2007年9月29日更新(2007年10月7日ページ移動。2012年9月18日写真削除)
■9月29日(土) ライバル校(?)、千葉工業大学を訪問しています
というわけで西村センセイ、今日は千葉県の津田沼に来ています。千葉工業大学に来ているのです。
金沢工大にとっては、関東のライバル校という感じですが、もちろん敵情視察というわけではなく、学会に参加しているのです。
学会そのものも、国際基督教大学(ICU)に勤務していた時の直属の上司(K元学長)の講演などがあってとても興味深いのですが、センセイにとってのもう一つの関心事は千葉工大の学生さんの様子。
結論から言うと基本的には金沢工大の学生と同じくらいかなと思えます。
ただし東京に近い分だけ、ちょっと差がついているかな、という感じ。
今晩は首都圏に在住する、前任校の退職者の集まりに参加してから、明日金沢へ戻ろうと思っています。
■9月28日(金) ホントに、飲食店がどんどん替わる ──大学裏通りのジャンカレーも閉店!!
──
す、すみません。予定外ですが、今日も食べ物ネタです。悪しからず。
センセイは現在ツアー中で、昨日は夕方6時頃までの講義を終えてから、そのまま大学近くの北陸鉄道「野々市工大前」駅まで歩いて、石川線とJR線を乗り継いで移動しました。
「ずいぶん日暮れが早くなったなぁー」などと思いながら工大前駅に向けて歩いていると、左から男女がチラシのようなものを渡しています(正確には近くにいた工大生に渡して、センセイには渡さなかった)。
アレッと思って男女が出てきた方向をよく見ると、昔自転車屋さんだった場所が写真の焼肉屋さんになっています。
どうも最近開店した雰囲気。「へぇー」と思いながら駅へ向かおうとして今日も、あ"......。
その昔、何かのお店だった所がターバンカレーになって、それがエビフライカレーのジャンカレーになっていた──焼肉屋になっていた時もあったっけ──お店が、「空き店舗」。
お昼なんかは結構学生が利用していたのですが......。工大生はとにかく忙しいので、なかなかお店のねらい通りに利用してもらえず、どんどんお店が替わってしまいます。そう言えば
それにどうも、このお店のように「うまくいかない場所」って、確かにあるように思えるのですが、どうでしょう?
バタバタしていて気がついたらもう12時近く。
そんなにお腹は空いていないのですが、午後は体力がいる授業が三つ続くので、とにかくお昼を食べておく必要があります。でも学食はもう一杯だろうし、大学のお弁当は男子学生向きで量が多すぎるし。
ひとまずコンビニへ向かって、もしお店の前で足が隣のチャンカレに向かったらカレーにすることにして、近くのコンビニへ。お店に近づいても、足はそのまま店内へ。
弁当の棚の前で量があまり多くなく、かつ油っぽくないものを探したのですが、おにぎりじゃあまりに寂しい。でもうどんやそば、パスタにも惹かれない......。
ふと、「イタリアン」と「新発売」――センセイはこれに弱い――という文字が目に入りました。
シーフード・リゾット(¥460)が一皿だけ置いてあったのです。何故かあまり迷わずに買い求めて、めずらしいので研究室で記念撮影。
さてお味はというと、それなりに美味しいのですが、やはりセンセイにはスパイスがちょっと......。
油もかなり使っているし。でも今日は、何となく食べてみたかったのです。
それにしても食べ物、特に昼食が話題になる日って、要するにそれしか楽しみがないほど忙しいんですね。
なぜ忙しいのか、本人にもよくわからない部分もあるのですが。そう言えば、今日は授業を終えてから電車で移動したので、1日3食コンビニ弁当だったなぁー......トホホ。
■9月26日(水) 大学近くの、新しい讃岐うどんのお店へ行ってみました。果たしてお味は!?
仕事を手伝ってもらった関係で、今日は昼休みの混雑のピークにお昼を食べることになりました。今学期の講義はほとんどが午後なので、いつもは混み始める前にコンビニか学食へ行くのです。
この時間、コンビニにはもうたいした品は並んでいないだろうし、学食は殺人的な混雑のはず。こういう時はいつもなら、学生用のお弁当を買うのですが、センセイには量が多すぎるし油っぽい。
当てもなく外へ出てから、ふと、「うどん屋へ行こう」と思いつきました。
カレー屋「アルジャン」だったところが最近、「粉太(こた)製麺」といううどん屋さんになったのです。
入ってみるとカウンター12席とテーブルが4卓。
さほど広くはないのですが、従業員はたくさんいます。厨房には4人入っています。あまり広くないのに。
たぶん、恰幅のいい男性がご主人だと思います。かけうどんは450円ですが、天ぷらなどが入ると1000円くらいになります。高くもなく、安くもなく。
今回は「得々ざるうどん」というのをお願いしました。注文してから改めて店内を見渡すと「茹で上がりまで時間がかかる」との張り紙。
そうだろうなぁーと長期戦を覚悟したら意外にも、程なく商品がご到着。最初にちょっとだけつゆを味見したのですが、う〜ん、特別な印象はありません。
天ぷらより先にうどんを少し頂いたのですが、こちらはとにかくコシが強い。というか、麺の堅さとコシがごっちゃになっているようなところがあって、要するに堅すぎるのです。
麺の堅さの前には、つゆは力不足。「その場で揚げる」という天ぷらを食べてみると、こちらもとにかく堅い。
揚げ時間が短くて、その分新鮮なのかもしれませんが、野菜は生のままを食べているような感じ。
衣もバリバリしているし。というわけで、実はあまり最初は良い印象を持たなかったのですが、食べ終える頃から「やっぱり丁寧には作っているんだろうなぁー」と考え直すようになりました。
気になったので調べてみると、この粉太製麺、金沢では有名なうどん屋さんなのだそうです。本店は金沢駅と県庁の中間くらいにあって、このお店は2号店(?)とのこと。
ご主人は本場香川で修行を積まれたのだそうです。でも正直なところ、香川で食べた讃岐うどんはもっと地に足がついていて、格段に美味しかったです。
センセイが知っている限り──だからとても狭い範囲──金沢では、金沢工大近くから移転してしまった「こう泉」(こちらやこちらの方がずっと本場の味に近いと思うのだけれど。何より、「粉太製麺にもう一度来たいか」と尋ねられたら、その引力は「こう泉」よりずっと低い気がする。
などと考えながら大学に戻ろうとして、あ"......。
すぐ近くのラーメン屋さんが閉店しています。2ヶ月に1回くらいは来ていたお店だったんだけど。
深夜まで営業している、ちょっと前によくあったタイプのラーメン屋さん。
まぁ、それなりにお客も入っていたし、金沢工大の職員の姿も時々見かけたので、大丈夫なんじゃないかなと思っていたのですが、ちょっと甘かったようです。
いつ止めたんだろう。とにもかくにもこのように、金沢工大近くの飲食店はどんどん交替していくのです。
■9月25日(火) 「親は(い)なくても子は育つ」? ──北陸地方は局地的な大雨に襲われました──
昨日は夕方に電車で金沢へ移動しました。
新潟県内は曇りだったのですが、富山県に入り、ふと窓の外を見ると路面が濡れています。報道によると、午後から富山市付近で局地的に激しい雨が降ったのだそうです。
それでもセンセイは何とか濡れずにアパートへたどり着いたのですが、今朝早く、起床の時刻になり、起きようとしたところでザーッ!! 急に、それもかなり激しい雨になってしまいました。
おかげで出勤は1時間遅れ。(ただし営業開始時刻の1時間前)気象庁のレーダー画像を見ていると、寒冷前線がまさに北陸地方を通過するところで、特に新潟−富山の県境付近は猛烈な雨が3時間位続きました。((c)気象庁)
この付近の鉄道が運転見合わせとなったくらいです。もう一つ気づいていたことがあって、センセイの自宅がある柏崎市も7時過ぎから激しい雨に見舞われたのです。
ちょうど、中二の娘の通学時刻で、彼女は大荒れの天気の中、4kmくらい離れた中等教育学校まで歩いたはず。
今時の中学生ですから、多くの保護者は自家用車で送迎してしまいます。
でもセンセイの家人は車を運転できません。
そこで雨や雪の日は徒歩で通学することを条件に、中等教育学校の受験を認めたのです。したがってこの点に関しては、本人もよぉーく納得済。何てったって車を運転する父親は、平日、いないのだから。
出鱈目な量の雨だったはずなのでちょっと心配になって、退勤してから自宅に連絡を取りました。予想通り、ずぶぬれになって、夕方までにスカートは乾いたものの、びしょ濡れのままの靴で帰宅したとのこと。
それでも彼女は学校が楽しいらしい。これだけは幼稚園の時から変わりません。
親は(い)なくても子は育つ、というところでしょうか。
■9月24日(月) 学校の雰囲気が人間を育てる ──女子校の学園祭を訪問しました──
この連休中、家族で新潟市にある学校法人ノートルダム清心学園の新潟清心女子中学・高等学校へ行ってきました。「清心祭」という学園祭を見学に行ったのです。
清心はカソリック系の女子校で、前任校(高校・大学)とはいわばライバル関係。
けれども幹部の先生と親しく、これまでに何回か模擬授業をさせていただいたこともあるので、よく知った学校なのです。ただし、近くに住んでいたにもかかわらず、学園祭を訪問するのは初めて。学校は新潟市西部高級住宅地の中にあります。海岸の砂丘の上に建ってられているので、白い校舎がひときわ目立ちます。お金をかけた造りではないのですが、いつ行っても隅々まできちんと手入れされています。
そして何より生徒の表情が良いし、ちゃんと丁寧に挨拶してくださいます。一朝一夕に真似できるものではありません。
先生や偶然であった知り合いにご挨拶してから、展示やバザーを見学させてもらいました。
たくさんの保護者が手伝っていますし、その保護者も明らかにきちんとしています。
さすがにお客さんは、必ずしも皆がそうではありませんが。かなり暑かったのですが、体育館でハンドベル部の演奏を聴かせていただいてから帰宅しました。
新潟市内でも決して目立つ高校ではないではない──受験勉強を売り物にする高校の方が注目されがち──なのですが、間違いなくきちんと人材を育てていらっしゃいます。
車を運転しながらどこで差がつくのか考えていたのですが、一つは学校の雰囲気なんだと思います。
もちろんそれは教職員、生徒、地域の人々が作り出した歴史であり、現在も維持している文化なのでしょうが、それが確かに存在するのです。
「目の前で証明しろ」と言われても困るし、そもそもそういう質問しかできない人には理解できないわけですが。そうそう、初めて知ったのが「なでしこ会」という同窓会の存在。
設立されてから40年以上になるので、同窓会がしっかりと学校を支えています。また実際、自分の娘を再び入学させるケースも多いようです。学校の教職員は自分の学校の宣伝をするけれど、「では、自分のお子さんを入学させますか?」と聞いたら、一瞬たじろぐ人もいるんじゃないかと思います。
清心の場合、それは少ないんじゃないかな。
■9月23日(日) 開店時刻に、ヤマダ電機へ行ってみました!!
まったく予想通りの展開となりました。オープンしたばかりのヤマダ電機柏崎店へ、朝イチで行ったのです。
右の写真は昨晩、センセイの書斎窓から見たヤマダ電機の看板。
センセイの自宅は田舎の住宅地にあります。割と静かで、虫の音が良く聞こえるほどです。
でもヤマダ電機の看板は眩しすぎて、遮光カーテンを閉める必要があります。ところで、この写真を加工していて気づいたことがあります。
ヤマダ電機とセンセイの自宅がある住宅街の間にはJR信越本線が走り、それに沿うように小さな川が流れています。
ところがヤマダ電機の看板と、手前の家々、傾きが微妙に違うのです......。ナシテ!?
さて予測していた通り、数日前の新聞にヤマダ電機の折り込み広告が挟み込まれていました。
右の写真がヤマダ電機の広告ですが、実は開いた新聞と同じ大きさ(!!)という、ものすごく大きなものなのです。面白かったのは対抗店の広告。
ジョーシンは普通だったものの、ケーズデンキは写真のように対抗心丸出し。
細かい値付けなんかはまったく掲載されていません。開店当初はどこでもやることですが、ヤマダ電機の広告の下半分には日替わりで数量限定の特価商品が紹介されています。
パソコンなどの、入門クラスの製品が多いようです。放っておくと目当ての品を狙って徹夜する人も出てしまうようで、徹夜しないで欲しいと書かれています。
当日早朝からの順番取りについても事細かに記されています。実際のところはどうなのでしょう。
ゲームソフトが目当ての娘と一緒に、10時の開店前に到着した時の写真が右のもの。
もちろん入口前にお客さんが並んでいますが、100人には満たず、数量限定特価商品の整理券も半分くらい余っている様子。金曜の初日と昨日がどうだったのかはわかりませんが、こんなもんかな、という感じです。
目玉商品に「欲しいなぁー」と思うほどのものもなかったし。いよいよ店内へ。
入口も店内も標準的な構成ですが、意外と小さい。近くの長岡店の半分くらいかなと感じる──実際は2/3くらいか──広さです。
一番驚いたのは店員の多さ。
本来の店員に加えてメーカーその他からの派遣応援で店内がごったがえしている(?)状態です。店員の数は、明らかにお客さんの倍以上。
コーナーによってはお客は皆無で、いるのは店員だけという場面も。ちょっとでも「プラズマの画質はどうかな」なんて態度を示そうものなら、すぐに声をかけられてしまうので、落ち着いて品定めなんてできません。
家人から頼まれたアイロンのカタログを探したのですが、1社しか見つからず、それだけ持ってすぐに退散してしまいました。落ち着いてからまた来ようと思っています。目的の半分を達成することができなかったので(?)、そのまま競合他店へ向かいました。
ジョーシン──ここにもカタログはなかった──は、雰囲気こそいつもとあまり変わらなかったものの、やはりお客は少ない。
一度帰宅してからの午後、別な所用を兼ねて、ノジマに吸収合併された真電(写真)へ行き、ここでカタログを確保しました。
店舗最上部にはまだ、かつて提携していた“Laox”の跡が残っています。ところが、お目当てのゲームコーナーのある2階へ上ろうとした娘が?!
......ない。2階は閉鎖されているのです。
そう言えば、店内のお客さんの数は片手の指で足りる......。いつまで持つかなぁー。
ケーズデンキは行かなかったのですが、地域の人は意外にも、どうも家電量販店の競争に冷静に対処しているようなのです。
この地域は、地震被災を機会に、必要なものを買い換えたという事情があるのかもしれませんけど。