2009年1月24日更新(2009年2月1日ページ移動。2012年12月23日一部写真削除)
■1月24日(土) 「相本店長」衆議院選挙出馬要請の件で、民主党小沢代表が26日(月)に記者会見へ
先日お伝えした、民主党が富山3区の候補に、北日本放送(KNB)のアナウンサー相本芳彦氏(52歳)の擁立を目指している件。((C)KNB)
その後、同社だけでなく他社(毎日/読売/日経/時事通信/日刊スポーツ)も報道しています。
当の相本氏と、彼が担当する「相本商店」の様子を確かめて見ると、「相本商店」はKNBのホームページから削除されて、その部分(画面中央)が空白になっています。
かといって放送をやめるわけにもいかないので、「○○商店いらっしゃいませ」(「まるまるしょうてん」と読む)として代りの方が放送しているようです。しかしアナウンサー紹介欄ではしっかりと相本氏が紹介されています。
どうやら、番組から降板──会社として支援/反対など何らかの活動をすることはできない──して、籍を残したまま休暇を取っていらっしゃるようです。昨日付のKNBニュースは、続報として、民主党の小沢一郎代表が26日(月)に再び来県して相本氏と会談し、その返事を聞くこと、その結果については、小沢代表が同日夕方に記者会見して発表すること、相本氏は前日までに態度を決める予定であることを伝えています。
来週月曜まで「相本店長」から目が離せそうにありません。
■1月23日(金) 1年生の個人面接をしていて再確認すること
冬学期の終わりまで、あと約1ヶ月。センセイにとっても、センセイらが担当する新入生にとっても、1年なんてアッという間です。
そこでこの時期、金沢工大では受け持ちの1年生全員──センセイの場合、約70名──を対象に、授業の合間に個人面接を実施しています。
勉強の具合はどうか、(多くの学生は親元を離れて暮らしているので)生活面での問題はないか、などなど。お互いに空いている時間帯を調べて面接時間を予約してもらい、10分間程度面接します。
総じて「何だかんだ言っても、やっぱり逞しくなったなぁー」というのが最初の印象。
実は4月にも個人面接を行っているのですが、希望に溢れながらも、まだみんな足が地に着いていない感じで、面接も「何を試験されるのか」という雰囲気。でも1年経つと、良くも悪くも大学に慣れてきたため、考えていることを素直──ネガティブに評価すれば、ややだらしなく(?)──に述べてくれます。
工学部の勉強は積み重ね式なので、理解度や成績がかなりシビアに出てしまいます。
「もうちょっと勉強面がなぁー」と感じることは多いのですが、ここはグッと堪(こら)えて、できるだけ口にしないことにします。
だって本人が状況を一番良く分かっているのですから。つまりそれができるほど、ずいぶん成長している、ってことです。
保護者の方とお話ししているとしばしば、久しぶりに帰った子供を見て「あのバカ息子が勉強するように...」──やや不適切な表現ですが、実話なのでそのまま載せます──と、口にされます。
そんな親御さんの顔を見ながら、「実際、そうなんだろうなぁー」と思いつつ、でも「成長した」のは、他ならぬ当の本人なんだよなぁ、と再確認します。
センセイらの仕事はそのお手伝い、というわけです。これで、センセイの言うことをもうちょっとでも聞いてくれたら、もう、言うことないんだけどなぁー。
採点していたら、青色のボールペンが出なくなってしまいました。インクが切れたのです。
普通は赤色を使って採点するのですが、それを修正、訂正した場合や、個々の点数と区別して総得点を書く時、あるいは原稿を校正する場面で青色を使うのです。
......困った。このキャップ式のボールペン、事務用のごく普通の物でたぶん10年くらい使ってきたのではないかと思います。
実は、以前から同じ物をあちこちで探していたのですが、なかなか見つけられなかったのです。
もちろん学内の売店にはありません。食事に出たついでに、近くの大きな文房具屋さんへ行ってみました。
ボールペンのコーナーはとても広く、多種多様のペン類が並べられているのですが、事務用の物はわずか1種類。
それも色は黒と赤のみ。昔は何種類も、そして何色も販売されていたように思うのですが、どうも最近は、事務用のシンプルなボールペンって流行らないらしいのです。
センセイにとってはどうしても必要な物なので、ノック式──これはたくさんあった──の中で一番シンプルな物を選びました。
既に使い始めているのですが、やっぱりちょっと慣れない......。事務用のものの方が、ずっと使いやすいと思うんだけど。
■1月21日(水) 普段は偉そうなことを言っていますが、西村センセイ、全然気づきませんでした
今日は見たままのお話。
今年に入って大学に出勤し、所用でセンセイらの研究室の上の階に行ってみると、階段を上りきった場所(写真左奥)にバケツが置いてありました。
それも上の方から糸(矢印の先)を這わせてあるのです!!最初は建築系学生のオブジェかなと思ったのですが、一呼吸してから、何のことはなく、雨漏り対策だということに気づきました。
どうしたんだろうと思いながら廊下を曲がると、ご覧のように、あちこちに同じ光景が......。
センセイらの研究室がある1号館(本館)もかなり古い建物なので、いよいよ雨漏りが問題になったのかな、と考えていました。これとは別に、昨年末から建物の屋根で工事が始まりました。
西村センセイ、「雪が降るし、そうでなくても足場が悪くて労働災害事故が発生する可能性のあるこの時期に、なぜ工事を......」とちょっと訝ったのですが、それ以上考えることはしませんでした。
先日、担当部署から関係者にメールが届き、この二つ(+α)の事象が一つに結びつきました。
年末に雹(ひょう)が降って、これら建物の屋上の防水施設が大きな被害を受けたらしいのです。センセイは原則として週末には金沢に存在しないこともあり、いつそんな雹が降ったのかは知りません。
それはともかく、施設が受けた被害は想像以上に甚大らしくて、(写真ではわかりにくいでしょうが)中央および左側の建物の屋上を防水シートで覆って、大規模な緊急修繕工事を行っています。(コンクリートを削る工事なので、かなりうるさいのです。)
雪には慣れている西村センセイですが、この工事の様子を見る限り、あまり経験したことがない雹の破壊力って、すごいんだろうなぁーと思わざるを得ません。
そしてもう一つ。
もうちょっと丁寧に観察して状況を推測すれば、想定外の雹→建物の被害→季節外れの修繕工事と結びつくべきだったのですが、正直なところ、観察眼が鈍っていたんでしょうねぇ。
普段は偉そうなことを言っていますが。
この見出しだけじゃ、何のことかさっぱりわかりませんねぇー。富山県民の一部以外は。
夕方になって、富山県のテレビ・ラジオ局北日本放送株式会社(KNB)(日本テレビ系列)がちょっと不思議なニュースを流しました。((C)KNB)
民主党の小沢一郎代表が本日20日、他ならぬKNBの、ラジオセンター部長の相本芳彦氏を訪ね、次の衆議院選挙に富山3区から民主党の公認候補として出馬するよう要請した、というのです。
マスコミが、自社の社員について、記事として報道したんですよ。KNBは富山県内で最も古い民放局(北陸全体でも2番目)で、富山県民にはとてもなじみ深い放送局です。
相本氏はセンセイとほぼ同年齢──氏が1学年上──の52歳。
テレビの「ビバ! クイズ」司会で人気者となり、現在は平日午後の「コンビニラジオ 相本商店 いらっしゃいませ」の司会(役の上では「店長」)を担当していらっしゃいます。
出身地の高岡弁を多用した気取らない話し方に人気があるのですが、たぶん実は、相当な努力家、勉強家なんだと思います。
センセイは2001年末頃から新潟−金沢間を毎週移動するようになり、車を利用する時はよくこの「相本商店」を聞いていました。
番組を通じて、富山県は呉羽山という低い山を境に東西に文化が分かれるとか、源平の倶利伽羅(くりから)峠の戦いから始まる両県の微妙な関係だとか、近くにいても隣県のことを全然知らないんだということを勉強させていただきました。この調子で社内で出世して取締役になるんだろうな、とは思っていたのですが、政界に進出するかもしれない、というのはまったく想定外。
報道によると、小沢代表の依頼に相本氏は「知人友人など信頼できる人に相談して考えをまとめて結果を出したい」「(小沢)代表にはなるべく早くしかるべき時にという言い方でお答えをしておきました。」とのこと。
さて、どうなるのでしょうか。このページ上で特定の候補についての政治活動をすることはありませんが、個人的には今後の展開が注目されます。
それにしても、今日の午後の生放送は、どうしたんだろう。
新潟の自宅にいるとKNBを受信できるのですが、金沢にいる時は、勤務中だしラジオもないので、聴くことができないのです。
■1月19日(月) 精密ビットセットは、即、交換に ──ブックマークの変更をお願いします──
秋葉館で先日購入した精密ビットセット(ドライバーのセット)、ケースが開いた状態(こちら)で納品されました。
先端のネジを交換して、あちこちの解体候補で試したみたまでは良いのですが、ケース──折り畳み式になっている──に収めようとして、ふと心配になりました。
ケースを閉める時に「バコッ!!」と大きな音がして、いやにしっかり閉まってしまったのです。気になって手前のボタンを押したり引いたりなだめたり脅かしたりした(?)のですが、まったく開く気配がありません。
仕方がないので手許にあった工具をつかって隙間を広げると、ちょうど蛤(はまぐり)を開くように開き始めました。しめしめ、と思ったその瞬間、「バキッ!!」
ボタンの爪の部分が壊れてしまいました。
(言い訳になりますが、)センセイが壊したというより、不具合があったようです。
製品本体には問題ないのでどうしようかと思い、ケースを交換して欲しいと連絡したら、「本体を交換します」とのこと。というわけで、すでに代わりの新品(写真)が届いていたのでした。もちろんこちらはきちんと開閉できます。
2,000 円程の商品なので、送料や手間を考えると、お店にちょっと申し訳ないのですが......。さて、昨日もお知らせしたように、昨日からこのWebサイトは、本来のSANNET社のサーバー上に戻っています。
新旧両サイト──旧サイトは本日夕方閉鎖していただきました──へのアクセスデータを調べてみると、かなりの方がまだ旧“Arrivaly”社へアクセスしていらっしゃるようです。
つきましては、ブラウザのブックマークを調べていただき、もしURLが“arrivaly”で登録されている場合は、お手数でもご覧のSANNETへご変更くださるようお願いいたします。
“Arrivaly”社のサイトへアクセスしても、約2ヶ月ほどは自動的にSANNETへ転送されますが、その後は転送されなくなります。ブックマークを書き換えていただき、今後もこのサイトをご愛顧くださるようお願いいたします。
■1月18日(日) 「停車?」 ──Webサイトが本来のサーバー上に戻りました──
JR東日本ないしな西日本の列車に乗っていると、左の窓の外、窓よりちょっと上に、写真のような「停車?」(!!)という標識を見かけることがあります(写真は東日本のもの)。
正直なところ、初めて見ると少々びっくりする標識です。
注意しているとかなりの頻度で出現すること、そしてそれが駅の手前に設置されていることがわかってきます。
もうお分かりだと思いますが、これって、運転士が勘違いして駅を通過しないように、駅名と停車の有無の確認を促している標識なんですね。下の写真、手前の「上下浜」というのは信越本線の無人駅の名前で、その奥、黄色の円内にこの「停車?」標識が設置されています。
ちなみに、写真の奥に陸橋が見えますが、手前は一般の陸橋、その奥が上下浜駅の陸橋(跨線橋)です。すべてが各駅停車なら問題ないのでしょうが、特急、快速、区間快速等入り乱れてくると、間違える可能性が出てくるんでしょうね。
センセイの記憶では、昔はこの標識は存在せず、掲出されるようになったのはここ15年くらいのように思います(間違えているかもしれません)。さてこの「停車?」標識、運転士のためだけじゃなくて、私たちにも、特にセンセイのためには有効なようです。
毎日の繰り返しに流されてしまいがちなセンセイですが、時々は「本当にそうなのかしら?」と再確認する必要があるように思えるのです。実は一昨年の3月から、このサイトは金沢工大の学生さんであり、若き起業家でもあるS氏が運営する会社のサーバー上に移転していました。
「科学研究費補助金」という国からの補助金を得て、授業に関するページへのアクセス状況を分析するためです。この間、運営者のS氏には本当にお世話になりました。そして氏のおかげで、2年弱にわたって、とても貴重なデータを得ることができました。
国の補助金は、要するに税金から支出されているわけですから、(まだ書いてないけど)良い報告書を書くことで納税者の皆様にお応えできるのではないか、あるいはそうあらねばならないと考えています。残念ながら、研究期間が間もなく満了となること、そしてお世話になったS氏も金沢工大を巣立つ時期が迫っている──もちろん就職は内定していらっしゃいます──ことから本日、Webサイトを本来のSANNETのサーバーへ移転させました。
SANNETから転送されていた方は何もなさる必要はないのですが、逆に、仮のサーバーへアクセスしていた方は、お手数でもブックマークの変更をお願いいたします。
氏の卒業に伴い、あと2ヶ月前後でファイルの転送は終了してしまいます。科学研究費による研究は間もなく完了となりますが、このWebサイトの運営、そして授業のページおよびニュースのページはこれまで通りですので、今後ともぜひご愛顧の程をお願いいたします。