2023年1月7日更新(2023年1月15日ページ移動)

──2023年1月第1週のニュース──

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1月7日(土) 1年に、僅かに満たなかった... ──金沢初の「小麦の奴隷 金沢長坂台店」閉店──

 住居の解体で思い出したので、関連する(かもしれない)話題を。

 ただしこちらは解体されたわけではありません。写真は金沢への移動時に撮影したもの。通称「山側環状」と呼ばれる幹線道路から外れ、アパート方面へ曲がる時に通過する場所です。交差点に面した区画の一部。
 もともとは小さなガソリンスタンドが存在したのです。

 でもそれが10年ちょっと前に閉店。規模や採算性と、2011年の地下タンク改修義務化が契機と推測されます。その後更地になり、10年くらいそのまま。
 それが一昨年の夏、急に工事が始まりました。

 あれよあれよという間に駐車場を挟んで2棟の建物が建設され「レガロ長坂」としてオープン。入居したのは喫茶店と女性向けスポーツクラブ。
 そして写真の「小麦の奴隷」。

 開店は一昨年11月11日。「ザックザクカレーパン」で話題のお店です(センセイも知っていた)。もっとたくさんあるのかと思ったら、金沢初進出らしい。
 混雑するんだろうなぁ...と思ったら、最初こそ駐車場はいっぱいになったものの、その後は長続きせず。

 大丈夫かなぁー...と思っていたのですが、最近は状況が悪化し、そもそも営業している気配がない。他のお店はそこそこお客さんが入っているのに...。
 気になって調べてみたところ、やはり去年の10月末で閉店とのこと。

 1年に、僅かに満たなかったということになります。個人的には流行るんだろうなぁと思っていたので、意外な結末です。このお店固有の問題なのか、高級食パンブーム衰退と関係するのかはわかりません。

 何しろ、一度も入ったことがないので。



1月6日(金) こうなるともう、後はあっという間... ──センセイが金沢で最初に見たもの──

 予定通り金沢へ移動しました。

 富山─石川県境のスノーシェッドを越えると、そこは金沢市。だからそれを通り抜けた時の風景が「最初」ですが、単なる言葉遊びなので省略。

 上越市付近は路面に雪が少し残っていたのですが、糸魚川市に入ると無雪。新潟県内の天気は悪かったのですが、富山県内は曇りで道路は乾いていました。
 道路脇に雪が残っていたのは、標高が最高で約200mとなる富山─石川県境付近だけでした。

 両県はこの年末年始、あまり雪が降らなかったようです。ちなみに県境付近はまさに先週、悲惨な状況に陥った現場

 現場を通り過ぎながら、まぁ、概ね妥当な判断と行動だったことを確認します。夕方に撮影したのが写真。歩いていた時に「音」で気づきました。
 実際には非常に暗い状態です。

 解体準備が始まっていたお宅で、作業本体が始まったのです。屋根瓦はすでに全て取り外されて撤去済。屋根の一部はもうなくなっていました。
 内部部材の搬出はまだ続いていましたが、ここまで来れば、後は早い。

 週明けには重機が入ってあっという間に解体し、1、2週間で瓦礫も搬出されるはず。基礎部分の解体にはもう少し時間がかかるでしょうが、今月下旬には見慣れぬ更地が出現するでしょう。
 今はまだ建物が残っているので、昔や住んでいらっしゃった方を思い出すことができます。

 でも更地になった途端、写真でもない限りここに何が存在したのかまったくわからなくなってしまいます。終わりの始まりと考えるか、ひとつの生命体の死と再生と考えるか、ちょっと難しいところです。

 新年早々、こんなことを考えるなんて、思ってもみませんでした。



1月5日(木) 道路脇に設置された「飛び出し坊や」、初めてその女の子バージョンを見かけました

 今日はタイトル通り、そして見たままのお話。

 金沢工大の授業再開は週明け。しかも今度の月曜日は成人日で祝日。つまり学生諸君の冬休みはそこまで続きます。余談ですが、休暇期間中に冬休み中の課題について学生から複数質問が寄せられました。
 しかし教職員は別。

 明日6日から業務が再開されます。といっても明日は年頭の式典だけで、その後は放免となるのですが。センセイもそれに合わせて金沢へ移動します。ただしその前に、冬休み最後の今日を利用してかかりつけの医院へ。
 本当は年末に予約しておいたのです。

 先日のBMWの故障で、それがパーに。予約を取り直し、余裕を見て自宅を発ちます。昨日の街は非日常と日常が溶けあわないまま、緊張しながら同居していました。
 でも今日はというと基本的にはいつもの街。そこに不条理が唐突に顔をのぞかせるという感じ。

 西村センセイ、オツムもあまり強くないが、皮膚はもっと弱い。日本人では500人に1人という難病を含めて、いくつもの皮膚病を罹患しています。
 たくさんの薬の袋を抱えてご帰宅...あれっ?!

 当地は今日も天気が良くありません。特に北風が強い。帰路はその風に逆らう格好になるので、時々傘を差しながら建物の陰を利用しして進みます。
 工場の裏を歩いていた時、業務用のエアコン(写真右側)の脇に、「飛び出し坊や」を見つけました。

 「飛び出し坊や」そのものはあちこちで多様なバージョンを見かけます。でもセンセイが今日出くわしたのは女の子。初めて見ました。
 ちなみに裏面は男の子です。

 本当はもっと左から撮影したいのですが、手前の雨水を流す雨どい(縦どい)の陰になってしまいます。というかそもそも、ここは小路でも民家の庭先でもなく、子供が潜んだり飛び出したりすることは不可能。
 ま、いいんですけど。

 後から調べたところ、類似物(あるいは同一物)が販売されています。上下に穴が空いていますから、本来は支柱の上に設置するものを購入して、磁石か両面テープのようなものでエアコンの脇に付着させているようです。
 ここはすぐ近くにある小学校の通学路。

 だから決して、異議を唱えているわけではないのです。



1月4日(水) 歩いて実感する、街のコンパクトさ ──雪で壊れたカーポートに出くわしました──

 官公庁や一部の企業は今日が仕事始め。

 だからというわけではないのですが、センセイもお昼に外へ出てみました。昨日同様、北風は強く弱い雨も降っていたのですが、まぁ、仕方ない。自宅を発ってすぐに目に入ってきたのが写真の光景。
 カーポートの屋根が支柱を残して壊れてしまっています。

 もちろん先月の大雪のせい。駐車していた車はかなりの被害だったのでは、と心配になります。でも実はこのお宅、昨年すぐ近くに新築移転されたので雪が降った時は空き家。自動車その他の被害はありませんでした。
 もちろん「だからどうなっても良い」という意味ではありませんので、誤解なきよう。

 ご覧のようにこのカーポート、片側(あるいは後方)だけで屋根を支持する2本柱タイプ。当地は海岸部で重い雪が積もるため、タイプの場合は雪下ろしが必須。
 お住まいだったら当然、除雪されていたと思います。

 大きな傘を差しながら北風に逆らって進み、いくつかの用を片付けます。雨はそれほどでもないのですが、風が強いため足元はかなり濡れてしまいます。
 場合によっては傘を差せない場所もあるほど。

 本町通の一部にはアーケードがあるため、できるだけその下を歩くようにします。加えてここからは追い風になるので、雨にもあまり濡れず歩きやすい。
 早かったのですが、晩酌用の鯛のお刺身を買って帰路に。

 自宅近くのアパートに自転車・バイク用のサイクルポートが設置されています。写真のカーポートと似た構造なのですが、さすがに折れてはいませんでした。
 でも良く見ると、アクリルの屋根がすべて抜け落ちていました。やはり今回の雪のためと思われます。

 このような光景は至る所で見受けられます。雪国の宿命と言えばそれまでなのですが...。気がついたことがもう一つ。

 今日の外出は約2.5時間。途中の待ち時間を除けば2時間弱。それなりに歩いたつもりですが、帰宅後に総歩数を確認したところ10,500歩弱。意外と少ない。風が強くて思うように歩けなかったという要素もあるでしょう。
 でも本当の問題は別。

 かなりの距離を歩いたつもりでも、そもそもこの街は意外とコンパクト。よく言えば歴史のある古い街なので町並みが濃密。金沢工大近辺ののんびりした造りとは違います。されどその分、いろいろな意味での制約や限界も多い。

 これまた「どちらが優れているか?」というような問題ではありませんので、念のため。



1月3日(火) こちらは3月末まで、長い長い冬休み ──ドナルド・キーンセンター柏崎──

 当地はずっと、悪い天気。

 具体的には、とにかく北風が強い。そこに時々雨や霙(みぞれ)、あるいは雪が加わるというパターン。倖いにも降ったり止んだりという程度で、大荒れではありません。全国的に当地が有名になった先月の大雪も、現在はほとんど融けています。
 されど徒歩で外出しにくいこともまた事実。

 何度もお伝えしているように、センセイは健康維持のため毎日できるだけ歩くようにしています。可能な限り自動車は使いません。天気の悪い日や忙しい日もありますが、昨年は月平均で毎日11,500弱(別ウィンドウ)歩きました。
 もちろん個別に見れば1日2,000歩程度という場合も。

 でも今月は天気に加えて、そもそもお正月で自宅あるいは実家に滞在することが多かったため、今日までの3日間の平均は7,633歩に留まっています。
 最低でも10,000歩はクリアしたい。

 というわけで昨日と今日は、夕方に晩酌のツマミを買い求めて外出しました。写真は昨日、帰路に思いついて立ち寄り、撮影したもの。
 夕陽を間接的に浴びているため、少し不思議な色合いになっています。

 ここは市内旧市街地にある「ドナルド・キーンセンター柏崎」。程度はともかく、日本文学者のドナルド・キーン氏について知らない人はいないと思いますので、人物の紹介は省略。
 氏に古浄瑠璃「越後國柏崎 弘知法印御伝記」復活上演に尽力頂いたご縁でこのセンターが設立され、ニューヨークの書斎と居間が再現されています。

 その存在はもちろん知っていましたし、脇を通ったこともあるのです(ちょっと不便な場所にある)。でも意識して見ることはありませんでした。用事の途中なので、入館するつもりもありません。
 様子を確認したかったのです。

 お正月なので休館は当然として、予想外だったのはその期間。何と、3月末まで「冬季休館」とのこと。

 う〜ん...。



1月2日(月) 正月2日目。心配された雪も時折舞う程度。街も落ち着き、静かなお正月となっています

 昨晩の就寝は23時頃。さほど不自然ではありません。

 でも昨晩、実は本当に大変だったのです。

 まず予定通りお昼に自宅を出発して実家へ。途中、少し回り道をして買い出し予定のスーパーへ。事前に状況を確認しておこうというのです。この時にはお昼を過ぎていたので店内にお客はまばら。
 少ない客も、イベントコーナーに集中しています。

 実家に到着すると母親を乗せて、すぐにスーパーへUターン。実はお料理、特にオードブルが残り少なくなっていたのです。コロナ禍は継続していますが、行動制限は解除されています。その影響もあって、おそらく予想より午前中の来店客が多かった。
 他方、従業員にはそれぞれ家庭があります。

 関係者は皆、朝早くから出勤して調理し、午後は早めの帰宅となるはず。つまり追加の製造はない...と踏んだのです。当たったかどうかはわかりませんが、とにかく必要量を確保して帰宅。一番下の弟夫婦も午後5時頃到着。
 甥や姪の中には家族を持っている者もあり、残念ながら全員が不参加。

 ただし飛び入りお客さんも。姪の3歳になる娘が、おばあちゃん(=センセイの義理の妹)とともにやって来たのです。これは予想外。本人が希望したとのこと。
 彼女は本当に可愛くて、保育園で習った踊りを披露してくれました。

 それからはただひたすら大宴会。特に下の弟は大酒飲みなので、付き合っていたら23時に至ったという次第。布団に入るともう、バタン、キュー。
 それでもいつもの時刻に起床するのがサラリーマン。雑煮を頂いてから帰宅。

 既にかなり疲れていますが、ここからもう一仕事。娘を新潟まで送る必要が。倖い、予報に反して雪はない。車中、センセイは聞き役。
 「ふ〜ん、そうなんだぁ」。

 人間と、母親から貰った野菜を降ろして帰路につきます。同じ道を走っても面白くないので、海岸沿いの道路を選択します。途中、停止時に撮影したのが写真。
 今日お昼過ぎの「寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)」の様子です。

 海岸沿いの選択には、この付近が激しく混雑するかもというリスクがあったのです。でもこの時は、覚悟していたほどではありませんでした。されど夕方のニュースで、まさにこの場所の様子が報道されていました。
 食材や「浜焼き」を求めるお客さんで、午後は相当混雑したようです。

 無事に帰宅後、一休みして街を歩いてみたのですが車や人通りは少ない。帰省客の大半は今日の日中にそれぞれの根拠地へ戻ったようです。残念ながらいつもの当地の姿に戻った、ということらしい。

 でも、まぁ、これが本来あるべき正月の姿かも。



1月1日(日) 明けましておめでとうございます。当地は比較的穏やかな正月を迎えています

 明けましておめでとうございます。

 当地は現在、写真のように雪も少なく、今日は比較的穏やかな元旦を迎えています。といっても正確には非常に不安定な天気で、すぐに嵐になったりします。今朝はまず、高齢の父親に代わって菩提寺へ年始に。
 中央の本堂への道は塞がれています。

 先月中旬のドカ雪で斜面にあった太い杉の木が本堂に倒れ込み、屋根の一部(写真中央奥)を損壊してしまったのです。気温が比較的高かったため重く、しかも落ちにくい雪だったためです。
 ここに限らず、あちこちで倒木が発生しています。

 拙宅の庭を含めて、雪の重さで枝が折れてしまっており、あまりの数の多さに誰も注意を払わないほど。雪が融けたら、少し何とかしなくては。
 住職にご挨拶をしてお札を預かり、ひとまず帰宅。

 昨晩は両親だけで年を越したはずですが、今晩は子供とその連れ合いの一部が実家に集まることになっています。つまり人数分の食料を確保する必要が。
 というわけで西村センセイ、お昼過ぎには自宅を離れます。

 ただし今晩以降、大荒れの天気となりそう。交通の混乱がちょっと心配ですが...。

 それはともかく、皆様、本年もぜひ宜しくお願いいたします。


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