2010年11月13日更新(2010年11月21日ページ移動。2014年9月23日一部写真削除)

──2010年11月第2週のニュース──

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11月13日(土) 前言撤回。「iPod touch、バリバリ使い倒します!!」宣言

 すみません。前言撤回です。衝動買いした“iPod touch”とBluetooth無線キーボードの売却は中止します。この組み合わせで実使用に耐えられそうだからです。

 最大のポイントは、パソコンとの連携が可能になったこと。

 お伝えしたように、Windows環境の場合、Outlookの「メモ」とiPod touchの「メモ」が同期できるはずでした。
 ところが金沢に置いてあるOutlook(2000と2003)は正常にインストールできませんでした。

 Mac側での連携を図ることもできたのですが、センセイはふだん、MacBook(White)をWindowsマシンとして使用しているので、これでは意味がなかったのです。

 ところが自宅に戻ってWindowsのディスクを探していて、2000と2003の間に“Office XP”(2002)なるバージョンがあることを思い出したのです。(以上、いずれも私物の純正品ですので、念のため。)

 そこで2002版のOutlookをインストールすると、無事成功。2003のようにIMを無理矢理置き換えることもありませんでした。

 センセイは音楽や映像をすべてMac側で管理している──その方が簡単だし、自由に何でもできるから──ので、iTunesはMac側でシンクロ(同期)させます。
 でもこれだとWindows側から「メモ」を使えなくなるので、Windows側のiTunesでメモだけをOutlookとシンクロさせます。

 右の写真はiPod touch上で作成したメモをOutlook XP(2002)上で読んだもの。
 もちろんこの逆、つまりOutlook XP→iPod touchも可能です。

 唯一の難点は日本語変換。変換精度は低くないのですが、携帯電話の変換方式に似ている──たぶん流用している──ので、パソコンのIMに慣れているセンセイにはとても使いにくい。
 もっともこの点は、ATOKなど他社製IMに乗り換えることで解決できるんじゃないかと思います。

 3枚目の写真は、旧iPodに使用していたクレードルで同期させている場面です。手持ちの何本かのケーブルを含めて、そのまま使うことができました。

 ところで今回の問題、個人的には音楽ファイルをどう管理するのか、がポイントです。
 若い人が十数枚のCD(に相当する音源)を管理するのとは違って、センセイの場合、たくさんのCDやDVD(の音声部分)、自分で録音した音源などが数GB存在します。

 膨大な量ですから、そのままではこのiPodには入りません。64Gという容量は中途半端なのです。
 オリジナルは現在、自宅の外付けHDDの中に、AIFFファイルとして存在しているのですが、金沢や出先でこれを聴くことはできない。

 ここは割り切って、原則として存在する音源をAACで圧縮してiPodに積み込み、オリジナルの音源はそのまま、あるいはCD化して高品位のまま残すことにします。
 こうすればポータブルの便利さとオリジナル音源の高品位さを両立できるのではないかと思えるのです。

 西村センセイ、本当はiPodを外付けの記憶媒体として使いたかったのです。

 でも最近のアップルこのような使い方ができないようにしているし、最近のノート型Macは大容量のSDカードを直接読み書きできるようになっているので、そちらに期待しようと思います。
 SDカードを使うためにはセンセイのMacBook(White)はアダプターが必要だし。

 ......ひょっとすると、これを口実に!?



11月12日(金) アレをしなくちゃ......が思い出せない。 ──西村センセイ、凡ミスの連発で考え直す──

 今日は平日ですが、実は西村センセイ、新潟の自宅にいます。明後日の日曜日に大学の重要な行事があり、それに参加するので事前に代休をもらったのです。
 こういう時は時間を有効に使わなくてはなりません。

 昨日の最後の講義を終えると急いで荷物をまとめて、大学最寄りの私鉄駅からJR線へ。各駅停車と特急、そしてもう一度各駅停車に乗って自宅のある柏崎駅へ。
 これでもかなり効率の良い乗り継ぎなのです。自宅書斎で荷物を解
(ほど)いていると、あれ?!

 ......背広の右ポケットに、身に覚えのない物体が。取り出してみると、鍵、です。

 黒いプラスチックのタグが付いているのですが、どこの部屋のものだろう。
 研究室の鍵は帰宅時に所定の場所へ戻したのに......あ"

 昨日の講義ではビデオ教材を使ったのですが、そのために特別にAV卓の鍵をお借りしたのです。
 「必ず返さなきゃ」と思っていたのですが、帰宅のバタバタですっかり吹っ飛んでしまっていました。

 すぐに大学へ連絡して予備の鍵を用意していただいたので実害はなかったのですが、余計な仕事で振り回してしまった関係者の皆様、ゴメンなさい。
 それにしても、どうもこの頃、この種のミスが目立ちます。

 あれとこれに注意して.....という場面で、かつては何の問題もなく作業をこなせたのです。
 でも現在は、最も肝心な「あれ」はさすがに覚えているものの、その陰で「これ」が吹っ飛んでしまっている。

 今日も非常時に備えて懐中電灯の購入を頼まれたのですが、「大きい電池」を買ったら、所定の単一型ではなく単二型だったり......。(実話。こちらも交換に応じていただいた皆様、ゴメンなさい。)
 ずっと昔、同じようなことをしている老人を見ていたのですが、気がつくと、逆の立場に立たされているんですね。

 決して機械だけに頼ろうとは思わないのですが、こうなるとやはり何らかの補助が必要になるんじゃないだろうか。たとえば外出先で、ちょっとしたメモ書きをできるようなもの。
 もちろん若い人のように携帯電話でも可能だろう──ただしセンセイは得意ではない──し、その対極にある手帳でもいいんだろうけど。

 こうなると売却するつもりだったiPod touchと無線キーボード、老化防止のための援助となってもらえるかもしれない。



11月11日(木) 違和感の正体 ──今回の大失敗で西村センセイが考えたこと──

 いいなぁー、と思って購入したiPod touchと無線キーボード。お伝えしたように、センセイの現在のシステムでは使い物になりません。高い買い物でしたから、反省すべき点が多々存在します。
 まず確認しておかなくてはならない点は、製品そのものには何ら問題ないことです。それぞれがとても魅力的で、やはり「いいなぁー」。

 だから、最初に反省すべきは、センセイの情報収集の問題。外部ストレージだとか、事前に十分調べられたはず(白状すると、ほぼ衝動買いだった)。

 でも、セットアップの過程で感じたことがあります。「違和感」という方が近いと思います。

 iPod touchはとても優れた製品なのですが、彼女とつき合おうとすると、「あれと、これと、それも私の言う通りにやって!!」という感じ。
 音楽も映像もすべてが“iTunes”を通さねばならない。

 ......以前の彼女はもっと柔軟だったのです。

 センセイの場合、CDを普通にiTunesに登録している場合も多いのですが、所有するCDおよびCD-Rが数百枚あるので、全部をiTunesに登録することは不可能。
 それにそもそも、自分で録音した素材などが100Gほどあって、こちらはiTunesでは管理不能。

 何が言いたいかというと、最近のAppleはユーザーを消費する人間としてしか考えていないように思えるのです。
 要するに何でもかんでも、“iTunes Store”で買って!! それはそれで狭義の商売の論理としてわからないではないのですが。

 確かにいつもの私たちは確かに消費者。でも時々はとてもクリエイティブになる時だってあるはず。しかし現在のAppleにはそれを受け入れる余裕がないようです。
 かつての“For the Rest of Us”の精神からは遠く離れたところにいます。

 いろいろ考えていたのですが、製品そのものは優れている(=彼/彼女は美男子/美女)のに、「でも、あの人とおつきあいするのはちょっと.....」という感じでしょうか。
 もちろんセンセイが老化したという証左ではあるのでしょうが。

 あ、そうそう、希望者には上記2製品を格安でお譲りいたします。期限は今週いっぱい。ご連絡がない場合は、日曜日にハードオフで売却しようと思っています、



11月10日(水) “Retina”カラー・ディスプレイ採用、キーボード分離型最新ポメラ?

 アップル標準キーボードの前に鎮座しているのは、高解像度“Retina”(網膜)ディスプレイ採用の新型ポメラ。キーボードは標準サイズですし、液晶画面(専用スタンド付)とキーボードを分離させることもできるんです。
 ......と言ったらどれだけの方が信じてくださるでしょうか。

 もうお分かりかと思いますが、これはポメラではなく、最新の第4世代“iPod touch”(64G)。本体上では「メモ」アプリケーションが起動しており、手前の“Bluetooth”無線キーボードと繋がっています。
 快適に入力できますし、キーボードは折り畳み式なので、簡単に片づけることができます。もちろん買いました。

 事の起こりは、自宅で読んでいた“Mac Fan”最新号。

 テクニカルライターの方がテキストデータを送るのにこのキーボードを使っているそうな。
 しかも「メモ」を使ってパソコンと同期(シンクロ)させているというのです。これはもう、買うしかない。

 え"?! ポメラはその後どうなったって?

 実はどうしてもワープロのような感覚に慣れず、この夏、ハードオフに引き取ってもらいました。
 その後はMacBook(White)だけでこなしていたのですが、やっぱりちょっとしたアイディアが浮かんだ時のために、ポータブル機が欲しい。

 もちろん各種iPodやその他のマシンも考えていたのですが、鬼門はキーボードからの入力と、パソコンとのデータのシンクロ。これがとても難しい。
 昔はずっと簡単だったのに。

 記事を目にして「これは挑戦するしかない」と思って買ったのですが......MacからiPod touchをオブジェクトとして認識できない。

 以前なら簡単にできた外部ストレージとしての使い方が原則禁じられている──抜け道はあるが、実用にならない──し、センセイのシステムではメモのシンクロができない!!
 無線LANを自由に使えれば問題は解決するようなのですが、センセイの場合、その可能性があるのは大学と自宅だけ。要するに全然使えない。

 ケーブルを直接接続する方法も試したのですが、何故かMicroSoft純正ソフトが正常に起動しない......。

 というわけで残念ながら、このままでは高いお金を出して買ったiPod touchとキーボードが、この週末にはハードオフへ行ってしまいそうな状況。
 冬の嵐は突然やって来て、すべてをかき乱して立ち去りそうなのです。

 しかも、失意のセンセイ(と請求書)を残したまま。



11月9日(火) 「霰がすごかった」 ──冬の嵐が、二重にやって来ました──

 今朝も6時前に起床したのですが......起きられない。寒くて、あるいは眠くて布団から出られないというのではなく、寝室の窓の外がものすごい大雨になっているのです。
 予報通り。風も強いので、自転車を利用するのならしばらく外出できそうにありません。

 幸いにも今日は10時過ぎからの講義なので、しばらくアパートの中でぐだぐだしていました。

 風上に当たる西の空をちらちら見ていると、7時半頃に晴れ間がのぞいてきました。
 頑張って自転車で出勤したのですが、雪こそ降らないものの、まるで真冬のような天気。

 南西からの向かい風だったので、結構難渋しました。大学キャンパス内はここ数日の悪天候でご覧のような状況。
 センセイは目撃していませんが、金沢市付近の一部ではこの直後、激しい霰
(あられ)が降ったんだそうです。

 講義での学生の反応にも、「霰(あられ)がすごかった。そろそろスタッドレスに変えない[誤字]と・・・」。
 この悪天候の中、彼は頑張って1限から登校したんですね。

 今日は一日中ずっとこんな感じで、帰宅時もかなり降られてしまいました。

 でも今日のセンセイは意外にも、そんな雨がちょっと楽しかったりします。今日、個人的には「嵐」がもう一つ──正確には2個──やってきたからです。
 この続きは......後日。たぶん。



11月8日(月) 政権が、交代したらしい。(ただし、お腹の中の話ですが...。)

 先週前半にお腹の風邪を引いて──それ自体は完治した──以来、どうもお腹の感覚がイマイチ。お腹をこわしているとか、あるいはその逆だとかいうのではなく、どこか他人のお腹のような感じ。
 お腹が空いてどうしようもない、というわけではなく、美味しいはずのものを食べても、満腹感──センセイはそんなに食べないけど──も満足感がないのです。

 この週末、せっかくなので、ちょっとしばらく行っていなかった馴染みの「美味しいお店」に入ったのですが、あれ?!。最初はお店のせいだと思ったのです。
 でも良く考えてみると、変わったのはむしろ、センセイのお腹の方じゃないだろうか。

 海外勤務が長い人に聞くと、現地への赴任直後、猛烈な下痢に襲われることがあるのだそうです。
 数日で治るのですが、「この間に大腸菌が全部入れ替わる」とのこと。本当かどうかはわかりませんが。

 センセイの今回の風邪もこれに似て、どうやらお腹の中で政権交代が起きたらしいのです。
 しかも現在も迷走状態。

 このところお腹が空かないので、食堂で学生さん向きの量が多いものを食べるわけにもいかず、おにぎりでは情けない。
 でも天気が悪いので、遠くへ行けるような状況じゃない。

 というわけで、お昼としてはきわめて珍しく──国内に限れば数年ぶりのはず──今日は近くのパン屋さんでパンを2個買いました。
 決して美味しくない訳じゃないけれど、やっぱり落ち着かずに、センセイのお腹は相変わらず長期混迷状態。

 何だかどこかの国の政権党みたいだ。



11月7日(日) 大糸線を走っていたキハ52型は、ここ金沢で、しかもこんな格好で冬を越すんだろうか...

 今日は見たままのお話。

 明日朝イチの講義に備えるべく、午後に電車で金沢へ移動しました。金沢駅に到着するころにはもう真っ暗だったのですが、暗闇の中、目を凝らすと......やっぱり。

 写真は最近、金沢駅近くで日中に撮影したもの。

 黄色の除雪車の右側にあるのは、以前ご紹介した旧式のキハ52型気動車。かつて大糸線を走っていた3両の中の1両です。

 この春、津山運転区に転属したのですが、春と夏のイベントで実家──と言っても本籍は富山なんだけど──に出戻っていた(?)のです。

 イベントが終わってもなかなか新しい嫁ぎ先へ移動しないのでどうなるんだろうと思っていたら、ご覧のように、この地でシートをかけられてしまいました。
 どうやら専用のものがあるようです。

 個人的には津山は柚子が美味しくてとてもいい場所だと思うけど、お姑さんとうまくいかない(?)のか、いつまでたっても実家近辺──ここは実家(JR西日本)ではなく、親戚(JR貨物)の敷地──をうろうろ。
 このまま冬を越すつもりなんだろうか。

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