2004年9月10日更新(2004年9月21日ページ移動。2004年10月29日一部写真削除)

──2004年9月第2週──

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9月10日(金) 病嵩(こう)じて...

 自動車購入顛末(こちら)にも書きましたが、10年ちょっと前に、面白い経験をしたことがあります。

 センセイ夫婦は結婚後、7年ほどしてから子供に恵まれました。

 母親のおなかが大きくなり始めた頃、街を歩いていて「こんなにも妊婦さんって多いんだぁー」と驚かされることがありました。

 スーパーのマタニティコーナーなどに妊婦さんがいるのは当然。

 そうではなくって、ごく普通に街中を歩いているのに、あそこにも、そこにも妊婦さんがいるのです。こんなに多かったっけ?

 考えてみれば、妊婦さんの絶対数が急に変化することはありません。社会の中で一定の比率を占めています。

 でもある時、自分が当事者になるその時までは、妊婦さんの姿が物理的に目に映ってはいても、「妊婦さん」とは認識せず、気にも留めていなかったのですね。

 人間の知覚ってあまり客観的ではないようです。もっとはっきり言えば、ずいぶんいい加減な部分があるんですね。

 で、ひとたびその気になると、今まで何とも思っていなかったものが、別なものに見えてしまう。

 アパートのG4 Cubeを片づけよう――専用カバーをかけている――として、その放熱口から、BMWのフロント・グリルを思い出した西村センセイ。

 ......やはり、かなり嬉しかったらしい。



9月9日(木) 大学の隣の中華料理店(?)が本格的に開店しました 

 以前ご紹介した(こちら)、大学の隣の中華料理(?)店が本格的に開店したようです。
 「髯鬚張魚肉飯」(一部最も近い字を使用)と書いて「ひげちょうるうろうはん」と読むそうです。

 案内には、「六本木ヒルズ、渋谷で大ブレイク」と書いてあります。
 天気の良い日は高橋川側を大きく開けて営業しています。

 基本的には肉を使った「丼類」と「飯類」(いずれも原文表記のママ)およびスープ類しかないようですが、お弁当も扱っています。

 この前通った時は、平日にもかかわらず、お店の前に客待ちの列ができていたのですが、今日は子供連れが僅かにいるばかりでした。
 前回は、新聞の折り込み広告か何かをしたせいかもしれません。

 いつかは入ってみようかとも思うのですが、値段が高いので入る機会がないか、いつかそう思った時に果たして......などと考えてしまいます。



9月8日(水) 自転車も、避難!! ──金沢は強風が吹き荒れました──

 昨日のこと。颱風が近づいていることは知っていましたし、西日本で大きな被害を出し始めていることも報道されていました。

 でも金沢は、お昼過ぎまで良い天気。ちょっと実感がありません。

 よく見れば空は文字通り風雲急を告げているし、何よりも颱風に吹き込む南風とフェーン現象とで無茶苦茶な暑さ。
 颱風の証拠です。

 午後には大学当局から学生を早く帰宅させるようにお達しがあり、実際、5時頃から急に風が強くなってきました。
 勤務時間を終えているので、センセイも仕事を放り出して帰ることにしました。

 さっきまでの晴れ間が嘘のように、風はどんどん強くなるし、雨も降り出してきました。残念ながら傘を持っていません。自転車も前に進みません。
 車は走っていますが、自転車や歩行者はほとんど見かけません。

 近くのスーパーで買い物をしたのですが、風が強くてビニール袋が飛ばされてしまいました。

 何とかアパートにたどり着いたのですが、雨は激しく降るわ、ごうごうと強風は音を立てるわ、近くの公園の大きな木々が激しく揺れる音がします。

 冬の北風には慣れているのですが、今回は南からの風。
 二重にロックしてあるのに、南向きのドアが強風でガタガタと激しく鳴ります。

 いろんなものが飛ばされているので、外に止めた自転車も心配になってきました。

 で、今回は特別に自転車を玄関の中に引き込みました。アパートの玄関は狭いので、前輪がちょっとはみ出ています。

 センセイの部屋は1階なのですが、それでもアパートが揺れているのがわかります。南側に開けていて、風がもろに当たるのです。
 窓ガラスに何か当たらなければいいのですが。

 でも金沢の場合、風のピークはちょうどこのころだったようで、徐々に風は収まりました。深夜のニュース中継の頃には、もう緊張感はまったくなくなっています。

 センセイの周囲では、幸い、被害はなかったようですが、皆さんのところ、あるいはご実家はどうだったのでしょうか。



9月7日(火) 好きな服を買う ──次の自家用車を決めました──

 次の自家用車を決めました。ドイツBMW社の318iという車です。
 ほぼ右の写真のものになります。

 自動車購入顛末(こちら)を始めた時はまだ最終的な結論に至っていなかったのですが、先週末、販売店を訪問して価格交渉し、最終的に決定しました。
 これからドイツ本国で組み立て、12月中には納入される見込みです。

 詳細と、これからの経過についてはこちらをご覧いただきたいのですが、最終的な決め手は「自分に似合った車だろうか」(こちら)ということです。

 実はフォルクスワーゲン社のボーラが本命だったのですが、諸般の事情で、BMWにしました。
 予算オーバーでしたけど、これが最後の車かもしれないし、そうでなくても、たぶんあと9年乗るので、まぁ、良い選択だっただろうと思っています。

 皆さんの予想は当たってましたでしょうか。



9月6日(月) へぇー、こんな場所があったんだぁー

 今日の1限(「修学基礎II」)はグループ討議だったので、やることだけやれば、後は学生の活動。センセイは、まぁ、ヒマです。

 机間巡視(きかんじゅんし:教室内をまわってチェックすること)していて、窓際に来たら、広場の一角に日本庭園があることに気づきました。

 下を歩いている時は全然気づかない。目線の高さの違いですね。

 面白かったので、昼休みにもう一度戻って例のデジカメ(こちら)撮影したのが右の写真。

 枯山水(かれざんすい)ですね。

 7号館、3回のベランダから身を乗り出している男の子達、見とれているのは庭園なのか、その先の、女子学生のグループなのか......。



9月5日(日) デジカメ、故障する

 昨日はインターネットが使えない場所にいたのでページの更新ができませんでした。悪しからず。

 さて西村センセイ、平日は金沢にいるので、物理的な存在時間は金沢の方が長いのですが、本来の拠点は新潟(柏崎)。

 そのため、いろいろなものの基盤となるようなもの――例えば携帯電話やデジカメの充電器――は柏崎に残したままです。出張などは、いったん柏崎に戻って、そこから出かけることが多いからです。
 パソコンの電源アダプターなど、さらに頻度の高いものは、必要に応じて買い増して、各所(大学・アパート・自宅)に置いてありますけどね。

 で、今日、金沢への移動前にデジカメ(こちら)を充電しようとしてACアダプターを繋ぎ......あれ?! 以前から気になっていたのですが、充電中を示すデジカメのLEDが点(つ)きません。

 これまでも点かないことがあったのですが、何回かアダプターを差し込むうちに点灯したので、まっ、いっかー、と先送りにしてきたのです。でも、どうやら本格的に(?)故障してしまったようです。

 本体が壊れた――これは一大事!!――のか、アダプターの不良か? で、最初はアダプターだと思ったのですが、テスターを用い、苦労して出力電圧を測ってみると、正常。
 負荷がかかると変動する可能性はあるのですが、その可能性は低い......ということは、本体が故障してしまった!!

 ご存知のように、西村センセイは現在、銀塩のフィルムカメラはほとんど使用しておらず、事実上、デジタルカメラだけを使っています。
 このサイト用の写真はもちろん、家族の写真もほぼすべてデジカメで撮影しているのですが、これから家庭内の大切な行事が続くので、大至急、修理しなくてはなりません。

 行きつけのカメラ店に持ち込むと、快く引き受けて貰えました。で、店長曰く、「フジ・フィルムさんの場合、修理完了まで3週間から、長いと1ヶ月くらいですねぇー」とのこと。

 それは困る!!

 店長のニコニコは、「この機会に新しいのを買ってね。デジカメになってからプリントする枚数が減って、お店は大変なんだから」という意味なのですが、店内で一番安い製品を探しても2万円弱......。

 ひとまずお店を出て、某所へ向かいました。心当たりがあったのです。中古品を扱っている「ハードオフ」です。

 つまり、修理に1ヶ月かかるとして、その期間中だけ別な機種に乗り換えるのです。これまでのものと同じメディアなら、さらに好都合。

 お店に到着して、カメラの場所に駆けつけると、何とこの条件にぴったりのものがあります。しかも3,000円!!
 1.5メガ(幅1,280ピクセル)で光学ズームなし、説明書も電池もない本体──プラスチック製でちゃっちい──だけのものですが、ピンチヒッターとしては、まぁ、働いてもらえそうです。
 何てったって3,000円!!

 というわけで、しばらくの間、写真の感じが変わるかも知れませんが、それはこの代打選手ががんばっているのだとお考えください。

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