2002年1月26日更新(2002年2月4日ページ移動。2003年3月16日および2004年5月3日一部写真削除)
1月26日(土) 西村センセイ、16年ぶりに只見線に乗る −−緊急事態に、さすがプロフェッショナル!!−−西村センセイ、無事予定通りに自宅に戻りました。といっても、今回は綱渡りの乗り換えでした。
まずは西村センセイが辿(たど)ったルートの正解から。
今回、西村センセイは、東京(上野)を出発点に、(常磐線)−水戸−(水郡線)−郡山−(磐越西線)−会津若松−(只見線)−小出−(上越線)−宮内−(信越本線)−柏崎と、乗り継ぎを重ねて自宅にたどり着いたのでした。
初めての水郡線と、全線を走る列車が日に3本しかない只見線に乗るのが今回の目的。そのためには、朝に都内を出発したのでは間に合わず、あらかじめ昨晩のうちに水戸に出ている必要があったのです。無事に朝起きて水戸駅へ。朝が早く、食事を取れなかったので駅で「黄門弁当」を買いました。「梅」がポイントだったようです。土曜日のせいか、もともと水郡線がそうなのか、車内はガラガラでした。
県境は普通、大河とか分水嶺といったもので区切られることが多いのですが、水郡線周辺に関する限り茨城県と福島県の境ははっきりせず、いつの間にか福島県−−松がとてもきれいだった−−に入ってしまいました。
郡山が近づくにつれて、郡山への買い物客が増え、やがて車内は一杯に。飛び交うのは元気な福島弁。水戸の言葉とも違います。家の造りもずいぶん違うし、やっぱりローカル線ならではの楽しみです。3時間以上をかけて無事に郡山駅へ到着。磐越西線に乗り換えました。
磐越西線は見どころが多く、磐梯山の雄姿(写真)や猪苗代湖を望むことができます。会津若松以西は大河、阿賀野川を楽しむことができます。
で、このまま順調に乗換駅の会津若松へ......と思った時、一人の男性乗客が血相を変えて先頭車両に飛び込んできて、運転席のガラスを叩き始めました。
そして一言、「人が倒れた!!」。
どうやら2両目で病気か事故にあった人が出たようです。
すると間髪を置かず、センセイの隣に座っていた聡明そうな女性が、迷う気配を一切見せずに現場へ走り出しました。
一瞬、野次馬かなぁーと思ったのですが、すぐに医療従事者であることに気づきました。たぶん看護婦さんなのでしょう。結局、その場でしばらく停車してJRを通じて消防署へ連絡し、次の駅で収容してもらいました。何故かその駅までがとても長く感じられ、しかも救急車の到着がとても遅れたため、みんなでハラハラ(人によってはイライラ)しました。担架で運ばれる60歳くらいの男性はずいぶん顔が赤くなっていました。
それにしても看護婦さんの職業意識には本当に頭が下がる思いでした。もちろん彼女にとっては当然のことをしただけなのでしょうが、普段の自分を反省させられました。
電車は20分以上も遅れて会津若松駅に到着。本当は間に合わないのですが、磐越西線も先生が乗る只見線も乗客を待っていてくれました。乗り遅れると悲惨なことになっていたのです。
只見線には16年前の厳冬期、結婚前のカミさんと乗ったことがあります。その時はとんでもない大雪で、「本当にこんな雪の中を走るんだろうか」と思ったほどです。それでも平然と時刻表通りに走る列車と、それを支える人たちの姿に感嘆させられました。今回は少雪なので、積雪はもっとも深い県境付近でも2m弱でした。
只見線は福島と新潟を結ぶローカル線で、比較的近年に全通した路線です。会津盆地を時間をかけて一望できますし、山や、川、ダム湖といった美しい風景を味わえる路線です。他のローカル線よりも、風景に癒(いや)されるという感じです。
圧巻は、県境近く、長い長いトンネルを抜けた後の田子倉ダム(写真)。
只見線に乗っていて、だんだん気になってきたことがあります。
普通の乗客はどんどん降りてしまい、残った県境越えの乗客は、どうやら全員鉄道ファンらしい......!? 年齢はバラバラ。大学生から社会人、初老の男性や、夫婦もいます。
カメラ片手に、寒空の中、窓から身を乗り出してパチパチやったり、すべての停車駅で駅名の看板を撮影したり......。車掌や、駅員もその辺は心得ているようで、気にもしません。
おまけに、線路近くの道路に人が立っているなと思ったら、おぉ、彼らはこの列車を撮影している!!つまりまともな乗客は一人もおらず、乗客も、乗員も、観客もみんな「関係者」なのです!! 多少の収入増にはなるとはいえ、う〜ん、これでいいのかなぁー......。
え"っ?、西村センセイもその一人だろうって? いや、まったくその通りで......。
1月25日(金) 西村センセイ、またまた旅に出る −−ただ今、水戸市からお送りしています−−西村センセイは、またまた旅に出ています。今回は都内(赤坂)で研究会に出席しました。
研究会の開始まで少し時間があったので、その辺をうろうろしていたら、いきなり何台ものパトカーと多くの警官に出くわしてしまいました。
何でだろうと思ってもう少し歩くと......おぉ、アメリカ大使館。会場はアメリカ大使館のすぐそばだったのですね。時節柄、警備厳重。あまりの物々しさに圧倒されて、写真を撮るのを忘れてしまいました(もっとも、パチパチやっていたら職務質問されたでしょうが......)。
警備車両をよく見ると、多摩(都内西部)ナンバー。どうやら、長期の警備なのであちこちから駆り出されているようです。研究会は夕方無事に終了。今回もまたローカル線での旅に出るべく、今晩は茨城県水戸市へ移動です。
特急の発車時刻まで時間があったので、例によって秋葉原に立ち寄りました。
今回はこれといった買い物の予定はなかったので、秋葉原デパートを散策しました。
実は秋葉原駅ビルの有名なこのお店、もうすぐ閉店してしまうのです。本屋や薬局やその他いろいろなお店があるのですが、なくなってしまうかと思うとやはり少し淋しいです。
少しお腹がすいたので、デパート内のお店で讃岐うどんを食べたのですが、やはり本場(こちら)とちょっと違う......。で、秋葉原から上野へ出て、常磐線の特急で水戸駅に着いたところです。
さて、明日中に新潟の自宅へ戻るのですが、どんなルートだと思いますか? まぁ、あんまりまともじゃないことだけは確かですが......。それでは、また明晩。
1月24日(木) 西村センセイ、新しいことに挑戦する!!(1) −−初めてメガネを作りました−−西村センセイ、退職・転職をきっかけにして、このところいくつかの新しいことに挑戦しています。
今回はほんの小手調べ。西村センセイ、今回初めてのメガネを作りました。
センセイ、眼は良い方で、ずっとメガネは必要ありませんでした。でも少しずつ近視(+乱視)が進んでいたため、会議のスライドや映画などがとても見づらくなってきました。
さらにセンセイもお年ですから、いよいよ老眼が始まってしまいました......トホホ。で、実はかなり抵抗感があったのですが、今回近視矯正用のメガネを初めて作ってもらった、というわけです。
柏崎市内にも全国チェーンの眼鏡院がいくつかあります。また地元のお店もあります。
本当は敬和の教え子が勤めているお店にしようと思ったのですが、どうやら転職したのか転勤になったようで連絡が取れません。
で、自宅近くのチェーン店「弐萬圓堂」で作ってもらったのでした。仙台市に本部があるようです。お店の名前が示すように、このお店では普通のメガネなら\20,000で作ってもらうことができます。初めてなので片方のレンズがあわず、作り直してもらったりしましたが、それでも低価格で作ることができました。
カミさんによると「メガネを掛けると歳相応(!!)に見えるわね」との西村センセイのメガネ姿。皆さんはどう思われるでしょうか。(必要なときしか掛けませんので、たぶん見る機会は少ないと思います。)
なお、西村センセイ、明日からまた旅に出ます。明晩は茨城県水戸市からお送りできるかもしれません。
1月23日(水) ドンドコドンドコ、雪は降る −−県内は久しぶりの雪で大騒ぎ−−昨晩の「明日朝までに新たな積雪が......」という天気予報を気にしながら目覚めると、意外にも良い天気。もちろん雪なんか降ってません。
今日は補講があるので普通の革靴で自宅を出発したのですが......雲行きが怪しくなってきたのは新潟市あたりから。新発田に着いた頃には激しい雪で、しかも、その勢いは激しくなるばかり。(写真は雪が止んだ時のものです。)
講義の前に、就職に向けた面接をしたのですが、雪による渋滞で遅刻者続出。
今年度最後の、つまり敬和の西村センセイとしての最後の講義が始まっても事情は同じ。(講義の様子は近日中にアップします。)焦った様子で入ってくる学生がたくさんいました。
混乱のとどめは帰宅時。なぜか補講は最も遅いV限に組まれたのですが、車はすっぽりと雪の中。それなのに長靴がない!!
靴をできるだけ濡らさないようにして除雪し、何とか新新バイパスに乗った途端に、今度は大渋滞。雪と交通事故のせいです。
渋滞の新潟市を通り抜けても、今度は圧雪の道路の上を気を使いながらの運転。......夜遅くなってからやっと自宅に戻ったのですが、何だか今日はとても大変な一日でした。そういえば、今朝見たテレビの占い、あんまり良くなかったなぁ......。
1月22日(火) 判決の日の監禁現場 −−柏崎少女長期監禁事件−−テレビ、新聞等で繰り返し報道されていますが、本日午後、9年以上もの長期間に渡る少女監禁事件に対して、懲役14年の判決が下されました。
このページをお読みの方はこちらやこちらなどでよくご存じかと思いますが、犯行現場はセンセイの家のすぐ近く、娘の幼稚園への通学路にあります。
下の写真は本日午後3時過ぎ、まさに判決文が朗読されている時の現場です。
後日ご紹介することになると思いますが、西村センセイ、今日は柏崎市内でまったく新しいことに挑戦していました。
で、その準備などで自宅近辺を行ったり来たりしていたのですが、判決が下される日だというのに、意外にも現場には誰もおらず、ちょっと拍子抜けの感じでした。
それでも午後になるとプレスが中継の準備をするようになりました。写真中、左手にはカメラの三脚やスタッフの姿が見えます。右手(写真の外)には日本テレビの中継車も出ていました。たぶん夕方のニュースの時には各局中継したのだと思います。少女が発見されてから間もなく2年になります。地元ではもはや過去の話題になってしまったというのが実感です。
しかし回復に向かっているにしても、被害を受けた人々は残されたままです。まったく残念な犯罪です。
1月21日(月) 小学校の教室を、ちょっと、のぞいてきました週の始まりをいかがお過ごしでしょうか。全国的には大荒れの天気だったようですが、新潟は、午後から雨になったものの、大崩れにはなっていません。
さて西村センセイ、このところハードスケジュールが続き、いろいろなことを放ったらかしにしていたので、今日は「お片づけ」が中心でした。
午後は小学校の授業を参観。知り合いも多い「ヤンママ」−−ご存じ?−−に混じって授業に「参加」しました。
で、写真をよぉ〜くご覧になると、先生(?)が二人いらっしゃることがわかりますか? 児童の正面と写真の左手です。
実はこの授業、「へそ」(臍)をテーマとした、れっきとした国語の授業なのです。
臍の役割についてのかなり長い文章を読んでその意味を理解し、さらに自分で質問項目を考えるのが目的なのですね。そう言われてみると、中央の女性は、いかにも妊婦さん(実際にはこの小学校の産休中の教諭)。ゲストスピーカーを招いての試み。他の授業でも行われているのかはわかりませんでしたが、とても面白い試みだと思いました。
板書されているのは臍の役割や様子、さらには妊娠・出産に関する児童からの質問とその回答です。男性参観者はセンセイ一人だったので、中央の先生はちょっとやりにくかったようです。職業柄、他の先生の授業はとても参考になります。
昨年も参観させていただいた(こちら)のですが、その時は担任の先生の才能に圧倒されてしまいました。今回もいろいろ学ばせて−−というより「盗ませて」?−−いただいたのですが、途中から国語の授業なのか生物(理科、生活、道徳)なのかわからなくなったりしたあたりも、別な意味で勉強になりました。
1月20日(日) 旧ダイエー新発田店店舗は、パチンコ屋さんになるらしいこの時期としては信じられないほどの穏やかな天気の中、昨日、今日と大学入試センター試験が全国一斉に実施されています。
センセイも新潟市内のホテルから電車とバスで出勤したのですが、その途中、大学近くの旧ダイエー新発田店の店舗が改装工事に入っていることに気づきました。
旧ダイエー新発田店は1991年に新規開店したのですが、当初は好成績をあげたものの、その後、より大規模なショッピングセンターが周囲に進出したために販売不振に陥り、ダイエー本体の経営不振もあって、去年閉店に追い込まれたのです(こちら)。その後ずっと閉店したままだったのです。
で、伝え聞くところによると、小売店ではなく、何とパチンコ屋さんになるらしいのです。看板には「(仮称)マルハン新発田店」と書いてあるだけですが、やはりパチンコ屋さんらしい......。
新潟はパチンコ屋さんが多いことで知られていますが、いよいよ大学のすぐ隣りにも進出するわけです。
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