2003年9月20日更新(2003年9月30日ページ移動。2004年2月2日一部写真削除)

最近のニュース(バックナンバー)

−−2003年9月第3週−−

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9月20日(土) 放送大学へ行ってきました!! −−収録はなんとか終了−−

 全国の読者の皆様、西村センセイ、放送大学から戻りました!!

 近くのホテルに一泊して、朝、放送大学に到着。

 打合せの後はメーク室へ。
 普通のままだと肌がライトで光ってしまい、かえって不自然になるので、少しお化粧するのです(写真中、後姿は今回メインでご担当の飯野教授)。

 飯野先生に続いてセンセイもお願いしたのですが、もちろんお化粧は初めて。
 でも、ちょっと見ただけでは良くわかりませんけどね。

 で、いよいよスタジオへ。

 スタジオと言ってもそんなに大きくなく、NHKの地方局くらいの大きさです。

 上の方には照明−−市民会館などの舞台とほぼ同じ−−が。手前にはクレーン1台とオペレータのついた3台のカメラが控えています。

 右手の若い女性がフロアーディレクター(通称AD)。
 今回の収録はそんなに難しいものではないのですが、それでも10名以上のスタッフが参加していらっしゃいます。

 椅子に座ると、カメラやモニタ(左側のテレビ)が見えます。
 モニタには現在の映像と、あと何分喋られるかという情報が映ります。

 カメラをご覧いただくとわかるのですが、レンズの下にドラえもんやミッキーマウスが見えます。
 実はカメラに向かっている時、この場所に目線を合わせると自然に見えるのだそうです(と言っても、収録中はそんなに余裕はないのですけどね)。

 カメラからの映像や音声は隣接する副調整室へ送られます。
 当たり前の話なのですが、使用している機器は放送用の高価なものばかりです。

 で、肝心の収録はどうだったかと言うと、リハーサルの後で2回分を続けて収録したのですが、やはり出演者は素人。いろいろ関係者を手こずらせながら、や〜っと収録を終えることができました。

 収録を終えてから「出演料」というものを頂戴しました。

 これまでテレビには何回も出ています(こちら)が、出演料をもらったのは初めてです。普通の取材には謝礼は払えないので、制作に協力した場合などはお礼の粗品をもらうことが多いのです(バブル時代のフジテレビが一番すごかった。特製の腕時計までもらったもん!!)。

 もう1回収録が残されているのですが、いずれにせよ出演料はこれが最初で最後だろうなぁーと思う西村センセイなのでした。



9月18日(木) 4種類の一万円札 −−台本抱えていざ放送大学へ!!−−

 今日の午後から出張するので、中間試験の合間に、学内の郵便局でお金を下ろしました。

 千円札も欲しかったので、わざと中途半端な金額を引き出したのですが、出てきた紙幣はみんなピン札。何だか使うのがもったいないような感じがします。

 で、一万円札をよぉーく見てみると、右の写真下の「国立造幣局製造」が読み取れます。

 実はこのお札、珍しいものなのです。

 ご存じのようにお金は従来大蔵省印刷局で製造してきました。
 それが省庁再編によって財務省印刷局となりました(上の写真)。これは現在かなりの枚数が流通しています。お手元のお札を確かめてください。たぶんかなりの枚数があるはずです。

 で、ごく最近それが国立印刷局になったのですが、来年(だったかな?)また組織が改編される(はず)ので、名称が再度変わるのです。

 というわけで、この「国立印刷局製造」のお札は短命なのでかなり珍しいものになると言われています。センセイも見るのは初めてでしたし、今日、一緒に引き出した千円札の方は従来の財務省のものでした。

 どこへ出張するのかって?

 実は、ここのところしばらく振り回されていた(こちら)放送大学のTV番組を明日収録するために、千葉の放送大学本部へ行くのです。収録と言っても、センセイの出番はごくわずかなんですけどね。

 西村センセイ、テレビ局とはいっぱいおつきあいした(こちら)けど、放送大学ってどんなとこなんだろう。興味津々です。
 その様子は土曜日のお昼過ぎにはアップできると思いますので、ご期待ください。

 え"っ? 何で明晩じゃないのかって? 明日の夜は知り合いと遅くまで飲むことになっているので......そいうわけで、明日の更新はたぶんお休みです。悪しからず。



9月17日(水) 小津安二郎のDVD-BOXを発注した日

 今日はシブ〜イお話。お子ちゃま向けではないかなぁー。

 小津安二郎という人物をご存じでしょうか。

 戦前から戦後にかけて活躍した映画監督です。主な作品に「東京物語」(昨年末に松たか子の主演でテレビ化もされた)、「秋刀魚の味」などがあります。

 有名な黒澤明が「動」ならば小津は「静」そのもの。

 黒沢作品がアメリカのハリウッド映画に大きな影響を与えた−−ホントです。例えばスターウォーズ−−のに対して、小津はヨーロッパで高く評価されました。例えばヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」などです。

 初老にさしかかった人なら小津の名前や作品を知っているかもしれません。しかし昭和30〜40年代に日本映画は斜陽化し、しかもアメリカナイズされてしまったので、小津の作品を見ることのできる機会は減っていました。

 センセイは20年くらい前に、偶然、「東京物語」をNHKテレビで観たのですが、あまりのショックに打ちのめされてしまいました。若い方々にその魅力を表現するのは困難なのですが。

 その後、機会あるごとに映画を観たり、TVでの放送を録画したりしたのですが、それでもチャンスは限られていました。

 ところがごく最近、松竹から小津のDVD-BOX(全4巻)が発売されることを知り、いてもたってもいられなくなって学内の購買に発注しました。もうすぐ到着すると思います。

 ちょうどその日、遅れていた武満徹全集(こちら)の第2巻、第3巻がその購買から配達されてきました。手違いで配達が遅れていたのです。

 それにしても、工学部と、小津や武満。何だか対極の存在だなぁーと思う西村センセイなのでした。

 もしかすると西村センセイには工学部は似合わないのかなぁ......。



9月16日(火) 綾子舞(あやこまい)の里

 昨日のこと。

 柏崎駅で電車に乗ろうとして、駅前にたくさん吊された行灯(あんどん)に気がつきました。そう言えば、半月くらい前からあるようです。

 で、ご覧のように「綾子舞 伝承500年祭」という案内。市役所の近くで舞を披露するようです。

 綾子舞というのは柏崎の山間部の民俗芸能で、初期の歌舞伎の面影を残しているとされます。

 知る人ぞ知る、という感じで無形文化財に指定されているはずですし、最近では天皇がこれを見るために来県しています。もっとも、本当の目的は、わざわざ市役所で食事をすることだった−−蓮池夫妻に会えるから−−ようですが。

 ずいぶん古いは聞いていたのですが、それにしても500年も前だったんですね。地元にいながら申し訳ない。ちなみに、地元にいながら一度も見たことがない。こちらも重ねて申し訳ない。

 そうかぁー、イタリアに留学していたコペルニクスがフェラーラ大学で教会法学博士号を取った年なんだぁー、と考えてしまった西村センセイって、いったい?!



9月15日(月:休日) 仕事にならない。 −−18年ぶりのその日−−

 今日は敬老の日。

 というわけで、年老いた両親の世話をしたり、子供のお相手をしたりすべき日なのですが......センセイはすでにお昼には大学でお仕事。仕事が遅れているのです。

 原稿を書きながらメールを確認し、気分転換にWeb上のニュースを少し読んでいると、目が、テンに。阪神が広島と戦っているではないですか。

 もちろんゲームがあることや、BSで放送することは知っていたのですが、忙しかったのでデーゲームだとは知らなかったのです。

 それでもお仕事優先。Webサイトは開いたままにして、お仕事を再開しました......が、何と、試合の様子を知らせるページが刻々と自動更新されていくではありませんか!! 今まではこんな事なかったのに。

 で、試合展開が気になって気になって、仕事が捗らない。何よりも考えをまとめることができない!!

 仕事が迫っていたので、Internet Explorerは終了させて、仕事を急ぎました。で、少ししてからネットではなく、携帯用のラジオをつけると、NHKが阪神戦を放送しています。
 回は9回裏。それも満塁の一打サヨナラ。そしてバッターは最近不振の赤星!! そしてーっ?!

 結果はもちろんご存じの通り。

 阪神の優勝はヤクルト−大洋戦にかかっていたので、大急ぎでアパートに戻りました。もちろんちゃんと仕事は終えて、です。

 18年前、センセイはテレビの前で阪神を応援していました。

 なぜファンなのかと言われると答えようがないのですが、でも阪神なのです。掛布が、バースが、岡田がーっ!! カミさん−−正確には結婚前−−が呆れ果てています。
 ホームラン攻勢のあの年と違って、今年はチームの力です。たいしたものだと思います。

 阪神優勝、バンザーイ!!

 なぜページが自動更新されたのか考えてみたのですが、先日、ある申込みのためにInternet Explorerの設定を「Cookieを受け入れる」にしたのですが、そのままにしてしまったようです。アブないので、すぐにCookieを消去した西村センセイなのでした。



9月14日(日) 西村センセイ、炎天下の稲刈りでダウンする

 皆さんは連休をどのようにお過ごしなのでしょうか?

 センセイは昨日から新潟にいます。稲刈りをしないといけないのです。

 金沢よりはちょっと遅いですけど、センセイの実家ではすでに早稲品種の刈り取りを終えています。主力品種のコシヒカリは今週末に刈る予定。
 今回はちょっとだけ植えている餅米の刈り取りです。

 で、西村センセイ、張り切ってでかけたのですが、折しも日本海側は颱風14号による猛烈な異常高温。湿った空気の山越えによるフェーン現象です。

 作業していてもどんどん気温が高くなるのがわかります。
 最初は水分をたくさん摂って余裕で仕事をしていたのですが、だんだん調子が悪くなり、ついには気分が悪くなってダウンしてしまいました。
 本当に、このままではヤバイッ!!、と感じましたからね。

 夕方のニュースでは県内の最高気温が37.4℃だったとのことですが、作業中は40℃を越えていたのではないかと思います。

 それにしてもこの高温の中、ダウンせずに働くセンセイの母っていったい......。

(オマケの解説:写真は、刈り取った稲を藁で束ねているところです。これが一番難しい)

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