2002年1月18日更新(2002年1月29日ページ移動。2003年3月16日および2004年5月3日一部写真削除)
1月18日(金) 西村センセイ、引越作業を進める −−海を越えてカラーモニタがやってきた−−1月ももう半分以上過ぎてしまいました。西村センセイも退職、転職に向けて着々と準備を進めています。
まず、赴任先の近くにアパートを借りました
赴任は4月ですから、春になってから借りても良かったのですが、あらかじめ準備して万全の態勢で着任したかったので、昨年の内に借用しました。
最初はワンルーム程度のマンションを考えていたのですが、赴任先の大学の斡旋でいくつかの物件をあたった結果、写真の木造アパートに決めました。作業部屋(書斎)の洋室と和室−−西村センセイは畳の上でないと眠れない−−があり、適当な間取りだったからです。お部屋が決まったら、暮らせるようにしなければなりません。
これまでにも時々通って、寝具を自宅から運んだり、什器備品を買ったりして生活できるようにしつつあります。アパートに泊まった最初の日は本当に何もなく、板の間に新聞紙を広げて、近くのコンビニで買ってきたお弁当を食べて一夜を明かしました。いろいろな書き物も床の上......20年も前の学生時代を思い出しました。
今では机や椅子といった仕事関係を中心にそれなりに備品もそろい、最近の準備の中心は長期間滞在のための生活関連用品の方に移っています。
その一つがテレビ。正確にはカラーモニタです。
センセイはそんなにテレビを見る方ではありませんが、ニュースや天気予報は見たいし、自分で作ったビデオ(こちら)もちゃんと見たい。
ところが以前ご説明したように(こちら)、現在、日本国内では普通の大きさ(21〜27〜32インチ程度)の大きさできちんと画像を出せるテレビやカラーモニタは製造、販売されていないのです。一昨年センセイが買った大型のモニタ(こちら)も購入直後に製造完了となってしまいました。危機一髪だったわけです。で、今回は、その際にもご紹介したソニーの20インチ業務用カラーモニタを定価通りの\125,000で購入しました。ご覧の通り、形からして金属框体の箱形。一見すると大昔のテレビのような感じです。
やはり民生用のものとまったく違って画像は正確。惚れ惚れします。でも、現在はまだちゃんとしたチューナーがないので、テレビ放送をちゃんと見ることはできないのですが......。びっくりしたのは製造国です。
国産だと思っていたのですが、梱包に「イギリス製」とあることに気づきました。テレビ(カラーモニタ、コンピュータ用CRTディスプレイ)は低価格化競争が激しく、国内での生産がどんどん中止されています。ソニーのカラーテレビの場合だと多くがマレーシア製のはずです。
今回購入した業務用機などの場合、そもそもの需要と生産台数が少ないので、イギリスでの生産となったようです。ビデオを見ながら「う〜ん、はるばる地球の反対側のイギリスから来たのかぁー」などと感慨に耽っている西村センセイでした。
1月17日(木) 金沢から戻ってきました −−金沢はガソリンが安いっ!!−−暖かいと思ったら急に寒くなってきました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
二日間ほどページを更新できませんでした。申し訳ありません。実は所用で金沢へ行っていたのです。もちろんPowerBookも持参したのですが、モデムを利用しづらい環境で......申し訳ない。
今後、金沢で気づいたことをご紹介する機会が増えると思いますが、今日はその第一弾。
金沢はガソリンがとても安いのです。
ガソリンの価格は地域によって大きく異なります。新潟県内なら97円(/l)くらいでしょうか......センセイは出雲崎のお店で92円で入れていますが......。
で、金沢、センセイが知っている限り、写真の85円のお店が最低。87円のお店ならたくさんあります(セルフのお店ではありませんよ)。
面白いことに、同じ金沢市内でも価格の高いお店もけっこうあって、97円、98円のお店も多いのです。狭い地域なのですが。1lあたり数円違っても通勤の足に使っている限り、実はたいした違いはないのです。でも今の車で14万Km走ったセンセイや、運送を生業(なりわい)とする人なんかにはとても大きな差となるので、ついつい敏感になってしまうのです。
それにしてもこんなに値引き競争が激しくてやっていけるのかなぁー、と金沢へ行くたびに考える西村センセイでした。
1月14日(月) 『MAC LIFE』誌が廃刊へ!! −−エクシード・プレスが業務停止−−すでにご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、総合Macintosh雑誌の一つ、『MAC LIFE』誌(写真:2002年1月号。最終号の見込み)が廃刊される見込みとなりました。
これはやはり廃刊となった『Mac World』誌の流れをくむ『MacWIRE ON LINE』誌(1月11日号)こちらが伝えているもので、それによると編集を担当していたエキシード・プレスが不渡り手形を出して業務停止に陥ったためだそうです。すでにホームページにはアクセスできなくなっています。
『MAC LIFE』誌は1987年の発刊。技術偏重に陥りがちな他誌とは一歩距離を置いて、ずっとユーザーの立場からMac文化の形成に大きな影響を与えてきただけに、とても残念なことです。
思い起こしてみれば、『Mac World』誌、『Mac User』誌、そしてこの『MAC LIFE』誌とMacの雑誌の廃刊が続きます。その直接の原因はアメリカの親会社の問題だったりしますが、やはりその背後にはMacintoshの影響力の低下があるものと考えられます。
AppleはMac OS Xへの以降に注力し、プレスも一体となってあおっていますが、客観的にはこれまでとはまったく別のOSで、かつ使いにくい。これでは特定の用途以外、とても使えたものではありません。
MacもMac OS 9.xが最後で、そろそろ潮時かなぁー......と考える西村センセイでした。
1月14日(月) yokoyamaさんにリンクを張っていただきました!!yokoyamaさんにリンクを張っていただきました。
yokoyamaさんは、彼が東京の大学で学生だったころ−−そのころ西村センセイはICUの大学院生〜助手だった−−からのお付き合いです。
yokoyamaさんは技術そのものに加えて科学史にも関心をお持ちです。ぜひ一度、彼のホームページ "Yokoyama Cyber Laboratory"(こちら)<http://member.nifty.ne.jp/nyokoyama/>もご覧になってください。なお、準備が整い次第こちらからもリンクを張らせていただく予定です。
1月13日(日) やっと新潟に戻ってきました −−お土産はこの眺望(ちょうぼう)−−何と3日間もページを更新できませんでした。皆さん、本当に申し訳ありません。
実は西村センセイ、10日(木)に授業を終えるとそのまま新幹線に飛び乗り、都内で仕事や打ち合わせをしていたのです。無茶苦茶なスピードと量だったので、更新が後回しになってしまいました。
お詫びに......というわけではないのですが、お土産を一つ。旅の途中で撮影した写真です。場所と事情は後ほど......。
都内区部での仕事は10日で終わり、11日には西部の多摩地区へ移動しました。
待ち合わせの時間までに少し間があったので、センセイの母校であり前任校でもあるICU(国際基督教大学)を訪問しました。
訪問時はちょうどお昼休みで、本館(右の写真)前では学生が昼食を取ったり休憩したりしていました。
この風景は昔のまま。膨らんだ梅の蕾が印象的でした。春は意外と近いんですね。昔の同僚にあったのでいろいろ話をしたのですが、話しているうちに世話になった人の退職話などが出ました。センセイは知らなかったのです。
最もショックだったのは、お世話になった女性の事務職員が亡くなられたこと。センセイとほぼ同年代だったのですが......。センセイがICUを退職してからもう11年、やはり時代の移り変わりを感じました。
ツアー3日目(12日)はまったくのオフ。またまた(こちらを参照)各駅停車の旅に出ました。
国分寺に泊まったので、今回は地の利を生かして西回りで新潟へ戻る計画を立てました。まず中央線にデビューした新型特急で甲府まで移動−−富士山がとても綺麗に望むことができました−−し、甲府で各駅停車に乗り換えて、小淵沢、諏訪、塩尻、松本と中央線、篠ノ井線を乗り継いで長野へ移動しました。
冒頭の写真は篠ノ井線姨捨(おばすて)駅から望んだ長野盆地です。
姨捨駅付近からは長野から上田方面までの盆地を一望できるのです。見たことがある人でも何度でも感動できる風景です。センセイも初めて見た時は本当にショックでした。
長野と塩尻を結ぶ篠ノ井線はものすごい急勾配で長野盆地を登り降りします。鉄道にはとてもきつい勾配なので、この姨捨駅はスイッチバックという方法を用いて長時間停車します。写真はその際にホームから撮影したものです。
でも特急電車は姨捨駅を通過してしまうので、この眺望を十分に味わうことができません。各駅停車ならではというわけです。長野からは15年ぶりの飯山線に乗り換えて、約3時間かけて上越線との接続駅(越後川口)に着きました。新幹線と特急なら2時間少しで着くところを約10時間(乗り換え時間を含む)かけました。それでも西村センセイ、こういう旅の方が好きなのです。
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