2009年1月17日更新(2009年1月25日ページ移動。2012年12月23日写真削除)

──2009年1月第3週のニュース──

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1月17日(土) いやー、すべってしまったー。 ──今シーズン初めてのスキーをしました──

 中学生の娘はこの冬、学校が主催するスキー合宿へ参加することになっています。

 でも「いきなりスキーをするのは恐い」というので今日、80歳近い父と3人で今年初めてのスキーをしてきました。
 場所は例によって、母親の実家があり、父親の勤務先でもあった新潟県旧栃尾市(現在は長岡市)の「とちおファミリースキー場」。

 合宿は高度のある志賀高原で行われますから、雪質はかなり違うのですが、自宅・実家から日帰りでとなると、行ける場所が限られるのです。

 そのとちおファミリースキー場も、今年は少雪でずっと営業ができず、数日前にやっとオープンしたばかり。
 積雪はまだ80cmです。

 それでも今日は最初の週末ということで、家族連れはもちろん、中には、雪の感触と自分の技量を確かめるかのように上級者もいらっしゃいます。
 また、ちょっと離れた平らな場所では、初心者向けのスキー教室も開かれており、倒れ方と起き方の練習──実は、これが基本──をしていました。

 肝心の娘は、雪に慣れただけでもう目的は達成したらしく、10回くらい滑ったら「もう帰りたい」。父親は高齢──この年齢でよく滑っていると思う──なので、リフトの1回券を5枚使い切って「もういい」。

 センセイはというと、先週末にあれだけ腰痛に悩まされたので、最初こそ警戒したものの、滑り始めたらこっちのもの。体がどんどん柔らかくなります。
 パラレルターンの確認をもっと......と思ってみても、保護者としては全体のことを考えなくてはならず、今日は実質1時間半ほど滑っただけで今年最初のスキーはお終いにしました。

 今度は一人で滑ろうかなぁー。



1月16日(金) 西村センセイ、初めてのお店でラーメンを食べながら、今日の講義を反省する

 所用で外出したので、今日は外でちょっと遅めの昼食。

 アパートに戻っていたので、近くにオープンしたラーメン屋さんに初めて入ってみることにしました。いつの間にか開店していたのですが、要するに昼間は大学にいるので、これまで、お店に行くチャンスがなかったのです。

 その「らーめん みそ膳 福々亭」、ご覧のように味噌ラーメン専門店のようです。(入ってみたら焼きそばなどそれ以外のメニューも若干存在した)

 「味噌」といっても、お店の上部に掲げられている細長い看板には「札幌味噌らーめん」(右端)から始まって胡麻味噌(仙台)/信州/金沢/八丁味噌(名古屋)/豚骨/玄海(いずれも九州)/西京味噌らーめん(京都)と続きます。
 みな同じ値段で、何がどう違うのか良く分からなかったので、今日はしばらく行っていない「札幌味噌らーめん」をお願いしました。

 オーダーを出してから、このお店のオリジナル「福々亭味噌らーめん」があるのに気づき、初回はこっちにすべきだったかなと、ちょっと反省。

 程なく届けられた「札幌」の最初の印象は、「麺が細いなぁー」。

 「う〜ん、これは北海道の札幌ではなく、金沢の札幌だよなぁー」と思いながら西村センセイ、今日の講義をちょっと振り返っていました。
 割と少人数のクラスなので運営は楽──あ、教室の後ろで内職している○○君と、左手で私語をしがちなお二人は別ですよ──ですし、雰囲気も良いのです。

 今日は進度に割と余裕があったので、本当に、受講生の皆さんと対話するように講義を進めることができました。
 顔が、反応が、ひしひしと伝わってきます。

 昔の大学は確かにいいかげんで、教授が受講生の状況なんか無視して、勝手に講義(あるいは休講)をしていました。

 ここ15年くらいでしょうか、アメリカ式の教育制度への理解が深まるにつれて、従来の反省から講義内容通りに授業を進めなくてはならなくなっています。
 もちろんその長所はよくわかるのですが、今度は、そのシステムに縛られる先生も出現するようになります。

 彼/彼女の頭の中にあるのは、自分が獲得した成果物をいかに次世代に継続させるか──残念ながら、意図に反してそれは実現されません。つまり実は効率も良くない──であって、生身の当事者が自分で何を感じ、考えているかについてはどうでもいいことのようです。

 これじゃぁ、直接犠牲になるのは子供たちなんだよなぁーと考えながら食べる「札幌味噌らーめん」は、高齢のお店の方には申し訳ないけど、やっぱり味気ない。

 あ"、このお店。金沢にいる休日などを利用して、時々行ってみようかなと思っています。何てったって、アパートから歩いて3分なので。(ただし、ちょっと高いのが難点。もしかすると、チェーン店か?)



1月15日(木) お約束通り、2.5"ハードディスク(+α)を購入しました!!

 先日お伝えしたように、ちょっと前までノートパソコンで普通に使われていたIDE規格の2.5"ハードディスク(HDD)は、順次生産を完了しつつあるようです。
 流通する商品も、新規格のものは種類が増えているのに、HDDもDVDドライブもIDE規格のものはかなり減っています。

 各店とも「在庫あり」の表示は出ているので、すぐになくなることはないのでしょうが、西村センセイ、この機会に秋葉館で、日立GST製の120Gのものを2台購入しました。
 他社でのSSD購入も考えたのですが、今回、こちらは見送りました。

 秋葉館のWeb上でオーダーしようと思ってお買い物ページに入ったら、やっぱりMacに強いお店だけのことはあります。あちこち目移りしてしまいます。

 ふと気づいたら、先日ご紹介したSonnet FireWire 400/800アダプタと、Macを開腹する時に使う精密ビットセット──要するに特殊なドライバー──をクリックしていました。
 ま、いっかー。

 というわけで、届いたその精密ビットセットが右の写真。

 写真から受けるであろう印象──すみません。撮影テクニックの問題です──と違って、実物はとても小さく、女性の手鏡よりも一回り小ぶり。
 中央にある本体の先に、各種の先端部分を装着します。

 実はノートパソコンなど、高価な商品は盗難防止などのために特殊なビスを使っていることが多いのです。
 またとても繊細なネジを使っていることもあり、それらを回すためのドライバーなのです。

 このセット、収納されているネジ先はラスマイナスだけではありません。
 写真右手の星形だとか、左側の六角形だとか、さらには真ん中に心棒が立っている──たとえ外側の形状が一致してもドライバーを受け付けない!! ──ネジを回すものなど、その数は、実に43種類!!

 何だか、歯医者さんが歯を削る時に使う器具の先端に似ているなぁー。

 こういうツールを手にすると、思わずMacを解体したくなってしまいます。「武器」を手にしてしまった瞬間、人間は闘争本能に目覚めてしまうんでしょうね。



1月14日(水) 雪の道。凍りついた朝。そして一番恐いのは...

 仕事が溜まっているので、今日は夜明け前にアパートを出ました。

 この時期の北陸地方には珍しく、空がとてもきれいに晴れ上がっています(西には大きく、白い月が残っていた)。

 それはそれで嬉しいのですが、昨晩の雪でビチャビチャになっているところにこの晴天ですから、当然、辺り一面は放射冷却現象で凍りついています。
 実際、今朝は新聞配達の人が氷を割る「バリバリッ」という音で目が覚めたのです。

 もちろん車も凍っていて、ドアを開けると「バキッ!!」

 案外、車は雪道には強く、しかも積雪があると無理な運転はできないので、慣れてしまえば雪道はそれほど怖くはありません。

 でも凍結している場合はまったく別。
 凍った路面は恐怖だし、それよりまず先に、車を暖めなければなりません。バキバキに凍っているのです!!

 フロントガラスは濡れたまま凍ったので、いくら専用の器具で擦っても氷は落ちません。

 とにかくエンジンをかけて5分ほど暖気を送ってやっと写真のような具合になりました。
 部分的に融けてきているので、後はゴム製の器具で擦って落とします。
 こういう時は燃費もへったくれもありません(今回の燃費は16.5km/Lだったんだけど)。

 やっと暖気を終えて走り始めると、やっぱり車は楽だぁ。外気温計の表示は-2.5℃。秋田より北の地域では珍しくないかもしれませんが、北陸地方の平野部ではめったにない低温です。

 でも、しばらく走ってからふと気づきました。

 今日は別に荷物があるわけでもないので、車を使わなくても良かったんですよね。

 どうやら一番恐いのは、「車を利用して当たり前...」という、その感覚のようです。



1月13日(火) この雪の中、何としてでも大学にたどり着かねば。というわけで......

 ずっと横になっていたので、昨日、変な格好ながらも何とか立つことができるようになりました。

 最大の問題は金沢への移動。

 講義があるので、何としても大学にたどり着かねばならないのですが、電車にずっと乗っている自信はありません。
 おまけに今回は、ちょっと荷物もある。

 昨日の午前中に所用で外へ出たのですが、自宅から柏崎駅までの間も、数センチながら雪が積もっています。
 もちろんいつもなら問題ないのですが、今回は歩けそうにありません。

 いろいろ考えたのですが、思い切って午前中に車で出発しました。

 前のプリメーラだったら長時間の運転は無理だっただろうけど、318iは座席が固いので、長く乗っても疲れません。
 フットレストに置く左足の踏ん張りが微妙に足りないので、座席を少しだけ前へ移動させます。

 雪だけが心配でしたが、新潟県内は路面に雪はありませんでした(その後、降雪があった)。
 けれども富山県内、特に県の西部から石川県境付近は30cmくらい積もっていて、高速道路の路面も圧雪状態。

 もちろん無理はせずに安全運転で走行したのですが、まだ明るいうちに余裕を持って到着することができました。おかげで大学に寄って、溜まっている仕事のいくばくかを片付けます。

 確かに、こういう時には車が便利だ。(ちなみに昨日、鉄道はかなり混乱したようです。)



1月12日(月:祝日) PowerBook G4やiBook G4、割と簡単にSSD化できるらしい!!

 この3日間、腰が痛くて椅子に長時間座ることができず、仕事は全部先送り(関係者の皆様、再度ゴメンナサイ)。

 要するに横になっているしかできないのですが、24時間眠っているわけにもいきませんから、ちょっとは片付けものをしたり、読んでなかった雑誌を読み直したりしています。

 で、Mac Fan最新号の第4特集「『遅さの原因』を追求せよ!」を読んでいて、気になる記述を見つけました。
 この特集は読んでの通り、Macの速度改善がテーマ。その中に、最近話題の“SSD”(Solid State Disk:大容量メモリを使った固体ディスク)の紹介が載っていたのです。

 SSDについてセンセイは十何万円もするような印象を持っていたのですが、現在ではちょっと遅めのタイプなら割と低価格で入手できるらしい。
 しかも良く読み直すと、
PowerBook G4やiBook G4が簡単にSSD化できるとのこと!!

 現時点でもっとも実用的なのはトランセンドジャパン株式会社2.5" IDEインタフェースのシリーズで、TS64GSSD25-Mという64GBのものが16,000円くらい。(写真は同社のサイトより。(c)トランセンドジャパン(株))
 これをHDDと交換してシステムをインストールするのです。

 容量は、現在のHDDと比べると少な目ですが、センセイの場合、PowerBook G4 12"および15"は、ともに30Gくらいしか使っていないので、十分実用になります。
 すでに12"にこのSSDを入れた方もいらして、その様子がYouTube(OSやアプリの起動ビデオ)やブログで公開されています。

 PowerBookやiBookのSSD化は簡単──ただし分解・再組み立ては難しい──なようですが、「価格.com」などには、センセイも所有する松下の小型機を苦労してSSD化している様子も紹介されています。
 センセイも
CF-R2をSSD化できれば便利だろうなぁーと思うのですが、これは大学のものなので、いじくるわけにはいきません。

 ところで、Mac Fan最新号に掲載されている「Alab./エーラボ」(ブログ)の広告記事によると、規格の移行に伴って、各HDDメーカーは2.5"IDE規格HDDの製造を終了しつつあるようです。

 センセイが使用するノート型はほとんどがIDE規格なので、今のうちに何個か買い込んでおこうと思います。
 またPowerBook 15"は私物なので、もしかするとこちらについてはSSDを購入して、0スピンドル化するかもしれません。

 衝撃に強く、しかもほとんど無音──かなり発熱するHDDがなくなることによって、冷却ファンの回転数も下がるとのこと──で操作できるんだから、夢のようだろうなぁー。



1月11日(日) 冬の、静かな朝は、大雪にご注意 ──西村センセイは予定外の3連休!! ──

 ......静かすぎる。

 痛いし、昼間は横になっているだけで全然動いておらず、完全な運動不足なので、ゆっくりできるはずの自宅にいるのに眠りが浅く、夜中に何回も目が覚めてしまいました。
 いつもなら近くを走る信越本線の夜行や貨物列車の音が気になるのですが、何故か今日は、とにかく静まりかえっています。

 めったに雪が降らない暖かい地方の方にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、雪国で風がゴーゴー鳴る晩は、意外にもそれほど雪は降りません。

 むしろ本当に恐いのは静かな晩。

 音を立てずに──雪が降り始めると、音が吸収されて静かになる──雪が降っている可能性があるのです。
 もっとも近年は、大雪が降ると午前3時頃からブルドーザーによる除雪作業が始まってうるさいので、「いっぱい降ったんだな」とわかるのですが。

 昨日の強風は収まっています。布団から抜け出し、書斎から見たのがこの写真。
 予想していたほどではありませんが、庭の石灯籠にも雪が積もっています。

 実はこの風景、センセイが今日見た唯一の外の風景。
 情けないことに、先週末から急に腰が痛み始め、やっとのことで授業を終えて──受講生の皆様、申し訳ありませんでした──自宅に戻ったのです。

 仕事が溜まっていてかなりヤバイことになっているのですが、腰痛は身体が発する警告だと考えて、ここ数日メールを一切チェックせず、ひたすら横になっています。
 予定していなかったのですが、暦通りの3連休──実質は2日半くらいだけど──になってしまったわけです。

 関係者の皆様、そういうわけで、ゴメンナサイ。


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