2003年9月27日更新(2003年10月4日ページ移動。2004年2月2日一部写真削除)
9月27日(土) 「駅長判断」 −−時刻表にも書いてないこと−−
「週末は良い天気」との天気予報が外れて、当地、新潟はかなり激しい雨が降りました。天日干ししていた(こちら)稲の脱穀はこれでおじゃんになりました。火曜日頃に両親だけで行うそうです。
金沢から戻ったばかりなのですが、急ぎの仕事がたまってきたので、明日の朝には金沢へ出発しようと思います。
今週はJRを利用しようと思っています。
住民票のある金沢と、本当の(?)自宅のある柏崎は230Km離れています。
特別な経費はもらっていないので、以前から回数券の使用などの経費削減策を考えていたのですが、なかなかうまく行きませんでした。というのは、回数券は200Kmまでしか発行しないと時刻表に書いてあるのです。時刻表はJRが直接発行しているわけではないのですが、鉄道を利用するごく普通の人間にとっては最も信用するに足る文書です。
そこにそう書いてあるのですから、絶対にダメなんだ、と思っていたのですが......。いろいろ計算していたところ、金沢までを二つの区間に分けて回数券を買った方が安いということが分かりました。
で、今日、柏崎駅の窓口で係員にその旨を話、ひとまず回数券を発行してもらったのですが、駅員さん、「ちょっと待ってくださいね。確認してみます」と奥へ。しばらくして戻ってくると、駅員さん、一言、「いいそうです」。
????
このままでいいのではなく、「300Kmまでは駅長判断で発券できるそうです」。
写真はその証拠。右上の「(11)」が11回分の回数券であることを示しています。そうなんだぁー、時刻表にも書いてないことがあるんだぁー、と新しい発見をした西村センセイなのでした。
すみません。4日連続でのパソコンネタです。
まずはご質問へのお答えから。
「PCを買ってもらった様ですが、お金はどこからでてきたんですか?」というご質問がありました。
センセイの「大学に買っていただきました」(こちら)との説明が不十分だったようで、一部の人に誤解を与えてしまったようです。ゴメンナサイ。今回、大学の予算でノートパソコンを買っていただきました。研究や教育を行うのに必要だからです。
従って、パソコンはあくまでも大学のものであって、センセイものではありません。大学から借りて使わせていただいているだけで、それが自分のものになることは、絶対にありません。
しばしばこのような状況で、「買ってもらった」という表現を使うのですが、正確ではありません。曖昧な文章を書いてしまったようで、申し訳ありません。ご存じかと思いますが、時々PowerBook G4を講義で使っていますが、あれは私物です。
大学に買ってもらえなかったのでウン十万円−−涙が出るほど高かった−−出して自分で買ったものを講義で使っているのです。で、本題。
そのパソコン、大学にあったソフトをインストールして実際に活用し始めています。
右がその起動場面ですが......あれあれ、慣れ親しんだ画面のはずなのに、どこかちょっと変。
その通り、使用者のアイコンがMacに変わっているのです!!
う〜ん、でもここまでやると、ただのへそ曲がりかなぁー、さすがに。
9月24日(水) 何だかんだ言いながら... −−かなり使えるWindows−−まずは昨日のご報告から。
昨日のあやしいメール、今朝、情報処理センターにメールをお見せしたところ、やはりウィルスだということが判明しました。センセイのお友達のどなたかが感染してしまったわけです。
で、学内のファイヤーウォールが破られたのかというと、係の人のご説明では、いくら学内で受信したとしても、今回のように外部のプロバイダのメールはチェックしていないとのこと。ウィルスチェックがかかるのは大学のサーバー宛に送られたものだけなのだそうです。
というわけで、ファイヤーウォールが破られたわけではなく、学内にウィルスメールが蔓延するというようなことにはならなかったのでした。チャンチャン。
さて、先日届いたWindows小型ノートパソコン(こちら)、何だかんだと難癖をつけながらも、西村センセイ、案外気に入っているようです。
メールやブラウザ、あるいはExcelや、Wordなどを使って定型的な仕事をしている限り、OSはほとんど関係ありません。今日はメールをすべてWindowsから送信しました。
MacのIME(日本語変換ソフト)「ことえり」はいつまでたっても使い物になりませんが、WindowsのIME 2002は−−時々バカだなぁーとは思いながらも−−まぁ、それなりに使えます。
ファイルの保存場所などはMac OS 9の方が明らかに楽ですが、OS Xに比べればましな感じさえします。何を隠そう、このページすら、基本となる文章はWindowsのホームページソフトで書いているのです。違いなんてわからなかったでしょ?
最初は使いにくいなぁーと思ったキーボードも、PowerBook 2400cほどには使いやすくないものの、慣れれば何とかなります。
ただし、右の写真のように、小型化するためにキーボード部、両端のキー群(矢印カーソルのあたり)の幅が他より狭くなっていて、「」キーやTABキーなどはかなり使いにくいです。
それでも、2日使ってみた限、個人的には名機PowerBook 2400cの再来を感じています。
特に、小さいと画面に集中できるので、文章を考えたりするにはもってこいなのです。
反面、画面が狭い−−といっても幅1024ピクセル確保されている−−ので、DTPのようなレイアウト作業には向きません。いつでも、どこででもアイディアが浮かんだ時に作業できる!!
Macでしかできない作業はもちろん別ですが、Mac OS Xにするよりは、Windowsの方がいいんじゃないかなぁーと思っている西村センセイなのでした。
危うし、Mac!! ......あ"っ、ここまで書いたら、Macがやきもち(たとえばこちら)を焼いて、Virtual PCが異常終了してしまう!! システムをバックアップディスクから再インストールしなくては!!(こういう場面ではMacが格段に楽)。
9月23日(火:祝日) 大学のファイヤーウォールが破られた(らしい)
今日は秋分の日。英語では"Equinox Day"と言いますが、春、秋の区別はないので、必要に応じてその前に「秋の」という形容をつけます。
で、休日なのですが、西村センセイは7時過ぎから研究室でお仕事。
午後2時ころ、メールを出したところ、入れ替わりに、Microsoftからプライベートなアドレスに"New Network Patch"なるメールが届きました。
センセイは正式なWindowsも使っています(こちら)ので、時々"Exploring Windows News 日本語版"が届きます。
で、最初はアレッ?と思っただけだったのですが、タイトルを見て「変だなぁー」と思いました。お察しの通り、ウィルスの入ったメールです。
Windowsも立ち上げていたのですが、メールを開けた途端に感染すると思われたので、Macで開きました。
右の写真がそれなのですが、実に綺麗。コンピュータの絵なんかは、Microsoftのサイトのものによく似ています。
「最新のパッチ(PACK845.exe:画面右下)を添付したのでインストールするように」とのことなのですが、どう考えてもあやしい。
Yahooのニュースで調べてもこのメールの被害が出ているようです。というわけで、即座にファイルを捨てたので今回は実害はありませんでした。(それに少数民族のMacには感染しないし...。)
でも、よ〜く考えてみると、なぜ西村センセイのところへ届いたのでしょう?
センセイのお友達の誰かが感染して、そのリストから発信されたのでしょうねぇ。それと、もう一つ。
センセイは研究室でメールを受け取りました。ということは、このメールは大学のファイヤーウォールを通過していることになります。
今日は休日ですからたいしたことはありませんが、平日だったら未対応のPCが次々と感染して大変なことになります。明日の大学は大丈夫だろうか......。
9月22日(月) ちっちゃいものクラブ −−西村センセイ、Windowsに転向か?!−−突然ですが、Windowsノートパソコンを買ってしまいました。いえ、訂正します。大学に買っていただきました。
これまでWindowsパソコンは低速のIBM社製のもの(こちら)を使っていたのですが、もう限界だったもので、新しいものを買ってもらったのです。
いろいろ考えたのですが、金沢工大での経験から、とにかく一番小さく、軽いものにしました。
その結果、松下のB5ノート型のものに決定!!
届いたものは個人用には販売していない、企業用のものでした。CDドライブすら積んでおらず、重さは何と990g!!
センセイの主力、PowerBook G4+専用アルミケース(こちら)が3.5Kgですから、ホントに軽い!! いつでもどこにでも持って行けそうです。センセイのPowerBook 2400c(こちら)が現役を退いたので、こういうのが欲しかったのです。
2台を並べてみると、大人と子供という感じ。
上から見ると、松下のものはPowerBook G4のちょうど半分の大きさです!!
西村センセイ、PowerBookは欲しいけど、こんなに大きくなくてもいいのです......。
右の写真は2台を横から見たところですが、前縁部は松下の方が薄いものの、本体後部ははるかに厚くなっていることがわかります。
バッテリーパックを本体の下にぶら下げているような構造になっているのです。これは主に、キーボードを傾けて入力しやすくするためと、本体下部に適当な隙間を作って空気を取り入れ、CPUなどを冷却するためと思われます。
松下の方には冷却ファンがないので、とても静かです。
一方PowerBookは完全に平らにしている反面、放熱のためにファンを積んでいるので、静かな環境ではかなりうるさいのです。また右上の写真から、液晶パネルを閉じた際に、液晶面とキーボードが触れない構造になっていることがわかります。
PowerBookは隙間がほとんどないので、液晶を傷つけてしまいがちです(他機種でもよくある)。そのため、センセイは特製の保護シートを利用しています(こちら)が、それでも液晶面にうっすらと影がついています。右の写真はキーボードを並べたものです。
写真では良くわかりませんが、松下のものはキーボード幅が2mmほど狭くなっています。
センセイが以前愛用していたPowerBook 2400cも同じ幅だったので大丈夫だろうと思ったのですが、小型化のためか、松下のキータッチはとても悪く、すぐにミスタッチをしてしまいます。作りもちゃちです。う〜ん。細部をの作り込みを見てみると、雑な仕上がりが多いWindows機の中では良い方なのでしょうが、それでもアラが目立ちます。
マグネシウム合金製なのですが、精度がやや低く、子供のオモチャのような印象を受けます。やはりこの辺はPowerBook G4の作りの良さが光りますねぇー。(Appleにも出来の悪い製品はあります。念のため。)
で、起動してみると、やはりVirtual PC(こちらなど)などとは比較にならないほど速い、速い!!
外付けのDVDマルチドライブ−−松下なのでDVD-RAMも使える−−からソフトをインストールしたのですが、Officeのインストールがアッという間に終わってしまいました。
ソフトの起動も瞬時。やはり定型業務でOfficeを使うのならWindowsですねぇーという当たり前の結論になるのでした。
ただ、これはWindows全般について言えることなのですが、代を重ねるにつれて操作性は混乱を極めており、困った西村センセイは今のところ、写真の初期状態ではなく、Windows 2000風にして使っています。
それでもやっぱり使いにくいなぁーと思ってしまう西村センセイなのでした。
P.S. ちなみに西村センセイはAppleのすべてを盲目的に支持しているわけではありません。センセイのMacにはMac OS Xも入っていますが、気がつけばここ2ヶ月ほどまったく使用していません。(実話)
要するに、良いものは良く、悪いものは悪い。大切なのはそれを見極める能力だ、ということです。(良いか悪いかは使う人の目的や環境によって変わります。当たり前ですが、こちらも、念のため。)
9月21日(日) 西村家最後(?)の稲刈りが、すでに終わってしまっていた...皆さんは週末をどのように過ごされたのでしょうか。
西村センセイ、新潟の自宅に戻って一休みし、さぁ、稲刈りの続き(こちら)を、と思ったら実家から電話が。開口一番、母親が
「稲刈りが、終わったから。」 え"っ
実家に行ってみると、確かに、稲は一株も残っていません。
母親に話を聞いてみると、「今年で田圃(=稲作)はおしまいにしたいと思ったら、張り切っちゃって」......その結果、天気がそれほど崩れなかったことも手伝って、今朝までに刈り上げてしまったとのこと。
う〜ん、今年限りで稲作を諦めるという話は、やはり本気だったのかぁー。
写真の中で平らに見える場所は、奥の杉林も含めて西村センセイの家の田圃でした。その周りは20軒くらいの人が稲作をしていて、農繁期などは大勢の人が働いていました。
でも、今でも稲作を続けているのはセンセイの家ともう一軒だけ。3人兄弟の中では一番逃げ回った方だけど、それでも西村センセイ、小学校の中学年からは稲作を手伝っていた−−農家にとって子供は大切な労働力−−ので、今年で終わってしまうとなると、寂しい限りです。
どうなる?! 西村家の稲作!!