2004年10月2日更新(2004年10月11日ページ移動。2004年11月7日一部写真削除)

──2004年9月第5週〜10月第1週──

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10月2日(土) 自宅のMacシステム、順調に稼働中!!

 ほぼ1週間にわたってお伝えした、センセイのMac大移動。今日が最終回(のはず)です。

 新潟の自宅には、これまで金沢のアパートで使っていたPowerMac G4──もともとは前の大学の研究室で使っていた私物──を移動させます。

 自宅には、すでに娘用のG4 Cubeがありますから、2台のG4 Cubeが揃うことになります。センセイのカミさんは不思議な様子で配置換えを眺めています。

 で、1時間ほど棚の下のケーブル類を再配置した結果が下の写真。


 2台のMacとプリンターやスキャナ(G4 Cubeの左隣)、外部ハードディスクなどが接続された従来のシステムと、G4 Cube、そしてWindowsノートがネットワークで接続されています。

 初めてご覧になる方は複雑怪奇と感じられるかもしれませんが、実際には、OSの違いを意識せずにすむ、とてもとても使いやすいシステムになっています。

 パソコンにあまり興味のない方には申し訳ない──でも、センセイらにとっては切実な問題だった──ので、後でこのニュースのページではなく「Macintoshの部屋」でご紹介させていただきたいと思います。

 P.S. 自宅の椅子とアパートの椅子(たとえばこちらこちら)が同じものであることに気づきました?

 腰痛持ちの西村センセイにとっては、腰が文字通りの「要」──身体を表す「月」(にくづき)+「要」──なので、かなり高かったのですが、金沢へ引っ越す際に、自宅で使っているのと同じものを、新潟市の山下家具店で買いました。

 はい。



10月1日(金) で、アパートはこんなにシンプルに!!

 Mac民族の大移動も大詰めを迎えています。

 昨日、一昨日とご紹介したように、大学のシステムはずいぶん複雑になってしまいました。

 けれどその分、金沢のアパートのシステムは、右の写真のように、要するにPowerBook G4とWindowsノートだけというとてもシンプルな構成です。
 ぜひ先日までのシステム(こちら)と比較してみてください。

 センセイとしては、机の上が広くなったことが最大の収穫ですね。

 でもこれで、ファイルのやりとりに関しては大学、そして新潟の自宅と完全に互換性のあり、ファイルを開いた時のウィンドウの位置も大きさも全く同じです。

 週末は自宅に帰るのですが、そこでうまくシステムが組めれば、Mac民族の大移動、つまり三つの場所で全く同じ環境で仕事ができ、しかもファイルのズレ(バージョンの違いなど)をなくすことができるはずです。

 ずっとMacネタが続いてしまいましたが、たぶん明日の晩に最終回を迎えることができると思います。

 我ながら、ホントに完璧なシステムです。これで仕事がずいぶん捗(はかど)るぞー。

(Tセンセイ、Kセンセイ、仕事をため込んでしまいましたが、これでずいぶん改善されると思います......たぶん。)



9月30日(木) 丸いマウス。開閉ボタンのないトレー

 Macネタが続いていますが、悪しからず。

 センセイの研究室の、モニタ類が並んでいる側の右端は写真のようになっています。

 ただの机ではなくて、天板の下はAV機器類のラックになっているのです。
 一番上からアナログ─DVコンバータ(見えない)、AVセレクタ、業務用のラインミキサー(音量を調整する)、DV・VHSレコーダ、DVDレコーダ......改めて見てみると、凄いですねぇ。

 で、その向こうに、今回の大移動で主役に抜擢されたPowerMac G4があるのですが....あれあれ、上にキーボードが乗っかっていますよ。

 実はこれ、置き場がないのではなく、PowerMac G4の光学式ドライブ(DVD-RW)の扉を開けて、トレーを引き出すために使っているのです。

 センセイが使っているPowerMac G4(最終型)には、普通ならついているトレーを引き出ためのボタン類がありません。

 では、どうやって開けるかというと、純正キーボードには扉を開け閉めするための専用キーがあるのです。

 でも現行の純正キーボードはタッチが最悪なので、センセイはずっとサードパーティー製のものを使っています。

 この場合、すでに本体中にメディアが入っている時は、ディスクをゴミ箱に入れるか、「片付ける」を選べば排出されます。

 で、何も入っていないのに扉を開ける時は、専用のアプリケーションを起動させるか、右の写真のように扉を開閉するコントロール・バー(右端のモジュール)をインストールします。

 以上はMac OS 9の場合ですが、OS Xだともっとやっかいです。

 というわけで、空いているUSBポートに使わない純正キーボードを繋ぎ、扉を開け閉めしているのです。

 開閉のためのボタンをつければ良いだけなのですが、デザイナー(ジョナサン・アイブ)は、使い勝手よりもデザインを優先したのですね。

 でもこれって、評判が悪かった昔のまん丸いマウスと同じで、ユーザーを無視していると思うのですが......。



9月29日(水) これが研究室の新しいMacシステムだ!!

 さて昨日に引き続き、Mac民族の大移動のお話を。

 研究室内をあれこれMacやモニタを移動させた結果が、右の写真です。

 Mac本体は、残念ながらこれまであまり活躍の場が少なかったPowerMac G4(1.25GHz)。
 テーブルの下に隠れているので全然見えません(写真は後日)。

 その出力を中央の液晶(デジタル)と、その右手のCRTに出しています。
 PowerMac G4はデジタルとアナログの出力の二つを持っており、同時に出せるのでこういうことができます。

 右の写真、よぉーく見ると、二つのモニタにまたがって一枚の写真が写っています。
 つまり二つのモニタが連続しているのです。

 最近はWindowsでもできるらしいですけど、Macは10年以上も前から可能だった技術です。

 でも画面が横に広すぎると、文書を作成したりする特には逆に不便です。
 マウスがどこにあるのかわからなくなってしまうのです。

 それに、本当に綺麗なのはCRT──特に写真──ですが、液晶はデジタルだとにじみが全くなく文字がくっきりするので、文書を作成する時などにはこちらを使いたい。

 じゃあどうするかというと、右の写真のように出力のモードを切り替えて両方に同じ画面を出し、液晶かCRTの好きな方で写真の作業をすればよいのです。

 このミラーリング・モードだと、必ずしも同時に二つのモニタを使う必要はなく、一方の電源を切っておきさえすれば、他方を普通のモニタとして使えます。

 もちろんこのMacは、こちらでご説明したようにWindowsノートと繋がっています。

 画面のサイズが同じであれば、他のMacに接続しても、ウィンドウの位置や大きさが変わったりすることはありません(そのまま記憶される)。
 つまりWindowsとかMacとかを、事実上気にせずに使うことができます。

 ホントに便利ですよぉー。

 唯一の難点は、どうしても液晶とCRTの色合いやコントラストを調整するのが難しいことですね。文書はデジタルの液晶、写真はCRTと割り切った方が良いと思います。

 あ、そうそう。左端のモニタは、その上のPowerMac 7300と繋がっています。G4のバックアップとサーバー用に使おうと思っています。



9月28日(火) Mac民族、いよいよ大移動開始!!

 西村センセイらはこの秋、金沢工大で学会(科学技術社会論学会)を開催します。開催まで2ヶ月を切り、関係者の動きも急に慌ただしくなってきました。

 で、急ぎの用がたくさんあるのですが、西村センセイ、こういう時ほど、仕事以外のものに精を出すという悪い癖(?)があります。

 で今日は、懸案(こちら)の、Macの全面的な配置換えに取りかかりました。

 すでに自宅から、PowerMac 7300(こちらの貰い物。CPUは180MHzに換装済)を持ってきているのですが、それに加えて昨晩、アルコールの勢いも借りながら、アパートのG4 Cubeと液晶ディスプレイ、ナナオのCRTモニタを取り外しました。
 先日の様子(こちら)と比較してみてください。

 まずそれらを研究室に運びます。やたら重かった──ホントに腰が痛い──ので、事務室から台車を借りて運びました。

 それらをとにかく机の上に並べたのが下の写真。すごいですねぇー。

 一応ご紹介しておくと、左からG4 Cubeと液晶ディスプレイ、中央奥、ちょっと高い所にPowerMac 7300、その下にスキャナ、PowerBook G4と17" Apple Cinema Displey、テーブルの下のPowerMac G4(この写真では見えない)のためのCRT、 ソニーの業務用カラーモニタ、そして右端がPowerMac 7300用のナナオのCRTモニタ(まだ繋がっていない)。
 ちなみに、椅子の奥、テーブルの下にレーザープリンタがあります。白黒ですけど。


 で、今日はアプリケーションをアップデートし、お互いの文書その他のファイルを完全に揃えるのが目的。

 今晩以降、大学、アパート、そして新潟の自宅の順にシステムを再構築して、どこでも同じように仕事ができるようになります(なるはず)。

 明晩以降をご期待ください。

[言い訳の業務連絡]
 T先生、K先生、そういうわけで今日は仕事が進まず申し訳ありません。きっと明日からものすごいスピードで仕事を片付け......どうでしょう?




9月27日(月) サービスエリアで、親切に教えていただきました

 昨日もお伝えしたように、西村センセイは今週、車で金沢へ来ています。

 センセイも歳で、視力が落ちてきているので、夜間の運転は危険。というわけで、昨日は昼過ぎに新潟の家を出て、ゆっくりと西へ移動しました。

 「ゆっくり」というのはあまり高速道路を使わない、という意味。

 高速道路は、人間が変わったようにスピードを出して、自分の車のことしか考えないような人が多いというのが一つの理由。
 あっ、お察しの通り、西村センセイを含めて、です。

 もう一つの理由は料金が高いこと。センセイは住民票を金沢に移しているので、新潟─石川間の交通代はもらえないのです。

 でも柏崎─金沢間、約230Kmを一般道だけで走るのも危険。
 というわけで、最近は海岸線のきれいな新潟県内は一般道、富山に入ってからは高速道路というパターンが多いですね。

 ところで先日お伝えした(こちら)高速道路の割引実験。国道を走っていたら、富山県内でも実施されていると告知していました。

 そこで富山県の東の端、朝日インターからひとまず高速道に乗ったのですが、割引実験を行っている富山西インターでひとまず降りて、再び正規料金で高速に乗るのが安いのか、前部通して正規料金で乗る方が安いのかわかりません。
 西村センセイ、前回(こちら)は失敗してしまいましたからね。

 そこで途中の有磯海サービスエリアで案内の女性に尋ねると、目の前のパソコンを使ってすぐに計算して下さいました。
 この場合は途中で降りた方がラーメン一杯分安くなるとのこと。

 サービスエリアを利用するたび、親方日の丸的な不効率さを感じていましたが、それでも少しは民間企業の厳しさと良さが伝わり始めているのかな、と思いました。

9月26日(日) 給油しようとして、え"っ?! ──これが引田天功のツアー・バスだ!!──

 週末ですので、西村センセイは新潟にいたのですが、今週はMacを入れ替えたり、冬に向けて荷物を移動したりしなければならないので、金沢へは、車で移動することにしました。

 このごろはガソリン代がとても高いので、ふだんは近所を走る分しかガソリンを入れていません(燃費も悪くなるし)。

 でも金沢へ往復するためには、ガソリン不足。
 で、エンジンオイルを交換したついでに、近所で一番価格の安いガソリンスタンドへ出かけました。

 センセイが行った時、ガソリンの給油の方はガラガラだったのですが、軽油の方には大型トラックが数列、しかもそれぞれ何台も並んで給油の順番を待っていました。
 どうやら軽油も、このお店が一番安いようです。

 ふと気づくと、その中に1台、人目を引く大型バスが順番待ちしています。
 ピンクの色が目に入ったので、最初は観光バスかと思っていたのですが、「プリンセス」という英語が......。

 え? 何?。

 よく見るとプリンセス・テンコーこと、2代目引田天功のツアー用のバスなのです。

 西村センセイ、引田天功にさほど興味はありません。
 でもそういえば先日、市内で彼女のステージをやるという看板を見たっけ。

 このバスの中に彼女がいるかどうかはわかりません──濃色ガラスで中は見えない──が、当然、出演者やスタッフの移動用でしょうね(ステージのセットは別な大型トラックで運んでいるんだと思います)。

 テレビで見かける時は人間くささを感じなかったけど、こうやってツアー・バスを見ると、何だかとっても「生身の人間なんだぁー」という感じがしました。


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