2008年9月6日更新(2008年9月15日ページ移動。2012年9月20日写真削除)

──2008年9月第1週のニュース──

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9月6日(土) 地上に出たら、何と、雨。 ──都内で「異業種交流会」に参加しました──

 西村センセイ、今日は都内へご出張。東京駅前の会議場で「異業種交流会」──もちろん正式には研究会──に参加したのです。

 研究会はとても興味深いもの。

 で、大学の先生だけでなく、企業の人材育成担当者など、あるいは経済産業省からお二人の若手キャリア──「キャリア」の意味がわからない人は調べてね──をお迎えして、議論は白熱。

 制限時間を超えて......というところで、議論の場を近くの飲み屋へ移動。貸しホールなので、時間制限があるのです。
 もちろん懇親会は盛り上がり、やや乱闘気味(?)。

 今回の会場は東京駅八重洲口のすぐそばで、駅から会場への移動はほぼすべて地下道を利用しました。
 懇親会も地下でした。

 会を終えて地上に出ると、あれ?! 地面が濡れています。雨が降ったんですね。
 後で調べてみると地元新潟では屋外コンサートが中止されるほど大雨が降るなど、相変わらず不安定な天気だったようです。

 そりゃ人生、晴れる日もあれば雨の日もありますよ。

 やっぱり、ずぅーっと地下にいるって、あんまり健康的じゃないんでしょうね。



9月5日(金) 絶対にパンクしない自転車。でもその弱点が意外な場所に...

 何回かお伝えしているように、西村センセイは基本的に自転車通勤。早朝や夜、金沢の風を切りながら国産自転車のハンドルを握り、ペダルを漕いでいます。
 以前は毎月1、2度ほどの割合で、新潟から車で来ていたのですが、加齢でだんだん車の運転に自信がなくなってきたのと、最近のガソリン価格高騰──センセイの318iは驚異的な省エネ車だけど──もあって、車の移動がめっきり減ってしまいました。

 思い起こせば、今年度に車を利用したのは何と、4月末〜連休入りの1回だけ。
 金沢でのセンセイは単身赴任なので、ビール(大瓶)のケースを運ぶことを除けば、自転車で何の問題もないという事実も関係しているのでしょう。

 センセイは赴任した2002年に金沢で自転車を買ったのですが、センセイの環境ではあまり丁寧にメンテナンスできそうになかったので、「絶対にパンクしない自転車」を買いました。
 タイヤが発泡ゴムでできていて、チューブがないのためパンクすることがないのです。
 おかげでこれまでの6年半、パンクなどの致命的なトラブルに出くわすことはありませんでした。

 でも、だんだん気づいたウィーク・ポイントがあって、それは盗難防止のロック機構。
 もともと暗証番号式のロック(写真下)が装備されているのですが、2、3年乗っているとメカが甘くなってしまい、完全にロックできなくなってしまうのです。

 そのため、これまでに2回ほどロック部分を交換しています。(加えて、最初からワイヤー・ロック〔上の写真〕を併用し、二重にロックしている。)

 そのおかげでしょうか、この6.5年間に自転車を盗まれることはありませんでした。
 ところがそれでも昨年、何故かサドルが外されて盗まれてしまいました。結局、犯人もサドルも不明のままです。

 やっと、本題。

 最近のことなのですが、ふと気づくと、どうもおかしい。上の写真のワイヤー・ロックは生きているものの、写真下のナンバーロックを解除された気配があるのです。

 もちろん、(1)センセイがロックし忘れただけかもしれないし、(2)ちゃんとロックしたものの、センセイが押しボタン式の暗証番号を残したまま、変な人がそれを見つけ、しかも別な機会にロック解除を試したのかもしれません。(やや被害妄想気味だけど)
 いつもほぼ同じ場所に同じ人が駐輪していると......残念ながら、確かにそういうことも可能だよなあぁー。

 いろんな意味で、変な人は確かに存在するようなのです。もちろんセンセイの被害妄想であってほしいのですけど。



9月4日(木) 不幸にして、センセイの予感が当たってしまった?! ──大学脇に、新しいお店ができるらしい──

 ここ1週間ほど、金沢ははっきりしない天気の日が続いています。

 基本的には曇りで、それに雨が加わる感じ。
 今朝の予報は晴れだったので、傘を持たずに出勤したのですが、途中で驟雨
(しゅうう)に襲われてしまいました。

 採算面の問題でしょうか、カフェテリア形式の学食(ceres)が、今学期に入ってから何故か日替わり定食を止めてしまったらしい......。

 そのため、センセイじゃ油っぽくなくて、あまり量が多くないものを求めて、外に出る機会が増えているのですが、こう雨がちだと、外出もままなりません。

 それでも晴れ間を見て、工大生ならみんな知っているコンビニ──競合店は潰れてしまった──に向かっていると、あれ?!

 隣の、センセイが赴任した時からずっと空室だった部屋の工事をしています(店舗の奥のドアが開いて、向こうが見えている)。

 この右隣には美容院があったはずなのですが、数年前に閉店したまま。

 金沢工大に近く、また人通りも多い場所なのですが、可処分所得を持っていない学生を相手にした商売は、実はとても難しいんですね。

 その証拠に(?)、裏通りにまわると昨年の、ちょうど今ごろ開店した焼き肉屋さんが閉店してしまいました。
 1年くらいしか持たなかったことになります。

 初めてこの焼肉店の存在に気づいた時、「この場所って...」と思ったのですが、残念ながらその通りになってしまったわけです。

 あ、もちろん、センセイに特別な才能があるわけでもなんでもなくって、「そういう場所」が確かにあるってことです。



9月3日(水) だって、自分の目で外を見てみれば...。 ──気象庁が今年の梅雨明け日を確定させました──

 気象庁今年の梅雨入り・明けを確定したと昨日報道されました。((c)新潟日報社)

 それによると特に東日本を中心に梅雨明け日がかなり変更されています。
 新潟県を含む北陸地方の場合、梅雨明けは既発表の7月19日ごろ(速報値)から、8月6日ごろ(確定値)に18日(!!)もずらされています。

 新潟(柏崎)では、地震からの復興を願った「ぎおん柏崎まつり」が大雨にたたられるなど、梅雨明け宣言直後から雨続き。
 また金沢は7月28日早朝に大雨に襲われて浅野川が氾濫し、大きな被害を出しました。

 太平洋高気圧の張り出しが弱かったのか、確かに今年梅雨は後半、梅雨前線がなかなか例年のようには北上しませんでした。
 北からの強い寒気がしばしば日本上空に進入したせいもあるでしょう。

 でも個人的には雲の写真やレーダーの映像を見ていて、そして何よりも窓の外を見ていて、北陸地方の7月19日の梅雨明け宣言を「いくらなんでもこれはフライングだろう」と思っていたのです。

 まさか北陸地方を管轄する新潟地方気象台の専門職員が、コンピュータの画面ばかり見ていて、外を見ていなかったなんてことはないと思うのですが。



9月2日(火) 「新潟時間」と「工大時間」 ──今日のセンセイが重役出勤だった理由──

 センセイは学生時代と新発田市の大学に就職した当初の計15年間、新潟市で暮らしました。

 その時に聞き覚えたのが「新潟時間」という言葉。
 最初はその意味がわからなかったのですが、この言葉、何か集会のようなものがあるとして、「新潟の人は会が始まる時刻に自分の家を出発する(!!)」──もちろん遅刻──という意味なのです。

 一方、金沢工大に就職してからは「工大時間」。
 所定の時刻の5分前には定位置について、かつ準備を終えている──ホントにそう──という意味です。
 こうなると、何事も早め早め、ということになります。

 実は昨日から、バリウムを飲んで腹部レントゲン写真を撮影する検診(教職員対象)が始まっているのですが、そもそも大前提がこの「工大時間」だし、みんな忙しいから検診を片づけて仕事をしたいし、そして昨晩から何も食べられないので、希望者が早朝に集中してしまいます。
 当然、延々と待たされることになります。

 幸いなことに西村センセイ、今学期は朝イチの講義が少ないので、検診日の今日は思い切って遅くアパートを出ました。
 締切の30分前に検診車に到着すると会場はガラガラ。もちろんまったく待たずに検診を終えました。

 う〜ん、どうやら金沢工大でうまく生き抜くためには、工大時間と新潟時間を使い分けた方がいいのかも。



9月1日(月) 特殊急襲部隊“SAT”のキャンピングカーが、柏崎市に出現?!

 何回かお伝えしているように、新潟県柏崎市の自宅の前には市の福祉センターがあります(もともとは市の資材置き場だったそうな)。

 昨年の新潟県中越沖地震の際は、ここがボランティア活動の根拠地となり、全国各地から本当にたくさんのボランティアが訪れてくださいました。
 地域住民はボランティアの皆さんに感謝しています。

 プレハブ作りのボランティアセンター本部は、今ではもとのゲートボール場に戻るなど、当時を想像するのが難しいくらいです。

 でも......なぜか、地震以来ずっと、倉敷ナンバーのキャンピングカーが止まったまま。

 近づいて、車体をよぉーく見ると、“SAT”と書かれ、何だかそれっぽいシールも貼られています!!

 “SAT”。

 大学関係者にはアメリカの大学進学適性試験(Scholastic Assessment Test)を意味しますが、一般的には警察の「特殊急襲部隊」(Special Assault Team)でしょう。
 大事件の時に時々、そしてフジテレビ系の映画に良く出てくる黒ずくめのあの人たちです。

 そのSAT、何と、キャンピングカーまで持っていた......わけありませんよねぇ。

 近づいてよぉーく読むと、“SAT”というのは“Saigai Tokusotai”、つまり「災害特走隊」という西宮市の私設ボランティアグループの略称なんだそうです。
 なぁんだ。

 それにしても、ずっといったい何をしているんだろう。



8月31日(日) 長崎屋柏崎店が再び閉店へ。新業態店に転換か?!

 新潟の自宅に戻ると、家人宛に市内にあるスーパー長崎屋柏崎店からダイレクトメールが届いていました。何と、来月中旬に閉店する(!!)というのです。

 センセイらの世代にとって長崎屋は、ダイエー──若い人は知らないかも──を追いかけるように急成長した、準大手のスーパー。特に衣料品に強みを発揮していました。

 ピーク時には新潟県内にも数店舗を展開しており、センセイも学生時代から新潟、長岡、柏崎店を利用していましたし、上越店にも何回か入ったことがあります(以上は、柏崎店を除き現在では閉店)。
 ちなみに金沢に移ってからも、近くの金沢店を時々利用しています。

 しかしその衣料品中心主義がバブル崩壊で裏目に出て、会社更生法の適用となりました。
 新潟県内の何店舗かは共同出店の相手(「藤村アイリー」)が倒産したせいもあります。

 多くの店舗を閉鎖して、予定よりずっと早く更生手続きを完了したのが2006年。
 (個人的には柏崎店も残ったし)これで大丈夫かなと思っていたら、この春「店舗を大幅整理」と報道されました。

 柏崎店の状況はあまり良くなかったので心配していたのですが、やはりその対象となったらしい。
 ちょっと調べてみるとこの間に、ドン・キホーテの子会社になっていたんですね。

 届いた葉書をよく読んでみると、改装して「新業態に転換」するとか、その間も「食品部門は平常営業」などと書かれています。どうも柏崎店の場合、業態を変えて営業を続けるようなのです。
 他店舗はドン・キホーテに衣替えしたりしているのですが、こんな田舎で、どうするんだろう......。

 心配になったので今日、所用のついでに、立ち寄ってみました。

 入口の前で日本テレビ系列の「24時間テレビ」──当然、センセイは見ないけど──の募金をやっていること以外はふだんとまったく変わらず、どこにも閉店の告知は掲示されていません。

 中には、知り合いが経営する本屋さんなどもあるのですが、う〜ん、いったいどうなるんだろう。

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