2011年6月25日更新(2011年7月3日ページ移動。2015年2月11日写真削除)

──2011年6月第4週のニュース──

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6月25日(土) 西村センセイ、大雨の中を関西方面に出張する

 同僚との慰労会ですっかり酔っ払ってしまったので、今日は手短に。センセイは現在、JR新大阪付近のホテルに滞在しています。大学の保護者会で、関西に出張しているのです。
 初めて訪問した場所を含めて、その様子は明日以降にご紹介したいと思っているのですが、実は、ここに至るまでがもう、本当に大変。

 まず今回は、教員および職員、そして優秀な学生を含めての集団行動で、しかも早朝の集合。

 センセイは割と早起きなので、集合時刻そのものは大丈夫なのですが、問題はこのところの大雨。
 以前とは違って、北陸地方ではここ数日、とても不安定な天気が続いているのです。

 今朝目を覚ますと、周囲は静か。窓を開けると晴れ間も見えます。ラッキー!!

 だって今日は集団で移動するために、大学からタクシーで出発します。だから自転車を利用できず、重い荷物を抱えて徒歩で出勤するしかないのです。
 覚悟をして身支度を整え、アパートを出発した途端、その浅はかな思いを意図的に打ち切るかのように、ザーッ!!

 黒雲が突然かかってきて、ご覧のような大雨になってしまいました。あまりの降雨の激しさに、写真奥の大学建物が霞んで(?)しまうほど。
 でも、サラリーマンは出勤しないわけにはいかない。びしょ濡れになりながら西村センセイ、とにかくご出勤。

 ところがそんな金沢を離れ、隣の白山市(旧松任市)に入ると地面は乾いています。今朝の降雨は、局地的なものだったようです。

 敦賀を過ぎると、雲は残るものの、青空。もちろん気温はそれ以上に急上昇。何だか体調を崩しそうな状況ですが、とにかく今日の保護者会を無事に乗り切ることができました。
 明日はどうなるのか、そしてセンセイが担当した地域はどこなのか。

 続きは明日以降。(たぶん)



6月24日(金) 「これ、イタシャじゃね?」 ──弁当屋さんの手前にはアニメのお店があって...──

 昨晩は遅くまで今朝の授業の準備をしていたのですが、かなり手間取ってしまいました。残念ながら完了しなかったので、今日はいつもより早起きをして、大学へ一番乗り。
 もちろん朝イチの講義は概ね無事に乗り切ることができたのですが。

 明日からの出張に備えて、今日は午後もいろいろ仕事を片づけなければなりません。まずは体力回復のために腹ごしらえ。ひとまず大学の食堂へ入ったのですが、どうも気分が乗らない。
 センセイの足は勝手にほっかほっか亭へ。

 ご飯の小盛り(50円引き)ができるのと、そのご飯が美味しいので、最近の西村センセイは毎週のように利用しています。

 道路を渡り、もうすぐでお店、というところで若い男性の話し声が聞こえてきました。「これ、イタシャじゃね?」

 ......「イタシャ」て何だろう。

 アニメのお店──入ったことがないので、何を売っているのか、正確なところは知らない──から出てきたと思しき男子学生が3人。
 会話の主は彼らです。

 その目の前には、車体全面にアニメが描かれた「痛車(いたしゃ)」。近くでちゃんと見るのは初めてです。
 細部まで描き込まれているというか、細部だけ、とうべきか。

 どんな人が、どんな気分で乗っているんだろう。

 それにしても、アニメのお店と痛車、そして男子大学生の間に、どことなく親和性を感じてしまうのですけど。



6月23日(木) 学生諸君にとって、夏休みはもう、手の届くところにあるんですね

 写真は昨日のお昼に撮影したもの。お伝えしたように、午後には授業と重たい会議が控えていたので、とにかく食堂で何かを食べなくてはなりません。

 新厚生棟に近づくと、ご覧のようにステージを備えた大型トラックが横付けしていました。学生に「ジュースが...」と話しかける女性の声が聞こえてきます。

 ちょっとのぞくと、ステージ中央には座って挑戦する仕掛けが。どうやら自動車の運転に関係するゲームか何かのようです。
 これに挑戦するとジュースを1本もらえるんですね。

 長居をする余裕はなかったので早々に立ち去ったのですが、食堂内では近隣の自動車学校合同での説明コーナー。
 ポスターには「この夏休みに・・・」とか「3年になると就職活動が始まるので、2年生のうちに・・・」といった具合。

 忙しくて気づかなかったのですが、もう1ヶ月もすると学生は期末試験。そして、それが終われば夏休み。
 もう手の届くところにあるんですね。

 確かに自動車の運転免許取得を考えれば、1、2年生はチャンス。

 しっかり者の学生諸君はすでに、免許や旅行などの予定を立て始めているんでしょうねぇ。
 センセイにはできなかったし、そして今でも無理だけど。 



6月22日(水) 「役得」って、あるかも...。 ──元アップルコンピュータ代表取締役の講演会に参加しました──

 西村センセイ、この4月から大学の学生部関係の仕事に携わることになりました。といっても、ごく一部なのですが。

 今日も、通常の講義に加えて、学生部関係の会議と行事が一つずつ。へヴィーな会議を乗り切ってひとまず研究室へ戻り、ちょっとぼんやりしてから大講義室へ。
 全学に公開された会議ではなく、「リーダーシップアワード生」という、リーダーとなる人材の育成を目指す学生を対象とした特別講義が行われるのです。(このプログラムもセンセイの仕事の一部)

 今日の講師は、日本IBMや日本オラクルを経て、「Macからマックへ」の移籍で話題になった原田泳幸氏の後任としてアップルコンピュータ(現アップル)の代表取締役に就任した山元賢治氏。
 現在は、現在はコミュニカの代表取締役です。

 会場に入ると演台の上にはMacBook!!

 この辺りから雰囲気がいつもと違ってきました。講演前から(!!)、学生の「気」が山元氏に集中しているのです。
 講演が始まるともう、パワー全開。

 正確に言うと、山元氏の「伝えたい」という思い──ただし語り口はクール──と、アワード生諸君の「聴きたい」「学びたい」という気持ちが共鳴しているのです。
 二つの「気」が、大講義室の中を渦巻いている、という方が適切かもしれません。

 ホント、みんな食い入るように話を聴いています。もちろん人心を掌握するテクニックだけでなく、講演の内容がすばらしいのです。質疑応答を含めて1時間半の講義はあっと言う間でした。
 凄い人は凄いなぁー。

 う〜ん、学生部の仕事は大変だけど、たまにはこういう役得があるかも。

 ちなみに、プレゼンテーションソフトはアップル純正のKeynoteではなく、Mac版のPowerPointでした。たいしたことではないのですが。



6月21日(火) ハイビット・ハイサンプリングでは、音の「重心」が高くなる

 以前ご紹介したドイツ製の業務用音響機器“SRC9624 Ultramatch Pro”というマシン、音質についてちょっと補足しておいた方が良いかなぁーと思うようになりました。
 良くも悪くもない、というのがセンセイの評価ですが、正確に言うと、これは16bit、44.1/48kHzに限定した場合。

 写真は同機の中央部分ですが、いろんなスイッチと表示が並んでいます。

 すべてを説明する余裕はありませんが、このマシン、対応可能範囲(31kHz〜100kHz)ならどんなサンプリング周波数にも対応してデジタル音声を再生できる──衛星放送やVTRを利用したPCM録音機(44.096kHz)にも対応──だけでなく、左端の表示にあるように、それらを最高96kHzまで変換することが可能なのです。
 しかも右から2番目の表示が示すようにCDなどの16bitデータだけでなく、最高24bitまで出力可能。

 要するに時間方向、振幅(=音量)方向ともに、きめ細かく再生することができるのです。

 写真はその最高の状態にセッティングしたところですが、再生される音声、元の音質とはずいぶん違います。
 きめ細かく、雰囲気を良く表すようになります。通常ならこれを「とても音質が良い」と評価します。

 一番変化するのが「重心」で、ハイビット・ハイサンプリングにするとずいぶんそれが高くなります。
 でも、良く考えてみると、振幅方向に関しては、元データはそのまま。

 ビット数を深くしても元データに記録されていないデータが出力されるわけではないのです。(右端の「ディザ」を用いた場合を除く)

 時間軸に関して言えば、たとえサンプリング周波数が同一でも元データから変化していますから、必ずしも「正しい」音ではありません。
 実際、このモードにすると音がきめ細かく感じられる反面、ゴツゴツした実在感は苦手になります。

 何度かお伝えしたように、「ずっと聴いていられるかどうか」が最終的な基準になるのですが、変化があまりに大きいので、まだ判断できない状態です。

 金沢のアパートに置いてある機器は必ずしも最高品質のものではないので、このマシンを含めて自宅に持ち帰り、じっくりと聴いてみようかと思っています。 



6月20日(月) (今度こそ)塩ラーメン専門店の「しょうゆ らあめん」は...

 というわけで、皆様の予想通りに今日の話題は塩ラーメン専門店テラの「てら しょうゆ らあめん」。言い訳を許してもらえるなら、今週は今日しかチャンスがないことに気づいたからです。
 ちょうど12時頃お店に入ると、先客が4名。いずれも常連客のようでした。

 うち3人を送り出した時、店長と思しき人物がとても気分良さそうに、カウンター内で少し踊り始めた(!!)のをセンセイは見逃しませんでした。
 どうもよくわからない。

 男性店員に「しょうゆ らあめん」とお願いすると、何かを訊ねてきます。かろうじて聴き取れたのは最後の「チャーシュー」という言葉だけ。西村センセイ、どうも加齢のせいで、数年前から耳が遠くなってきているのです。
 確かめてみると「ロースト鳥ちゃぁしゅう」か「炙り豚ちゃぁしゅう」を選べるとのこと。

 普段は自分から肉を食べることはないのですが、ここは豚肉を選択。続いて中細麺と普通麺のどちらにするか訊ねられたので、お勧めを訊ねると、踊っていた「店長」が脇から「中細麺は硬いです」。
 博多ラーメンみたいな感じなんでしょうか。ここは前回に引き続いて普通麺を選択。

 改めて店内を見渡すと、しょうゆ らあめんは十歳造(ととせづくり)という醤油がポイントとのこと。
 後で調べてみると香川の専門店「かめびし」の製品のようです。

 唯一の女性店員が、ニコニコしながら持ってきてくださったのが写真のラーメン。最初の印象は、真っ黒!!
 麺はまったく見えません。

 かつて、まさにこの場所で提供されていた富山ブラックが思い出されます。

 器はとても小振り。トッピングは塩ラーメンと共通するものもあれば、そうでないものも。
 スープを一口頂きます。濃い。

 一瞬、「見かけは黒いけどスープは意外と...」などとひねくれたことを期待していたのですが、見た通りの濃さでした。
 ただし、くどくはなく、まさに醤油の味で勝負、という感じ。

 メンマはとてもおいしいのですが、大きくしかも硬めなので、食べるのにけっこう苦労したりします。肝心の麺は、というと、先日のざるラーメンと同一。(当たり前ですね)
 良い意味で、蕎麦を思い出します。

 全体としてはとても上品にまとめられており、難癖をつけるようなところはありません。ただし、頂戴しながらどこか引っかかるものがあることに気づいていました。

 帰り道にやっと理解したのですが、センセイのように醤油味を基本とする人が醤油ラーメンを創ったのではなく、塩味をベースにした人が醤油ラーメンに挑戦しているんですね。
 どちらが作っても、出来上がりは醤油ラーメン。だからその差は微妙なのですがやはり、違うものは違う。

 さて、センセイがまたこのテラへ来る日はあるのだろうか......。

 あ、そうそう。金沢工大関係──教職員、学生を問わず──あるいは近隣の方で、「じゃぁ今度テラへ」とお考えの皆様、今月最終週は臨時休業です。
 「研究」のためだそうです。

 偉いなぁー。センセイには真似できない。



6月19日(日) 西村センセイ、日焼けする ──北陸地方は、比較的穏やかな天気の日が続いています──

 今日もまた、見たままのお話です。写真はこの週末、帰宅途中の電車の車内から撮影したもの。

 西日本に梅雨前線が停滞し、大きな被害の発生が懸念されていますが、東日本、特に北陸地方はかように、比較的穏やかな天気が続いています。

 柏崎では先週、えんま市が開かれたのですが、この地域はえんま市の頃から雨がちになるのが普通。
 でも今年は、たいして降らないまま6月下旬に入ろうとしています。

 先週末は娘にとって高校最後の体育祭が開かれました。去年は雨上がりの最悪のコンディション下での実施。
 今年も雨が心配だったのですが、ちょっと降られたものの、生徒諸君も関係者もそのまま体育祭を継続しました。

 暑い日とは違って、運動には適していたのですが、やはり曇天であってもこの時期の紫外線は強い。
 曇か雨だったのに、一日中グラウンドにいたセンセイはすっかり日焼けしてしまいました。

 ところで写真は柿崎漁港付近で撮影したのですが、よく見ると右下に、漁場の目標となるブイ(?)が係留されているんですね。初めて知りました。

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