2005年5月20日更新(2005年5月30日ページ移動。2011年5月4日写真削除)

──2005年5月第3週──

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5月20日(金) Macのファイルを、Windows用に変換してみました

 このところ、暇を見つけてはMacのファイルをWindows用に変換しています。お父さんが召し上げてしまった娘のMacintosh G4 Cubeのファイルを、Windowsノートに移す(こちら)ためです。

 娘は小学校入学前からパソコン(Macintosh)に触っています。
 これまでに作ったファイルは概ね、テキスト、お絵かき、写真、キッドピクスの絵とムービー。

 テキストはSimpleText(右の写真中、左上奥)が主なので、ソフトを使って改行コードをCR(Mac)からLF+CR(Windows)に変換した上で拡張子をつけて、メモ帳(右の写真中右手前)のファイルにします。
 ご覧のように書式情報が失われてしまいますが、必要なものはWordで再度作成してもらうことにします。

 この他にもDTP(デスクトップ・パブリッシング)に使う業務用ソフトPageMaker(!!)や、マック専用のワープロソフトで作成したものもあるのですが、こちらはPDFにして読み取り専用にします。

 写真(主にデジカメ)はJpegなので、何もしません。プレビューで見られます。
 手持ちのAdobe Photoshop Elementsをインストールしたので、その気になれば加工も可能です。

 お絵かきは、主にColor It!というPhotoshopに似たソフトで作成し、専用ファイルで保存されているのですが、PICT画像に変換した後、QuickTimeをインストールして閲覧可能にします。
 もちろん写真と同様にPhotoshop Elementsで加工できます。

 一番問題だったのがキッドピクスという子供専用のソフトのファイルです。
 とても有名なソフトで、Windows版もあったのですが、現在は販売中止のようです。お金もないのでWindows版の購入は諦めます。

 で、ファイル構造を解析したところ、ファイル──右の写真のようにスタンプが使える──はPICT画像であることが判明。
 QuickTimeを割り当てて、一件落着。

 キッドピクスは簡単な動画も作成できるのですが、こちらはファイルをQuickTime Movieに書き出すことができました。
 これでQuickTimeで開くこともできますし、こちら(約40KB)[削除]のように、さらに加工してMotion GIF画像にすることもできます。

 というわけで、書式等を除けば、大部分のファイルを少なくとも読み取りはできる形に変換できました。

 う〜ん、Macの基本的なファイル構造が共通にできているために可能になったのですが、これじゃぁ娘がMacに戻るのは期待薄だなぁー。Macなお父さんとしては、ちょっと悲しい。

 なお、これらのMacに搭載しているソフト──PageMakerなどを含む──や、娘のWindowsにインストールしたアプリケーションは、すべて私物ないしはフリーで提供されているものばかりで、大学に買ってもらった公的なソフトは入っておりません。
 念のため。(だからMac貧乏になる。)



5月19日(木) 今年こそ、花を咲かせてくれるかな?

 今日の金沢はとても良い天気。陽気に誘われて、お昼休みにちょっと外へ出てみました。
 このところ忙しかったのと、今週は車で通勤しているので建物の外へほとんど出ていなかったのです。

 ちょっと気になっている場所へ行ってみました。

 あまり知られていませんが、金沢工大のキャンパスには、ニュートンが、その実が落ちるのを見て万有引力の法則を発見するきっかけを得た「ニュートンのりんごの木」の子孫が平成14年12月に植樹されています。
 どうなるか心配していたのですが、無事に根付き、2年半ほどが経過しています。

 花を咲かせ、そして実がなったらお披露目することになっているのですが、まだ花をつけたことがありません。

 キャンパス内、3カ所に分けて植えられている木を見てみたのですが、鮮やかで若々しい葉をつけているものの、蕾のもとのようなものは見つけられませんでした。
 小さくて、まだ見えないのかもしれません。(センセイは植物に詳しくない。)

 今年こそ、花を咲かせてくれるといいんだけどなぁー。



5月18日(水) 遅ればせながら、ブロードバンド化を考えているのですが...

 センセイはこのページをアパートに戻ってから打ちます(授業のページは大学でも作業します)。

 で、そのアパートのネットは、今だにアナログのダイヤルアップ、つまりナローバンド(狭帯域)なのです。アクセスポイントとの接続(ネゴシエーション)にも時間がかかるし、速度も通常42Kbpsくらいで、とても遅い。

 新潟の自宅はというと、1996年に自宅を新築した時点では最高速のISDN(INS)同期回線を引いたのですが、こちらも64Kbpsで今となってはあまり速くない(ただしアナログと比較すると数字以上の速度差があります。ネゴシエーションも一瞬です)。

 センセイの場合、モバイル環境からも接続するのですが、この場合は公衆電話からの48Kbpsくらいのアナログ接続となります。料金も高めです。

 アップデータなどのファイルサイズが巨大となり、しかもネット上でしか配布されなくなりつつあるこの時代に、新しいもの好きの西村センセイが何故高速回線(光/ADSL)を引かないかと言うと......要するにNTTの問題なのです
 旧電電公社がNTT東日本と西日本に分かれてしまったので、新潟と金沢の二股生活をしているセンセイにとって、とても困ったことになっているのです。

 新潟は東日本、金沢は西日本なので、それぞれに高速回線(ブロードバンド:広帯域)を契約する必要があるのですが、効果対費用を考えると......高すぎる。おまけにモバイルのことも考える必要があります。
 現在のダイヤルアップは東西NTTとは無関係なので、低速ではあるものの、とても低額で接続できるのです。
 また新潟の自宅は一つの回線に複数の電話番号を割り当てている──相手によって番号を使い分けている──ので、ADSLにするとなると、アナログに戻し、場合によってはもう1回線引く必要があります。

 先日、新潟の自宅近くでNTT東日本の高速回線の説明会があったので、顔を出してみたのですが、どう考えてもあまり良い方法がない......。

 おまけにNTTの対応は、旧電電公社そのまま、旧態依然たるお役所仕事で、やる気が全然見られません。センセイのイライラの矛先がだんだん横にそれて、NTT東日本に向かいそうになってしまいました。

 娘も来年は中学生で、本格的にネットを使うようになる(こちらこちらをご参照)し、自宅でも時間を気にせずに使いたいので、近いうちには何とかしたいのですが......良い解決策はないかなぁー。



5月17日(火) 100円ショップで見つけたもの

 日曜日に100円ショップ「ダイソー」で見つけたのが、右のミニチュアカー。
 BMW車の3シリーズ(328i)です。

 それがどうしたと思われるでしょうが、実はこれ、とても珍しいものなのです。

 BMWオーナーの中には自分の乗っている車、あるいはそれに最も近い車のミニチュアカーを欲しいという人が沢山います。
 センセイもそうです(こちらをご参照)。

 実際、BMW社のオプションカタログには大小のミニチュアカーが掲載されています。(フォルクス・ワーゲン社などでも同様。)
 大きなものは8,000円くらいもします。

 けれども写真の3シリーズセダン、要するに普通の形の車に関してはミニチュアカーは存在しないというのが定説だったのです。
 もちろんカタログには載っていません。

 娘の買い物につきあってオモチャ売り場に行く時、トミーのミニカー売り場なども丹念に探したのですが、BMW社の車はまったく売っていません。

 ところがそれが、何故か大創産業の「乗用車シリーズ」として販売されているのです。BMWオーナーはたぶん誰もご存じないと思います(100円ショップだもんね)。
 製造したのは香港の会社で、製造地は中国、輸入は大創産業です。

 100円なので多くを望むことはできませんが、ボディーラインからタイヤまで、それなりの造りです。形状からセンセイが乗っている第4世代3シリーズ(E46)前期型だということがわかります。

 BMWオーナーのサイトの掲示板で教えてあげようかなぁー。



5月16日(月) 西村センセイ、変な車にからまれて、危ない目に遭う

 本当のことを言うと、昨日の新潟からの移動では、けっこう危ない目にあったのです。車をぶつけそうになったのです。

 一般道(国道8号線)を走っていたのですが、新潟−富山の県境付近で、前のトヨタの小型乗用車が、さらにその前の老人が運転するコルサをずっと煽っていたのです。
 追い越すなら追い越せばいいのに、ぴったりと後についたまま。かなりイヤらしい運転の仕方です。キツいカーブの連続なので、変な車の後部座席に同乗する奥さんと小さな子供(恐らく赤ん坊)は相当乗り心地が悪いはず。

 富山県に入ると登坂車線があって2車線になります。危ないのでこの際だから2台とも追い抜くことにしました。

 ところがセンセイが車線変更のウィンカーを出した途端、前の車がセンセイの進路を露骨に妨害しました。危ないのでハンドルを反対に切るとやはり邪魔をしてきます。
 大変危険な状況だったでクラクションを鳴らしたのですが、今度は急ブレーキをかけてきます。何考えてんだ!!

 結局、この間に老人車は前に離れ、変な車の後をトロトロ追いかける形になりました。

 もともと富山県朝日町の市街地に入れば、脇道(スーパー農道:こちら)に入るつもりだったので、そこまで我慢することにしたのですが、その前に変な車は別な脇道に入ってしまいました。
 運転手の顔を見たのですが、前をじっと見て視野狭窄状態。

 何でからまれたんだろうと思ったのですが、直接思い当たる節はありません(もちろん煽ったりしません)。

 でも、できるだけ相手の立場に立ってよぉーく考えると、二つほど理由があるのかなぁーと思うようになりました。

 新潟−富山の県境は北アルプスの断崖絶壁が日本海に落ち込む場所です。国道8号線もカーブが続き、しかも相当な高低差があります。
 何てったって「親不知子不知
(おやしらずこしらず)」。かつて、旅をする親が子を、子が親を見る余裕がないほど危険な場所で、波が引いたその一瞬に進まなければならない、そんな交通の難所だったのです。

 で、そういう場所をオートマ車で運転すると、ブレーキをかけたりアクセルをふかしたりの繰り返しになります。

 当たり前じゃないかって?

 マニュアル車だとちょっと違うのです。
 マニュアル車はエンジンブレーキが良く効くので、遠くの赤信号で止まる時とか下り坂などはエンジンブレーキを中心に減速します。ブレーキは最後に止まる時だけに使うような感じなのです。
 エンジンブレーキで下り坂を下ると速度はずっと一定なので、前の(変な)オートマ車がアクセルをふかすとセンセイと離れ、ブレーキを踏むと距離が縮んでセンセイに追いつかれるのです。

 おまけにセンセイの318iは確かにハンドリングが確実で、しかも楽なので一定の速度でカーブに進入します。すると先方がカーブでブレーキをかけ、ハンドルの力で無理に曲がろうとする、まさにその時、センセイに追いつかれるのです。

 前の車は、その前を老人の車にふさがれている形──そもそもは変な車が悪い──なので、前後をおさえられるような感じになり、センセイが「煽っている」と思い込んだのではないでしょうか。

 もう一つ。

 この区間にはトンネルがあり、ライトを点灯する必要があります。
 状況にもよりますが、センセイは対向車のライトの消し忘れにはパッシングをします。気づく車もあれば、前を見ていないので全然気づかない車もあります。その場所に至るまでに2〜3回ほどパッシングしました。

 で、前の変な車にしてみると、パッシングを煽りと誤解したかもしれないのです(普通ならそう思わないだろうけれど)。

 今回は基本的にその車の運転手の問題だと思うけど、でも、もうちょっと変な人(?)のことも考えた方が良かったのかなぁー。

 そうそう、318iを買うことになって「ホイールがブレーキの鉄粉ですぐに真っ黒になる」と言われれましたが、実際はそんなでもありません。
 つまり、ホイールを黒くする人はまず間違いなくオートマ車に乗っていて、しかもアクセルをかなりふかして加速し、ブレーキの力で止まっているのでしょう。

 センセイは自動車学校で、急加速と急減速を避け、できるだけ一定の速度で走るようにしなさいと習いました。
 運転している方は自分でコントロールしているから全然気にならないけど、同乗者にしてみれば、一定の速度──「イーブン・アクセル」──で走らないと背中を不意に押されたり、頭が前につんのめるような感じになります(この場合同乗者は酔いやすくなります)。
 「同乗者の頭を揺らさないのが良い運転」と教わりましたが、世の中の常識はちょっとそれから離れてしまっているようです。

 これも「科学技術の発展が社会に与えた影響」の例なのだろうか.....。(楽屋ネタですみません)



5月15日(日) 日曜日の「道の駅」は大にぎわい

 このところいろいろあって、大学の仕事が遅れ気味。関係者に申し訳ない状態になっています。で、今日は日曜日なのですが、早めに金沢に戻ることにしました。

 荷物の関係で車で移動したのですが、途中何カ所かでちょっと休憩しました。

 その一つが新潟−富山県境近くの道の駅「能生(のう)」。経路の中程にあるので、よく利用します。

 いつもはガラガラで「だいじょうぶかなぁー」という感じなのですが、今日は様子が一変。駐車場が満杯でやっとで車を止めました。
 考えてみればセンセイはたいてい、開店前か閉店後にここを通過するので、繁盛しているところを見る機会は少ないのです。

 混雑の理由は道の駅に併設された鮮魚販売店街。写真のブロック単位ならたぶん20区画(10店舗)ぐらいあると思います。
 ズワイ蟹を中心として、鮮魚から干物まで。何でも売っています。

 お客さんはあちこちから来ていて、連休じゃないのに滋賀ナンバーも見ました。

 本当のことを言うと、そんなに安くないし、地場もの──これは確かに新鮮で美味しい──ばかりでもないのですが、でも、ちょっと年輩の家族がみんなで来て、ワイワイ言いながら買い物を楽しむにはいいのでしょうね。

 そんな家族連れや、いかにも商売用の声で「そこのお兄さん!!」(ちょっとだけ嬉しい)と声を掛けるお店の人の姿に、毎日の何げない生活の大切さを再確認していた、今日の西村センセイなのでした。


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