2004年9月3日更新(2004年9月13日ページ移動。2004年10月7日一部写真削除)
何回もお伝えしているように、西村センセイは新潟―金沢の移動にたいてい電車を使います。
で、柏崎―柿崎間、富山との県境付近では海岸を通るので、日本海が良く見えます。(富山県内の平野部からもちょっとだけ見えます。)
下の写真は、金沢に向けて柏崎を出発してすぐ、青海川(おうみがわ)駅から撮影した日本海です。
写真部中央、奥に、佐渡島が見えます。写真では小さく感じますが、実際にはかなり大きく見えます。気象条件よって見え方が違い、実際には全然見えない日の方が多いですね。
西村センセイ、この佐渡に行ったことがないのです。
カミさんもそうです。もしかすると、娘の方が先に行くかもしれません。
有名な話なのですが、生粋の江戸っ子は東京タワーには行かないものです。行ってはいけないのではなく、物心ついたときから東京タワーはあるし、いつても行けるやと思うし......。意識の中に入ってこないんですね。
佐渡も同じ。
江戸時代、佐渡と新潟(越後)は別の国だったという歴史的背景もあるし、新潟県民はどうしても東京の方に頭が向いがち。頭の後ろ、佐渡にはなかなか関心が向かないのです。
佐渡で盛んな能に興味があるとか、修学旅行などで行くとかない限り、ついつい意識の中のリストから外れてしまうのですね。佐渡は文化的には関西圏――海沿いに物資や文化がっ運ばれたから――で、本当は行く価値が十分あるはずなのですが。
良く考えてみると、これってあまり好ましいことではない。
頭の向いている方のことが駆り考えて、大切なものを見落としているのかもしれないのですから。
颱風で緊張した空と鏡のように静かな日本海と佐渡島を見ながら、ちょっと反省した西村センセイなのでした。
■9月2日(木) Windowsノート機を、外付けHD(のよう)にしてしまおう!!
西村センセイは寝る前にこのページを更新します。
このごろは自転車や徒歩での通勤なので、もう重いPowerBook G4(約3.5Kg)をアパートまで運ぶ気力はありません。
そのためPowerBook G4は大学に残して、必要なファイルだけをWindowsの小型ノート機で運び、Windows上でページを更新し、変更したファイルを翌日PowerBook G4に戻すというかなりややこしいことをしてきました。
当然、ミスも出ます。Windowsのソフトの使い勝手の悪さにも辟易(へきえき)とさせられます。
で、いろいろ考えて変更したのが右の写真。先日までの使い方(こちら)と少し変わっています。
右端にアパート用のPowerMac G4 Cubeとその左にWindowsのノートが見えます。
左手には二つの画面が見えますが、左端がG4 Cubeの画面、右隣がWindowsの画面です。
次にこれらを専用のネットワークソフトで結び、G4 Cube側から直接Windowsにアクセスして、Macのソフトでファイルを編集します。
写真はIEでWindowsの中にあるこのページのファイルをMac側、Windowsで同時に開いている状態です。
ちょっとお分かりになりにくいかもしれませんが、これはG4 Cubeを中心にして、あたかもWindowsを外付けのHDのように利用し、なおかつ、Windows自身でも普通にファイルを利用できるという画期的な方法なのです。
ちょっと難しかったかな? 興味のある方はご連絡ください。便利ですよぉー。
センセイの研究室にはいろんな人がやってきます。当たり前ですけど、一番多いのは学生さんだったり先生だったり。要するに事務的な用です。
でも中には、センセイとお話ししたくてやってくる人もいます。(もちろん大歓迎ですよ!!)
13歳の少年から30代半ば、妙齢の女性まで、年齢や性別を問わず。まぁ、20歳くらいが中心ですね。保護者の方がやってくることもあります。
彼ら彼女らの話を聴かせてもらって、みんなに共通しているのは「自分を探している」ということ。自分にふさわしい人や、自分の居場所を求めて、何故かセンセイの部屋へ立ち寄ります。
自分を探すって感覚は、これまでずっと制服しか知らなかったのに、急に私服を着ることになって、ちょっと戸惑っているような、そんな感じ。
似合った服を探すって、実はとっても難しいことのように思えるのです。
西村センセイは現在、次に乗る自家用車を探しています。詳細はこちらをご覧ください。
9年前にも車を買い換えたのですが、いいなぁーと思っていた車が前の年にモデルチェンジしてしまい、手に入りませんでした。
その時買った車は十二分に働いてくれたので、とても感謝しているのですが。今回、いろいろな車を見ながら、最終的にはどこで決めるんだろう、と、自分に問うていました。
結論から言うと、自分に似合った車、自分が乗っている姿をリアルにイメージできる車で決まりなんだろうなぁー。
今回、いいなぁーと思う車、イメージ通りの車に出会ったのですが、ところがどっこい、現実世界は厳しい。いろんな事情があってその車になるかどうかは、現在のところ、まったくわかりません。
だって、そうでしょ? 相思相愛だからって、皆が皆、結婚できるとは限りませんからね。
■8月31日(火) 西村センセイ、約束を果たす。 ――お詫びと訂正――
皆さんのところの颱風はいかがでしたでしょうか。
金沢は、午前3時頃、颱風に最接近しました。
暴風域をかすめた程度だったのですが、それでもかなり強い風が吹き、明るくなってからもまだかなり強い風が吹いていました。
それでもお昼ころになると晴れ間ものぞくようになり、夕方にはきれいに晴れ上がりました。
で、昨日学生さんから教えてもらった「びっくりラーメンは営業中」という情報(こちら)を確認すべく、午前中の講義を終えるとキャンパスの外へ出てみました。
大学の隣の高橋川は泥色に濁り、さらには上流から流されてきたゴミがつっかえていたり、流れの静かなところに鴨が避難していたりしますが、それほど流量が増えているわけではありません。
どうやら雨の量はたいしたことなかったようです。高橋川を越えると、問題のびっくりラーメン。
ご覧のようにちゃんと営業しています。お店の皆さん、誤報を流して申し訳ありませんでした。
約束通り、今日のお昼はこのお店にいたしました。ところで、隣のお店はちょっと変わった中華料理屋のようですが、シャッターを半分降ろしたりしていて、何だかよくわかりません。
チャンスがあったら一度くらい入ってみようかとも思うのですが......一度も入らないような予感もしたりします。
■8月30日(月) その後を、いろいろ ――大型の颱風、接近中!!――
猛烈で大きな颱風が迫っているので、学生諸君に向けて「早く帰りなさい」というアナウンスが流れています。西村センセイも、今日は自転車での出勤なので、雨が降らないうちに逃げ帰ることにします。
そうそう、その後いろいろ調べたり、教えていただいたりしたこと。
先日お伝えしたびっくりラーメン閉店(?)の件(こちら)は、本日の講義で学生さんから寄せられた情報(こちら)によると、まだ営業を続けていらっしゃるとのことです。
センセイが通る時はいつも営業していなかったのでそう勘違いしてしまいました。訂正させていただきます。お店の方々、申し訳ありません。お詫びの印に、今週中には必ず一度は参ります。先々週の彩雲(さいうん)(こちら)のメカニズムは、太陽光線の回折によるものだそうです。また実は、彩雲というこの現象、比較的多く発生しているのですが、なかなか気づかないだけなのだそうです。
というわけで、毎日空を見上げて歩くことにしましょう(「杞憂(きゆう)」と勘違いされるかも)。それと、彩雲は吉兆と考えられていたのだそうで、その点では小5の娘の知識は正しかった(こちら)わけですね。
さて、颱風はどうなる!? 皆さんの場所はご無事でしょうか......。
西村センセイ、今朝は早くに起こされてしまいました。センセイが住む地区――小学校の校区とだいたい一致する――の運動会があって、娘が出場するのです。
たまの自宅の休日、もっと寝ていたかったのに。センセイが住んでいる町内は田圃だったところを埋め立てた新興住宅街なのですが、地区全体としては鎌倉時代の『東鑑(あずまかがみ)』に「比角(ひすみ)の庄」として登場する歴史のある場所なのです。
新潟市なんかよりはるかに歴史があります。そのせいか、柏崎市の中でも地域の力が強くて、で、季節だから運動会、となったわけです。
実は西村センセイ一家はこれまで、この運動会に出たことはおろか、実は見たこともありませんでした。
別に地域活動に反対しているのではなくて、この時期は実家の稲刈りの季節で労働力は総動員。とても運動会どころではなかったのです。今年は農協の指導で田植えが遅くなり、そのためまだ稲を刈れる状態ではないのと、娘も高学年になり、また妻も地域の係をしているので、初めての参加となりました。
どんなもんかと思っていたのですが、地域ごとに大きなテントを張り、ものすごい盛り上がりです。
まっ、これもいいかなーと思った西村センセイ、疲れてしまって切符を自宅に忘れて予定していた電車に乗り遅れるわ、金沢に着いても、横断歩道の信号をまったく無視したオバちゃんの車にすんでのところで轢かれそうになるわ......今日はいったい、どういう日なんだろう。