2013年9月14日更新(2013年9月22日ページ移動。2016年11月27日写真削除)
■9月14日(土) 最も高い評価を得たのはやはり、学生によるキャンパスツアーでした ──学会はなんとか終了──
学会最終日。さすがのセンセイも今日は予定していた時刻に起床することができませんでした。もちろん遅刻なんかしませんが。
朝7時半に学生諸君が集まり、準備作業を開始。
といっても、3日目になるとまったく新しい内容の行事はないので、仕事はそんなにありません。
集合時刻を遅らせても良かったかな。センセイはある部会の司会を仰せつかっているので、全体の進行が順調に進行していることを確認してから、会場へ移動しました。
でもその前に、パネルとポストイットを出口付近に用意します。帰宅する参加者に感想や改善すべき点を記入してもらうのです。本学会、お約束の行事。
写真はお昼に司会を終えて本部に戻った時に撮影したものです。一番多かったのが、学生諸君によるキャンパスツアーが良かった、という感想。
中には2名ほど、学生の名前を挙げて褒めてくださっているものも。ただし学会の運営については、もっともな改善要望がいくつか寄せられていました。こちらは素直に反省。
来年の大会開催校へお伝えすることにします。大会は正午過ぎに終了したのですが、午後からの片づけ作業に備えて、ひとまず皆で昼食を取りました。
力仕事があるため、近くに住んでいる学生は着替えに戻ります。午後1時に作業開始。看板やパネルを片づけ、通常通りの授業ができる状態に戻して、午後2時半にすべてを終了しました。
この間、女子学生も男子と同じように力仕事に従事します。最後の最後に、体育の先生(左端)の指導の下、学生の代表が音頭を取って一本締め。
学生諸君の姿を見ながらセンセイは、「最初から最後まで、主役は学生諸君だったんだなぁー」。良く考えてみるとこれって、日常の教育の現場で起きていることそのものですよね。
■9月13日(金) ところで、この揃い方は偶然なんだろうか ──学会2日目。学生諸君は大活躍──
果たしてどうなるかと思ったのですが、何とか学会2日目を無事に終えることができました。
だから今日も見たままのお話......というか、2日続けて学生諸君の姿を追う結果になったので、今日もそれを踏襲。しかしその晴れ姿をご紹介することにしました。
カッコイイでしょ?夜に開かれた懇親会の中で、約150名のお客様(+約20名の関係者)を前にして、全員に簡単な自己紹介をしているところです。
今日の彼ら彼女らは本当に大変だったのです。
午前と午後にほぼ全員が参加するプログラムが組まれていたのですが、その合間に、学会が1年に1回必ず持たなければならない「総会」を開催しました。
本当は全学会員に参加して欲しい行事。でも正直なところ、参加者の多くはせっかくのこの機会に、金沢工業大学キャンパスを探検したいと思っています。見学ツアーもセット済。
それを実際に案内するのが、他ならぬ彼ら彼女らなのです。たくさんの方が参加されたので、写真のほぼ全員が案内に携わったとのこと。しかも今日の最高気温は約32℃。
久しぶりに暑くなりました。センセイは学会の事務局として総会で説明していたので、今日の見学ツアーの様子は見ていません。
でも、後から学生諸君に感想を述べてもらったり、参加者の話を聞いたりすると、100点満点とはいかない──当たり前ですよね──ものの、相当高い評価を頂いたようです。
そりゃ、そうでしょう。この顔ぶれです。
この自己紹介の場面、学生諸君には奥(2年生)から学年順に並んでもらったのだそうです。後から気づいたのですが、中間の人たちだけが、スーツを着用。
彼女らの多くは3年生──所属学部学科は混在──ですから、これから就職活動が本格化します。スーツはそれと関係しているのでしょうか。それとも、まったくの偶然なのでしょうか。
■9月12日(木) 西村センセイ、働く。若い先生や学生諸君は、もっと働く ──学会初日が無事に終了しました──
いよいよ今日から学会が始まりました。このページを更新しているわけですから、センセイらは初日を何とか乗り切って、アパートへ戻ったところです。
というわけで、見たままを手短に。準備が遅れていたため、今日も未明からご出勤。あまりに早すぎて、いつものコンビニにまだサンドウィッチが納品されていなかったほど。朝を抜いて作業を開始します。
学生諸君は9時が集合。10時には関係者が全員揃い、打合せの後に準備作業の最終段階に入りました。写真はその際に受付付近を撮影したもの。参加者は左下の入口から入場し、受付を済ませてエスカレーターで各会場へ向かいます。昨日と同じ学生さんですが、スーツ姿なのでずいぶん印象が違いますね。
右奥では看板の準備をしています。昨日のうちに作業を終えていたのですが、今朝、雨が降ったので、大きなビニールをかけようとしているのです。
そうこうするうちに参加者が集まり始めました。実は一年間の講義もそうなのですが、何事も最初がうまく行くかどうかで結果が大きく左右されるように思います。
このようなイベントの場合、それは受付。不十分な点や、トラブルもあったのですが、いろいろ準備をしておいたおかげで、何とかそれなりのスタートを切ることができました。
といっても功績の多くはセンセイによるものではありません。いろいろ考えてくださる若手の先生方や、センセイらの指示不足にもかかわらず、自分で判断して適切に行動してくれる学生諸君のおかげです。
インタビューはしていないのですが、学外参加者の多くが、きっとそう感じているはず。学会は明日も続きます。正直なところ、明晩の更新があるかどうかはわかりません。悪しからず。
■9月11日(水) いよいよ学会開催前日。いろんな人が助け合って、準備を進めています。
いよいよ学会前日。今日は見たままのお話を(それ以上は無理なので)。
例によって早起きしてご出勤。研究室(写真右)の前の廊下には、写真のように印刷製本された本が積み重ねられています。
『発表要旨集(録)』と呼ばれる、大会に参加される先生方の研究成果をまとめたもの。数日前に納品されました。
しかし500冊以上もあるためセンセイの研究室では収容できず、一時的に廊下に置かせてもらったのです。
総ページは約200ページ。今回も基本部分はすべてMacのDTPで作成しました。使用したソフトは皆、15年くらい前のソフト。
それをデジタルデータで印刷屋さんに渡して、本の形にしていただきました。お昼近くになると関係者が集まってくるので、この本もトラックで運んでもらいます。男子学生の本領発揮。
これを受け取った大会本部では、関係者が総出で他の資料とともに袋詰め作業に入ります。ご覧のように、こちらの主役は女子学生。
大人の姿も見えますが、こちらは金沢工業大学や近隣の大学の先生や職員の方です。大学の壁を越えて、大会を運営しているのですね。
この時間、男子学生は何をしているのかというと、各種掲示物を張り出すためのパネルやその脚などの運搬。
こちらも大変な力仕事なのです。こういった皆様のおかげで、本日予定していた大会準備をほぼ予定通りに終えることができました。
誰かが大会を運営するのではなく、関係する皆が助け合って、です。そしてここに、もう一つ大切なことが存在していると思えるのです。なぜ大会を運営するのか、です。
それはきっと、(自分のためではなく)誰かのため。誰かがいつか気づいてくれる、喜んでくれると思う──「期待」か「願望」に近いかも──だけで、こうやってみんな頑張ることができる。
明日から、本番です。
■9月10日(火) こちらもたぶん、「そういうこと」なんだろうけれど... ──取り残されて、靴──
学会がいよいよ明後日(!!)に迫ってきました。参加総数は約450名の見込み。
う〜ん、準備が......というわけで、センセイはかなり悲惨な状況に陥っています。今朝は未明から出勤したのですが、昨日はなかなか起きることができませんでした。
よほど疲れていたのでしょう。いつもより2時間近く遅いご出勤。市の中心部は違うのでしょうが、センセイが暮らす郊外では通勤通学のピークを越えています。青空が高く、眩しい。
昨日は全国的に好天だったからですが、センセイの場合、前の晩、ちょっと飲み過ぎてしまった影響があるかも。
その時、ふと、妙な気配が。振り返るとそこには、揃えられた靴。
もちろん周囲には誰もいません。武蔵ヶ辻のバス停に取り残された運動靴以来の再会です。
察するに、ここまでヒールのない靴でこの車を運転してきて、ここで履き替えたんだろうとは思うのですが......。
ホントのところはどうなんだろう。帰宅時はスーパーに立ち寄るのでここを通りません。今朝、同じ場所を通ってみると、靴はありませんでした。
当たり前ですよね。
■9月9日(月) 自宅のスピーカーシステムを修理しました ──23時間の滞在でセンセイがしたこと(2)──
自宅滞在中にしたことがもう一つ。自宅AVシステム(3年前の写真)の修理です。といってもたいしたものではないのですが。
家人が外出した機会にスピーカーから音を出したら、ちょっと変。まず左右のバランスが取れていない。当然、まず接触不良が疑われるのですが、あちこちチェックしても状況は改善されません。
もしかすると原因は別?そういえば数年前からシステムが不安定になっていて、ずっと気になっていたのです。
いろいろ考えた結果、アンプ──名機DENON“PMA-390”──から、こちらも有名なTEACのスピーカー“S-300”への途中に挟んでいるヤマハのアクティブ・サブウーハ“YST-SW50 ”(中央の黒い物体)が故障したのではないかとの結論に至りました。
電源を入れ音が出たので安心していると、急に「ボコボコ」言い出したり......。S-300などの小型スピーカーはどうしても低音が出ません。そこで出たばかりのYST-SW50 を購入したのです。オルガン曲などではものすごい威力です。
普通のソースでもこれを使うと、音楽が「ゆったり流れる」ようになります。ふくよかになる、そんな感じ。でも購入したのはたぶん1991年。もう20年以上も前。故障──たぶん電源部の電解コンデンサーの劣化──して当然です。
半導体を使ったオーディオ機器は通電していれば所定の性能を発揮します。でも電源が入っていないと、ただのダイオードになってしまい、接続している機器に悪影響を与えることがあります。
例えば大きく歪んだり。繋いだ機器の電源を入れた途端に音が正常になることがあるのはそのためです。今回はひとまず完全に回路から外します。電線の被覆を取って片チャンネルずつ接続してみたのですが......え"?
もちろんちゃんと音は出るのです。しかし左右のクロストークが十分に取れていません。これは完全にアンプの問題。こちらも買ってから20年以上になるんですねぇ。
とにかく接続し直すと、音の出方が全く違います。新鮮でキビキビしています。銅線の表面が酸化されて、大きくなっていた接触面の接触抵抗が解消されたことも大きいと思います。
ひとまずやれやれ、という感じ。どうやら他の機器を含めて、どうやらセンセイのAVシステムは大幅に更新しなければならない時期が迫っているようです。大きな買い物をするわけではないので、買い替えてもいいのです。
でも客観的に考えると、メディアが変わってるので使用頻度が低下した機器もあります。他方、本質的な問題を解決した後、さらに改良することによって、バリバリの現役──今だにセンセイのリファレンス機──の機器も存在します。30年近くも前のマシンですよ。(あの頃のソニー製品はとにかく良かった)
う〜ん、センセイのことだから、最後の日に至るまで使い続けるのかなぁ。むしろ、どちらが先に最後になるのかの方が問題......あ"、昨日と同じオチですね。
■9月8日(日) よく持った17年間。果たして「次」はあるだろうか... ──23時間の滞在でセンセイがしたこと──
今回の帰宅でセンセイが柏崎に留まったのは23時間。
この間はほとんど伏せていたようなものですが、それでもいくつかのことをこなしました。まずは建て替えてもらったプレハブ倉庫の確認。先週、センセイが金沢に滞在している間に工事してもらったのです。
新潟県内の大学に勤務していたセンセイが、実家の近く──といっても10km以上離れている──にこの家を建てたのは17年前。都会暮らしの人には申し訳ありませんが、田圃を埋め立てた場所ですから敷地も建物も十分な広さです。それでもやはり、自動車のタイヤや自転車などの収納が問題になります。
そこで自宅完成直後、敷地の隅に先代のプレハブ倉庫を建ててもらいました。もちろん最初は何の問題もなかったのですが、数年後から特にシャッター部分で錆が目立つようになりました。そもそも戸外なので雨に曝されすし、自宅のある柏崎は海に面しているので、空気中に塩分が多く錆びやすいのです。
10年を過ぎる頃からは、シャッターの一番下の部分が本来の形状を維持しなくなってしまいました。ついに先日、シャッターがちゃんと動かなくなったとのことだったので、2週間くらい前に地元業者に工事を依頼したのです。
17年間、よく持ったと思います。新しいものは大きさは基本的に前のものと同じですが、最近はご覧のようなスライドドア式のものが主流とのことなので、そのようにしてもらいました。
シャッター式は現在、かえって高くなるんだそうです。ふ〜ん。また前回と違って今回は、簡易的なものではありますが、コンクリの基礎も工事してもらいました。
業者にも工事にも不満はないのですが、果たしてこれで何年持つのだろう。手配の際に業者といろいろ話したのですが、やはり寿命は10年くらいが一つの目安とのこと。
まぁ、そんなところでしょうねぇ。仮に次の建て替えが先代の同じ17年後だとすると......センセイは果たして物理的に存在しているのだろうか。