調子が悪く、変換が完了しなくなりました。

 さすがに変だなぁーと思ったので、メーカーに問い合わせると、どうやら完全な故障のようです。
 というわけで、メーカーに修理に出されてしまいました。

 煙草の箱ほどの大きさなので、普通郵便で送ることができました。

 このエンコーダ、もう製造完了だそうで、Macユーザなら、お店で見かけたら即、購入すべきでしょう。

 修理から戻ってきたら、いろいろな変換方法をご紹介したいと思います。

 ......それにしても、昨日の反省は一晩限りの夢だったらしい。情けない。


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