2003年12月20日更新(2003年12月29日ページ移動。2004年3月8日一部写真削除)

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−−2003年12月第3週−−

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12月20日(土) 金沢はとても冷え込んでいます

 西村センセイ、いつもなら週末は新潟の自宅に帰るのですが、今回は金沢にとどまったまま。
 今日は能登半島の和倉温泉で学園の公式忘年会があるのです。まぁ、お仕事の一つです。

 昨日の夜は本当に静かでした。

 車の音もせず、時々霰(あられ)の窓ガラスに当たる音だけが響くだけです。

 こういう時は得てして大雪。
 つまり知らないうちに静かに雪が降り積もっていることがあるのです。

 さてどうかしらと、朝、窓を開けてみるとやはり1年ぶりの見渡す限りの銀世界。

 それほど積もっているわけではないのですが、とにかく冷え込んでいます。
 冬用のコートを着ていても、首筋から冷えた空気が入ってきます。

 いよいよ、の冬なんですね。



12月19日(金) 金沢は本格的な雪になりそうです

 西村センセイ、金沢工大では主に1年生を教えています。

 金沢工大は地方にありながらも全国区の大学なので、ホントに全国各地から学生が集まっていて、で、太平洋側−−昔は表日本(!!)と言った−−から来た新入生には、初めての冬、となります。

 センセイを含めて日本海側の人々にとっては別にどうってことはないのですが、このところずっと続いている寒さと変わりやすい天気は、太平洋側からの新入生にはかなり堪(こた)えているようです。(詳細については授業のページ(こちら)をご覧ください。)

 で、昨日の夜から雲行きがいよいよ怪しくなってきて、夜中に近くで「バカーン!!」。さすがのセンセイも目が覚めました。雷が落ちたんですね。

 今日の昼間は晴れ間ものぞいたのですが、夕方からは写真のように霙(みぞれ)混じりになってきました。

 時々雷が落ちているらしく、蛍光灯が瞬間的に暗くなります。

 天気予報によると、今晩から明日にかけて、この冬一番の寒気が流れ込むとのこと。

 センセイもこのページをアップしたら、コンセントを全部抜いて落雷に備えることにします。(センセイはかつて、最初のMacを落雷で壊されたことがあるのです。)

 怖いような、雪国育ちにとっては待ち遠しいような、そんな季節です。

 あっ、そうそう。

 金沢工大の先輩の話によると、太平洋側からの人も、日本海側で一冬越すと、このどんよりとした天気にすっかり慣れるそうですよ。ご安心ください。



12月17日(水) ニアミス −−西村センセイ、日帰りで出張する(2)−−

 昨日は大学のお客様の接待で、自宅アパートに戻ったのは真夜中。それから授業の記録を編集してアップしたのですが、そこで力尽きてしまい、ニュースのページは更新できませんでした。すみませぬ。

 前回の続き。

 金沢から東京へJRを利用して出かける場合、通常、富山県を経てひとまず新潟県に入り、上越地方を横切って越後湯沢で上越新幹線に乗り換えます。

 西村センセイの場合、何のことはなく、柏崎市の自宅をかすめるような形になるわけです。

 直江津を過ぎると北越鉄道(通称「ほくほく線」)に入ります。左手に写真の山が見えてくるのですが、この地域のシンボルである「米山」(993m)です。

 センセイが住む柏崎市は米山の向こうにあり、センセイにとってはこれは後ろ姿になります。柏崎側から見た姿(こちらこちら)と比較してみてください。

 柏崎の人も、上越地方(特に柿崎町)の人もそれぞれ自分の地域から見る米山が正面で、かつ美しいと言います。
 どちらも言い分があるのですが、少なくとも迫力に関しては柿崎町側に軍配が上がるようです。

 米山をぼーっと見ていると、列車は長いトンネルに入ります。突然、断崖の途中から飛び出すような感じでトンネルを抜け、すぐに滔々と流れる信濃川をまたぎます。

 ここは十日町。列車はあっさりと通過するのですが、ここにはセンセイの弟一家が住んでいます。

 結局、センセイの家族をかすめて、全然あいさつなどせずに列車は越後湯沢に到着したのでした。



12月15日(月) 金沢駅の、ここにだけ −−西村センセイ、日帰りで出張する(1)−−

 今日は2限の講義を終えると、待たせていたタクシーに乗って、金沢駅へ。日帰りで東京に出張するためです。
 新年早々に開催される国際会議の準備のためなのですが、明日は1限から授業があるので、都内での所用を済ませて、明日の未明に金沢に戻ります......というか戻ったところです。

 ずっと前にお伝えしたことがあるのですが、西村センセイは「西の横綱」と称される富山の鱒寿司(こちら)が好きです。で、お昼時に金沢駅を発つ時は、鱒寿司を買って列車に乗り込みます。

 でも普通に売っている鱒寿司(\1,100)には結構当たり外れがあって、時々、カスカスに乾いたような感じになってしまったものに当たることがあります。もちろん全然おいしくありません。

 実は、JR社内で販売している源(みなもと)の鱒寿司には、\400高い「特選 鱒寿司」というのがあるのです。

 たまたま富山駅構内にある源の売店で見つけたのですが、これが本当においしい!! 品質も安定しています。
 その時に聞いた話では、「ここしか売ってない」とのことだった(はず)なのですが、よく調べてみると、富山駅のホームでも僅かですが販売しています。

 で、金沢へ来て、どうかなぁーと思って駅構内の売店で聞いてみると、何と一ヶ所だけですが、販売しているとのこと。それがこの「みどりの窓口」脇の売店なのです。

 このお店に寄る時は、ただ「特選あります?」とだけ訊ねます。「富山の鱒寿司の特選」とはききません。
 残念ながらたいていは売り切れです。やっぱりよく知られているんですね。

 で今日は、特選が並んでいないのを知りつつ、それでも「ありますぅ〜?」と諦め気味に訊ねると、「ありますょ(アッサリ)」とのこと。

 思わず「でも、並んでないでしょ?」と口が滑った西村センセイ、どうするのかなぁーと思って見ていると、売店のおばさんは「予約のヤツなんですけどね」といって、紙袋の中から取り出してくれました。

 実はこの駅弁、富山の工場から時間を決めて入ってくるので、予約が次の入荷に間に合えば、棚に並んでいなくても販売してもらえることがあるのです。ラッキー!! まぁ、あらかじめ予約しておけば確実なのですが。

 というわけで、おいしい鱒寿司で元気になって東京へ向かった西村センセイなのでした。

 ......おいしいものを食べただけでこれだけ元気になるんだから、西村センセイってやっぱり単純な種類の人間なんだろうなぁー。

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