2005年3月19日更新(2005年3月28日ページ移動。2011年5月4日一部写真削除)

──2005年3月第3週──

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3月19日(土) 今日は晴れの卒業式

 今日、3月19日は金沢工大の卒業式です。

 10時前、会場の入口に近づくと、あちこちで記念写真を撮影しています。

 女子学生は、見えた限りでは全員が袴姿。あちこちで保護者の方や後輩(留年確定生?)が、デジカメやカメラ付携帯にその姿を収めていました。

 式典の壇上から見ていると、学生の顔にずいぶんバラツキがあって、とても大人びた感じの学生もいればまだ大学に入ったばかりのような顔つきの学生──センセイはこちらのタイプでした──もいます。

 センセイが金沢工大で教え始めた最初の学生は、現在3年生(新4年生)。
 ですから、まだ今年はなじみのない方ばかりなのですが、来年になるとたぶん様相は一変してしまうのでしょう。
 最初の学年だったから、お互い印象が強いのです。

 というわけで、今から来年の卒業式を心配する西村センセイなのでした。もちろん鬼に笑われますけど。



3月18日(金) 最近流行りのスタイル ──新しい「食堂」に入ってみました──

 年度末までに片付けなければならない仕事があって、今日はお昼過ぎに車で外出しました。

 ひとまず所用を済ませて大学に戻ったのですが、せっかくの機会なので、途中で新しい「食堂」に入ってみました。

 大学の割と近くに最近オープンしたのですが、徒歩で行くにはちょっと遠いのです。

 懐かしさを感じさせるような、ちょっとレトロな外観です。

 金沢で見たのは初めてですが、センセイの自宅近くにも同じような店を新築中で、東京なんかだとかなり見かけるようになりました。

 昼は食堂、夜は居酒屋という営業パターンですね。

 中にはいると完全なカフェテリアになっていて、一見、学生食堂のような印象を受けます。

 でも、それぞれの料理はそれなりにちゃんと作られていて、揚げ物中心の金沢工大の学食──人数が多いから仕方ない──とはずいぶん品揃えが違います。
 特に、手間がかかって独身男性が作るのは難しいような、家庭料理風のものがたくさん並んでいます。
 その意味でも懐かしさを覚えます。

 秋刀魚の塩焼きと、少な目の野菜炒め、それに酢もみ胡瓜──何だか老人食だな──、もちろんそれにご飯とみそ汁で700円位でしたから、特に安くも高くもありません。

 席に落ち着いて食べ始めたのですが、スーパーの総菜にありがちなしょっぱさがなく、本当に家庭で母親の料理を食べているような感じです。

 まわりを見渡すと、かなりお客が入っています。

 もちろんサラリーマンやOLも多かったのですが、それ以上に初老の男女、それも一人で食べている姿が目立ちました。

 考えてみると、今日だけ奥さんが出かけていて不在だったり、連れ合いを亡くしたりしたような人には、今までふらっと入れるようなお店がなかったんですね。
 だって、ファミリーレストランで油っぽいものを食べるわけにいかないでしょ?

 そうそう、小学校も春休み間近でもう早上がりなのか、子供連れの母親も何組かいました。

 センセイの場合、これで大学かアパートにもうちょっと近かったらかなり利用するんだろうけど......。



3月17日(木) 「反映されません...。」

 というわけで、相変わらず不安定なWindowsと、こちらは絶好調のMac(OS 9)を並べて、研究室でシコシコと急ぎの作業しているのですが、ふと気づくとMac曰く、

「繁栄されません...。」

 ダイアログなどが収められた「リソース」という部分を書く時に、プログラマーが漢字変換を間違えたものなのですが、でも、何となく人間くささが感じられて、ちょっとほのぼのしてしまったのでした。



3月16日(水) 深い霧の中を往く

 Windowsの反乱騒ぎで(現在も)振り回されているので、ちょっと前の話になります。ゴメンナサイ。

 先週末に上京した際はいつもの、田端にあるJR東日本系列のホテル(こちら)に泊まりました。

 土曜日の朝、目を覚ますととても深い霧です。線路の向こうのビルは、その上部が霞んで見えません。

 東京にいると、梅雨時などにこのような雲が降りてきたような場面に出くわすことがあります。

 今回は地表近くの視界は良かったようなので、交通にはさほど影響を与えなかったようですが、車を運転していて霧や激しい雪で先が見えないと、ホントに怖い。

 でも考えてみれば人生だって同じようなもので、もしかするとその大部分が霧の中なのかもしれません。
 後から考えてみればたいしたことないのに、当の本人はすぐ目の前が見えないものだから余分なエネルギーを消費して疲れ果てている......。

 まぁ、全部見通しがきくようになったら、それはまたそれでつまらないものなのかもしれませんが。



3月15日(火) Windowsのやきもちで、何もできない!!

 週末に東京から自宅へ帰って、Windowsノートから自宅のMac(G4 Cube)にデータを移そうとしたところ......なぜか動かない。アレッ? と思って調べてみると、Windowsからインターネットにも繋がらない。

 よぉーく調べてみると、家庭内LAN(+ISDNルータ)とWindowsが繋がっていない!!

 このISDNルータ、初期不良で交換してもらうという前歴(こちらおよびこちらこちら)があるので、どうしても怪しまれる存在です。
 それでもワイヤレスでは繋がるので、何とかデータはやりとりできました。ただし相変わらず原因はわからないまま。

 このルータ、イーサネットの速度が10Mbpsで、昔は速かったけど、ギガサイズのデータをやり取りする今ではちょっと遅い......。
 それに、小5の娘もインターネットを本格的に使い始めるので、そろそろ自宅でも64KbpsのISDNじゃなく光にしないといけないかなぁー、などと考えながら金沢にアパートに着くと、

 またまたWindowsがネットワークに繋がらない!! ......困った!!

 予備のハブに交換したり、Macと直結──最悪の場合はこれでも自動で極性を変換して接続できる──したりしてもまったく繋がらない。
 おまけに今度は、ワイヤレスもダウンしてしまったので、メモリーカードなどのメディアを使わない限りデータを交換できなくなってしまいました。

 困った。

 一つには、自宅のルータは(たぶん)シロで、Windowsのネットワークにトラブルが起きていることになります。

 実際、詳細な状況を調べてみると、右の写真のように「無効!!」

 大学、アパート、自宅という3カ所のネットワークがとても便利で、それに頼り切っていたので、十分に対処できない状態に陥ってしまいました。

 というわけで、昨日(14日)は予定していた確定申告ネタのページを更新できませんでした。

 状況は非常に深刻で、センセイのWindowsノート機はWindowsのシステムディスクを積んでいないので、修復するためには工場出荷時の状態にまで戻さなければならない!!

 Windows XPにはご自慢の「システムの復元」があって、数日前まで、つまりおかしくなる前まで戻れるのですが、これも実際には効果がありませんでした。

 Virtual PCなら純正のOSディスク──ただしMac上でのみ有効──があるし、おかしくなったら保存せずに元に戻せるんだけど......。

 何と、本家純正Windowsは、Mac上のWindowsよりも不便だったのです。

 さて、思い当たる原因が一つ。

 それは右の写真。

 今週は車で金沢に来たので、娘が使っているG4 Cubeをメンテナンスのために一時的に持ってきています。

 きっとWindowsがCubeにやきもちを焼いてしまった(こちら)のに違いありません。

 それにもしかするとこのWindows、センセイがMac miniを買おうかなぁーと思っていることを察知したのかも。

 でもそれなら何台もあるMacの方こそ、やきもちを焼きそうなものなのだけど。



3月13日(日) 武蔵野赤十字病院

 西村センセイ、中学生の時に身長が急に伸びた時期がありました。

 こうなると体の成長のバランスが崩れるものだから、膝の半月板に無理がかかって痛くなり、お医者さんがX線撮影したところ、西村センセイの右ふくらはぎに見つかったのは、縫い針。(実話)

 昔から時々痛かったのだけど、まさか体内に縫い針が入っているなんて!! たぶん赤ん坊の時に踏んでしまって、それが少しずつ体内を進み、足の骨を覆っている健の所で止まったのでしょう。(ちなみに摘出した針は保存してあります。健が繭のように針を包んでいました。)

 ず〜っと時間が経って三鷹に住み、いよいよその針を摘出することになって、数日間入院したのが武蔵野赤十字病院。

 見舞いで約20年ぶりに訪れる病院はずっと大きくなっていました。
 でも当時の面影も、ところどころ確かに残されています。

 病院を後にしながら、自分から望んで訪れたい場所ではないけれど、でも考えてみたら、病院に来る機会すらなくなるよりはいいのだろうな、と思い直したのでした。

 というわけで、いろいろあって2日間お休みさせていただきました。すみません。

 西村センセイは元気です。ちょっと飲み過ぎの日が続きましたけど。

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