2007年12月29日更新(2008年1月6日ページ移動。2012年9月19日一部写真削除)

──2007年12月第5週のニュース──

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12月29日(土) 半分だけですけど、地震で被災した自宅の修理を終えました

 仕事をまだ完全に終えていない──関係者の皆様、ゴメンナサイ──のですが、さすがにもう、ひとまず新潟に戻ることにしました。守衛さんを除き、学内にはもう誰もいません。
 仕事は何とかして年内に片付けようと思います。

 ニュースでは帰省ラッシュとのことだったので、早めに金沢駅へ行ったのですが、売店も、構内も、列車も普段よりちょっと人出が多いくらい。
 特に混雑というわけではありません。

 帰省ラッシュのピークに金沢駅で乗るのは初めて。いつもはピークを外すのです。
 考えてみると首都圏からにせよ、関西からにせよJRの場合、東は途中の富山や魚津、高岡、あるいは西の福井、小松などでお客が降りてしまうので、終点の金沢はそれほど混まないのかもしれません。

 さて、自宅に戻ると確かめることがあります。床のブカブカ具合です。

 7月の新潟県中越沖地震で我が家も被災しました
 地震で基礎にヒビが入って不等沈下を起こしただけでなく、1階の床が浮いてしまって困っていたのです。

 木造住宅の1階は、基本的な強度を柱(とその下の基礎)で支えます。でも、それだけだと床が浮いてしまって揺れる(実際には音がする)ので、「ツカ」という補助的な部材を床下に等間隔で配置します。
 偉そうなことを言っていますが、センセイは被災して初めて知りました。

 基礎には鉄筋が入っていますし、自宅はその下にパイルが入っているのでしっかりしています。
 でも、「ツカ」の下は鉄筋の入っていないコンクリートが薄く敷設してあるだけなので、地震でその部分が沈んでしまい、結果的に「ツカ」が宙ぶらりんになって1階の床が浮いてしまっていたのです。
 ちょっと歩くだけで「ドンドン」と音がするので、最初はホントにビックリしました。

 最近の建築は高さを調節できるようにプラスチック製の「ツカ」が入っている──センセイも同僚宅で見たことがある──のですが、センセイの家はそれが一般化する前に建築されています。
 工務店に修理をお願いしていたのですが......気がつけば、もう半年近く。

 家人から今朝電話があって、急に今日、修理に来ることになったのだそうです。

 帰宅してから様子を聞くと、直接工事した業者は「昨日で仕事納めだったんだけど、急に『忘れていたから今日行ってくれ』という電話があって......」とのこと。あ〜ら、お忘れだったんですねぇ。
 まぁ、センセイの家は被害が軽かったから、修理が後回しになるのは仕方ないんだけど。

 何はともあれ、半分ですが修理を終えて、やっと新年を迎えられそうなセンセイなのです。



12月28日(金) お年玉を準備しなくては...。

 仕事があまり進まないので、西村センセイはまだ金沢。でもさすがに明日あたりには帰宅しないといけないので、帰宅と年末年始の準備も進めます。

 その一つがお年玉の準備。

 正月には実家に甥や姪が集まる──最大8人?──のですが、昔と違って子供たちはそれぞれずいぶん成長しているので、それなりのお年玉を用意しておく必要があるのです。(相場は祖母が仕切って決めます。)

 年末年始の郵便局はどこも混雑するし、駐車も困難になるので近寄りたくありません。
 今のうちに千円札をたくさん用意しておく必要があります。

 大学構内の郵便局なら新札を比較的入手しやすいので、昨日立ち寄ってみると、おぉ、大学は営業しているのに郵便局は一足先に休業に入っています!!

 仕方ないので今日、お弁当を買いに外出した際に大学近くの郵便局へ。

 学生や大学関係者しか利用しない学内局と違って、いろんな人が利用していらっしゃいます。
 やはり今日はちょっと混んでいました。

 ご存じの方も多いと思いますが郵便局の場合、例えば1万円を引き出すとして、「1万円」ではなく「10千円」と入力すると、券種の確認表示が出た上で千円札が10枚出てきます。

 今日もこうやってたくさんの千円札を確保したのですが、よく考えてみると、子供たちはみんな大きくなっているので、これでも足りないかもしれない......。



12月27日(木) Mac OS 10.5 "Leopard"インストールで、ドッカーン!!

 金沢工大は、今日27日で今年の講義や通常業務を終了しました。つまり「御用納め」。

 午後になるとあちこちで大掃除が始まりましたし、勤務時間を過ぎると学生はもちろん、教職員も潮が引くように帰宅してしまい、学内は閑散としていました。

 本来ならばセンセイも新潟の自宅に戻るところなのですが、急ぎの、割と重い仕事をかかえているので、それが終わるまでは帰ることができません。
 土曜日のうちには帰りたいと思っているのですが......。

 最近、Mac OS X(10.5)、通称“Laopard”が届いたのですが、ホログラムで立体的にピカピカするケース(写真:ケースの裏面)に見とれていたら、無性にインストールしたくなってしまいました。
 仕事が捗
(はかど)らないと、ついつい現実逃避に走ってしまうのがセンセイの弱点。 

 説明書に目を通すと、OSのアップグレードはともかく、インテル・マックにインストール済の“Boot Camp”は、インストール済のWindows Vistaを起動してLaopardのディスクを挿入し、ドライバを更新するだけで正式版にアップグレードされてずいぶん使いやすくなるそうです。
 さっそく試したのですが、インストール(写真)は実に簡単。

 現在のところ不具合はまったくありませんし、Mac OSで可能だったように、ノート型のインテル・マックを閉じたまま、外付けのモニタを使って起動することができるようになりました。
 ホントに便利で、学生向けの教材の作成にも本格的に使っています。
 新入生はWindows Vistaを使っているので、パソコンの使い方などは、彼らに合わせる必要があるのです。

 すっかり味をしめた西村センセイ、よせばいいのに勢いでMac OS 10.4.11をLaopardへアップグレード!!
 インストールに多少時間はかかりますが、放っておけば良いので簡単です。

 インストールを終えたLaopardから起動すると、おぉ、カッコイイ!!(どことなく雰囲気がVistaに似てるけど)。

 じゃぁこの調子で本来の仕事を......と思ったら、センセイのネットワークにうまくに繋がらない!!

 サファリによるブラウジングなどは全然問題ないのですが、ファイルを共有するためにセンセイの他のパソコンと接続しようとすると、なかなかうまくいかないのです。
 特に、Mac OS 9とは全然繋がりません。(原因不明)

 これじゃぁ仕事にならないので、インテル・マックのシステムディスクを使ってOS(10.4)を再インストールするしかありません。もちろんずいぶん時間がかかったし、システムは不安定になるし、アプリケーションも完全には戻らないし......。

 これまでもう、何回も何回も懲りているはずなのに、改めて「忙しい時にOSをインストールするのはよそう」という教訓を確認した西村センセイなのでした。

 学生さんに向かって、あまり偉そうなことは言えませんねぇ。



12月26日(水) 「おでん缶」+「らーめん缶」を大学近くで発見!!

 今日はもう、見たまんまのお話。

 昨日、お医者さんへ行くために、いつもと違う道を自転車で走っていたら、写真の自動販売機が目に入りました。
 通り過ぎようとして......
え"?!

 そう、「おでん缶」と「らーめん缶」の自動販売機なのです!!

 秋葉原ではよく見ますが、それ以外の場所で見るのは初めてです。まして、ここは金沢ですよぉ。

 ご存じない方のためにちょっとだけご説明すると、「おでん缶」は缶入りのおでんです。(当たり前、か。)
 スーパーやコンビニで、温めるだけの袋入りおでんを売っていますから、まぁ、これは容易に想像できますね。

 で、おでん缶が評判になって、続いて開発されたのが「らーめん缶」。文字通り、缶入りの茹でたラーメンです。

 おでんと違って、茹でた麺はすぐに伸びてしまい、食べられなくなってしまいます。じゃぁ「らーめん缶」はどうするかというと、普通の麺に代えて、細いコンニャクを使うのだそうです。

 それを聞いた途端に食欲をなくしてしまうかもしれませんが、実際はとても美味しく調理してあるそうで、秋葉原ではヒット商品となっています。 
寒い冬には、あったかいラーメンやおでんがよく似合いそうだし。(......でもそれが、缶に入って自動販売機から、と考えるとと不思議な気分になるのですが。)

 昨日は急いでいたし、病院への途中だったので買わなかったのですが、今度はぜひ、と思っています。場所はサイゼリヤ隣です。

 それにしても、工大生のために設置したのかなぁー。



12月25日(火) クリスマスの日のもらい物(正確には買ったんだけど)

 常用している薬が年末年始で切れてしまうので、今日は金沢市内の医院と薬局に立ち寄ってからのご出勤。年末のせいかお医者さんはとても混んでいて、薬をもらうまでに3時間近く(!!)かかりました。

 医院も薬局も、そして街中もクリスマスの装飾に溢れています。

 クリスマスプレゼント、というわけではないのですが、今日手に入れた──センセイ、金沢では新聞を定期購読していないので、自腹でコンビニで買いました──のが、先日開かれたフォーラムの広告記事。
 地元北國新聞紙を五段使っての記事です。

 もちろん記事の内容は事前にセンセイにも届いていて、校正を終えているのですが、ちゃんとその通りに直っているか、思わずチェックしてしまいます。
 職業病ですねぇ。

 原子力発電に対してはいろいろな考えがあり、言葉遣いにも相当気を使わないといけないのです。

 今日、最初に北國新聞を手に取ったのは調剤を待っている薬局で、パラパラと紙面をめくったのですが、一度ではどこにあるのかわかりませんでした。

 センセイ個人としてはずいぶん苦労した仕事だったんだけど、こうやって出来上がってしまうとずいぶん渋い仕事──悪い意味ではありません──だなぁーと思えます。

 考えてみると世の中、派手な仕事ばかりではないわけで、こうやってお互いにシブイ仕事をして支え合っているんですね。



12月24日(月) 外に、誰もいない!! ──今晩はみんな、自宅でクリスマス・イブ?! ──

 今年最後の週の授業のために、夕方のうちに金沢へ移動しました。

 いつも通りの電車を利用したのですが......誰も乗っていない!!

 もちろん皆無ではないのですが、とにかく乗客が少なく、とても驚かされます。
 アパート最寄りの西金沢駅まで、5本の電車を乗り換えた──乗り換えは多いがこれが一番便利──のですが、どの列車もお客が少ないのです。
 列車内だけでなく、車窓から見える限り、車も人通りもずいぶん少ないことがわかります。

 今日はクリスマス・イブ。

 いつもと違うのは(ほとんど)それだけなのですから、今晩はたぶん、多くの人が自宅で静かに過ごしているんでしょうね。

 でもよく考えてみるとこれって、経済活動での現役世代の可処分所得の減少──要するに不景気──とか、燃料費の高騰などで自宅に留まざるを得ないということなのかもしれないのですが......。

 え、今日の写真は何だって?

 ご覧いただいた通り、センセイの318iのメーターの一部、燃費計です。

 この週末は燃料を補給して燃費計をリセット(右上の数値はリセット後の走行距離)したのですが、新潟まで走行した時、前を行く災害復旧のダンプに続く格好になっておとなしく走っていたら、何と最高22.4km/L(!!)を記録してしまいました。

 新潟市内の低速走行を含めて200kmほど走って自宅に戻ると、最終的には17.3km/Lとなりましたが、それでもとにかく低燃費で良く走るセンセイの318iです。



12月23日(日) し、知らなかった...。 ──「しろね大凧と歴史の館」を訪問しました──

 今日は、特別養護老人ホームに入所している義理の伯母の訪問など、新潟市内の親戚巡り。皆様に今年最後のご挨拶です。

 その途中、旧白根市(現在は新潟市南区)の「しろね大凧と歴史の館」に初めて入ってみました。白根は大凧合戦で有名なのです。

 建物は、バブル期に地方に似たようなものがたくさん造られた地域交流兼観光施設。

 ここは世界最大の凧の博物館だそうです。
 お昼前の良い時間だったのにセンセイらがその日初めてのお客だったらしく、チケットを発行した女性がいったん奥へ引っ込んで、設備の照明を点灯させます。(省エネではあります。)

 写真ではわかりにくいと思いますが、合戦に使う凧は本当に大きなもので、畳24畳分もあるそうです。

 館内には、国内外で集めた4,000点もの凧が収蔵されています。
 世界最大(ギネス記録)の白根の大凧やテレビ番組のために実際に人を乗せた大凧などの写真もあります。

 ところで西村センセイ、実は白根の凧合戦をテレビで見たことしかありません。

 「合戦」というからには勝負するわけですが、以前からどうやって勝負するんだろうと思っていました。
 凧をぶつけることだけは知っていたのですが、それだけじゃぁ上からぶつけた方が勝ちに決まっているし......どうなっているんだろう。

 今日初めて知ったのですが、凧の激突そのものは、実は勝負じゃないんですね。

 衝突した両方の凧を信濃川の支流である中之口川に落とし、川の流れを利用してお互いの引き綱を絡めます。そして綱引きのように、川の両岸から地域の人(+観光客!!)が引き綱を引いて、相手の綱を切った方が勝者なんだそうです。
 なるほどぉー。

 若くして亡くなった義兄が、凧合戦の日になると、まるで人が変わったように張り切っていた理由がやっとわかりました。(今ごろやっとで、ゴメンナサイ)

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