2010年7月17日更新(2010年7月25日ページ移動。2014年5月25日一部写真削除)

──2010年7月第3週のニュース──

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7月17日(土) 自宅のオーディオ・ビジュアルシステムを整理しました

 今日からの3連休を有効に使って、溜まっている仕事を......のはずが、今日の西村センセイは、例によって「環境整備」という名の 現実逃避。トホホ。
 今日は朝から自宅のオーディオ・ビジュアルシステムを2/3くらい配置換え。

 でも今回は、急に思い立ったのではなく、かなり周到に準備済。(「そんな暇があったら、早く連絡をよこせ!!」という皆様、ゴメンなさい)

 センセイのシステムは、純粋オーディオについてはきわめて早くからデジタル化されていましたが、AV機器のHD化はそれほどでもありませんでした。
 モニタに関しては、早くからソニーの名機KX-32HV50を購入していた──その後、新潟県中越沖地震での被災により、ブラウン管と高圧回路を交換──ものの、HD化はブルーレイレコーダを購入してからのこと。

 しかもこれまでは、VHSやβ、8mm、DVテープに収録済の内容をDVDあるいはBDへの保存(写真削除)が主目的だったため、どちらかというと従来のSDフォーマットが主。
 そこにD3のHDアナログ回線を配していました。

 でもDV端子を用いてデジタル−デジタル変換するDVフォーマットを除けば、アナログ素材からのフォーマット変換をほぼ完了したので、今後はHDを基準に考えることにします。
 ずっと使っていたアクティブAVセレクターを外して、ハードオフで買い取ってもらいました。

 HD機器からの出力は、事前に購入していたD端子セレクタ(写真左上の銀色の小さな物体)で選択し、床下の配線を介してKX-32HV50のコンポーネント入力へ。
 SD信号については、原則として今後しないため、必要に応じてその度ごとにブルーレイレコーダVBZ-V9(左側中程)に接続しようかと考えたのですが、余っていたパッシブセレクタ(Dセレクタ左隣の小さな物体)を介してからVBZ-V9へ。

 S端子(SD)でそのまま出力するか、VBZ-V9でD3(HD)にアップコンバートしてから見ますが、どちらも問題なくきれいに出力されます。
 改めてKX-32HV50の凄さを思い知らされます。

 ところで写真左上、中程のVBZ-V9の上にスペースがありますが、ここには近日中にイギリス製のユニバーサルプレーヤが入る予定です。
 最初に述べたように思いつきではなく、確信犯だったんですね。

 でもこの陰で、消えていった機器もあります。AVセレクタに加えて、金沢工大に赴任したばかりの時に買った(写真削除)パイオニア製高性能DVDレコーダ“DVR-7000”です。
 とにかくコストがかかっていて、しかもマニュアルで細かくコントロールできるなど、SD素材のデジタル化に際しては貢献しました。
 でもそれが一段落した現在では、ほとんどまったく.....。

 ここは心を鬼にして、自宅およびアパートで私用していたもの──昨日、持ち帰った──2台を、先ほどのAVセレクタとともにハードオフへ。
 リモコンやマニュアル一式はもちろんのこと、(期限切れの)保証書や、梱包まで揃えたせいか、予想外に高く買い取っていただきました。やはり内容より見た目なんだろうなぁ。

 ちなみに、真ん中最下段の業務用VHSプレーヤ の映像は、自宅のシステムで見ると信じられないほどきれいです(こちらも信じてもらえないだろうなぁ)。

 従来のセンセイの機器──ずっと昔に廃棄した物は除く──を含めて、しばらく前からのVHSデッキは、58ミクロンのトラック幅に記録した情報の1/3しか再生できていないのです。
 前述したようにSDのままでもHDにアップコンバートしても見ることができるのですが、癖は違うものの、いずれも「こんな情報まで入っていたんだ」と絶句するほど。

 これを言葉表現するのは難しくって、やっぱり実際に見てみないと理解していただけないと思います。



7月16日(金) かつて金沢の「玄関」だった金沢市大野町へ行ってみました

 結果的に昨日と似た雰囲気の写真ですが、こちらは今日、センセイが初めて行ってみた場所で撮影したものです。

 さて、今日は金曜日ですが、金沢工大では「土曜日」。

 どういうことかというと、月曜が休日になりやすいなど、曜日によって講義回数にばらつきがあるため、金沢工大では時々、曜日を読み替えて授業回数を調整するのです。
 ちなみに来週は、月(休日)、火(金曜日程)、水、木、金、土と、1週間に「金曜日」が2回あります。

 それはともかく、センセイらの勤務は半ドン──「ドン」はオランダ語の“zontag”(「日曜日」)に由来する──ですから、午前中の会議を終えると新潟の自宅へ帰宅します。
 でも今週は車で来ているし、こんなに早く戻ることができるなんて珍しいので、ちょっと寄り道を。

 本当はあちこちにお詫びのメールを出さなければならないのですが、昨日やっと脱稿したので、ほぼ「燃え尽き症候群」状態に陥っているので、知的な休息が必要なのです。
 関係者の皆様、もう少しお待ちを......。

 目的地は金沢しの海岸部、金沢市大野町。

 現在でこそ金沢の玄関はJR金沢駅や北陸自動車道の金沢東/西インターですが、北前船など、物流の中心が海運だった江戸時代から明治の半ばまでは、ここが金沢の「玄関」だったんですね。

 歴史にふさわしく、蔵を中心とした風情のある町並みが続きます。ホントにびっくりしました。その反面、自動車が乗り入れるようにはできていないので、道路が急に狭くなって、車をバックせざるを得なかったり。

 初めての場所だったのでやっとで辿り着いたのが写真の、直源醤油株式会社の「醤油処 直江屋源平衛」。
 一種のショールーム兼直売所(写真)です。

 この大野町は文政8(1825)年にこの地の町人直江屋伊兵衛が紀州(和歌山県)から醤油の醸造技術を持ち帰って改良を加え、その後は醤油の町として栄えたのです。
 「直源」は伊兵衛の流れを汲む直系の醸造元だそうな。金沢ではよく見かけますし、センセイも時々購入しています。

 「醤油処 直江屋源平衛」はかつて「もろみ蔵」として「もろみ」を熟成させる蔵として使われていたそうです。
 裏に大きな工場と倉庫(?)があります。

 後で知ったのですが、写真左側はご当主、直江家のお宅のようです。

 「醤油処 直江屋源平衛」に入ると、内部は黒を基調としたエレガントなショールーム。喫茶もできるようです。外から内部を想像するのは難しいと思います。
 お客はセンセイだけだったのですが、どう見ても「社長」としか思えない方が奥から出ていらっしゃいました。

 今日は遊びに来たのではなくて、以前お伝えした「大野紫」をこの機会に購入しようと思ったのです。でも残念ながら、品切れとのこと。

 めったにない機会なので、「社長」からいろいろ教えていただきました。当初の目的を達することはできませんでしたが、発売時期になったらまた挑戦してみようと思っています。



7月15日(木) 西村センセイ、旅の途中で小さな映画館に出くわす

 センセイの場合、どうも同傾向のネタが数日続く傾向があるようです。ごめんなさい。

 ある日のこと、あまりに忙しすぎて記憶が吹っ飛びそうになった西村センセイ、現実逃避と鉄分補給を兼ねてJRローカル線各駅停車の旅へ出ました。
 乗り換えの列車が到着するまで1時間位あったので、駅員に「途中下車ね」と告げて駅舎の外へ。

 どこの駅前にもある観光地図をぼんやりと見ていると、え"......。

 荷物を抱えたまま10分くらい歩いて到着したのが写真の小さな映画館。古くさい映画の看板が5つ並んでいます。
 これで、本当に営業しているんだろうか。

 よく見ると、「映画館」のくせに隣の民家と同じくらいの間口しかありません。

 前屈みの老人や今では珍しくなった鋳鉄製の郵便ポストと比べてみてもその規模がわかります。
 本当の映画館ではないんですね。

 そもそもこれら看板はすべて、小津安二郎監督の作品ばかり。左から「彼岸花」、傑作「東京物語」、「お嬢さん」、「突貫小僧」、「懺悔の刃」という具合。
 駅前の案内で初めて知ったのですが、小津監督はある時期この場所で生活しており、そこが記念館になっていたのでした。

 この記念館、11時になると開館するそうですが、残念ながらセンセイはその時刻には走り始めた1両編成の列車の中。
 う〜ん、1両だけなのに「編成」とか「列」車と言えるのかなぁ。

 日本海側を活動の拠点とするセンセイにとってなかなか訪れる機会の少ないこの地域ですが、生きているうちにチャンスがあったら、ぜひ入ってみたい「映画館」なのです。



7月14日(水) 早足で通り抜けていた場所 ──西村センセイ、雨の庭で見直す──

 金沢工大はいよいよ学期末。共同担当の大学院科目など一部を除けば今日が講義の最終回で、後は期末試験などを残すだけ。

 試験も近いし、課題もたくさんあるようなので、学生諸君も、出題する側のセンセイらもヘトヘトです。原稿やメールをお待ちの皆様、明日明後日までお待ちを。

 受講生が余りに疲れているようだったので、講義の半ばで少し休憩し、廊下へ出てみました。
 学生はほぼ全員、机に伏せて休息しています。

 ふと窓の外を見ると、目の前がちょっとした庭園になっていました。

 実はこの場所、センセイの研究室の真下。本当ならよく知っていて当然なのですが、学内数カ所に設置された喫煙所でもあります。

 煙と臭いが苦手な西村センセイ、この場所を通る時はいつも。息を止め、早足で通り抜けていました。(もちろん知り合いがいたら挨拶くらいはします。)
 それでちゃんと見る機会がなかったんですね。

 暗くて良くわかりませんが、中央奥には狭いながらも二段の庭があり、木々の緑色が今朝からの雨で一層つやつやとしています。

 見ているようで、実は全然見ていないものなんですね。



7月13日(火) 天辺が斜めにカットされた煙突!? ──晴れた日の朝に、センセイが出くわしたもの──

 今日は金沢を含めて全国的に雨模様。場所によっては記録的な大雨になっているようで、被害が心配されます。でも、だからこそ(?)、晴れた朝のお話を。

 先日、いつものようにまだ誰もいない大学に出勤したのですが、教材を印刷しようとして印刷機のある部屋の前へ来ると、あれ?

 窓の外、あんな場所に煙突があったっけなぁ。

 しかもその煙突、天辺が平らではなく、斜めに切り取られているのです。風向きを考えてのことでしょうか......。
 そもそも、何で大学に煙突が必要なのかがわからない。

 不思議に思ったので4階へ移動して撮影したのが右の写真。

 太く、短い煙突状の構造体、さっきはわからなかったものの、ここからだと天辺が単純に切り取られているのではないことがわかります。

 もうお分かりでしょうが、おそらくこの中に非常階段が設置されていて、それをコンクリートの壁で茶筒状に覆っているんでしょうね。
 実はまだ近くで確かめたわけではないのですが。

 それを西村センセイ、「丸いから煙突」と思い込んでしまったわけです。ちょっと情けない。



7月12日(月) 祝!! センセイの318iが60L満タンで、1,000Km超を走破。16.9Km/Lの燃費記録を達成!!

 今日は見たままのお話。

 金沢から新潟の自宅へ機材を運ぼうと思っているのと、アパートに置いてある「マイカー」こと自転車を修理するために、今週は金沢へ車で来ています。
 購入後まもなく9年になる「マイカー」のチェーンが伸びて、外れやすくなっているのですが、レンチなど重い工具は自宅だけに置いてあるのです。

 柏崎を出発する時からガソリンの残量が不足気味であることは知っていました。でも途中で残量の警告が出ることは覚悟の上で給油せずに出発します。
 今回、ある記録更新──というより、確認──のチャンスだったのです。

 センセイのBMW 318i(E46後期型)の燃料タンクは容量60L。マニュアル車だということもあってか、燃費はとても良いので、上手に運転すると満タンで1,000Km走破できるそうなのです。
 トリップメーターでもそれが本当であることは知っていましたが、たまたま今回、実際に走行することができそうなのです。

 もちろん燃料タンクが空っぽになってしまったら運転できません。残量警告灯が点灯した時点で給油し、ある程度燃料を消費してから、合計60Lになるように補給します。

 318iはコンピュータを搭載しており、かなり正確に燃費を算出するので、1,000Km走行が可能であることは知っていました。
 でもやはり、今回のいわゆる「満タン法」でもっと厳密に確かめてみたい。

 どうなるんだろうとメーターを見ながら運転していると、富山県西部で残量警告灯が点灯。
 その時の様子が写真です。

 デジタルメーターの右上に“016.3”とありますが、これはトリップメーターで1,016.3Kmを意味しています。確かに満タンで1,000Km以上を走行したわけです。
 燃費に換算すると16.9Km/L。

 もちろんストップ・アンド・ゴーを避けるために高速道路などを利用し、乱暴な運転をしなければ、センセイの318iはもっと良い数字を出します。
 でも今回は柏崎で給油してから金沢を往復(この間、1回給油)し、少し離れた実家−自宅間を何往復かしつつ、しかも市街地を走行し、再び金沢へ移動しての記録。

 要するにとんでもない記録なのです。

 ご覧のように走行距離は7万キロを超えました。ちょっとギヤの入りが硬くなってきたことと、写真中央の時計が1日あたり1秒くらい遅れることだけが難点ですが、それ以外はホント、文句のない車です。



7月11日(日) 大規模ショッピングセンター「コモタウン柏崎」が一部オープンしました

 柏崎市中心部のコマツ(小松エスト)工場跡で建設が進んでいたショッピングセンター「コモタウン柏崎」が、先週半ばに一部オープンしました。

 営業を始めたのは、県の北部を拠点とする食品スーパー「ウオロク」と関東北部に店舗を展開する「おおぎやラーメン」(株式会社 おおぎやフーズ)。
 「徒歩か自転車で」とお伝えしたものの、西村センセイ、実際には娘と一緒に車でウオロクへ行ってみました。

 オープン初日はものすごい人出で、付近の交通もかなり渋滞した──幹線国道の8号線に面している──そうですが、センセイらが行った時はそれほどでもありませんでした。
 お店は広いのですが、特に価格が安いというわけではありません。

 特別な商品があるわけでもないので、るようにも思えません。ごく普通のスーパーという感じ。
 そもそも県北部のウオロク各店舗がそうなのですが、むしろ価格は高めです。

 適当なお刺身がなかったので、その日は見学しただけで、結局いつものスーパーへ。
 ただしこちらはガラガラで、さすがに影響が出ていたようです。

 一緒にオープンした「おおぎやラーメン」は、これからの「ご縁」を願って、明日12日(月)に5円でラーメンを提供するとの折り込みチラシが今朝の新聞に入っていました。
 売り上げは福祉施設に寄付するそうです。いつか入ってみようとは思うのですが、いつになることやら。

 開店が待たれる「ケーズデンキ」(写真左奥)と「ホームセンタームサシ」、そして「かっぱ寿司」お店は来週中にオープンします。来週末はぜひ訪れてみたいと思っています。

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