2003年3月22日更新(2003年3月31日ページ移動。2003年9月8日一部写真削除)

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−−2003年3月第4週−−

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3月22日(土) 今日のオマケ。柏崎地域限定『新潟日報』号外です

 昨日の夕方、郵便受けを覗いてみたら、地元紙『新潟日報』夕刊に挟まって、甲子園での柏崎高校の様子を伝える号外が入っていました。

 どうやら新潟県内の他の地域では配布されていないようですし、もちろん県外の方がご覧になることはできません。

 というわけで、今日のオマケです。



3月22日(土) う〜ん、負けちゃった...の日の「ニュートンのりんごの木」

 3日間ほどページを更新できず、申し訳ありませんでした。この間、いろいろございまして......ゴメンナサイ。

 で、今日は3月22日。甲子園選抜野球大会が始まる日であり、ご存じのように(たとえばこちらこちらこちらなど)センセイの母校、新潟県立柏崎高等学校が21世紀枠で出場する日でもあります。

 でも今日は普通の土曜日。センセイにとっては平日の勤務時間内なので、いつも通りに仕事をしていました。リアルタイムで応援できずに残念。

 柏崎に戻った時にはもちろん試合は終わっていました。2-1で残念ながら奈良県の斑鳩(いかるが)高校に敗れてしまい、初陣を飾ることができませんでした。
 留守録のビデオでざっと試合を見たのですが、蓮池君夫妻も映っていましたね。ちなみに彼らの右隣は柏崎市長、左奥は新潟県警柏崎署のSPでした。

 所要で外出したついでに、柏崎高校に寄ってみました。

 試合中は留守番組が試合進行に一喜一憂していたのでしょうが、センセイが訪れた夕方はもう静かなもの。

 裏口へ回って中庭へ入り、昨年末に柏崎高校に植えたニュートンのりんごの木(こちら)を見てみました。

 実は植樹後ずっと忙しくて、りんごの木をちゃんと見るのは初めてだったのです。
 しかも植樹当日はもう暗くて様子が良くわからなかったのですが、今日は木の様子や隣の説明をゆっくりと見せていただきました。ご丁寧にセンセイの名前も記されています。

 応援団が柏崎に戻るのは今夜以降、選手はもうしばらくしてからだと思いますが、勝ち負けにかかわらず「ごくろうさん」と声をかけてあげたいものですね。



3月18日(火) 夜の北陸線は貸し切り列車

 センセイは通常、日曜日の夜に金沢へ戻ります。月曜日の早くから授業があるためです。

 金沢−柏崎間は距離にして約230Km。何と、東京−新潟間の距離に匹敵します。やはり日本列島は横に長いのですね。
 荷物がある時などは車でも移動するのですが、交通事故が怖いのでこのごろは電車が主。でも毎週特急電車で往復するととんでもない金額−−もちろん自腹ですよ−−になります。

 で、西村センセイ、時間がある時は各駅停車でゆっくりと移動するのです。
 「ゆっくり」といっても、北陸本線は「本線」だけあって駅の数が少ない−−この点は近郊の利用者からすると不便−−のと、何回かご紹介したように、昭和30年代に大改修されているので、各駅停車でもかなりの高速で走ります。最速の組み合わせなら、センセイの自宅から最寄りの駅までわずか乗り換え1回、4時間で到着します。

 でも各駅停車の醍醐味は時間ではなく、その地域をじっくりと味わうことができることにあります。普通の人が普通に乗ってきて、普通に会話しています。普通の生活がそこにあります。特に富山の人々の生活には本当に興味深いものがあります。

 直江津は実質的に新潟の最西端。こう書くと糸魚川(いといがわ)方面の人に怒られそうですが、実は明治初期まで糸魚川は越中、すわなち富山に属していたので、文化は明らかに富山のそれです。

 富山との県境付近になると、乗客はぐっと減ります。
 この日(16日)はセンセイが乗った車両はとうとうセンセイ一人になってしまいました。貸し切り、というわけです。

 泊(とまり:富山県朝日町)や魚津、黒部からは、少しずつ富山市へ帰る客が乗ってきます。

 富山を過ぎると−−地元の人に言わせると「呉羽(くれは)を境にして」なのだそうですが−−確かに雰囲気が変わってきて、金沢に親近感が出てきます。富山市を含めた富山県東部が新潟に親近感を持つのと対照的です。

 この日はちょっと一杯引っかけて、そんなこんなを考えながらいい気分になっているとお城の街、金沢に着きます。お殿様の街です。

 ゴトゴト、ゴトゴト。夜の各駅停車は西村センセイを乗せて旅するのでした。



3月17日(月) 地域の活性化に柏崎高校も一働き!?

 で、西村センセイ、昨日はちょっと柏崎市内を一周してみました。

 まず柏崎高校。

 日曜日だというのに職員駐車場に車が何台もとまっています。やはり甲子園への準備なのでしょうか。

 臨時第2号の同窓会報によると、同窓会会員向けの働きかけは遅れているとのこと。やはり初めてなので試行錯誤なんでしょうね。

 駐輪場の隅には主が関西へ旅立った「柏崎高等学校野球部」のバスが。昔、こんなものなかったぞー。

 それにしても駐輪場は30年前そのまま。看板のペンキの剥げ方が歴史を物語ります。

 柏崎高校の前は柏崎市の目抜き通り。少なくとも、かつてはそうでした。

 通りのあちこちに黄色い看板が立っています。柏高の応援とともに、その活躍にあやかって市街地の再活性化を図ろうということのようです。
 「2周年」というのは、正確にはどこからかはわからないのですが、再開発の核とされた写真のショッピングモール「フォンジェ」のオープン(こちら)か、その破綻(こちらこちら)を指しているようです。

 いずれにせよ、最近の市民は現状を無視した再開発が無理だったことをよく知っています。
 破綻と再生のための議論を経て、やっと再開発が地に着いてきたように思います。

 けれど現実は残酷で、柏崎ローカルの新聞によると、郊外2カ所に大規模ショッピングセンターがオープンするとのこと。しかもそのうちの一つは程なく造成を始めて、この秋にはオープンとのこと。
 残念ながらフォンジェがバベルの塔になる日も遠くないようです。

 そういえば、報道によると蓮池夫妻は柏高の応援に甲子園まで行くとのこと。ナマ蓮池君をめぐって大騒ぎになるんだろうなぁー。



3月16日(日) 柏崎は甲子園出場で盛り上がっている......らしい

 お昼に所要で外出したついでに、柏崎駅に立ち寄りました。今晩金沢へ戻る切符を購入するためです。

 駅に近づくと、何だかいつもと雰囲気が違います。ふだんなら「1時間以内」−−これでも長すぎると思うが−−という駅利用客のための駐車場が本来の目的以外の利用客で埋まっているのですが、今日はやたら出入りがあります。おかげですぐに車を駐車することができました。

 日曜ですからびゅうコーナー(JR東日本関連の旅行会社)は閉まっています。でもその前には平机が持ち出され、何だか人だかりが......。


 テーブルの奥には「応援列車参加お申し込み」という文字も読み取れます。そうなのです、甲子園に出場する柏崎高校の応援の申込みなのです。
 昨15日、選抜野球大会の組み合わせ抽選が行われ、柏崎高校は開会式直後の第一試合で奈良の斑鳩
(いかるが)高校と対戦することになりました。甲子園がいよいよ現実になったのです。

 センセイは柏高こと柏崎高校のOBですから、もちろん応援の案内をもらっています。新聞にも折り込みチラシが入っています。
 でも、平日は金沢にいるせいか、イマイチ盛り上がりが実感できませんでした。家人に訊くと3人組−−なぜ3人なんだろう−−で市内を懸命に募金に回っているとか......。

 で、夕方、再び柏崎駅へ行ったところ、応援列車は「満員売切御礼」との張り紙が......。う〜ん。何だか柏崎は甲子園出場でずいぶん盛り上がっているらしい......。


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